2026-06-30 03:59:00

" 夏越の祓と茅の輪くぐり:執着を手放し心を整える "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

夏至【げし】次候

 

七十二候

第二十九候  菖蒲華【あやめはなさく】

6月26日~30日ごろ。

あやめの花が美しく咲き誇るころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​​なごしのはらえ と ちのわくぐり:しゅうちゃく  を てばなし こころ を ととのえる 』

 

 

 

 

今日、6月30日は

「夏越の祓(なごしのはらえ)」です。

 

 

 

一年のちょうど

折り返しとなるこの日。

 

 

全国の神社では

「茅の輪(ちのわ)くぐり」が行われ、

 

半年間に溜まった

心身の淀みを祓い清めます。

 

 

 

​私は昨日、一足早く

近くの神社へ参拝に赴きました。

 

 

 

茅の輪をくぐって左に回り、

次は右に回り、

もう一度左に回って茅の輪をくぐり、

本殿へと進んでまいります。

 

 

 

​夏越大祓式や

茅輪神事の前日ということもあり、

境内の参拝者はまばらでした。

 

 

 

人の少ない神社仏閣は

いつ参拝しても心が静まります。

 

 

 

 

静寂の中、

知らず知らずのうちに

身についた

 

半年間の

罪や穢れを祓い清め、

 

無病息災を

心静かに " 感謝 " いたしました。

 

 

 

 

​ここで、「おや?」と

思われた方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

​通常であれば、

無病息災を「祈念」いたしました、と

なるはずではないか、と。

 

 

 

​しかし、私は

「祈念」ではなく「感謝」なのです。

 

 

 

​私は、神社仏閣へ

参拝するということは、

 

自分の願いごとを

求めるのではなく、

 

" 感謝 " を申し上げる場であると

考えております。

 

 

 

 

​初詣でも、お祭りでも、

今日の夏越の祓であっても、

普段のお参りであっても。

 

 

 

​「本日はここにお参りできたことに感謝いたします。お導きくださり、ありがとうございます。」

 

 

 

​ただ静かに、

その深い感謝の念を捧げます。

 

 

 

 

 

話を元に戻すと、

 

「夏越の祓」は半年間の間に

知らず知らずのうちに溜まった、

 

心の罪やケガレを

綺麗に払い清めるための

日本の伝統的な行事です。

 

 

 

 

私たちは日々の生活を送る中で、

氣づかないうちに

 

疲れやストレス、

あるいは自分の行いへの執着などを

抱え込んでしまうものです。

 

 

 

​心が強張り

余裕がなくなると、

 

些細なことで他者と衝突し

摩擦を生んでしまいます。

 

 

 

日々の中で様々な感情を抱え、

時に心が重くなることもあります。

 

 

 

 

そのような時は執着を手放し、

心を真っさらにしてみる。

 

 

 

​では、執着を手放すためには

どうすればよいのでしょうか。

 

 

 

それにはまず、

自分の心が何かに囚われていることに

早く氣づくことです。

 

 

 

そして無理に

思考を消そうとせず、

今のありのままの状態をただ受け入れる。

 

 

 

​静かに座り、

呼吸法を行います。

 

 

淀んだ「氣」を吐き出し、

清らかな「氣」を取り入れる。

 

 

深く長く

息を吐き出すごとに、

 

心の中の澱みや

強く握りしめていた思いを

少しずつ外へ吐き出していく。

 

 

そして吸う時には、

新たな清らかな「氣」を

体の中へと取り入れる。

 

 

 

​まるで澄んだ川の水が、

さらさらと流れていくように。

 

 

 

心に滞りをつくらず

心身をすっきりと整えることで、

 

また新たな氣持ちで

日々を歩んでいくことができるのですね。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

 

心にわだかまりを持たず、

淀みなく流れる

水のようにしなやかな心で、

 

「社会や周囲の人々の喜びに繋がる生き方」をともに探究していくことです。

 

 

自然の理や

日々の生活を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-06-29 03:17:00

" 棒ほど願って針ほど叶う 〜コベカツの十年先を見据えて〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は二十四節氣

夏至【げし】次候

 

七十二候

第二十九候  菖蒲華【あやめはなさく】

6月26日~30日ごろ。

あやめの花が美しく咲き誇るころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​​ぼう ほど ねがって はり ほど かなう 〜こべかつ の じゅうねん さき を みすえて〜 』

 

 

 

 

 

九月から始まる、

「コベカツ」

準備が忙しくなってきました。

 

 

 

​「コベカツ」とは、

神戸市が進めている

市立中学校の部活動の地域移行のこと。

 

 

 

​市立中学校の部活動を

地域のクラブや団体が受け持つという、

新しい取り組みです。

 

 

 

​たかが中学生の部活動。

されど中学生の部活動です。

 

 

こんな

ことわざを思い出します。

 

 

 

" 棒ほど願って針ほど叶う "

 

 

大きな棒を

手に入れようと願っても、

 

実際に手に入るのは、

小さな針ほどのものである。

 

 

世の中の道理を言い当てた、

深いことわざですね。

 

 

 

最初から

「たかがこれくらい」と

小さな枠に収めてしまえば、

 

得られるものは

何もなくなってしまいます。

 

 

 

​だからこそ、

未来を担う子どもたちのために

 

私たちは

あえて大きな志を持つのです。

 

 

 

結果として現れるものが

最初は針のような、

か細く小さな一歩であったとしても、

 

 

「今ここから」が大切なのです。

 

 

 

​何事も成就するには、

十年続けなければものにはなりませぬ。

 

 

 

はじめは

「針の先」ほどの小さな成果であっても、

 

弛まず、

焦らずに歩みを続ければ

 

三年後、五年後には

それが「太い棒」へと成長していくのです。

 

 

 

大きな理想を胸に描き、

目の前の小さな針を

太い棒へと育てていく。

 

 

 

 

​目先のことに、

一喜一憂するのではなく。

 

 

 

 

​十年先の未来を見据え、

ゆるぎない信念とともに。

 

 

​力みなく、淡々と、

確かな歩みを進めてまいります。

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を習うことではありません。

 

 

日々の生活に活きる

「大いなる志と、それを育む継続の力」をはかり、

 

「社会や周囲の人々の喜びに繋がる生き方」をともに探究していくことです。

 

 

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道場長 拝

2026-06-26 03:26:00

" 【苦尽甘来】鬼の形相をした試練の先にある、本当の成長と幸せ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は二十四節氣

夏至【げし】次候

 

七十二候

第二十九候  菖蒲華【あやめはなさく】

6月26日~30日ごろ。

あやめの花が美しく咲き誇るころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​​【くじんかんらい】おに の ぎょうそう を した しれん の さき に ある、ほんとう の せいちょう と しあわせ 』

 

 

 

 

先日、

映画『Michael』を鑑賞しました。

 

 

世界的スターである

「マイケル・ジャクソン」の

半生を描いた作品です。

 

 

 

​劇中には、

『Thriller』や『Billie Jean』を

はじめとする、

 

時代を席巻した

珠玉のナンバーが次々と流れます。

 

 

 

​1980年代、

食い入るように

MTVにかじりついていたあの頃は、

まさに私の青春時代。

 

 

色褪せない名曲の数々に、

懐かしさで胸が熱くなり、

すっかり心が躍っておりました。

 

 

 

​しかし、

あのまばゆい光の裏側で、

 

彼がどれほどの葛藤を抱え、

困難と向き合ってきたのか。

 

その生き様に

深く心を打たれました。

 

 

 

​彼が歩んだ

道程を思い返すと、

 

私たちの日常にも

通じるものがあります。

 

 

 

 

生きていく中で

時に冷たい雨に打たれ、

 

予期せぬ

壁にぶつかることもあるでしょう。

 

 

 

足がすくみ、

心が大きく揺れ動くような出来事です。

 

 

 

しかし、

それは全部「天からの手紙」です。

 

 

 

「天からの手紙」というものは、

時に " 鬼の形相をした封筒 " 

入って、

自分に届けられるものです。

 

 

 

怖くて開けたくない、

見ずに捨ててしまいたい。

 

 

そう思うような

「手紙」であっても、

 

しっかりと開封して

中身を読んでみましょう。

 

 

 

 

​なぜなら、

お天道さまは

 

自分に克服できない

困難や災難は、

決して与えないからです。

 

 

 

一見すると、どうしても

避けて通りたくなるような

厳しい試練。

 

 

 

 

ですが、

その逆境の扉を開いた先にこそ、

 

私たち自身の成長や、

本当の幸せへと

繋がる入り口が待っています。

 

 

 

​厳しい局面に

立たされた時ほど

視界が狭くなりがちですが、

 

ふっと余計な力を手放し、

「臍下の一点」に心を静めて

 

今ここにある状況を

全部まるごと受け入れてみるのです。

 

 

 

「この辛さの中に、どのような学びがあるのだろうか」と

静かに自分自身に

問いかけることで、

 

 

苦しい出来事の中にある

「尊い教え」を

見つけ出すことができます。

 

 

 

​これからも

その学びを胸に、

日々の挑戦を続けていきたいですね。

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

よい週末を。

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を覚えることではありません。

 

 

日々の生活の中で

直面する壁から目を背けず、

 

自分を成長させる糧として

受け入れるしなやかさを養い、

 

「周囲の人の心に灯火を灯す」ような

生き方をともに探究していくことです。

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の経験を通じた氣づきを、

 

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合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-06-25 03:18:00

" 雨の日の「傘かしげ」。江戸の時代から続く日本人の心遣い "

<>今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は二十四節氣

夏至【げし】初候

 

七十二候

第二十八候  乃東枯【なつかれくさかるる】

6月21日~25日ごろ。

夏枯草が枯れ始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​​あめ の ひ の「かさかしげ」。えど の じだい から つづく にほんじん の こころ づかい 』

 

 

 

 

本格的な

梅雨の真っ只中ですね。

 

 

 

今週の後半にかけて

梅雨前線の影響により、

大雨への警戒が

必要となっております。

 

​さらに週末には、

台風による強い雨風も

予想されております。

 

 

 

​そのような、雨の日に

​狭い歩道を歩いておりますと、

 

向こうから

傘を差した人が

歩いてくることがあります。

 

 

 

そのような時、

かつての江戸の町人たちは

 

「傘かしげ」という作法を

用いていたそうです。

 

 

 

​互いの傘が

ぶつからないように、

 

​すれ違う瞬間に

すっと傘を外側に傾けて

道を譲り合う。

 

 

 

​先人たちの

その美しい所作には、

 

他者を思いやる心が

あふれています。

 

 

 

 

​現代を生きる私たちも

日常生活のなかで、

 

人と意見が

ぶつかりそうになる場面が

多々あります。

 

 

自分の考えだけを主張し

強引に押し通そうとすれば、

必ず摩擦が起きてしまいます。

 

 

 

常に

「臍下の一点」に心を静め、

心にゆとりを持つこと。

 

 

​そして、

相手と争うのではなく

 

相手を尊び

相手の意見もよく聞き、

一致点を見つけること。

 

 

相手の意見と

ぶつかりそうになったとき、

 

自ら心を開いて、

サッと道を譲る心の余裕を持つこと。

 

 

 

それは決して、

" 負ける " ことではありません。

 

 

 

 

むしろ、

心にゆとりを持ち

自ら道を譲ることができるのは、

 

" 相手より一歩上手(うわて)をゆく証です " 。

 

 

 

相手を尊重し

思いやりの姿勢を持つことこそが、

 

結果として

お互いを活かすことに繋がります。

 

 

 

​日常のささやかな場面で

心の傘を少し傾けて、

相手に譲るゆとりを持つこと。

 

 

 

その小さな思いやりが、

自他ともに

幸せな生き方へと

繋がっていくのではないでしょうか。

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を稽古することではありません。

 

 

​日常の些細な場面でも

互いを思いやり、

自ら道を譲る心のゆとりを持ちながら

 

「社会や周囲の人々の喜びに繋がる生き方」を、

ともに探究していくことです。

 

 

 

​自然の理(ことわり)や、

日々の生活を通じた氣づきを

 

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合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-06-24 03:00:00

" 【知行合一】 合氣道の技を日常生活へ。道場の学びを行動に移す大切さ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は二十四節氣

夏至【げし】初候

 

七十二候

第二十八候  乃東枯【なつかれくさかるる】

6月21日~25日ごろ。

夏枯草が枯れ始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​​【ちこうごういつ】あいきどう の わざ を にちじょうせいかつ へ。どうじょう の まなび を こうどう に うつす たいせつ さ 』

 

 

 

​日々、

道場におきましては、

 

小学生のあどけない子どもたちから

八十代の泰然たる大先輩まで、

 

世代の垣根を越え

皆さまとともに研鑽を積んでおります。

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場を主宰する

私の合氣道の哲学は、

ごくシンプルなものです。

 

 

 

​それは、

「技を日常生活に活かしてこそ、合氣道の稽古の価値がある」

ということ。

 

 

当然のことながら、

「技を日常に活かす」とは

 

通りすがりの人を

投げたりすることではありません。

 

 

 

 

どんなに、

小さなことでも構いません。

 

 

 

" 日々の生活の中で、自分自身の足らずを氣づかせてくれる "

 

 

 

 

 

合氣道の技は

「道場の中だけで習うもの」

 

そう勘違いされている方も

決して、少なくはないように思います。

 

 

 

技の指導の中で

その理合を説明しても、

 

「なるほど」

「いいですね」

 

 

そこで終わってしまい、

実際の行動に、

移されていないのです。

 

 

 

​技を通じて、

自分の日常に照らし合わせる。

 

 

それが、大切なのです。

 

 

 

 

​たとえば、

相手が突いてくる場合において、

 

​相手の突こうとする

「氣が動いた時」

 

身体を転換させなければ

なりませんが、

 

対応が遅れてしまう人を

よく見かけます。

 

 

対応が遅いから

後手後手に回ってしまい、

 

焦って力ずくで、

相手を投げようとしてしまう。

 

 

 

​これは、

「出発が遅い」からです。

 

 

「出発が遅い」ということは、

" 目的地に時間通り着けない "

ということ。

 

 

 

すなわち、

時間を守ることができず 

 

時間にルーズな

「悪い癖」がある人なのです。

 

 

その己の姿が技を通して、

ありありと見えてくるのです。

 

 

 

​むしろ、

凝り固まった大人の理屈よりも

 

淀みない無垢な心を持つ

小学生や中学生の子どもたちのほうが、

 

合氣道の教えを日常の所作へと

昇華させる努力をしている。

 

 

そのように感嘆(かんたん)

させられる機会が多々あります。

 

 

 

 

​学ぶということは、

自らの足らずに氣づき

 

それをプラスに変える歩みとして、

生かして初めて意味を持ちます。

 

 

 

 

​道場で得た氣づきを

ご家庭で、あるいは職場で、

ひとつでも実践してみる。

 

 

 

​​その柔軟にして素直な一歩が、

やがて大きな変化を

もたらすのでありまする。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技をなぞることではありません。

 

 

日々の生活に活きる

「己の足らずを知る素直な目」を養い、

 

「社会や周囲の人々の喜びに繋がる生き方」を

ともに探究していくことです。

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

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