2019/09/09 15:09
「神戸北合氣道教室 新規開設 続けてやってみよう!」 土曜日 コープカルチャー神戸北 こども合氣道 9/7.2019 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「続けてやってみよう!」
コープカルチャー神戸北
こども合氣道 14:45~15:45
本日から始まりました
新規開設の合氣道教室
コープカルチャー神戸北 こども合氣道
私にとっては
人生初めての、
合氣道の教室です。
寺崎師範が、
道場での心得、昇級や胴衣について参加者に伝え、
私の紹介をしてくださり
このあとからの上沢教室に戻られました。
いよいよお稽古開始です。
今日の出席は、
小学校高学年の女子2人と、
低学年1人、幼児が2人、
そして体験の幼児1人の計6人です。
そのうち、低学年1人と幼児1人は、
お稽古のあいだ中、
お母さんから離れる事が出来ませんでした。
人の個性は様々です。
同じくらいの年頃でも、
物怖じせず、積極的にする人、
また、引っ込み思案で、
慣れるのに時間がかかる人…
個性ですから、
どちらもオーケーです。
その人その人に応じた進みかたで、
素直に、
前に進んで行ければいいなと、
思います。
とにかく、
素直に受け入れ、
続けてやることが大切と、
自分自身を振り返り、
しみじみ思うことです。
何事にも始まりがあります。
私自身の合氣道指導者としての
記念すべき始まりの日です!
学びの、
貴重なこの機会を
与えて下さった、
天地と寺崎師範に感謝します。
今日のお稽古
後ろ回り受け身
片手交差取り四方投げ
合氣道琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子
2019/09/05 16:22
「力を抜いたら納める場所があります」水曜日 上沢教室 少年部 大人の部 9/4.2019 文 師範 寺崎秀行
日々の稽古
「力を抜いたら納める場所があります」
水曜日 上沢教室 少年部
17:45〜18:45
九月最初の水曜日。
最高氣温三十度超えの残暑厳しい
九月のスタートですが、
本日もたくさんの子ども達が元氣に稽古に来ていました!
約一ヶ月ぶりに顔を見る子どももいました。
また今日から楽しくお稽古しましょう❗
合氣道のお稽古は先輩が後輩の面倒を見ます、
年上または、級が上級の人が下の子どもの面倒を見る。
二人組で稽古するときも、出来る人が技を教えてあげます。
人を教えることで上達し、教わることで感謝する。
中には自ら率先して入門間もない子どもや、下の子どもと二人組になり、
手の出し方や足の運び方などを丁寧に教えてあげる子どももいます。
合氣道を通じて人に親切にする和の心を学び、
これからの人生に活かして頂きたい!
子どもたちを見ていて、いつもそうあってほしいと願っています。
今日の稽古内容
両手取り天地投げ 入身
呼吸動作
呼吸法
大人の部
19:00~20:30
いざというとき、よし頑張るぞと力んでしまいがちです。
力むと身体に力が入り、硬くなって本来の能力を発揮出来なくなります。
力を抜いてリラックスしなければ、と思えば思うほど余計に力が入ってしまいがちです。
周りやその道の指導者も力を抜けとアドバイスをしてくれるが、
誰もどうすれば力を抜くことが出来るかを教えてはくれません。
その一方で、ここ一番という時にはがんばれ、
渾身の力をふりしぼれとも言います。
渾身の力ってどんな力なのでしょう?
なぜ?ここ一番という時に力が入ってしまうのか?
力を抜くことと力を入れることはどう違うのでしょう?
どうすれば、力を抜くことが出来るのでしょう?
小、中、高校と野球少年だった私も
指導者からは「力抜いていけ」とアドバイスはしてくれますが、
誰からもどうしたら力を抜くことが出来るかは教えてもらえませんでした。
指導者本人がどうしたら力を抜けるか知らないので、教えようもありませんよね。
縁あって藤平光一先生の流れを汲む
合氣道琴心館 館長 琴地茂先生に弟子入りし、
合氣道と出会い、稽古を重ね、力を抜く方法、氣の原理を教わり、今があります。
力を抜くにはその力を納める場所を知らねばなりません。
自分の帰る家を知らない子どもに家に帰りなさいと言っても帰ることが出来ません。
帰る場所、納める場所を教えてあげないと安心して力を抜くことは出来ない。
その場所こそが臍下の一点です。
臍から約10センチほど下の肉体的に力を入れようにも入らない場所です。
臍下の一点を動かさない様に意識し、そこを起点にして稽古を続けていると、
そのうちに、その身体の動かし方が潜在意識にしっかり入り、
いくら速く動こうとも身体がぶれずに安定して、本来の力を発揮することが出来るようになります。
まずは臍下の一点を意識してゆっくりと身体を動かすことからはじめて下さい。
但し、そう簡単に体得出来るものではありません。
一年や二年で会得出来るものでもありません。
永遠のテーマです。
何故なら、力を抜くことに100%はないから!
身体の力だけではなく、心の力も抜かねばなりません。
きりがないのです。
本日の稽古内容
横面打ち呼吸投げ切り返し
楷書、草書
肩取り二教
入身、転換
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行
2019/09/03 20:21
「強さを論ぜず正しきを説く」火曜日 神戸常盤アリーナ 合氣道講座 9/3.2019 文 師範 寺崎秀行
「強さを論ぜず正しきを説く」
日々の稽古
神戸常盤アリーナ 合氣道講座
10:30~12:00
合氣道講座 第二期 九月最初のお稽古です。
今日から新人さんがお一人入門されました。
男性の受講生Kさんです。
「どの様な理由で合氣道をやってみようと思われたのですか?」と
私は初めての方には必ずお訊きします。
人生色々の様に皆さんの返答も色々です。
「以前から合氣道に興味があった」、
「氣について学びたい」、
「呼吸法を学びたい」、
「心を鍛えたい」など様々です。
「旦那を投げ飛ばしたい」と答えられた方もおられました。
これには思わず笑ってしまいましたが😅
今日のKさんは、
「少しずつ身体を動かしたいのと、心の持ち方について学びたい」とのことでした。
まず簡単に「心が身体を動かす」氣の原理を姿勢を通じて、体験して頂きました。
立ち姿の統一
折れ曲がらない腕 を
体験され「なるほど、なるほど」とご納得されておられました。
まず、最初は簡単な説明と身体の動かし方から学び、少しずつ奥深く学んでいきます。
その後、合氣道の基本の後ろ受け身も難なくこなされ、
理解度と身体の使い方が人並み以上のように感じました。
やはり、人生いろいろ、受講生さんもいろいろですね!
今日の稽古内容
胡座姿の統一
片手交差取り四方投げ
小手おろし~固める
呼吸法
合氣道の技の中で一番怪我が多いのが四方投げです。
入身で相手の前に入り、相手の腕を振り上げて腰を回転させると自然と相手の腕が下に落ちてきます。
この時、充分に腰を回転させないと相手の腕が逆間接になり、大変危険です。
合氣道は全ての技において順です。
逆間接ではありません。
順とは曲がる方向に曲げていきます。
正しく行えば怪我はしません。
正しく指導できる指導者のもとで正しく稽古することが肝要です。
強さを論ぜず、正しきを学ばねばなりません!
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行
2019/09/03 08:30
「メダカとミナミヌマエビに合氣道をみた」 月曜日 鈴蘭台教室 子ども親子・大人合氣道 9/2 2019 文 師範 寺崎秀行
「メダカとミナミヌマエビに合氣道をみた」
月曜日 鈴蘭台教室
少年部 親子合氣道 18:00~19:00
先週は朝夕涼しく秋の氣配を感じておりましたが、
九月に入り台風の南からの湿った風の影響で、
また蒸し暑い夏に戻ったように思います。
でも今年の夏は昨年ほどの猛暑ではなかったような氣がします。
昨年は自宅のベランダで飼育しているメダカの良き同居人のミナミヌマエビが、暑さで全滅してしまいましたが、
今年は無数の赤ちゃんエビが元氣に泳ぎまくっております!
毎日、朝夕の餌やりでメダカとミナミヌマエビの水槽を眺めてますと、
「合氣道してるなぁ」といつも思います。
淡水で暮らす種類の違う生き物同志が、襲いあったり、攻撃しあったりせず、
適度な間合いをとり、餌の奪い合いもしません。
メダカは食べ残した餌や、底に落ちた餌はエビに与え、
エビはその餌を食べ成長し、水槽の快適な水質維持に役立ってくれてます。
まさに私達が日々、実践している
「合氣道五原則」
1.氣が出ている
2.相手の心を知る
3.相手の氣を尊ぶ
4.相手の立場に立つ
5.率先窮行
ではないでしょうか。
「合氣道五原則」とは合氣道の稽古の中で、
これを実践しなければ相手を投げたり、制すことは出来ません。
これを実践すると相手は喜んで転んでくれます。
「合氣道五原則」、「心身統一の四大原則」は
「合氣道の道場だけで実践するのもではなく、日常で実践するものです」と
会員の方々には常日頃から指導させていただいております。
これを実践することにより
生活、家庭、学校、職場、人間関係などが円滑円満に快適になり、
仕事、勉強、趣味、スポーツ、国を代表するトップアスリートにおけるまで、本来持っている自分の力を全て発揮出来るものです。
もっと言うならば、私達が生きていくうえで必要不可欠なものです。
そして私達人間も、全ての動植物も
天地=自然に生かされていることを忘れず、
日々、天地=自然に感謝しなければなりません!
今日の子ども・親子クラスは、八級昇級審査を行いました。
二名が合格しました!
おめでとうございます🎉
たいへん良く出来ており、氣も出てました。
いつも練習熱心な二人だからこそ、
技において二点修正しなければならないことを指導しました。
今後が楽しみです!
本日の稽古内容
八級昇級審査
胸突き小手おろし
呼吸動作
大人の部 19:00~20:30
今日は肩取り一教入身を稽古しました。
大切なことは、始めから終わりまで氣を切らないことです。
皆さんの一教を見ていると、途中で必ずと言っていいほど一教の手が緩みます。
一度緩んでしまえば、相手を制すことは困難になります。
日常生活も全くもって同じです。
緩まず弛まず!
天地=自然に感謝して、
毎日を弛むことなく流れの中で、
メダカとミナミヌマエビのように生きていきましょう!
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行
2019/09/02 14:37
「放っとく」土曜日 上沢教室 子ども・親子クラス 大人クラス 8/31.2019 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「放っとく」
少年部・親子クラス
16:30~17:30
8月最終日のお稽古です。
今年は
もう新学期が始まっているようですが、
今日もたくさんの子どもたちが、元氣にお稽古に来ていました☺️
師範から、
ご自身の
高校時代野球部での試合のとき、
出場のチャンスが来たにもかかわらず、
緊張の余り、
そのチャンスを逃してしまった、
苦い経験を
子どもたちに、
話して下さいました。
緊張する場面に出くわしたとき、
その緊張の波をどうやって止めるか?
例えば、
バケツの水が
揺れて波立っているとき、
どうやって止めるか?
無理に止めようとして、
バケツを揺らしたりしても、
逆効果で、
余計波立ちます。
バケツの波立った水を止めるには、放っておくしか方法はありません。
動かさずに放っておくと、その水はやがては平らになってきます。
人間の心も同じで
緊張の波を止めるには、
その緊張を受け入れて、
放っておくこと。
そうすれば、少しずつ心の波も穏やかに静まっていきます。
その放っておく一つの方法として、
臍下の一点に心を静め、
上半身の力を抜き、
手首を大きく、素早く
30秒くらい振って、
ゆっくり止める。
これを3~4回繰り返す。
心が落ち着いているかを知るには、
誰かに手首をじわーっと肩の方へ上げてもらう。
この時、
力が入っていると、
手首を持ち上げられ、肩が上がってしまいます。
心身統一の四大原則の二、
「全身の力を完全に抜いて」、
放っておけば、手首を上に上げられても肩は上がらなく磐石の姿勢が保てる。
人間は落ち着いているのが当たり前です!
力を抜いた時が一番強く、持っている力を十二分に発揮出来る!
手首を上に上げるテストをする人がいない時、すなわち一人の時は、
この手首振り技を数回行った後、
「自分は落ち着いている!」
と言い切る!
「ヨシ!これで大丈夫!」と
自信をもって事にあたると
100%力を出しきる事が出来る。
という、お話でした。
子どもたちは、
頷きながら、
真剣に聴いていました。
きっと、
今日のお話が
生かせるときが来るよ❗️
本日のお稽古
胸突き一教
横面打ち呼吸投げ切り返し
呼吸法
大人の部
17:30~19:30
大人クラスは、
各門人のレベルに合わせて、
技の稽古を
繰り返し行いました。
本日の稽古内容
静坐の統一~呼吸法
片手取り四方投げ
入身、転換・楷書、草書
片手取り回転投げ
楷書、草書
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子