2020/07/14 18:56

「連綿と続く道として捉えよ」名谷南会館 氣と呼吸法/親子合氣道・学園都市カルチャー 小中学生合氣道 上沢教室 少年部/親子・大人合氣道 ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道 令和2年7/10~12

「連綿と続く道として捉えよ」名谷南会館 氣と呼吸法/親子合氣道・学園都市カルチャー 小中学生合氣道 上沢教室 少年部/親子・大人合氣道 ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道 令和2年7/10~12

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日々の稽古

「連綿と続く道として捉えよ」

 

令和2年7月10日~12日

 

道という名のつく学びが日本にはたくさんあります。

 

道は永続的であり、過去、現在、未来と連綿としてつながっています。

 

もし途中で切れていたのならそれは道とは言えない。

 

今、自分が何をしているのか?自分が今、何をするべきか?どう行動するべきか?

 

この意味を知るには

 

目先の損得、感情、好む好まざる、得意、不得意ではなく道として捉えることが最も大切なことです。

 

道場での稽古は技やテクニックやノウハウを手早く学ぶ場ではありません。

 

道場での稽古のみならず、日常生活においても道と名のつくものは一生かけて学ぶものです。

 

道という考え方、捉え方は目先のことにとらわれずに、長いスパンで物事を捉える人間の知恵なのです。

 

失敗や挫折、蹉跌、頓挫や落胆、悲観など、できることなら誰でも経験したくありません。

 

目先のことしか頭にない人なら氣が滅入って、立ち直ることが出来ないかもしれません。

 

道という視点で見れば失敗も落胆も挫折も自身にとって大切な経験であり、それが必ず自身の進歩、成果につながると信じることができます。

だからこそ乗り越えていけるのです。

 

また、ときには理不尽に思えることでさえ、自分の心のバリアを通した考えや捉え方によるものであり、第三者からみると理不尽などではないこともあります。

 

良いことも悪いことも、嬉しいことも悲しいことも、楽しいことも嫌なことも、自分に起こることには全て意味があります。

 

ときに私は、稽古のなかで厳しく指導することがあります。

 

道として捉えることが出来ず、目の前の損得、感情でしか行動できない人は稽古を続けることができずに道場から去っていきます。

 

また何れ、人生の何処かで同じような境遇に出会うことでしょう。

 

一方で、道として捉える人は、常にプラスの氣を出し、楽しくのびのびと稽古に励みます。

 

道は連綿と続きます。

 

これからも、道として捉える人とともに学び、歩み、自他共に栄え、進歩、向上してまいります。

 

 

合氣道琴心館寺崎道場

師範 寺崎秀行

 

 

 

本日のお稽古内容

 

神戸市須磨区 名谷南会館

金曜13:45~15:00氣と呼吸法

統一の印

呼吸法 約45分

 

16:45~17:45親子合氣道

短刀受け渡し方と間合いの練習

短刀取り胸突き一教 

 

金曜19:15~20:30小中学生合氣道 神戸市西区学園都市カルチャー

短刀受け渡し方と間合いの練習

短刀取り胸突き一教

呼吸法

 

神戸市長田区上沢教室

土曜16:30~17:30少年部・親子合氣道

少年部六級審査基準

胸突き回転投げ

相半身片手取り四方投げ

横面打ち四方投げ

両手取り天地投げ

 

17:30~19:30大人合氣道 

弐段審査基準

杖技2 号令1~6

号令3~4を楷書で何度も稽古

 

日曜15:00~16:00日曜子ども合氣道 

加古川市別府ヨークカルチャー加古川

五級審査基準

片手取り転換呼吸投げ 楷書、行書

2020/07/06 21:00

※会員用インスタグラム 一人技 一教技 動画を更新しました

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2020/06/30 19:11

「後退する時ほど前に氣を出せ」上沢教室 少年部・親子合氣道 大人合氣道 ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道 令和2年6月27~28日

「後退する時ほど前に氣を出せ」上沢教室 少年部・親子合氣道 大人合氣道 ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道 6月27~28日

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日々のお稽古

「後退する時ほど前に氣を出せ」

 

令和2年6月27日 土曜日 

神戸上沢教室 

少年部・親子合氣道 大人合氣道

 

6月28日 日曜日

ヨークカルチャー加古川

日曜子ども合氣道

 

 

上沢教室

少年部・親子合氣道 16:30~17:30

大人の部 17:30~19:30

 

ヨークカルチャー加古川

日曜子ども合氣道 15:00~16:00

 

 

いつもの稽古で、合氣体操の後に行う「前進後進技」という一人技

 

足さばきは、左半身なら左足を大きく後方に踏み右足を引き寄せ、右半身になる。

 

この時、前足である右足の指先が真っ直ぐに顔と身体の向きと同じ前方に向いている事が大切です。

 

それに加え、後方にさがる時ほど前に氣を出す事が重要です。

 

技の名称も「前進後進技」とあるように、決して前進後退ではありません。

 

後ろに進む!

 

前に向かうときは、誰でも無意識に前に氣が出やすいが、後ろにさがるときは、氣を後ろに向けがちです。

 

 

子どもたちに後ろ向きに歩かせ、適当なところで「止まれ」と合図をかけ、軽く肩辺りを押すと簡単に後方によろめいてしまいます。

 

これは、氣持ちが後ろに向いているため、止まった時に踵に重心が掛かっています。

 

正しい立ち姿とは、両足の親指の先端を結んだ中央に全身の重みが軽く掛かるように立ちます。

 

この時、肩辺りをじわりと押しても盤石でよろめきません。

 

人生も然り、

 

何をしても上手く物事が進むとき、楽しいことをしているとき、身体の調子の良いときなどは誰でも氣が出ています。

 

上手くいかないとき、失意のとき、身体に故障のあるとき、不得意な科目を勉強するときほど、氣を出さねばなりません。

 

 

後退するとき、心が前を向き、身体の重みは最下部に軽くかかり、上半身に余計な力をかけず、リラックスする。

 

正しいリラックスとは、

いつでも瞬時に動ける姿勢です。

決して、ソファーに寝そべってテレビを見るような姿勢ではありません。

それは、虚脱状態であり、一番弱々しい状態であります。

 

力は抜かねばなりません。

これが、「氣が出ている姿勢」です。

 

 

本日のお稽古内容

 

上沢教室 少年部・親子合氣道

 

・後ろ歩きで止まった時に、前から肩辺りを押す、心身統一体の練習

・肩取り一教

・横面打ち四方投げ

・胸突き回転投げ

 

上沢教室 大人の部

・後ろ手首取り首絞め三教投げ

・後ろ手首取り一教

 

ヨークカルチャー加古川

・上沢教室と同じく、後ろ向きに歩かせ、静止して前から押す、統一体の練習

・片手取り両手持ち呼吸投げ 八の字 楷書、行書、草書

 

合氣道琴心館寺崎道場

師範 寺崎秀行

2020/06/27 13:10

「形ないものを見る」名谷南会館 親子合氣道教室 令和2年6月26日

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日々のお稽古

「形のないものを見る」

 

令和2年6月26日 金曜日

神戸市須磨区 名谷南会館2F和室

氣と呼吸法教室 13:45~15:00

親子合氣道教室 16:45~17:45

 

本日の親子合氣道教室も熱心な親子のお弟子さんが、お稽古に来られました。

 

まだ未就学児の子どもでも、氣を出すことにより持てる力を存分に発揮出来るようになります。

 

氣を出すには?

氣が出る姿勢が大変重要です。

 

前の呼吸法教室に引き続き、親子合氣道教室でも姿勢が大切です。

 

姿勢が乱れていては、氣を出すことは出来ません。

 

姿勢の乱れは、心の乱れであり、

心の乱れは、姿勢の乱れです。

 

今日は、あぐら姿の正しい姿勢になり、前から肩辺りをじわりと押してもらいます。

 

あぐら姿で重要なことは、両膝の先端を結んだ中心の床辺りに、全身の重みが掛かるように座ります。

 

この全身の重みが掛かるところが、あぐら姿の臍下の一点です。

 

重みが下にあるので、自然と上半身に余計な力がかかりません。

 

これが「力を抜く」であり、

決して「力が抜ける」ではありません。

 

力は抜かねばなりません。

 

相手の手が肩に触れたとき、そっと相手の肘から手首の中間辺りに手を下から添えます。

 

相手が押してきたとき、決してその力と争わず、添えた手を通して相手の力を相手に返していきます。

 

下から添えた手で相手の力を止めようなどと一瞬でも思うと、たちまち相手の力を受けひっくり返されてしまいます。

 

相手に好きなだけ押させて相手の力を受けない

 

これが「争わざるの理」です。

 

ここでも姿勢が重要です。

 

下から添えた手の肘辺りに腕の重みを置きます。

 

そうすることで、上半身に余計な力がかからなくなり盤石の姿勢ができあがります。

 

小さい子どもには、少しずつ押してやり出来たときには、思いっきり褒めてあげましょう!

 

そうすることで、自分に少しずつ自信が持てるようになります。

 

姿勢という形あるものと、

一方で心という形ないもの

その両方が同じ方向を向き、同時に使えてこそ持てる力を存分に発揮することが出来ます。

 

難しく聞こえるかも知れませんが、決して難しいことではありません。

 

本来、心と身体は一つのものです。

 

自分自身に、どこまでが身体で、どこまでが心か?という区別はないのですから。

 

心身一如は誰にでも出きるものです。

 

 

合氣道琴心館寺崎道場

師範 寺崎秀行

 

 

 

2020/06/11 18:30

「氣が通うということ」 水曜日 上沢教室 少年部・大人合氣道 令和2年6月10日

「何故、挨拶はしなければならない?」  水曜日 上沢教室 少年部・大人合氣道 令和2年6月10日

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日々の稽古

 

「氣が通うということ」

水曜日 上沢教室
少年部17:45~18:45
大人の部19:00~20:30

 

少年部

 

コロナ禍による

緊急事態宣言も解除になり、少しずつ子どもたちも道場に復帰してきました。

 

手指の消毒、マスクの着用、換氣等、道場において出来る事を徹底し、稽古を継続しています。

 

近畿地方も梅雨に入り、蒸し暑い中でのマスク着用しての稽古は、指導者の私でさえエネルギーを消耗します。

 

また、熱中症のリスクも上がりますので、こまめな水分補給とマスクを外しての休息に特に氣を配らねばなりません。

 

 

今日は子どもたちに

「何故、挨拶をしなければならないのか?」という話をしました。

 

皆、「挨拶をしなさい」と親、学校の先生方から何度も聞いている。

 

だから、何となくしなければいけないことなのかな?

 

こう思っている子どもたちも多いでしょう。

 

大人でもけっこういるのではないでしょうか?

 

 

しなさい ではなく、

 

何故しなければならないのか? を教えてあげなければなりません。

 

意味が明確になれば、心から出来るようになります。

 

HOW TO SAY  ではなく HOW TO DO を教え、学ぶ事が大切です。

 

挨拶をするということは、

〝あなたがそこに居ることを認めてますよ〞

「氣が通う」ということです。

 

 

ということは、挨拶をしないということは、

 

その人の存在を無視することになり、人間関係のもつれの原因になり、氣が通っていないことになります。

 

 

また、相手よりも先に挨拶することです。

 

相手に先に挨拶された後に、挨拶しても、それはただの返事にしかなりません。

 

 

インターネットで買い物出来るのも、宅配業者がトラックで自宅まで運んでくれる道路があるからです。

 

同じように、何事においても、氣が通わないと成功しません。

 

そして、もつ一つ、「氣が通う」ということは、心と身体が同じ方向を向いていることです。

 

そこで、立ち姿で前から押す、立ち姿の統一の稽古をして心と身体が同じ方向を向いている状態と、そうでない状態との違いを確認しました。

 

心と身体が同じ方向を向いている。すなわち、心身一如の状態では少々、子どもたちの肩辺りを押しても盤石でよろめきません。

 

 

反対に顔だけ違う方向を向いたとき、同じように押したら簡単に後方によろめきます。

 

 

安定した身体の状態が安定した心の状態であり、不安定な身体の状態が不安定な心の状態であります。

 

 

挨拶をするときには、相手よりも先に、相手の方に心と身体を向け元氣良くしましょう!

 

 

以前にも数回、同じように稽古の中で指導してますが、ややもすると忘れがちになります。

 

 

「人を教えるとは忍耐だ」と

 

師匠である琴心館館長 琴地先生は事ある毎に教えてくださいました。

 

 

子どもたちの潜在意識にしっかりと入るまで、根氣よく何度も同じことを続けることだと思います。

 

 

本日のお稽古内容

 

立ち姿の統一

胸突き回転投げ

両手取り天地投げ

相半身片手取り四方投げ

呼吸法

 

 

 

大人の部 

本日のお稽古内容

 

一人技

二教技、三教技、小手おろし技、前進後進技

 

組技

肩取り二教 入身

 

呼吸法

 

 

合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行