2026-03-23 03:19:00

" 『御府内備考』に記された修行者の息遣い。千代田区の歴史を体感する【行人坂】編 "

​今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

本日は、二十四節氣

春分【しゅんぶん】初候

 

七十二候

第十候  雀始巣【すずめはじめてすくう】

3月20日~24日ごろ。

すずめが巣を作り始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ごふないびこう に しるされた しゅぎょうしゃ の いきづかい。ちよだく の れきし を たいかん する 【ぎょうにんざか】へん 』

 

 

 

 

 

二十四節氣では

「春分」を迎え、

 

いよいよ

本格的な春の到来ですね。

 

 

昼と夜の長さが

ほぼ同じになり、

 

少しずつ、

昼のほうが長くなっていきます。

 

 

 

平日の毎朝、

午前3時に起床して

 

このブログの

執筆をしている中でも

 

日に日に

夜明けが早くなるのを感じる

この頃です。

 

 

 

 

さて、

3月17日の記事でお届けした

 

東郷元帥記念公園に隣接する

「東郷坂」のお話の続きとなります。

 

 

 

​1月の東京出張の折、

稽古の合間に

 

わが寺崎道場の

「江戸の坂道巡り同好会」

活動として、

 

江戸時代から続く

由緒ある東京の坂道を

数多く歩いてまいりました。

 

 

東郷坂の次に向かったのが、

千代田区三番町と四番町の間にある

「行人坂(ぎょうにんざか)」です。

 

 

 

 

■ 行人坂とは?その歴史と起伏

 

東京には目黒などにも

有名な「行人坂」があるそうですが、

 

私たちが今回歩いた

千代田区の「行人坂」は、

 

南法眼坂から

北へ向かって下る静かな坂道です。

(※南法眼坂は次の記事に記します)

 

 

北側に位置する東郷坂、

この「行人坂」

そして南法眼坂は、

 

南北に続く

上がり下がりの連続した

坂道になっており、

 

古くは

この一連の起伏全体を

 

「法眼坂(ほうげんざか)」と

呼んでいたそうです。

 

 

 

 

​江戸時代後期に

幕府が編纂 (へんさん) した、

 

江戸の地誌(地理や歴史を詳細に記した公式な記録)である

 

『御府内備考(ごふないびこう)』

記述によれば、

 

 

古い時代に「法印」と名乗る

行人(仏教の修行者)が

 

この辺りに住んでいたことが、

この名の由来とされています。

 

 

 

そのため

「法印坂」と呼ばれたり、

 

転じて

「法眼坂」と呼ばれるようになったと

言われています。

 

 

 

 

■ 古 (いにしえ) を歩くことで何を感じるか?

 

 

 

 

さて、

合氣道において

 

最も大切な

ものの一つが「感性」です。

 

 

 

ただ目で見える景色を

なぞるのではなく、

 

その場に立ち、

足裏から伝わる

 

大地の傾斜や空氣感を

どう受け止めるか。

 

 

古(いにしえ)の人々が

歩いた道を

 

自らの足で

たどることは、

 

まさにこの感性を磨く

稽古でもあります。

 

 

 

 

​修行者が

住んでいたという

「行人坂」の勾配に立つと、

 

数百年の時を経て、

この地を行き交った人々の

息遣いが聞こえてくるようです。

 

 

 

表面がアスファルトに変わった

現代であっても、

 

その起伏そのものは

江戸の昔から

変わってないであろうと、

 

深く

古(いにしえ)を感じ入ります。

 

 

 

坂道を

上り下りする際、

 

合氣道の

体捌きと同じように、

 

自然の傾斜に逆らわず、

「臍下の一点」に心を静め、

 

ゆったりとした呼吸で

歩を進める。

 

 

 

すると、

不思議なほど

 

心身が

その土地の歴史や風景と

調和していくのを感じます。

 

 

 

古を歩くということは、

知識として歴史をなぞることに

とどまりません。

 

 

当時の人々と

同じ傾斜を体感し、

 

そこにあったであろう

暮らしや想いに

意識を向けることで、

 

私たち自身の

内なる「感性」

呼び覚まされるのです。

 

 

 

 

​こうした日常の

ふとした瞬間に、

 

いつも新たな

氣づきを与えられます。

 

 

 

 

これからも

「江戸の坂道巡り同好会」

足跡を通じて、

 

歴史のロマンと

合氣道の精神を

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

​過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂 中坂 檜坂 狸坂 冬青木坂

七面坂 二合半坂 狸穴坂 乃木坂

大黒坂 鳥居坂 一口坂 本氷川坂

芋洗坂 饂飩坂 永坂 於多福坂 鼠坂

植木坂 日向坂 神明坂 綱の手引坂

綱坂 安全寺坂 左内坂 

市谷亀岡八幡宮 男坂・女坂 三年坂 

帯坂 東郷坂

 

 

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を極めることではありません。

 

 

日常の歩みの中で活きる

「心身の統一」をはかり、

 

「自他共に喜びを分かち合える豊かな生き方」を

会員のみなさまと

共に深めていくことです。

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

 

より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-03-19 03:20:00

" 桜ほころぶ春分の日。「氣」をどう生かすかは自分次第 "

​今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

啓蟄(けいちつ)末候

 

七十二候

第九候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

3月15日~19日ごろ。

厳しい冬を越したさなぎが羽化して

蝶になり飛び始めるころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​さくら ほころぶ しゅんぶん の ひ。「き」を どう いかすか は じぶん しだい 』

 

 

 

 

 

​3月20日からの

三連休は、「春分の日」を迎えます。

 

 

 

 

 

「暑さ寒さも彼岸まで」

昔から言い伝えられているように、

 

「春分の日」を中日とした

前後三日間の

「春のお彼岸」を境に、

 

私たちは確かな

季節の移り変わりを実感します。

 

 

 

 

​日中の

暖かさに誘われるように、

 

いよいよ

ソメイヨシノも開花し始めました。

 

 

 

これから

各地の桜の名所へと

花見に出かけたり、

 

外の空氣を

存分に味わったりと、

 

心弾む春の暮らし方が

本格的に

スタートするころですね。

 

 

 

 

さて、

この「春分」とは、

 

昼と夜の長さが

ほぼ同じになる日です。

 

※ 厳密には昼のほうが10分程度長いそうです。

 

 

 

 

 

冬の寒さが和らぎ、

これから少しずつ

昼の時間が長くなっていく、

 

自然界の

大きな節目でもあります。

 

 

 

 

​私たちが

道場で学んでいる

「氣」というものも、

 

この大自然の

巡りと無縁ではありません。

 

 

 

 

時折、

「氣」について難しく

捉えられることがあるようですが、

 

「氣」には元来、

強いも弱いもなく、

陽も陰もありません。

 

「氣」はただ、

純粋な「氣」としてそこに在るのみです。

 

 

そのニュートラルな氣を、

自分の中で

どのように育み、

どう表に出していくか。

 

 

 

明るく前向きな

力にするのも、

 

あるいは

その逆にしてしまうのも、

 

すべては

自分自身の心一つ、

自分次第なのですね。

 

 

 

 

 

草木が

春の暖かな氣を受けて

一斉に芽吹くように、

 

私たちもこの時期、

自然界に満ちる

 

豊かな「氣」

たっぷりと取り込みたいものです。

 

 

 

 

そして、

それを日常の中で

 

健やかな活力として

巡らせていくことができれば、

 

毎日はより

朗らかなものになります。

 

 

 

 

 

​私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場に

おきましても、

 

来る4月29日に

開催される

 

「兵庫県合氣道連盟 合氣道演武大会」

向けての稽古が、

 

いよいよ

本格的になってまいりました。

 

 

 

その道場内の「氣」は

二週間前とは

明らかに違ってきています。

 

 

 

子どもから大人まで

「やるぞ!」というお弟子さん方の

 

前向きな氣で充満した

道場の雰囲氣が

 

これほどまでに

変わってくるのか?

 

それに驚く

今日このごろです。

 

 

 

 

 

​道場生

一人ひとりが、

 

自分の中にある「氣」

素直に、伸びやかに

 

道場で表現できるよう、

力みを手放し、ただ淡々と、

 

しかし、

熱を帯びた稽古を重ねております。

 

 

 

 

 

​いよいよ

春本番を迎えるこの三連休 (世間一般では) 。

 

 

 

 

 

みなさまも

ぜひ外へ出て、

 

春の息吹を

胸いっぱいに吸い込み、

 

ご自身の内なる氣を

心地よく

巡らせてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

​本日も一日一心。

氣を出して、朗らかに参りましょう。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

 

ただ技を

極めることではありません。

 

日々の生活に活きる

「心と身体の調和」をはかり、

 

「社会や周囲の人々の喜びに繋がる生き方」を

ともに探求していくことです。

 

 

 

自然の理(ことわり)や、

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも

発信しております。

 

 

より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひ

バックナンバーもご覧ください。

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-03-18 03:19:00

" 【精霊の日】柿本人麻呂・和泉式部・小野小町が繋ぐ「氣」の灯火 "

​今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

啓蟄(けいちつ)末候

 

七十二候

第九候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

3月15日~19日ごろ。

厳しい冬を越したさなぎが羽化して

蝶になり飛び始めるころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​【しょうりょうのひ】かきのもとのひとまろ・いずみしきぶ・おののこまち が つなぐ「き」の ともしび 』

 

 

 

 

 

本日、3月18日は

「精霊の日」(しょうりょうのひ)です。

 

 

精霊とは、

肉体を離れた

清らかな御霊(みたま)や、

亡き人の魂を指す言葉。

 

 

目に見えない

存在を慈しみ、

 

先人たちの歩みに

静かに思いを馳せる、

 

日本人の細やかな

精神性が宿る日でもありますね。

 

 

 

そこに

ある数奇な伝説が

語り継がれていることを

ご存知でしょうか。

 

 

 

 

 

万葉の歌聖

柿本人麻呂 (かきのもと の ひとまろ) 。

 

 

平安の情愛を詠み上げた

和泉式部 (いずみ しきぶ) 。

 

 

そして絶世の才媛 (さいえん) 、

小野小町 (おののこまち) 。

 

 

 

 

 

時代を彩った

稀代の歌人三名が、

 

奇しくも

同じこの日に

没したという伝承です。

 

 

 

 

​彼らが命を削り、

魂を込めて

 

紡ぎ出した言葉は

「言霊(ことだま)」となり、

 

 

千年の時を超えて

今なお

 

私たちの心を

照らし続けています。

 

 

 

 

たとえば、

情熱的でありながらも、

 

この世の

「うつろいゆくもの」を

 

繊細に捉えた

小野小町は、

このような名歌を残しています。

 

 

 

「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」

 

 

 

(桜の花の色はすっかり色褪せてしまった。

春の長雨が降っている間に。

私の容姿も衰えてしまったことよ、

物思いに耽 (ふけ) っている間に。)

 

 

 

 

万物は常に変化し、

一所に留まることはない。

 

 

 

 

この「無常観」は、

執着を手放し、

 

自然の理(ことわり)が

流れるままに

身を任せるという、

 

私たちが探求する

合氣道の精神にも通ずる

深く静かな響きを持っています。

 

 

 

 

一つ前の記事にも

記しましたが、

(エントリーは コチラ )。

 

 

 

今年の1月、

東京都千代田区の

東郷元帥記念公園を訪れた際、

 

その歴史の重層性を

肌で感じる瞬間がありました。

 

 

 

偉大なる先人を祀る

由緒ある空間で、

 

現代を生きる子どもたちが

無邪氣に遊び、

 

弾けるような

笑顔を見せていたのです。

 

 

 

古(いにしえ)の静寂と、

現代の躍動。

 

 

その二つが

反発することなく溶け合い、

 

一つの調和を

生み出している光景に、

 

私は

生命の力強い

連続性を見ました。

 

 

 

 

​ここにある

「時を超えた結び」は、

 

決して途切れることなく

連綿と続いてきた、

 

人と人との

尊い繋がりそのものです。

 

 

 

 

 

時代を越えて

受け継がれる言霊の響きも、

 

公園で見かけた

瑞々 (みずみず) しい命の輝きも、

 

 

すべては

「大いなる氣の流れ」の中にあると、

私は思うのです。

 

 

 

 

時代を越えて

遺された歌に触れると、

 

美しいものに

心を奪われる人間の「感性」は、

 

 

いつの世も

決して変わらぬ、

 

普遍的なものだと

深く氣づかされます。

 

 

 

 

ふと外を歩き、

移ろいゆく

季節の草花を愛 (め) で、

 

大自然の豊かな

息吹を肌で感じてみる。

 

 

 

そして、

遠い昔の歌人たちが

 

見つめていたであろう

同じ景色に、

 

そっと

己の心を重ね合わせてみる――。

 

 

 

 

 

この「精霊の日」は、

 

偉大な先人たちの残した

足跡や精神に

 

静かに寄り添いながら、

 

 

 

日々の暮らしの中で

 

心を豊かに

保つことの尊さを

改めて噛み締める、

 

 

 

そんな

大切な一日

なのかもしれませんね。

 

 

 

 

​先代から託された

「氣」の灯火

 次代へ手渡すべく、

 

 

 

本日も、

心を澄ませて

自身の人生の歩みを

進めて参りましょう。

 

 

 

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場では、

単なる技の習得に留まらず、

 

日常生活を豊かにする

「心と身体の調和」、

「社会や人のために役立つ生き方」を

探求しています。

 

 

自然の理(ことわり)や、

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

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先人たちの知恵を

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひ

バックナンバーもご覧ください。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-03-17 03:20:00

" 番町皿屋敷の帯坂から東郷平八郎元帥へ。武人の氣と現代が交差する【東郷坂】編 "

​今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

啓蟄(けいちつ)末候

 

七十二候

第九候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

3月15日~19日ごろ。

厳しい冬を越したさなぎが羽化して

蝶になり飛び始めるころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​ばんちょうさらやしき の おびざか から とうごうへいはちろう げんすい へ。ぶじん の き と げんだい が こうさ する【とうごうざか】へん 』

 

 

 

 

 

3月12日の投稿の続きです。

エントリーは コチラ から。

 

 

 

1月の東京出張の折、

合氣道の稽古と

 

もう一つの

私のライフワークでもある

 

「江戸の坂道巡り」へ赴き、

由緒ある古の道を

己の足で幾つも

歩いてまいりました。

 

 

 

 

合氣道の師範として

道を歩む中で、

 

私は

「古 (いにしえ) を歩くこと」

とても大切にしています。

 

 

 

なぜなら、

合氣道において

 

最も重要な

「感性」を磨く教えが、

 

そこには

無数に転がっていると、

私は思うからです。

 

 

 

港区から新宿区、

さらに千代田区へと続く

江戸の坂道巡り。

 

 

前回の記事では

「帯坂(おびざか)」を歩きました。

 

 

 

 

帯坂といえば、

怪談「番町皿屋敷」の

ヒロインのお菊が

 

髪を振り乱し、

帯を引きずりながら

 

駆け抜けたという

伝説が残る坂。

 

 

 

冷たい風が

吹き抜けるその傾斜に立つと、

 

当時の人々の情念や、

そこにあった日常の息遣いが、

 

肌を通して

生々しく

伝わってくるようでした。

 

 

 

そして帯坂の生み出す

妖氣を後にし、

 

次なる目的地

「東郷坂(とうごうざか)」へと

歩みを進めました。

 

 

 

千代田区四番町にある

この坂は、

 

明治時代、

日露戦争で

 

連合艦隊司令長官を務めた

東郷平八郎元帥の邸宅が

あったことに由来します。

 

 

 

かつては

法印坂や

法眼坂(ほうげんざか)とも

呼ばれた一帯であり、

 

江戸から明治へと

時代の変遷を見守ってきた

古道でもあります。

 

 

 

その坂を上ると、

現在は

「東郷元帥記念公園」として

整備されており、

 

そこには

清々しい

現代の日常がありました。

 

 

公園では

多くの子どもたちが

歓声を上げ、

 

無邪氣に

駆け回って遊んでいます。

 

 

 

「東郷坂」に立ち、

静かに目を閉じてみます。

 

 

 

 

 

そこには、

帯坂とは全く異なる、

 

重厚で

凛とした「氣」

根底に流れていました。

 

 

 

東郷元帥は

幕末の薩摩に生まれ、

 

幼少より

「示現流 (じげんりゅう) 」の

 

厳しい剣術で

心身を練磨された

生粋の武人でした。

 

 

 

 

国家の存亡を懸けた

戦いの中でも

 

決して動じなかった、

その「不動心」

 

 

 

一人の武人が

確固たる「氣」をもって

踏みしめた土の上に、

 

今はいまを生きる

子どもたちの

 

明るく溌剌とした

「氣」

重なり合っているのです。

 

 

 

古の武人たちが

命を懸けて

繋いだ歴史の延長線上に、

 

この平和で

穏やかな

子どもたちの笑顔がある。

 

 

 

 

「過去」と「現在」、

「静」と「動」が入り交じる

その空間で、

 

私は

時の流れの

雄大さを肌で感じました。

 

 

 

 

合氣道は、

感性の武道です。

 

 

 

相手を投げる、

投げられる以前に、

 

場の空氣を読み、

見えない氣を感じ取る

必要があります。

 

 

 

 

アスファルトで

舗装された

現代の東京であっても、

 

古の坂道には

蓄積された人々の「氣」が

確実に残り、

 

そこに現代の息吹が

見事に調和しています。

 

 

 

 

 

​いにしえの

武人の重厚な呼吸と、

現代の命の輝き。

 

 

 

 

その両方を

足の裏から感じ取り、

 

自分の呼吸と

重ね合わせるように

古の坂を歩くことは、

 

 

私にとって

単なる名所巡りではなく、

 

心身を研ぎ澄ます

日々の稽古そのものです。

 

 

 

 

歴史を学び、

古の土を踏む。

 

 

 

 

「見えないものを感じる力」

養うため、

 

今日もまた

一日一心、

歩みを進めてまいりまする。

 

 

 

 

 

私たちの

古の江戸を歩く旅、

まだまだ続きます。

 

 

 

 

 

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綱坂 安全寺坂 左内坂 

市谷亀岡八幡宮 男坂・女坂 三年坂 

帯坂

 

 

 

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場では、

単なる技の習得に留まらず、

 

日常生活を豊かにする

「心と身体の調和」、

「社会や人のために役立つ生き方」を

探求しています。

 

 

子育てや人間関係、

生き方のヒントが

ここにあるかもしれません。

 

 

ぜひ、

この道場長ブログ「ぼくらの合氣道」

 

他の記事も

ゆっくりとご覧ください。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-03-16 03:38:00

" 出会いの季節。合氣道で育む、しなやかで自由な心身 "

​今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

啓蟄(けいちつ)末候

 

七十二候

第九候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

3月15日~19日ごろ。

厳しい冬を越したさなぎが羽化して

蝶になり飛び始めるころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​であい の きせつ。あいきとう で はぐくむ、しなやか で じゆう な しんしん 』

 

 

 

 

 

​二十四節氣

「啓蟄」の末候、

 

「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」

時期を迎えました。

 

 

 

三月の半ばから

下旬にかけて、

 

厳しい冬の寒さを

耐え抜いた

 

青虫たちが

さなぎから羽化し、

 

美しい蝶へと

姿を変える頃合いです。

 

 

 

 

春の柔らかな

陽氣を感じる日と、

 

冬の名残のような

肌寒い日が交差する、

 

季節の

変わり目でもあります。

 

 

 

 

 

​私たちの

身近な場所でも、

 

モンシロチョウや

シジミチョウ、

 

アゲハチョウが

ふわりと舞う姿を

目にするようになります。

 

 

 

 

 

興味深いことに、

 

モンシロチョウは

紫外線を捉える視覚を

持っていると言われており、

 

彼らの目には

メスが白く、

オスが黒く映るのだそうです。

 

 

 

そうして

自然の理 (ことわり) のなかで

仲間を見分けているのですね。

 

 

 

 

そして、

春の訪れとともに

 

その年初めて

目にする蝶のことを、

 

古くから

「初蝶(はつちょう)」

呼びます。

 

 

 

 

春になって

初めて出会う蝶。

 

 

 

 

この言葉の響きには、

新しい出会いへの

 

ときめきが

込められているように感じます。

 

 

 

 

 

道場においても、

例年、

二月から三月にかけては、

 

見学や体験の

お問い合わせを多くいただく、

 

人との新たな

ご縁が結ばれる季節です。

 

 

 

 

 

​新たに入門され、

真っ白な道着に袖を通された

 

お弟子さんたちとの

出会いは、

 

まさに春に舞う

初蝶を見つけた時の

喜びに似ています。

 

 

 

 

 

​合氣道は、

相手と力で争うのではなく、

 

自然の理に

調和していく道です。

 

 

 

 

新たに

ご縁を結ばれた皆様には、

 

決して急がず、

焦らず、

 

ご自身のペースで

日々の稽古を

 

重ねていただきたいと、

願っております。

 

 

 

ともに

道場で汗を流し、

 

ともに

氣を練り上げる。

 

 

 

 

その静かで

着実な歩みが、

 

やがては

青虫が蝶となって

大空を舞うように、

 

心身の健やかさと、

とらわれのない

 

自由でしなやかな

動きへと繋がっていくはずです。

 

 

 

 

​道場に吹き込む

新しい春の風を感じながら、

 

これからも

「ともに氣を練る」

仲間たちと共に、

 

この道を

歩み続けてまいりましょう。

 

 

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場では、

単なる技の習得に留まらず、

 

日常生活を豊かにする

「心と身体の調和」、

「社会や人のために役立つ生き方」を

探求しています。

 

 

 

子育てや人間関係、

生き方のヒントが

ここにあるかもしれません。

 

 

 

ぜひ、

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝