2020/02/06 01:29
「取らせたときには、完結している」月曜日 鈴蘭台教室 少年部・大人の部 2/3.2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「取らせたときには、完結している」
鈴蘭台教室
少年部18:00~19:00
大人の部19:00~20:30
少年部
今日は節分です。
子どもたちは全員出席でした。
節分の今日、お稽古の終わりに
寺崎師範が鬼のお面をつけて、子どもたちと豆まき!という、お楽しみがありました。
「臍下の一点から氣を出してやれ!」
寺崎師範の激励に、子どもたちは鬼の襲撃に
本氣で恐がり、必死で豆を投げていました。
とても愉しいひとときでした。
本日の稽古
肩取り一教入り身
大人の部
5級審査基準
片手取り転換呼吸投げ
行書を丁寧にご指導いただきました。
投げは、臍下の一点を保持し統一体になってから、軽く握った片手を出します。
手と同じ側の足を出し、臍下の一点が向き合う形です。
投げは、受けの氣が入ってこないように、しっかり氣を出しておきます。
目線は相手を通り越した前方です。
逆半身で、受けに手を取らせたら、軽く後方に足を引き、両者の緩みをとります。
指先から氣を出し、相手を引き寄せながら転換します。
受けの肘の上に自分の肘を乗せて、指先と目線を進行方向に向けて臍下の一点から前に前に歩きます。
投げが止まると、遅れて付いてきた受けは自分の横に並ぶかたちになります。
両膝を大きく開き、肘とともに一氣に下にさげると、相手の態勢は自然に崩れます。
ドンッと下げたら今度は両手を指先から、ふわっと上に上げて、最後は左右技で決めます。
受けはスライディングをとります。
左右行う。
どの技でも、相手に手を取らせたとき、又は相手の氣が動いたときにはすでに、技は完結している。
自分のなかでそのイメージができている。
あとは「心が身体を動かす」ので、そのイメージ通りに動けばよいだけ。
という、寺崎師範の言葉がとても印象的でした。
最後に呼吸法。
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子
2020/02/04 21:37
「ヤル氣満々」日曜日 ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道 2/2.2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「ヤル氣満々」
ヨークカルチャー加古川
日曜子ども合氣道15:00~16:00
今日は、女子が全員休みで、男子ばかりのお稽古でした。
今日の唱和は、この教室で、一番年少の小1の男子がしました。
一度もつかえず、「心身統一の四大原則」を暗唱したのには感心して、感動しました。
立派でした。
その後は、いつものように、いや、いつも以上に、大きな元氣の良い号令で、柔軟体操です。
みんな、氣が出ているね。
本日の稽古
胸突き小手下ろし
正面打ち呼吸投げ
肩取り一教
乱取り 多人数掛け(子どもたちの受身の稽古)
呼吸法
今日のお稽古の中でも、最後の乱取りが、一番氣がでていました。
寺崎師範が、最初は座って、次には立って、次々に多人数掛けをされます。
子どもたちは「はぁはぁ」言いながらも、途切れることなく、笑顔で、順次前回り受け身をしていきます。
このような稽古を通して、常に臍下の一点を意識して、事に当たることを体得し、身につけていくのでしょう。
合氣道 琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子
2020/02/04 10:27
「合氣道を日常に生かす」土曜日 コープカルチャー神戸北 元氣になろう❗こども合氣道 2/1. 2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「合氣道を日常に生かす」
コープカルチャー神戸北
元氣になろう❗こども合氣道
14:45~15:45
今日は、コープカルチャー神戸北
8回目の合氣道教室です。
今日も、小3の男児が一名体験に来られました。
何か武道をさせたい、とお母さんは思われたそうです。
稽古時間一時間での演武会、昇級審査を控えての中の体験者ありです。
寺崎師範からのアドバイスをしっかり頭に焼き付け望みます。
体験の方には、立ち姿の統一と折れない腕で、
「心が体を動かす」という、氣の原理を体験していただきました。
立ち姿の統一から体験していただきます。
始めにいつもの立ち方で立っていただきます。
力が抜けている状態なので、肩を押すと、弱い力でも後ろに倒れそうになります。
次にいつも学校でしている、氣をつけ!の立ち姿をしてもらいます。
見た目には綺麗に立っているように見えますが、
その姿は、肩と指先そして上半身全体に力が入っています。
さらに、身体が後ろに反っています。
やはり、肩を軽く押しただけで後ろに崩れます。
心身統一の四大原則の、
二、全身の力を完全に抜く。に反した格好です。
そして、3回目。
つま先立ちを数回してもらい、そっと踵をおろす。
するとつま先に重心がかかるので、やや前傾になります。
そして、足の親指と親指を結んだ中点辺りに重心をおく。
ここからが、さらに大事なところです。
「氣持ちをしっかり、前に向ける!!」ことを臍下の一点から伝えます。
さあ!準備ができました。
どうでしょうか?
同じくらいの力か、少し強く押しても、身体に粘りを感じてソフトですが、倒れません。
盤石になっています。
まさに、統一体ができています。
本人も体感できたようで、ニコニコ笑顔です。
お母さんにも同様にやってみてもらって、その盤石さの違いに「ほうっ」と頷かれていました。
心と身体を同じ方向に向けたとき、一番強い力を発揮できる、心と身体を同時に使うから、持てる力を100%発揮できるという事をお話しました。
そして、同時に重みを下に置き、真にリラックスした時、落ち着ける。
心が身体を動かす!という、氣の原理をお伝えしました。
合氣道は、技を通して、心身統一を学んでいきます。
そして、それを勉強や人間関係、日常に生かしていけなければ、意味がありません。
本日の稽古
片手交差取り呼吸投げ
正面打ち呼吸投げ
呼吸法
終わりに、合氣道のだるまさんが転んだ、を愉しくして盛り上がり、稽古を終えました。
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子
2020/01/30 00:14
「華麗な受け身に、思わず…」水曜日 上沢教室 少年部・大人合氣道 1/29.2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「華麗な受け身に、思わず…」
上沢教室
少年部 17:45~18:45
大人の部 19:00~20:30
少年部
本日のお稽古
第二十体技 二人技 四方投げ
坐技半立ち横面打ち呼吸投げ 前方投げ
呼吸動作
第二十体技二人技四方投げは、初めての技です。
子どもたちは挑戦が大好きです。
一生懸命に取り組みます。
三人一組になって、左右から、それぞれ腕を両手で持たせます。
片手取り両手持ちの持ち方です。
持たせた手の指先から氣を出して、中央に二人を引き寄せ、ピタッと両腕を引っ付けます。
二人の受けは自然と離れず引っ付きます。
引き続き臍下の一点から後方に下がり、
右か左かに少し導いた方に、受けの二人を同時に、四方投げします。
受け二人は、ぶつからないように注意しながら、後ろ受け身をとります。
坐技半立ち横面打ち呼吸投げ(前方投げ)で
寺崎師範が受けの模範演武で、華麗な受身を子どもたちに見せられた。
受けを取り、スッと立たれた瞬間、一人の活発な男子が、大きな拍手を贈りました。
そのカッコ良さに思わず叩いてしまった!
という感じでした。
その物怖じしない、素直な、心からの賛美の行動…
とても微笑ましかったです。
寺崎師範も、思わず苦笑。
大人の部
独り技 後ろ手首取り前進技、
後ろ手首取り呼吸投げ 前方投げ
その後は、各個人の級に合わせた組み技の稽古。
新しく入門された方の稽古~立ち姿の統一、後ろ受け身技、立ち上がるまで~
片手交差取り四方投げ
最後に呼吸法。
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子
2020/01/29 00:13
「木の根っこ」火曜日 神戸常盤アリーナ 公認合氣道講座 1/28.2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「木の根っこ」
神戸常盤アリーナ
公認合氣道講座 10:30~12:00
全員お元氣に来られていました。
本日は、心身統一 氣の原理の中級審査を受けられる方がお二人おられます。
初級の審査項目から、一つ一つ全員で練習しながら、審査を進めていかれました。
合氣道を学ぶうえで、
根幹となる部分が、心身統一です。
心身を統一するための稽古法が、呼吸法であり、集中法、拡大法であり、統一の印、氣のテストであります。
地上に伸びた、大きな木でも根がしっかり張っていないと脆く、木が大きければ大きいほど倒れてしまう。
綺麗な花を咲かせる木は根がしっかりしています。見えない部分が大事です。
家も砂の上に建てたのではすぐに倒れてしまう。砂上の楼閣です。
土台が頑丈でないと、風雪、災害にも耐えられない。
合氣道もそれと同じことがいえる。
技をいくらたくさん覚えても、何にもならない。
統一体を学び、上記した、呼吸法などを日々積み重ねて稽古していくうちに、
知らず知らずのうちに、地下にしっかり根を張り、盤石な状態になります。
日常にこれを身につけて、万が一にも対応できる、
合氣道を学ぶ意味がここにあります。
お二人、中級に合格されました。おめでとうございます。
組み技は、胸突き一教とその応用技を、時間いっぱい、繰り返しお稽古しました。
最後に、呼吸法。
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子