2019/09/17 07:51
「子どもたちの本当の先生は学校の先生や習い事の先生ではなくお母さん方です」土曜日 兵庫コープカルチャー はじめてみよう!子ども合氣道 9/14.2019 文 師範 寺崎秀行
兵庫コープカルチャー
はじめてみよう!子ども合氣道
第二、四土曜日 14:15~15:15
今日は中学生は体育祭のためお休みでした。
小学低学年のY君もお休みでした。
二名お休みだと少し寂しくも思いましたが、
出席した子どもたちはとても元氣にお稽古していました。
今日は胸突き一教を稽古しました。
この技は反対の手で相手の手を取ったり、一教で返す方向が分からなくなったりするようです。
慣れるまでは、大人でもよく間違うので小学生が分からなくなるのも無理ありませんね。
あっちこっちから「せんせいー、わかりませんー」と私を呼ぶ声がします。
今日は助教もいませんので、
私が直している間にまた別の組から呼ばれます。
我が子を見るに見かねたお母さん方が、駆け寄り
「ん?こうかな?」
「たぶん、こうなんじゃない?」
といった具合いにお母さん方も、技を一生懸命に覚えておれました。
ここに来られているお母さん方はとても熱心にお稽古を見てくれています。
合氣道は親子で学ぶのが一番です。
子どもたちの先生は習い事の先生でもなく、学校の先生でもありません。
お母さん、お父さん方が先生です❗
今日のお稽古
胸突き一教
呼吸動作
昇級者免状授与
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行
2019/09/16 20:34
「呼吸法で心身を浄化する」金曜日 名谷南会館 氣と呼吸法教室 9/13.2019 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「呼吸法で心身を浄化する」
名谷南会館 氣と呼吸法教室
金曜日13:45~15:00
本日のお稽古
片手片足を上げての統一
前にかがんでの統一
統一の印
呼吸法 約35分
呼吸法について簡単に説明しますと、
してはいけないのは、
入浴中と、食事後すぐと寺崎師範から教えていただいています。
それ以外の時間は、いつでもできます、と。
歩いていても、
車の運転中でも、
注) 車の運転中は呼吸法初心者はお勧めできません。運転に集中しましょう!
熟練者は運転中でも問題なく出来ます。
電車、バスの中でも
人待ちのときでも、
いつでもできます。
心が落ち着かない時、
眠れないときなどは、
とくに効果的です。
目を閉じて、
臍下の一点に心を静め、
まず、吐きから始めます。
(は)の形で口を開き、
吐ききったら、軽く前傾し、
3~4秒そのまま、
臍下の一点に保持します。
次に口を閉じ、
鼻から息を吸います。
吸いきったら、
体を元に戻し、
また3~4秒臍下の一点に保持します。
この保持する間に、
酸素を含んだ血液が体中をめぐり、
また、二酸化炭素を含んだ血液が肺に戻り、
ガス交換をします。
内呼吸で、
体の隅々まで巡らせ、
最後に
皮膚の毛孔までもきれいにします。
寝る前にお風呂で体をきれいにします。
そして、
呼吸法で心身のゴミをきれいにします。
藤平先生は
寝るときから、一日ははじまると言われています。
合氣道 琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子
2019/09/15 09:58
「相手が攻撃してくる太刀や短刀は引っ張っても抜けません」土曜日 上沢教室 子ども親子クラス・大人の部 9/14.2019 文 師範 寺崎秀行
日々の稽古
「相手が攻撃してくる太刀や短刀は引っ張っても抜けません」
少年部・親子クラス
16:30~17:30
三連休の土曜お稽古です。
今日は中学生の体育祭が多いようですので中学生はお休みしてましたが、
今日もたくさんの子どもたちが元氣にお稽古に来ていました☺️
道場で臍下の一点を意識した稽古をすることにより、日常に活かす事が重要です。
臍下の一点とは心と身体がピタッと一致する所です。
この一点に心を静め、
この一点から動くと心と身体が一体となり、身体がぶれずに自分自身の最高の力を発揮することが出来ます。
そして、この時に天地=自然と一体になり人間本来の素晴らしい力を自由に使うことが出来ます。
相手に後ろから抱きつかせて歩くことも、
二人に両手をそれぞれ下に引っ張らせたまま歩くことも出来ます。
やってみれば分かりますが、
力で引っ張ろうとすると歩くどころか?
足を一歩も踏み出せません。
本日のお稽古
片手交差取り呼吸投げ
胸突き小手おろし
後ろから抱きつかせて歩く
二人に両手を下に引っ張らせたまま歩く
呼吸動作
昇級者へ免状授与
今日発表した昇級審査対象者は次回審査日の今月末~十月に行います。
しっかりお稽古しておきましょう❗
大人の部
17:30~19:30
今日の大人クラスは、
短刀取り、太刀取りの稽古です。
まずは基本となる太刀、短刀の受け渡し方から繰り返し稽古しました。
短刀取り小手おろしでは
短刀を持っている相手の小手をしっかりと曲がる方向に極めて、
柄に手をかけ短刀の刃が下に向くまで極め、下方向に抜きます。
決して引っ張っては抜けません。
これが太刀になると難易度は数段上がります。
右手を前にして太刀を両手で持っている相手の右手の小手を左手でそっと持ち、
右手は柄をそっと持ち
短刀同様に刃が下に向くまで小手を極めて真下に下ろし、太刀を取ると相手は自然と前に転びます。
太刀の刃を下に向くまで返すとき、
自分の腕や相手の腕、又は太刀の真ん中辺りを見ていると
相手の力とぶつかり、相手に押さえられ太刀を動かすことは出来ません。
太刀の先端からまだ先を返すイメージで力を抜いて、
氣で返さねばなりません❗
これが初心者には中々イメージ出来ず、ガンガン相手とぶつかり、太刀を返す事が出来ません。
それもそのはず、太刀取りは二段昇段審査基準の技です。
次の機会もしっかりとお稽古しましょう。
今日の稽古冒頭にお話ししました、
今後の剣、杖講習会は出来る限り毎月行って行きたいと思っています。
中々、普段の上沢教室で一同に剣や杖を振ることはスペース的にも難しく、基本すら学ぶことが出来ません。
比較的広いスペースで思う存分稽古出来る会場を探さねばなりません。
会員の皆様のお近くにありましたら教えて下さい。
本日の稽古内容
合氣体操 一人技
二教技
小手おろし技
三教技
短刀取り小手おろし~固める
太刀取り小手おろし
太刀取り四方投げ
太刀取り入身投げ
呼吸動作
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行
2019/09/13 16:40
「合氣道の関節技は健康法です」火曜日 神戸常盤アリーナ 合氣道講座 9/10.2019 文 師範 寺崎秀行
「合氣道の関節技は健康法です」
日々の稽古
神戸常盤アリーナ 合氣道講座
10:30~12:00
合氣道講座 第二期 九月二週目のお稽古です。
今日は久しぶりにMさんもお稽古に来られました。
お元氣そうで何よりです!
前回から入門されました、受講生Kさんは何から何まで初めてのことばかりですので、
基本の合氣体操、健康体操を少しずつ基礎から皆で学んでいきます。
合氣道は「一から習い十を知り、また一に戻る」稽古を繰り返します。
本日は三級昇級に向けたお稽古で、
三教を稽古しました。
まず、三教の手の握り方から締める方向を何度も繰り返し稽古しました。
緩みを充分にとることが重要です。
しっかりと緩みをとらないと、いくら絞り上げても三教は効きません。
フワッと相手の手を握り氣で締め上げねばなりません。
ここでもやはり、力を入れてはダメなのですね😅
実際に「力を抜きなさい」といっても、
なかなか抜けません。
口で言うのは簡単ですが、そう簡単に出来るものではありませんよね。
「全身の力を完全に抜く」
永遠のテーマですよね😃
三教は関節技ですので、多少痛いです。
特に筋が強ばっていると痛いです。
子どもや女性は比較的柔らかい方が多いですが、
中高年の男性は固い方が多く、皆さん非常に痛がられます。
合氣道の関節技は順です。
則ち、曲がる方向に曲げるので安全ですし、ゆっくりと少しずつ筋を伸ばしてあげると、
後でスッキリし、肩凝りや首の凝りも解消され健康法になります。
但し、正しく行わなければなりません。
しっかり稽古しましょう!
今日の稽古内容
一人技
二教技
小手下ろし技
三教~固めるまで
立ち姿で両手を二人に下に引っ張らせ歩く
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行
2019/09/13 07:35
「強い力には力で対抗せず、むしろ力を抜く」水曜日 上沢教室 大人クラス 9/11.2019 文 助教 石井ひろ子
「強い力には力で対抗せず、むしろ力を抜く」
日々の稽古
上沢教室大人クラス
19:00~20:30
今日は、
3級の審査を目前に控えた方を対象とした
一人技と組技の確認と
胸つき小手下ろしの楷書、行書と
短刀取り胸つき小手下ろし
最後に呼吸法でした。
胸つき小手下ろしの楷書。
相手が
正面から拳で突いてくる。
氣の動いた瞬間に転換します。
相手の「突こう」という氣が動いて相手の拳が向かってきます。
心が身体を動かします。
氣が動いた時に転換するから、慌てず相手の腕を取ることが出来ます。
日常でも同じです。
時間に余裕を持って出発すれば、慌てずに行動出来ますし、時間にも遅れません。
転換し相手と背中合わせになり、顔は完全に反対を向く。
相手の氣の流れを尊重し、
突いてきた拳を突かせきり、
肘辺りから、掌を沿わせて
突いてきた腕の手首を
小指と薬指で、軽く持つ。
自分の太ももに
相手の腕をサッと下ろし、
顔を進行方向にしっかり向けて
自分が中心となり、円を描くように臍下の一点から前進する。
遠心力の作用で、
相手は自分より
少し遅れて付いてくるため、
自分が方向転換すると
その反動で
くるっと自分の正面に体が向く。
そこで小手下ろし。
小手下ろしで被せた手を
そのままの形で、肘に移動し、
相手の体をうつ伏せにして、
肩固め (二教) を極める。
相手の腕を取って円を描くように歩くとき、
力で引っ張ろうとすると相手の力とぶつかってしまいます。
相手が力を入れてくれば、
反対に自分は力を抜きます。
すると相手も力を抜いてくれます。
人間は無意識のうちに力には力で対抗しようとするものです。
「自分が力を抜けば相手も自然と力を抜く」
人間関係も同じです。
「争わずして勝つ」最上の勝ち方、
「争わざるの理」を合氣道の技を通じて学んでいきます。
行書、草書に慣れてくると、
楷書を忘れがちになります。
あくまでも、技の基本は楷書です。
習字でも楷書ー行事ー草書と習うように、
合氣道も「一から習い十を知り、また一に戻る」稽古を繰り返します。
今月から子ども合氣道の教室を持たせていただき、
お弟子さんを指導するときにも
とても大切な楷書です。
しっかり楷書を学びましょう!
合氣道琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子