合氣道琴心館寺崎道場 少年部
少年部では特に強い氣を出す訓練や、争いのない心、
誘惑やいじめなど何事にも負けない強い心、正しい姿勢、礼儀作法など、
稽古を通じて日常の学校、家庭生活での対人関係や授業中の先生への心の向け方などを楽しく学べる様にするには、
「どうしたら良いか?」という事を日々考えながら指導しています。
日常の学校生活において例えば、運動会や音楽会などで日ごろの訓練の成果が充分に発揮できるよう、
緊張せずに実力を出すにはどうしたら良いか?など。
合氣道は武道です。
もちろん技も大事ですが、それ以前に稽古着が乱れて無いか?帯がほどけてないか?
特に小学生低学年によくある「親に道着を着せてもらう」「親に帯を結んでもらう」
きちんと自分で稽古着を着ることが出来て、はじめて一人前です!
稽古着の着方も大切な稽古の一つです。
親が変わらねば子どもは絶対に変わらない!
どの保護者様もわが子を立派な武道家に育てる為に習わせているのではありません。
我が家の娘達も合氣道を習っていますが、やはり強い心を持った人間に育ってほしい。
争いの無い和を尊ぶ心を持ってほしい。礼儀作法を身に付けさせたい。
自分の身は自分で守れる護身を身に付けさせたい。などなど。
そのような理由で習わせているものと思います。
「道場に通わせてさえいれば心が強くなるだろう」などという親御さんの考えは間違いです!
例えば寺崎道場 少年部では稽古中に「マイナスの言葉は一切言わない」という決まり事があります。
もしマイナスの言葉を使ってしまえば「必ずプラスの言葉に言い換えてもらいます。」
それは道場だけでなく家庭でも学校でも同じことだと常に指導しています。
「心が身体を動かします」「心で思ったことは必ず身体に現れる」
「心で思ったことは必ず良いことも悪いことも実現する」
言葉に出して言うという事はそれ以上に潜在意識に影響を与えます。
言葉には強い力があるのです。
道場では子どもたちは「言い換えなくてはならなくなる」ので徐々にマイナスの言葉を使わなくなります。
それを家庭でもお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが実行していただきたいのです!
わが子を立派に育てようと思うなら親が絶対にマイナスを言ってはいけない!
わが子に「お前はどうせ出来ないだろう」「あたなはだからダメなんだ」などとは絶対に言ってはいけない。
また、子どもを叱る時も「腹が立っている時は叱ってはいけない」
道場での指導においても同じで、稽古中に叱ることもありますが、
まず、叱る前に「自分が今、腹が立っていないか?」確かめます。
自分の感情に任せて怒ってしまうと子どもたちには絶対に伝わりません。
十分に心を静めて腹が立っていないことを確かめたうえで「悪いことはいけない」と叱るべきです。
そうすれば必ず子どもにも伝わります。
私たち指導者は「腹が立つという事は合氣道において恥と知れ」と教えられました。
わが子を立派に育てようと思うなら親が変わらねば子どもは絶対に変わりません!
また、合氣道には他の武道と違い勝ち負けはありません。
ついつい試合のある武道やスポーツでは練習を重ね、
技や技術も身に付いてくると勝つ為にはどうすれば良いか?と考えるようになると思います。
それは当たり前の事であり非常に大事なことでもあると思います。
しかし、ついには勝つことばかりに氣をとらわれ、勝つためなら何をしても良い。
ふと氣がつくと他人の失敗を笑うような「情け無い根性の人間」に育ってしまったらどうしようもありません!
人の喜びを共に喜び。人の悲しみを共に悲しみ。
誰からも愛されひとりでに人の上に立てられるような立派な人間に育ってもらいたい!
合氣道琴心館寺崎道場 少年部はその様な指導をさせて頂く道場です。
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