2025-04-01 03:43:00

" 逆境は誰にでもあるもの "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣 春分・末候

 

七十二候 

雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす

 

第十二候

「春分」は、次候から末候へと移りました。

「雷乃発声」は春分末候にあたり、3月30日~4月3日ごろに相当します。

 

意味は、春の雷が鳴り始める頃とされています。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『ぎゃっきょう は だれ に でも ある もの』

 

 

 

 

 

人生は思い通りにはならない。

 

 

 

 

「世の中はな、自分の思い通りにならないことの方が圧倒的に多いんやで。生きるってそういうことなんやで。」

 

 

 

わが家の長女が保育所で

自分の思い通りにならないことがあり、

家に帰ってきてワーワー泣いていた時に、

家内が長女に言った言葉を思い出します…

 

 

 

 

幼心にも「ああ、そういうものなんだ」と

理解したのでしょうか、

 

それ以来、

長女はそういうことで愚痴を言ったり、

泣いたりしなくなりました。

 

 

 

 

 

また、

私たちは、上手くいく人を見ると、

うらやましいと思うかもしれません。

 

 

 

でも、

その人たちも、

実は色々大変なことも多いようです。

 

 

 

 

たとえば、

有名な人は、

ちょっと何かするとすぐ批判されます。

 

 

良いことをしても、叩かれ、

誹謗中傷の的になることも多々あります。

 

 

 

どうやら、人生っていうものは、

そういうものなのでしょうね。

 

 

 

 

それが嫌になったら、

人里離れた田舎に引っ込む、

 

または、

一人で無人島にでも行って、

自給自足の生活を

するほかないのかもしれませんね。

 

 

 

何かやりたいと思っても、必ず邪魔が入る。

八方塞がりになる。

 

 

 

これが、よく言う

「逆境」ってやつじゃないでしょうか。

 

 

 

人生は良いことばかりじゃない。

たとえ順調であっても苦痛はあるもの。

 

 

 

つまり、

人間は誰でも、

思い通りにならないことがあって当然。

 

 

 

 

「逆境」というものは誰にでもあること。

 

 

 

 

生きていくうえで、

「逆境」からは

誰も逃げることはできない。

 

 

 

 

そうであるなら、

私たちは、

それをありのままに受け入れて

" 逆境の時にこそ氣を出して " 

生きていくしかないと思うのです。

 

 

 

「生きる」って、そういうことなんやで!

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-31 03:05:00

" 静寂の中で自分と向き合う。桜の京都 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣 春分・末候

 

七十二候 

雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす

 

第十二候

「春分」は、次候から末候へと移りました。

 

「雷乃発声」は春分末候にあたり、

3月30日~4月3日ごろに相当します。

意味は、春の雷が鳴り始める頃とされています。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『せいじゃく の なか で じぶん と むき あう。さくら の きょうと』

 

 

 

 

喧騒を離れて、

静寂の中で自分と向き合う。

 

桜の京都、知恩院での思索。

 

 

 

先週末は京都にて

二日間の指導者育成錬成稽古を行いました。

 

 

稽古の合間には、

お弟子さんたちの希望で、

桜と神社仏閣巡りをすることに。

 

 

 

しかし、

週末と桜の季節が重なり、

京都は国内外からの

観光客で大変賑わっていました。

 

 

 

正直なところ、

私はインバウンド客の

人混みに少し疲れてしまい、

 

 

「旅をするなら、もっと静かな場所に行きたい」と感じました。

 

 

 

すれ違う人の会話が日本語だとホッとする。

 

ここはどこ?

 

 

 

 

閑話休題、

稽古を終えた私たちは、

祇園の夜桜で有名な円山公園へ。

 

 

見事な枝垂れ桜を堪能した後、

隣接する知恩院へも足を運びました。

 

 

 

そこでは、

桜のライトアップと共に、

お坊さんのお話を聞いたり、

木魚の体験ができるとのことでした。

 

 

 

 

私の実家は

浄土真宗本願寺派であり、

年に数回、

西本願寺へ参拝して

お坊さんのお話を聞く機会があります。

 

 

 

ここ知恩院は

浄土宗なので、

浄土真宗とは少し教えが異なります。

 

 

 

 

しかし、

お坊さんのお話を聞いていると、

いつか必ず訪れる

「死」について、

改めて考えさせられました。

 

 

 

 

最近、

私は自分の「死」について

よく考えるようになりました。

 

 

 

それは、

「怖い」とか「悲しい」といった

感情ではなく、

むしろ「楽しみ」に近い感覚です。

 

 

 

 

「死」について深く考えることは、

今を「どう生きる」かを

考えることにも繋がると思うのです。

 

 

 

このことについては、

また別の機会に

詳しくお話したいと思います。

 

 

 

 

今回の京都での出稽古は、

お弟子さんの成長と

桜の美しさと共に、

 

自分自身の内面と

向き合う貴重な時間となりました。

 

 

 

喧騒を離れ、

静寂の中で

自分自身と向き合うことの大切さを、

改めて感じました。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-28 03:11:00

" 親が与える言葉の影響力 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣 春分・次候

 

七十二候 

桜始開 さくらはじめてひらく

 

第十一候

「春分」は、初候から次候へと移りました。

「桜始開」は、3月25日~29日くらいにあたります。

桜の花が咲き始める頃という意味です。

 

待ちに待った桜の開花は、

春の訪れをより一層感じさせてくれます。

 

この時期は、

各地でお花見のイベントが開催され、

多くの人が桜の美しさを楽しむことができますね。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 おや が あたえ る ことば の えいきょうりょく 』

 

 

 

 

こんな話があります。

 

生まれたばかりの象の首に紐をつけ、

杭につないでおくと、

どんなに引っ張っても

子象の力では抜け出すことはできません。

 

 

数日後、

杭から逃れられないことを悟った象の子は、

もう永久に紐を引っ張ったり

しなくなるのだそうです。

 

 

成長して巨象になり、

力が強くなっても、

二度と紐を引っ張ろうとは

しなくなるそうです。

 

 

 

それは、

幼い頃の「杭は抜けない」という結論を、

生涯持ち続けるからだと言われています。

 

 

その象は紐で繋がなくても、

生涯逃げ出すことをしないのだとか。

 

 

 

 

象に限らず、

幼い時期はあらゆる「自由」を試し、

そこから色々なことを学びます。

 

 

 

 

しかし、

「ダメだ」「無意味だ」と悟ると、

その後状況が変わって

違う結果になることが分かっていても、

挑戦することを諦めてしまうのです。

 

 

 

 

それは、

人間の子どもも、同じではないでしょうか。

 

 

 

 

幼い頃に

「ダメだ」「いけない」

「ちゃんとしなさい」

「もっと頑張りなさい」

「まだまだ足りない」と

否定的な言葉を浴びせ続けられたら…。

 

 

あるいは、

「力が足りない」

「能力が低い」

「今のままではいけない」と

叱られ続けたら…。

 

 

 

子どもは、

自ら自分の可能性に

蓋をしてしまうかもしれません。

 

 

 

幼い頃の親や先生の言葉は、

その子の人生を

大きく左右する力を持っています。

 

 

 

まるで象の首につながれた

「心の杭」のように、

子どもの可能性を閉ざしてしまうのです。

 

 

 

だからこそ、

「あなたはあなたでいい」

「今のままで素晴らしい」と

肯定し続けることが大切なのです。

 

 

 

その子の良いところを

最大限に伸ばしてあげる努力をする。

 

 

 

その道で成功した「天才」、「一流」と

呼ばれる人たちに共通していることは、

幼い頃に親から受けた

惜しみない「賞賛」と「肯定」なのだそうです。

 

 

 

 

特に、

母親の影響は大きいと言われています。

 

 

 

 

子どもの可能性を閉ざす

「心の杭」を打ってはいけない。

 

 

 

子どもは親の「賞賛」と「肯定」の

力によって伸びていくものですね。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-27 03:52:00

" 人生を切り拓く「即実行力」と「継続力」があなたにはあるか? "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣 春分・次候

 

七十二候 

桜始開 さくらはじめてひらく

 

第十一候

「春分」は、初候から次候へと移りました。「桜始開」は、3月25日~29日くらいにあたります。

 

桜の花が咲き始める頃という意味です。

 

待ちに待った桜の開花は、

春の訪れをより一層感じさせてくれます。

 

 

この時期は、

各地でお花見のイベントが開催され、

多くの人が桜の美しさを楽しむことができますね。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『じんせい を きりひらく「そくじっこうりょく」と「けいぞくりょく」が あなた には ある か?』

 

 

 

 

人生を大きく左右する重要な能力、

それは「すぐに行動に移せる力」です。

 

 

 

誰もが長所と短所を持ち合わせています。

その短所の中でも特に多いのが、

 

「 " やるべきだ " とわかっていても、

すぐに行動に移せない。

ただちにスタートしない。」

 

ということではないでしょうか。

 

 

 

 

しかし、

この「即実行力」こそが、

人生を大きく左右する鍵となると思うのです。

 

 

 

そして、

この力は「ただちに行動する」こと

でしか身につけることができません。

 

 

 

 

さらに、

行動に移せたとしても、

三日坊主で終わってしまっては

意味がありませんね。

 

 

 

 

「こうしたい」と強く願うのであれば、

それを継続し、

最後までやり遂げる力が必要なのです。

 

 

 

 

「やり遂げよう」と

決意する人はたくさんいます。

 

 

 

しかし、

実際に最後まで

やり遂げられる人はほんの一握りです。

 

 

 

決意はしても

行動に移さなかったり、

始めてもすぐに諦めてしまったりする。

 

 

 

これは、

多くの人が経験し、

多くの人がよく知っている事実です。

 

 

 

 

どんなことでも、

成功への道は、

「やり遂げるかどうかにかかっている」

言っても過言ではありませぬ。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-26 03:33:00

" 「素直さ」それは合氣道から学んだ人生訓 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

 

本日は、

二十四節氣 春分・次候

 

七十二候 

桜始開 さくらはじめてひらく

 

第十一候

「春分」は、初候から次候へと移りました。

「桜始開」は、3月25日~29日くらいにあたります。

 

桜の花が咲き始める頃という意味です。

 

 

待ちに待った桜の開花は、

春の訪れをより一層感じさせてくれます。

 

 

この時期は、

各地でお花見のイベントが開催され、

多くの人が桜の美しさを楽しむことができますね。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 " すなおさ " それ は あいきどう から まなん だ じんせいくん 』

 

 

 

 

子どもでも大人でも、

素直な人と接すると、

その純粋さに心を打たれます。

 

 

まるで、

曇りのない水晶のように、

その人の内側から

輝きが溢れ出ているかのようです。

 

 

 

「素直さ」とは、

相手の意見に「はい、はい」と

聞くことではなく、

" 考えがひねくれていない " ことであり、

盲目的に従うことではありません。

 

 

 

それは、

自分の考えに固執せず、

他者の意見を柔軟に受け入れる

「心の姿勢」です。

 

 

 

 

たとえば、

誰かから意見をもらった時、

 

 

「なるほど、そういう考え方もあるのか。

それを取り入れれば自分の考えは、

もっと良くなるかもしれない」と、

ポジティブに捉えることができるかどうか。

 

 

 

一方で、

「自分の考えが攻撃された」と受け止め、

必死に防御しようとすれば、

人間関係はぎくしゃくしてしまいます。

 

 

 

開き直ったり、

不貞腐れたりして、

「あなたの意見は絶対に受け入れない」

という態度では、

誰もが心を閉ざしてしまうでしょう。

 

 

 

 

これは、

単なる処世訓ではありません。

 

 

 

合氣道の奥義にも通じる、人生の深い真理なのです。

 

 

 

 

合氣道では、

相手の力とぶつかり合うことなく、

その相手を行きたい方向に導き、投げます。

 

 

 

この技を体得している人は、

大体、心がシンプルで、

物事を柔軟に捉えることができる人です。

 

 

 

難しい技の説明も、

その発想を聞いてみると、

「なーんだ、そういうことか」と

拍子抜けするほど単純明快だったりします。

 

 

 

 

合氣道師範として、

私は常に「素直さが一番」という

信念を大切にしてきました。

 

 

 

合氣道の経験が全くない人のように、

固定観念にとらわれず、

自由な発想で技 ( 物事 ) を考えること。

 

 

 

しかし、

それを形にするには、

プロとしての深い知識と熟練した技術が不可欠です。

 

 

 

 

この「素直さ」を

日常生活や人間関係に活かそうとしても、

中途半端な知識や技術では、

そう簡単に上手くはいきません。

 

 

 

 

合氣道も人生も、

発想はシンプルで

受け止め方は「素直」であるべきです。

 

 

 

それを邪魔するのは、

生半可な知識や、

「自分は知っている」という傲慢な心です。

 

 

 

 

 

また、

真のプロフェッショナルとは、

自分の知識や技術に常に疑問を持ち、

" 向上心 " を持ち続けられる人です。

 

 

 

 

時には、

自分が築き上げてきた実績を

捨てる勇氣も必要なのです。

 

 

 

 

それは、

常に自分自身を成長させるために、

意識し続けなければならないことです。

 

 

 

 

本当の意味での

「素直さ」とは、

そのような " 謙虚さ " と " 向上心 " を

持ち合わせた人のことを

言うのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝