2026-05-08 03:14:00

" 【啐啄同時】反復稽古が引き出す弟子の成長と、指導者冥利に尽きる喜び "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】初候

 

七十二候

第十九候  蛙始鳴【かわずはじめてなく】

5月5日~9日ごろ。

冬眠から目覚めた蛙が元氣に鳴き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 【そったくどうじ】はんぷくけいこ が ひきだす でし の せいちょう と、しどうしゃ みょうり に つきる よろこび 』

 

 

 

 

 

昨日のブログでも少し触れました、

(※一つ前のエントリーはコチラから)

 

4月29日に開催された

兵庫県合氣道連盟

合氣道演武大会のことです。

 

 

​この大会に向けて

3月からの2ヶ月間、

 

​演武する技を繰り返し、繰り返し、

お稽古いたしました。

 

 

 

​同じことを反復して練習する。

 

 

これにより、

子どもから大人までお弟子さんの技は、

驚くほど大きく進歩したのです。

 

 

そして、

技だけではありません。

 

​礼の仕方。

真っ直ぐな姿勢。

 

道場での立ち居振る舞いや、

美しい所作。

 

 

​これらも

見違えるほど向上いたしました。

 

 

 

 

​一つの動作を丁寧に繰り返すこと。

 

 

 

​それは心と身体を一つに結び、

自己と静かに向き合う

尊い時間でもあるのです。

 

 

 

 

​現代の慌ただしい日常生活では、

つい結果ばかりを求めてしまいがちです。

 

 

 

​しかし、

同じことを淡々と繰り返す

 

その過程にこそ

本当に大切なものが宿ります。

 

 

 

 

​焦らず、

一つひとつの動作を味わうように生きる。

 

 

 

 

​そのていねいな

積み重ねの先に、

確かな変化が見えてまいります。

 

 

 

昨年まで

できなかったことができるようになる。

 

 

 

 

​人が進歩向上するとは

まさに、こういうことなのでしょう。

 

 

 

 

私自身も

今回の演武大会におきまして、

 

指導部演武という

大役がございました。

 

 

回を重ねるうちに

次第と臍下の一点に心が静まり、

 

​落ち着いて

演武ができるようになりました。

 

 

 

​これは、ほんの僅かであっても

少しは成長した

ということなのでしょう。

 

 

 

その事実は素直に認めつつ、

でも、それ以上に

 

​やはり、

お弟子さんの成長のほうが

比べものにならないほど嬉しいのです。

 

 

 

 

演武大会が、

無事に終わった後のことです。

 

 

 

 

​​私が合氣道琴心館(きんしんかん)の

門を叩いた時には

​すでに、ご自身の道場を主宰され、

 

長年にわたり立派に後進を

導いてこられた、

 

​兵庫県合氣道連盟の

大変尊敬申し上げる大先輩の先生から

お声がけをいただきました。

 

 

 

「寺崎先生、ちょっとこれ見てくれへん。

率直にどう思う?」

 

 

 

​見せてくださったのは、

その先生の道場の中学生のお弟子さんが

演武している動画でした。

 

 

 

 

​私は動画を拝見し、

率直にこうお答えいたしました。

 

 

 

​「一つの技の後に道着を触る癖が

あるようですが、中学生らしい伸び伸びと

溌剌とした演武ですね」

 

 

 

すると、大先輩は

とても嬉しそうに目を細められました。

 

 

 

​「そうやろ、この子な、よう練習した子やねん」

 

 

 

そのお言葉を伺い、

私は深く共感いたしました。

 

 

 

僭越ですが、

やはり指導者というものは皆、同じなのだと。

 

 

 

 

 

​目の前のお弟子さんを

少しでもあらゆることにおいて、

進歩向上させてあげたい。

 

 

 

 

​この思い一心で

日々真剣に

向き合っている指導者ならば、

 

​誰もが皆、

自分自身の成長よりも

 

お弟子さんの成長が

何よりも嬉しいものなのです。

 

 

 

できなかったことが、

できるようになった瞬間の

晴れやかな表情。

 

 

 

​背筋がすっと伸び、

迷いなく動く姿。

 

 

その過程を

一番近くで、見守ることができる。

 

 

 

​これほどの喜びは

他にはございませぬ。

 

 

 

私がいかに未熟者であろうと

お弟子さんたちの日々の歩みが、

 

私の心に温かい感動を

もたらしてくださるのです。

 

 

 

 

​本当に喜ばしく、

ありがたいことでございます。

 

 

 

 

​​だからこそ、

​お弟子さんの皆さんご自身で

 

静かに自分の心に問いかけてみて

いただきたいのです。

 

 

 

 

この2ヶ月間で身につけたことを

今後、どうしていくか。

 

 

 

 

​それが何よりも大事なのです。

 

 

 

 

​演武大会が終わってからも

​歩みを止めず、道場に通い、

 

​変わらず、

いや、これまで以上に

 

氣を出し、

もっと成長しようと探究する者。

 

 

 

一方で、

せっかく身につけた

技や美しい所作も、

 

忘れ去ってしまったかのように

​ただ、流されるままに、

なぞるだけのお稽古をする者。

 

 

 

 

両者の間には、

この先の未来に

とても大きな差が生まれます。

 

 

 

ご自身の進歩を、

ここで止めてしまうのか。

 

 

 

 

​それとも、

今以上に高め深めていくのか。

 

 

 

 

​君は、どちらですか?

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を極めることではありません。

 

日々の反復稽古で培った

感覚を日常のあらゆる場面に活かし、

 

現状に満足することなく、

自らをより高め深めようとする

姿勢を持ち続けることです。

 

 

そうした地道な歩みの中で

他者と敬い合い、

 

ともに進歩向上し合える

和合の道を探求していくことです。

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

良い週末を。

 

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-05-07 03:19:00

" 【兵庫県合氣道連盟 演武大会】「紺屋の白袴」で駆け抜けた日々。伝統の復活と次なる始動 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立夏【りっか】初候

 

七十二候

第十九候  蛙始鳴【かわずはじめてなく】

5月5日~9日ごろ。

冬眠から目覚めた蛙が元氣に鳴き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 【ひょうごけんあいきどうれんめい えんぶたいかい】「こうや の しろばかま」で かけぬけた ひび。でんとう の ふっかつ と つぎなる しどう 』

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークの連休中、

ブログの更新をお休みしておりました。

 

 

再開にあたり

書きたいことは山ほどございますが、

 

まずは4月29日に開催されました

「第27回兵庫県合氣道連盟 合氣道演武大会」のことについて、

お話ししたいと思います。

 

 

私にとって、

今年の演武大会は

 

準備期間から

大会が終わるまでの数カ月間、

 

とにかく頭を休みなく、

フル回転させた日々でございました。

 

 

 

 

​私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場からも

 

子どもたちから大人まで、

たくさんのお弟子さんたちが参加いたしました。

 

 

 

 

3月から2ヶ月間、

皆、この大会に向けて

真摯に稽古を重ねてまいりました。

 

 

​指導において

当道場を取り仕切る私のするべきことは、

 

各道場や教室の

誰と誰を組ませるか

どのような技を行うかを見極めることです。

 

 

その次に

身体にその技を染み込ませること。

 

ある程度

それができるようになれば、

技の終わりや受身の後の姿勢や静止。

 

そして、

礼などの立ち居振る舞い。

 

 

 

演武大会が数日後に迫るなか

突如として、

 

あらゆる理由で

出場できなくなる人も出てまいりました。

 

 

 

この空いた穴を誰が埋めるのか。

 

 

 

当日の体調不良等、

欠席者にはどう備えるのか。

 

 

 

大会が始まる数時間前まで、

考えを巡らせておりました。

 

 

 

 

​2ヶ月間にも及ぶ稽古において、

出場するお弟子さん一人ひとりに

少しでも進歩、向上していただきたい。

 

 

 

その思いで臨んでおりましたが、

私自身も指導部演武という

とても重大な役割がございます。

 

 

 

​しかし、

「紺屋の白袴 (こうやのしろばかま)」とは

よく言ったもので、

 

 

自分自身の稽古をする時間など、

皆目見当たりませんでした。

 

 

 

​氣がかりは、

それだけではございませんでした。

 

 

 

先のコロナ禍によって、

5年もの間、

開催されなかったこの演武大会。

 

 

 

一昨年に一度復活したものの

昨年は諸事情により、

無念の延期となっておりました。

 

 

 

 

​このままでは、

兵庫県合氣道連盟の演武大会が、

永久になくなってしまうかもしれない。

 

 

 

そのような危機感すらありました。

 

 

 

 

​そこで、

兵庫県合氣道連盟に所属する

指導者たちが集い、

 

役員会議を開き

和合の精神をもって議論を重ねました。

 

 

 

 

会場確保から、

企画、進行、役割分担と、

あらゆることを進めていったのです。

 

 

 

 

 

​正直なところ、

大会終了時には

どっと、それまでの疲れが噴き出しました。

 

 

 

脳が「休ませてほしい」と、

訴えかけておりました。

 

 

 

 

2ヶ月間、いや、2年間、

フルに酷使した

頭を休めてあげようと思いました。

 

 

 

 

​しかし、演武大会終了後も

関東から8名のお弟子さんが、

 

寺崎道場恒例の

GW期間中を含め、2週間にわたる

指導者育成練成稽古に訪れておりました。

 

 

 

翌30日、

1日だけ完全な休日をお許しいただき、

 

近くのスーパー銭湯で、

岩盤浴と温泉に丸一日つかりました。

 

 

 

張り詰めた氣を解き放ち、

心身を深く休ませていただきました。

 

 

 

 

​僭越ではありますが、

私にとって

2年間にも及ぶ様々な思いが詰まった

 

第27回の兵庫県合氣道連盟

合氣道演武大会。

 

 

終わりはいたしましたが、

来年へ向けて、

反省点や課題は山積みです。

 

 

 

 

その鮮明な記憶が残っているうちに

それらをすべて漏れなく書き留めたのち、

 

私の頭の中から、

第27回大会のすべてのデータを、

静かに削除いたしました。

 

 

 

 

​過去への執着を手放し

臍下の一点に心を静め、

 

2年間の思いの全部を

静かに吐き出し、

 

今ここから、

また新たな呼吸を始めるためです。

 

 

 

すでに、

来年へ向けての歩みは始まっております。

 

 

 

 

​最後に、

 

 

早朝から会場に駆けつけ

設営作業を手伝ってくださった皆様、

 

当日、寒い中、

受付をしてくださった方々、

 

合氣道琴心館寺崎道場の

中学生以上のお弟子さんたち、

 

​そして、共に汗を流してくださった

親御さんたちへ。

 

 

 

​休日の貴重なお時間であったはずです。

 

 

それにも関わらず、

子どもたちを陰から見守るだけでなく、

 

率先して重い畳やテーブルを運び、

場を整えてくださるお姿がありました。

 

 

 

​皆様のその無償の支えと

温かなお力添えがなければ、

 

この大会が無事に

幕を開けることはございませんでした。

 

 

 

その美しい在り方に、

魂から深く感謝を申し上げます。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

​――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技の形を追うことではありません。

 

一度途絶えかけたものを

再び紡ぎ出すためには、

個人の力だけでは到底及びません。

 

 

​困難な壁に直面したときこそ、

「正しいリラックス」を保ち

他者と氣を合わせる。

 

 

​そして

ひとつの大きな事を成し終えたなら、

そこにとどまらず

執着を手放して心を静かに空にする。

 

 

​そうした淀みない氣の巡りこそが

日々の生活をより豊かにし、

 

次なる新たなスタートへの

原動力となるのだと、

今回の大会を経て改めて感じております。

 

 

 

​一つの終わりを、

次なる始まりへと結んでゆく。

 

 

そのような淀みなき生き方を、

皆様とともに探究していくことです。

 

 

 

​自然の理 (ことわり) や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

健やかな日々を送るためのヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-28 03:00:00

" 大舞台で問われる臍下の一点。兵庫県合氣道連盟 演武大会が教えてくれること "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】次候

 

七十二候

第十七候  霜止出苗【しもやんでなえいずる】

4月25日~29日ごろ。

春の暖かな陽氣によって、ようやく霜が降りなくなり、稲の苗が健やかに育ち始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 おおぶたい で とわれる せいかのいってん。ひょうごけん あいきどう れんめい えんぶ たいかい が おしえて くれる こと 』

 

 

 

 

 

​いよいよ明日(※28日執筆)、

4月29日の昭和の日は

 

13時30分より

明石市立中崎公会堂にて、

 

第27回 兵庫県合氣道連盟

合氣道演武大会が開催されます。

 

 

 

 

​私が主宰を務める、

合氣道琴心館寺崎道場が所属する

 

兵庫県合氣道連盟の

合氣道には、

試合という概念がありません。

 

 

 

年に一度の

この合氣道演武大会は

 

勝敗や優劣を競う場ではなく、

自身の 心身統一の深浅 を知ることを

大きな目的としております。

 

 

 

 

この晴れの舞台に向けて

当道場におきましても

 

三月頃から約二ヶ月間にわたり、

二人組で披露する

技の研鑽(けんさん)を重ねてまいりました。

 

 

 

その間、

熱心に稽古に向き合ったお弟子さんは

 

当然のことながら、

技の熟練度も深まってまいります。

 

 

 

 

​普段、通い慣れた

いつもの道場での稽古であれば、

 

泰然として、

投げも受けも

こなすことができるでしょう。

 

 

 

 

しかし、

この兵庫県合氣道連盟

合氣道演武大会は、

 

兵庫県全域の

数多の道場や教室から

 

幼児を含む

高齢者まで大勢の方が参加されます。

 

 

 

 

​来賓の方々や大会役員、

出場者やそのご家族なども合わせますと

 

数百人が

一堂に会する大舞台となります。

 

 

 

当然、

普段の慣れ親しんだ道場とは

 

集う人も、景色も、空氣も

全く異なります。

 

 

 

 

​そのような

独特の緊張感の中に身を置いても、

 

普段通りの

静かな心の状態で

演武を完遂することができるかどうか。

 

 

 

そこが問われるのです。

 

 

 

兵庫県合氣道連盟の

合氣道の目的は

 

いついかなる状況下においても

臍下の一点に心を静め、

 

心身を統一して

落ち着きを深めること。

 

 

 

 

​もし、

大会本番の空氣に呑まれ

 

普段通りの心の静寂を

保つことができなかった人は、

 

​その時の己の心の揺らぎを

しっかりと記憶に留めておくことです。

 

 

 

 

​そして、

来年の演武大会において

 

どれほど落ち着いて

演武に臨めたかを振り返るのです。

 

 

 

 

​もし、

今年よりも

静謐(せいひつ)な心で舞台に立てたのなら、

 

「ああ、一年の稽古で少しは進歩したな」と、

 

自らの成長を

素直に受け止めればよいのです。

 

 

 

一方で、

普段の平常心を保てなかったのであれば、

 

「まだまだ臍下の一点が足りないな」と、

また真摯に稽古に向き合えばよいのです。

 

 

 

 

 

もちろん

大勢の人が出場されますから、

 

熟練者や高段者の

洗練された技や立ち居振る舞いは、

 

大いに参考になりますので

そこから学べばよいでしょう。

 

 

 

 

 

​​しかし、

兵庫県合氣道連盟

合氣道演武大会とは本来、

 

他人ではなく

自分の進歩を教えてくれる場であると、

私はそう思っております。

 

 

 

 

 

 

​人と比べるのではなく、

過去の自分と比べる

 

​これを私は、

「縦の比較」と呼んでおります。

 

 

 

 

​この「縦の比較」という

最も尊い学びは、

 

自ら演武大会に出場しなければ

決して得られるものではありませぬ。

 

 

 

 

​本当に自分自身を向上させたいと

願うのであれば、

 

年に一度の演武大会に

毎年、積極的に出場することです。

 

 

 

 

 

​「来年にならなければ出場できるかどうか分かりません」

などと言っているような者などは、

 

この最も大事な学びを

残念ながら学ぶことはできません。

 

 

 

 

それほど多くの氣づきを

無言で私たちに与えてくれる。

 

 

 

​兵庫県合氣道連盟 合氣道演武大会とは、

そういう場なのです。

 

 

 

 

 

​最後にお知らせとなりますが、

明日4月29日から5月6日までの連休期間は

 

この道場長ブログ『ぼくらの合氣道』を

お休みさせていただきます。

 

 

 

もしかしたら、

ふらりと更新するかも😆

 

 

 

 

​それでは皆様、

充実したGWをお過ごしください。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技の形を追求することではありません。

 

他者と争うことなく、

自分自身と静かに向き合い

いかなる時も己の軸と平常心を保つこと。

 

 

そして、その日々のたゆまぬ自己研鑽が

結果として、社会や人々の喜びに繋がるような

生き方をともに探究していくことです。

 

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

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健やかな日々を送るためのヒントが、

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-27 03:20:00

" 若者の可能性を摘まないために。霜止出苗に学ぶ指導者の「待つ」修行 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】次候

 

七十二候

第十七候  霜止出苗【しもやんでなえいずる】

4月25日~29日ごろ。

春の暖かな陽氣によって、ようやく霜が降りなくなり、稲の苗が健やかに育ち始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 わかもの の かのうせい を つまない ために。しもやみてなえいずる に まなぶ しどうしゃ の「まつ」しゅぎょう 』

 

 

 

 

季節は、

霜の心配がなくなる時期を迎えました。

 

 

ふと、

思い出すことがございます。

 

 

 

 

わが家の娘たちが、

まだ小さかったころのことです。

 

 

 

食べものへの感謝の心を

育むために、

 

ある農家で無農薬のお米作りを

田植えから収穫まで、

お手伝いしたことがございました。

 

 

 

​その農家の方から

直接伺ったのが

まさにこの時期の苗のお話です。

 

 

 

 

​農家の方々にとって、

春先のこの苗の管理というものは、

 

片時も氣の抜けない

一大事であると教わりました。

 

 

 

 

​古くから、

「苗代半作(なわしろはんさく)」

という言葉があります。

 

 

 

 

手塩にかけて育てた苗が

無事に育つかどうか、

 

お米の出来栄えの半分は

この苗作りの段階で

すでに決まってしまうという意味です。

 

 

 

 

 

​私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場には

 

たくさんの中高生や、

十代、二十代の若者が所属しております。

 

 

 

道場で

彼ら、彼女らの真剣な眼差しを

見るにつけ、

 

この「苗代半作」という言葉が

深く、私の胸に響きます。

 

 

 

彼らはまさに今、

人生における「苗代」の時期です。

 

 

 

人間としての土台を作る

極めて大事な、

かけがえのない時を過ごしています。

 

 

 

 

​早く上達してほしい。

もっと立派になってほしい。

 

 

 

そう願うあまりに

私自身が焦ってしまっては

いけないのだと、

強く自分に言い聞かせております。

 

 

 

成長を急かし

無理に苗を引き抜こうとすれば、

 

か弱い根は切れ、

たちまち枯れてしまいます。

 

 

 

 

教える側の

功焦り(こうあせり)が、

 

彼らの可能性を

摘んでしまうことのないよう、

 

「待つ」こともまた、

私自身に課せられた修行でありまする。

 

 

 

 

 

 

​私がなすべきことは

彼らが自らの力で

 

しっかりと大地に根を張れるよう、

道場という土壌を豊かに保つこと。

 

 

 

冷え込む朝には風をよけ、

暖かな日差しのもとで

 

ただ静かに、

その僅かな成長を慈しみ守ること。

 

 

 

いつか彼らが

道場という苗代から

 

社会という広い大地へと移り、

しっかりと根を張る時が来ます。

 

 

しかし、そこでご縁が

途切れるわけではございません。

 

 

 

やがて、

彼らが立派な社会人になっても、

 

この合氣道という道を通じて

生涯、ともに学び、

 

成長し合える関係でありたいと

私は、心から願っております。

 

 

 

 

​その豊かな未来へと

繋ぐために、

 

今という、

大切な土台作りの時期を、

 

師範として責任を持って、

焦らず静かに

 

見守りながら

共にあゆんでまいりまする。

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場が大切にしているのは、

ただ技を極めることではありません。

 

日々の生活に活きる

「揺るぎない自己の確立」をはかり、

 

「社会という大地にしっかりと根を張り、他者を支える生き方」を

ともに探究していくことです。

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを

 

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良好な対人関係の築き方など

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-24 03:52:00

" 挨拶から始まる「率先躬行」。子どもの自発性を育む道場の日常 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】初候

 

七十二候

第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】

4月20日~24日ごろ。

暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 あいさつ から はじまる「そっせんきゅうこう」。こども の じはつせい を はぐくむ どうじょう の にちじょう 』

 

 

 

 

私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場には、

 

たくさんの小学生や中学生が

日々、稽古に通ってきております。

 

 

 

​純粋な瞳を持つ子どもたちと

道場で向き合う中で、

 

ひとつ、

氣にかかることがございました。

 

 

 

それは、

「挨拶」を苦手とする子が、

多いということです。

 

 

 

 

もちろん

大きな声でハキハキと、

 

「おはようございます」

「さようなら」と

元氣に言える子もおります。

 

 

 

​しかし、

たとえ声を出せたとしても

 

聞こえるか

聞こえないかのような

 

弱々しい声で「挨拶」をする子が、

数多く見受けられました。

 

 

 

 

​私は子どもたちと接する中で、

常に心がけ、

実行していることがございます。

 

 

 

​それは決して頭ごなしに

「挨拶をしなさい」と、

言葉をぶつけないことです。

 

 

 

 

​なぜなら、

大人が一方的に

命令を押し付けたとしても、

 

子どもたちの心には

真に響くことはないからです。

 

 

 

 

​その場では

「分かりました」と答えても、

 

自発的な

行動には結びつきません。

 

 

 

 

​一回言って聞かせて、

届かなければ二回、十回、百回と。

 

 

 

子どもたちが自らの内なる意思で

自然と動けるようになるまで、

 

根氣強く、

同じことを伝えていきます。

 

 

 

 

​挨拶をする意味は何でしょうか?

 

どうして挨拶は大切なのでしょうか?

 

 

 

それは、

「私はあなたを認めています」

という心の表れです。

 

 

 

「目の前にいるあなたを私は受け入れています」という、

他者への深い敬意の証なのです。

 

 

 

自他の境界を溶かし

氣を交流させる、

大切な第一歩でもあります。

 

 

 

 

 

​それが無ければ、

豊かな人間関係を築くことはできません。

 

 

 

 

 

​私は事ある毎に

子どもたちに、こう問いかけます。

 

 

 

 

「君たちは道場で、

目の前の人に無視されるほうが好きかな?」

 

​すると皆、

「ううん」と首を横に振ります。

 

 

 

​「じゃあ、笑顔で挨拶されたほうが嬉しいかな?」

 

そう聞くと、

「うん」と皆がうなずくのです。

 

 

 

 

それならば

大人も子どもも関係なく、

 

道場で出会う

全ての人に対して、

 

自分から

氣持ちよく挨拶をしてみよう。

 

 

 

自らが先に

光となり行動で示すこと。

 

 

 

 

それが「率先躬行」でありまする。

 

 

 

 

師範である

私自身がまず行動で示し、

 

​事ある毎に

何度も言って聞かせ

 

ようやく

八割ほどの子どもたちが

できるようになってきました。

 

 

 

 

​しかし、まだ全員が

出来ているわけではありません。

 

 

 

 

 

​皆が、自らの意思で

自然体で挨拶ができるようになるまで、

 

​潜在意識の深い部分、

つまり臍下の一点にしっかりと根付くまで。

 

 

 

 

​これからも

子どもたちの真っ直ぐな成長を

 

静かに見守り

続けてまいりたいと思います。

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

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​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を習うことではありません。

 

 

日々の生活の中で

自身の内なる敬意と、

他者への自然な振る舞いが

一つに調和することをはかり、

 

まずは自らが率先して実行することで

周囲の人の心に温かな灯火を灯すこと。

 

 

そのような社会や周囲の人々の

喜びに繋がる生き方を、

ともに探究していくことです。

 

 

 

日常の些細な振る舞い、

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

より豊かな日々や、

他者を敬う良い人間関係性の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝