2026-05-15 03:16:00

" 合氣道は​答えの見つからないことを考える学問であり、哲学だ 。"

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】末候

 

七十二候

第二十一候  竹笋生【たけのこしょうず】

5月15日~20日ごろ。

タケノコが生えてくるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​あいきどう は こたえ の みつからない こと を かんがえる がくもん で あり、てつがく だ。 』

 

 

 

 

何事も真似からはじまります。

 

 

 

今から十四年ほど前のこと。

 

私は、合氣道琴心館の末席に

加えていただきました。

 

 

 

​それからというもの

ひたすら師である

琴心館 館長 琴地 茂先生の

真似をいたしました。

 

 

 

技はもちろんのこと。

 

 

姿勢、所作、立ち居振る舞い。

 

 

そして、

話し方や言葉の選び方に至るまで。

 

 

 

真似をしたからといって、

それがすぐに身について

会得できるわけではありません。

 

 

 

 

しかし、

師の真似からはじめなければ、

何もはじまらないのです。

 

 

 

 

​そうして

長年かけて身に付けた基礎。

 

 

 

 

そこに、

自分自身の経験や探究が加わります。

 

 

 

 

そうして初めて、

オリジナリティが

確立されるのだと思います。

 

 

 

 

 

表面的な形だけをなぞって

終われば、

それはただの真似事に過ぎません。

 

 

 

 

​しかし、

稽古を重ね、

 

真似をしていく中で

大きな壁に当たります。

 

 

 

 

どうしても、

師の心身の繊細な動きが

真似できないのです。

 

 

 

 

 

実は、そこからが

最も深く大切な学びとなるのです。

 

 

 

その大切な学びの答えは、

いくら調べても見つかりません。

 

 

 

どのような本を読んでも

書いてはおりません。

 

 

 

誰に聞いても

教えてはもらえません。

 

 

 

 

現代のように、

ネットやAIで検索しても

答えは出てこないのです。

 

 

 

ありとあらゆる方法を駆使しても、

答えが出ないこと。

 

 

 

その見えない答えを

深く深く考えること。

 

 

 

それこそが、

「学問」なのだと私は思います。

 

 

 

 

そして、

それは「哲学」でもあります。

 

 

 

 

 

​合氣道は

常に相手が存在します。

 

 

 

 

手を持たせたとしても、

相手が変わればすべてが変わります。

 

 

 

 

だからこそ、

絶対的な正解など存在しないのです。

 

 

 

 

​ただ一つ、

確かなことがあるとすれば、

 

それは、

臍下の一点に心を静めること。

 

 

 

重力に逆らわず、

自然に落ち着くということです。

 

 

 

つまり、

正しいリラックスをするということ。

 

 

 

 

​物体の重みが、

落ち着くべきところに落ち着く。

 

それを「落ち着き」と呼びます。

 

 

 

​この心身の

「落ち着き」を土台にしてこそ、

 

私たちはさらに深く

真の問いに向き合うことができるのです。

 

 

 

 

調べても、探しても、

誰に聞いても

答えは見つからないことを、

懸命に考える。

 

 

それこそが、

学問でございます。

 

 

 

合氣道とは、

単に相手を投げる、投げられる。

 

あるいは、技が効く、効かない。

 

 

そのようなものでは決してないと、

僭越ですが、私は考えています。

 

 

 

 

​ただ身体を動かすだけでは、

到底たどり着けない。

 

 

 

​見えない答えを永遠に探究し続け、

己の在り方を問い続けること。

 

 

 

 

目に見える形を超えて、

深く理合いを探究していくこと。

 

 

 

 

​それはまさに

一つの哲学であると、

 

不肖私はそのように思うのでありまする。

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

単に技の形を学ぶことではありません。

 

 

​臍下の一点に心を静め、

揺るぎない心身の落ち着きをはかること。

 

 

​そして、答えのない問いに

自ら向き合うその探究の姿勢が、

 

確固たる自己の確立へと繋がっていくと信じ、

ともに歩んでいくことでございます。

 

 

​自然の理や、

見えない答えを探す日々の稽古の氣づきを

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

 

​常に揺れ動く現代社会において

自分自身の軸を確立し、

 

健やかに生きるためのヒントが

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-05-14 03:19:00

" 【指導者育成の深淵】導く者こそ最も深く学んでいる。練成稽古で知る「弟子は我が師匠」 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】次候

 

七十二候

第二十候  蚯蚓出【みみずいずる】

5月10日~14日ごろ。

冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​【しどうしゃ いくせい の しんえん】みちびくもの こそ もっとも ふかく まなんでいる。れんせいけいこ で しる「でし は わが ししょう」 』

 

 

 

 

​私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場

 

春の恒例

指導者育成練成稽古。

 

 

 

​この場に集うのは

すでに一般の道場生を導く指導者や、

それを目指す10名の日本女子たちです。

 

 

 

彼女らの技の正確性をさらに高め

より良き指導者へと導くための稽古は、

 

一般のお弟子さんたちとの稽古とは、

はるかに次元が異なります。

 

 

 

 

​日々、修練を積んだ彼女らの心身は

非常に研ぎ澄まされております。

 

 

 

 

​私が彼女らを導こうとする際、

己の内にほんのわずかでも

 

我の力みが生じれば、

​彼女らの鋭敏な感覚は

 

瞬時にそれを察知し、

技の軌道は途端に

相手とぶつかってしまうのです。

 

 

 

全身から強い氣を発する

高次元の弟子たちを導くためには

 

私自身が常に

「正しいリラックス」を体現し、

さらなる深みへと至らねばなりません。

 

 

 

 

​臍下の一点に心を静め、

微動だにせぬ静寂を保つ。

 

 

 

己の未熟な部分や

心のわずかな揺らぎを

 

熟練の弟子たちの心身が

容赦のない鏡となって、

 

見事に、そして正確に、

映し出してくれます。

 

 

 

彼女らを導いているようでいて、

実は私自身が己の技と心を

 

より高い次元へと

引き上げてもらっているのです。

 

 

 

​高みを目指して

真剣なまなざしで稽古に励む弟子は、

 

私にとっての

「尊い師匠」でもあるのです。

 

 

 

 

この深い和合の理合いは

組織の中で優れた人材や、

 

次世代のリーダーを導く際にも

通じるものではないでしょうか。

 

 

 

指導者もお弟子さんも

互いを高め合う尊い存在です。

 

 

 

相手の持てる力を

自然な形で最大限にまで

引き出していくこと。

 

 

​その働きかけこそが、

自分自身を

より深く進歩向上させることに

繋がるのでありまする。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

一方的に技や知識を教えることではありません。

 

 

師と弟子が

互いを映す鏡となりながら、

果てしなき「心と身体の落ち着き」を

共に探究していくことです。

 

 

上に立つ者こそが

自らの生き方をもって、

「率先躬行」の道を歩むこと。

 

 

その揺るぎない一挙手一投足が

やがて社会を照らし、

「周囲の人の心に灯火を灯す」という

真の喜びに繋がっていくと信じております。

 

 

稽古を通じた深い氣づきや

自然のことわりなど

 

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『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

より健やかな生き方、

次代のリーダーを導くためのヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-05-13 03:13:00

" 友の進歩は自分の進歩。これぞ私たちが目指す「ぼくらの合氣道」の姿 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】次候

 

七十二候

第二十候  蚯蚓出【みみずいずる】

5月10日~14日ごろ。

冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​とも の しんぽ は じぶん の しんぽ。これぞ わたしたち が めざす「ぼくら の あいきどう」の すがた 』

 

 

 

 

火曜日の午前は、

中高齢の皆様に向けた合氣道講座です。

 

道場には、

ゆったりとした呼吸とともに、

穏やかで和やかな氣が満ちています。

 

 

 

しかし、

昨日(5月12日) 昼から入れ替わりで、

 

合氣道琴心館寺崎道場

春の恒例「指導者育成練成稽古」が始まると、

 

同じ道場でありながら

場の氣は一転します。

 

 

静寂の中に

研ぎ澄まされた集中力と、

 

凛とした

心地よい緊張感が張り詰めるのです。

 

 

 

本日は、

あるお二人の女性のお話です。

(ご本人たちからは、快く承諾を得ております)

 

 

 

​お二人は大の親友であり、

互いを高め合う

良きライバルでもあります。

 

 

 

お二人は、

慶應義塾大学の

文学部で親交を深めました。

 

 

一人は、

東京都港区で生まれ育った

〈円谷ひとみ(つぶらやひとみ)〉という女性。

 

彼女は既に麻布台教室を主宰し、

指導にあたっています。

 

 

 

もう一人は、

宮城県で東日本大震災で被災し、

 

ご家族で東京へ

移り住んできた女性〈Mさん〉。

 

 

 

​友人を追いかけるように

2年遅れで入門してきた〈Mさん〉もまた、

 

真剣に指導者を目指し

同じ道場で稽古しています。

 

 

 

ちょうど一年前の

この指導者育成練成稽古でのこと。

 

 

 

 

〈Mさん〉が、

見事に上達した友人

〈円谷ひとみ〉の姿を素直に認め、

 

心から絶賛して

こう表現しました。

 

 

 

​「ひとみちゃんの技はまるで、生きた花のようだね」

「立てば芍薬、座れば牡丹、投げる姿は百合の花だよ」

 

 ※2025年4月30日の記事をよろしければ参照してください。エントリーはコチラ

 

 

 

さらに彼女は

私にこう語ったのです。

 

「友の進歩は、自分の進歩となりますから」と。

 

 

他者の成長を妬むことなく、

自らの喜びとして受け入れることができる。

 

 

その清らかな心根と

豊かな感性に、

私は深く感銘を受けたのです。

 

 

 

あれから、ちょうど一年。

 

 

 

 

昨日の稽古で〈Мさん〉が見せた姿に、

私は静かな感動を覚えました。

 

 

 

氣の出し方、

技の正確さ、

そして立ち居振る舞い。

 

 

 

すべてが一変し、

目覚ましい進化を遂げていたのです。

 

 

 

 

​昨年までの

心身の力みは消え去り、

 

常に正しいリラックスを心がけ、

臍下の一点に心を鎮める。

 

 

 

その日々の

たゆまぬ積み重ねが、

〈Мさん〉に見事な花を開かせたのでしょう。

 

 

 

一方、

一年前に讃えられた〈円谷ひとみ〉もまた、

 

より一層の落ち着きを放ち、

さらなる技の深みを増していました。

 

 

 

 

​友の進歩を

心から祝福し、受け入れる。

 

 

 

 

お二人の関係性は、

まさに合氣道の理合いそのものです。

 

 

 

 

​生まれ育った環境も

歩んできた道も異なるお二人が、

 

同じ大学で出逢い、

同じ道場で互いの氣を尊重し合い、

高め合っていく。

 

 

 

そこには、

嫉妬や妬みといった

「負の力み」は微塵もありません。

 

 

 

ただ深い呼吸とともに、

己の中心と静かに向き合う。

 

 

 

そして、

友をそのまま柔らかく受け入れる。

 

 

 

 

その和合の姿勢が

美しい立ち居振る舞いとなり、

確かな技の深みとなって現れているのです。

 

 

 

 

​一年前に、友を心から絶賛し、

「立てば芍薬…」と讃えた彼女。

 

 

 

今、見事な大輪の花を咲かせた彼女自身へ、

 

 

今度は私から、

敬意を込めてその言葉を捧げたいと思います。

 

 

 

 

「立てば芍薬、座れば牡丹、投げる姿は百合の花」

 

 

 

現代は、

何かと他者と比べ、

 

争い合うことで

心をすり減らしやすい時代です。

 

 

 

 

しかし、

相手を無理に

自分の思い通りにしようとしたり、

 

他者の成功を妬んだりして、

自らの心を閉ざす必要はありません。

 

 

 

まずは、

ご自身の肩の力を抜き、

 

その抜いた力を

臍下の一点に収め、

正しいリラックスを心がけましょう。

 

 

 

ゆったりとした呼吸で、

自分の内側を静かに見つめる。

 

 

 

すると、

他者の良いところや、

 

その人の歩みを、

素直に尊ぶことができる

「しなやかな心のゆとり」が生まれます。

 

 

 

​対立や争いを手放し、

「友の喜びは自分の喜び」

柔らかく調和していく。

 

 

 

この姿勢は、

道場の中だけのものではありません。

 

 

 

ご家庭や職場など

日々の人間関係の結び目を解きほぐし、

 

心豊かに生きていくための

万人に通じる

大切な道標となるのではないでしょうか。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技の形を極めることではありません。

 

 

​日々の生活において

何事も柔らかく受け入れられる、

「しなやかな心のゆとり」を育むことです。

 

​まずは自分自身が、

和合の心を「率先躬行」すること。

 

 

その正しくリラックスした温かな姿勢が、

ご縁のある

「周囲の人の心に灯火を灯す」ことに繋がり、

 

社会全体の喜びに結びついていくと

信じております。

 

 

​友の進歩を喜べる清らかな心や、

道場での美しい氣づきといった自然の理を

 

この道場長ブログ

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​人と比べず、

心穏やかに生きるためのヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-05-12 03:46:00

" 自然と調和しあらゆる命を尊重する生き方〜地球は人間だけのものではない〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】次候

 

七十二候

第二十候  蚯蚓出【みみずいずる】

5月10日~14日ごろ。

冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 しぜん と ちょうわ し あらゆる いのち を そんちょう する いきかた 〜ちきゅう は にんげん だけ の  もの では ない〜 』

 

 

 

 

暦の上では

「蚯蚓出」を迎えています。

 

地中からひょっこりと

ミミズが姿を現すころです。

 

 

 

さんさんと降り注ぐ

太陽の光や澄み切った空氣、

 

そして天地大自然からの

恵みの雨があったとしても、

 

作物を健やかに育むためには、

その土台となる

ふくよかな大地が欠かせません。

 

 

 

地を這うミミズは

土を食(は)んで細かく砕き、

 

作物が根を張りやすい

柔らかな土壌を作り出してくれます。

 

 

 

決して

目立つことはありませんが、

 

豊かな実りを支えてくれる

尊い働き手なのですね。

 

 

 

この地球という星に生きる

すべての命には、

必ず何らかの存在する意味があります。

 

 

 

私たち人間を含め、

生きとし生けるものは皆同じです。

 

 

 

 

​これからの季節は

道場にも蚊や小さな虫たちが

入り込んでくるようになります。

 

 

 

その時、

手のひらでパチンと

当たり前のように

命を奪う光景を目にすると、

 

私は何とも言えない

違和感を覚えるのです。

 

 

 

​確かに

羽音に氣を取られたり、

 

刺されれば

不快に感じたりすることもあるでしょう。

 

 

 

 

さはさりながら、

 

この虫たちもまた

今この時代をともに生きる

存在に変わりはありません。

 

 

人間側の都合で

「害虫」と呼んでいる虫たちも、

 

この地球や

壮大な宇宙の営みから見れば、

決して欠かすことのできない存在なのです。

 

 

 

その虫たちが

具体的にどのような役割があるのか?と

 

問われれば、

私にもよく分かりません。

 

 

 

それでも

必ず意味があるからこそ、

そこに存在しているはずです。

 

 

 

地球は決して、

人間だけのものではありません。

 

 

 

​常に臍下の一点に心を静め、

他者と争わず

 

すべてと和合する道を歩む

合氣道を学ぶ者として、

 

​他なる命を尊重し、

共に在るということを

 

私たちは決して、

忘れてはなりませぬ。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を極めることではありません。

 

 

日常のあらゆる場面において

心を静かに保ち、

 

等しき命や周囲の人々と共に歩む

和合の生き方を探究していくことです。

 

 

自ら率先躬行して

万物への敬意を払い、

周囲の人の心に温かな灯火を灯すような

振る舞いを心がける。

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

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より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-05-11 03:12:00

" 見えない糸に導かれて〜全国から集うかけがえのないご縁〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 今週もよろしくお願いします。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】次候

 

七十二候

第二十候  蚯蚓出【みみずいずる】

5月10日~14日ごろ。

冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 みえない いと に みちびかれて 〜 ぜんこく から つどう かけがえのない ごえん 〜 』

 

 

 

 

先月二十九日、

無事に合氣道演武大会を

終えることができました。

 

 

​その後、

一日だけ休養日をいただき

 

それからはまた、

休みなく合氣道指導の毎日です。

 

 

私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場

 

春の恒例行事である

指導者育成練成稽古。

 

 

 

​五月十七日まで続く

この集中稽古は、

 

月曜日から日曜日まで、

一般の通常の稽古と

同時進行で行っております。

 

 

午前と午後に

指導者育成練成稽古をして、

夜は一般の通常稽古というように

 

​一般の稽古も休むことなく

通常通りに会員の皆様と

道場で共に稽古を重ねております。

 

 

 

 

​連日の指導となりますゆえ、

たしかに身体は

疲労を感じることもございます。

 

 

 

 

​しかし、

心はいつも晴れやかなのです。

 

 

 

​人間は

忙しく活動し、

氣を出しているほうが、

 

かえって

臍下の一点から

新たな豊かな氣が満ちてまいります。

 

 

​まことに

不思議なものでございますね。

 

 

 

 

今年もこの指導者育成練成稽古に

​集まってくれたのは、

 

東京や神奈川で

指導にあたるお弟子さん方

 

そして、

指導者を目指す若き日本女子たちです。

 

 

 

彼女らは故郷を遠く離れ

東京の大学で学び、仕事に就いた、

東北から九州出身の若者たちです。

 

 

 

そして

日々、神戸の道場に通ってくださる

 

一般のお弟子さん方にしても、

そのご出身は本当に様々です。

 

 

 

​同じ兵庫県内であっても、

北部の山あいの地方から

この神戸へ出てこられた方。

 

​遠く沖縄で生まれ育ち、

ご縁あって神戸で仕事をされている方。

 

​ご両親のお仕事の関係で、

ここ神戸の地へ引っ越してこられた方など。

 

 

 

​それぞれに

全く異なる背景を持った、

多様な人生が交差しています。

 

 

 

 

​よくよく考えてみますと、

これは途方もない奇跡ではないでしょうか。

 

 

 

 

​地球という

この広大な星に私たちは生まれ、

 

何十億という人々が暮らす中で

同じ時代を生きるということ。

 

 

 

​さらには、

数ある国や地域の中から

この同じ街にたどり着くということ。

 

 

 

 

​歩んできた道も、

見てきた景色も違う者同士が

 

ふとした見えない糸に導かれ、

同じ一つの道場の扉を開く。

 

 

 

 

​そして

今日も同じ畳の上で、

 

技を通して

呼吸を合わせているのです。

 

 

 

それぞれの場所で

日々の仕事や生活に向き合いながらも、

 

道着に着替えれば

いつでも一つに繋がることができる。

 

 

 

 

​もし、

ほんの少しでも

 

人生の歯車が違っていれば、

決してすれ違うことさえなかったであろう

かけがえのない道友たち。

 

 

 

 

​人間の浅はかな知恵や計算では

到底計り知れない、

 

大いなる天地大自然の

采配を感じずにはいられませぬ。

 

 

 

 

​まさに、

人智を超えた人と人との結びつき。

 

 

 

​この世の中に

偶然などというものは存在しない、

すべてが「必然」

 

 

 

 

出逢うべくして出逢った奇跡に、

ただただ、深く感謝するばかりです。

 

 

 

 

​この尊いご縁を大切にし、

皆様と心豊かな時間を紡いでまいります。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技の形をなぞることではございません。

 

人智を超えた出逢いの奇跡に深く感謝し、

日々の生活の中で

内なる氣を整え、

自然体で在ることをはかること。

 

 

そして、

道場で結ばれた和合の精神を自ら体現し、

 

周囲の人々の心に

温かな灯火を灯すような生き方を

ともに探究していくことでございます。

 

 

見えないご縁が織りなす自然の理や、

日々の稽古を通じた氣づきを

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝