2024-03-19 07:25:00

" 心棒の無いものは回転しないから、前に進めない "

コマがまわる時、

 

中心の心棒は

 

止まっているかのように見えるが、

 

実は凄い速さで回転している。

 

 

 

この心棒があるから

 

円形のコマがまわる。

 

 

 

 

 

車のタイヤも

 

自転車のタイヤも

 

線路の上を走る電車も

 

新幹線の車輪も

 

この軸、心棒があるから

 

振れずに進むことができる。

 

 

 

 

 

人間も同様です。

 

 

 

私達、日本人は

 

日本の文化、

 

伝統や芸術、

 

 

 

日本とはどういう国なのか、

 

日本人とは何なのか、

 

 

 

そういうことが

 

私達、

 

日本国民の心棒なのです。

 

 

 

 

 

人間も心棒の無い人は

 

前に真っ直ぐに

 

振れずに進めないのです。

 

 

 

従って、

 

心棒の無い人は

 

国家観、

 

歴史観、

 

人間観、

 

社会観を持っていない。

 

 

 

 

 

「日本ってどんな国ですか」と

 

人に尋ねられて

 

 

 

「日本は四季がある」とか、

 

この様なことしか

 

答えることの出来ない人は

 

社会に振り回され、

 

世界では通用しない人間だ。

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-03-18 06:23:00

" 物に使われるは三流、物を使うは一流 "

合氣道には

 

剣や杖の稽古がある。

 

 

 

今の時代に

 

何の役にも立たない

 

剣や杖を学ぶ意味は、

 

 

 

日常生活において

 

物を使いこなすための稽古だ。

 

 

 

 

 

行列が出来るほどの

 

中華料理店の料理人は

 

中華鍋やお玉を

 

身体の一部として使いこなす。

 

 

 

また一流の重機オペレーターは

 

重機を自分の身体のように扱う。

 

 

 

 

 

物は使うものであり、

 

物に使われてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

合氣道では

 

剣や杖を用いて、

 

その特性を活かし

 

 

 

剣や杖が

 

身体の一部として

 

使えるように稽古する。

 

 

 

 

 

物を持てば

 

その物の隅々にまで

 

氣が通うよう鍛錬する。

 

 

 

 

 

それを日々の日常に

 

活かすことを

 

目的としている。

 

 

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-03-15 06:45:00

" 人の話を聴くとは、自分の器の大きさだ "

人は心の状態が身体に現れる。

 

 

 

二人の人に苦言を呈した。

 

 

 

言われる側は耳が痛いが、

 

その人のためになる忠告である。

 

 

 

 

 

一人は「はい」と返事はするが、

 

聴きながら目と顔は

 

他所を見ている。

 

 

 

もう一人は

 

「はい、ありがとうございます」

 

真っ直ぐに相手の目を見て返事する。

 

 

 

 

 

これが人としての器の違いだ。

 

 

 

 

 

前者は自分の過ちを

 

認めることが出来ない、

 

認めようとはしないから、

 

心からの反省や感謝は殆どない。

 

従って、

 

また同じ過ちを必ず繰り返す。

 

 

 

 

 

後者はまず

 

心から相手に感謝する。

 

その過ち足らずを反省し、

 

それを自ら受け入れ

 

次に繋げて前に進もうとする。

 

 

 

 

 

心は器そのものである。

 

 

 

 

 

あなたは前者ですか。

 

それとも後者ですか。

 

 

 

 

 

どちらを選ぶも

 

あなたの自由です。

 

 

 

 

 

人は自分の器を

 

自分でいくらでも

 

大きくも小さくも出来る。

 

 

 

自分次第ということだ。

 

 

 

 

 

しかし

 

忘れてならないことがある。

 

 

 

それは、

 

他所を見て

 

不貞腐れる人は

 

人として絶対に大成しない。

 

 

 

 

 

これが古今洋の東西問わず

 

天の配剤でありまする。

 

 

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-03-14 09:53:00

" あなたのたった一回の呼吸法で子どもは変わる "

子どもに

 

小言を言い出しそうになったら、

 

そのエネルギーを

 

自分に向けましょう。

 

 

 

黙って心静かに

 

楽な氣持ちで座ります。

 

 

 

ただ一つ仙骨だけは

 

起こして座りましょう。

 

 

 

 

 

嫌なことや心配事、

 

長く溜まっているストレスを

 

天地大自然の遥か宇宙まで

 

ゆっくり、ゆったりと

 

口から吐き出していきます。

 

 

 

全部吐き出してしまいましょう。

 

 

 

 

 

今抱えているストレスは

 

遥か宇宙に帰っていきます。

 

 

 

吐けるだけ吐いてしまえば、

 

後は身体が勝手に

 

息を吸い込んでくれます。

 

 

 

自然とゆっくり

 

鼻から吸い込みましょう。

 

 

 

 

 

天地大自然の遥か宇宙からの

 

新鮮な活き活きとした

 

氣があなたの身体中に

 

染み渡っていきます。

 

 

 

そして、

 

健やかに活き活きとした

 

我が子の姿を想像しましょう。

 

 

 

そして

 

天地大自然の遥か宇宙から

 

いただいた氣を

 

優しくゆったりと

 

呼吸に乗せて

 

その子どもに向かって

 

送ってあげましょう。

 

 

 

 

 

いつでもどこでも出来ますし、

 

時間もかかりません。

 

 

 

 

 

たった一回の呼吸法でもかまいません。

 

 

 

 

 

子どもに

 

「勉強しなさい」

 

「あなたのためを思って言っているの」

 

などと口やかましく言う代わりに、

 

 

 

小言を言いたくなったら、

 

この呼吸法を実践してみて下さい。

 

 

 

必ず子どもは変わります。

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-03-13 06:52:00

" 何が現れるか、じっと見つめろ "

事に当たり

 

よく考えたうえで、

 

こうと決めたなら、

 

その信念は変えない。

 

 

 

それを信じて

 

思う存分やり切る。

 

 

 

 

 

やり切ってから

 

後に

 

何が現れるのかを、

 

じっと見ることだ。

 

 

 

 

 

そして

 

現れたものが

 

自分の願いや思いと違った時、

 

事が思うように

 

運ばなかった時には、

 

自分の不徳を知れ。

 

 

 

 

 

それこそが

 

尊い天地大自然からの学びだ。

 

 

 

 

 

今まで以上に

 

天の大地に徳という種をまけ。

 

 

 

 

 

 

 

道場長 拝