2019/07/22 06:35

「天地=大自然に完全に身を委ねる」集中稽古 三日目 7/21 2019

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特別集中稽古 三日目 13:30~17:00





誦句集  十五.氣の呼吸法 唱和



静坐法



集中法 拡大法



統一の印



合氣体操

 

 

健康体操

 

 

転換運動



立ち姿の統一

 

 

独り技



 

腕回し技

 

 

腕振り技

 

 

 

腕振り跳躍技

 

 

 

前進後進技

 

 

手首振り技

 

 

 

横面打ち小手下ろし 円運動 入身・転換



 

横面打ち小手下ろし 転換・入身



 

横面打ち呼吸投げ 前方投げ 転換・入身



 

横面打ち呼吸投げ 八の字 転換・入身



 

横面打ち呼吸投げ 素通り 転換・入身



 

 

横面の打ち方

 

 

 

 

力を入れて打ってはいけない

 

 

 

 

 

力を入れて打つと打ち終わった時に統一体が崩れます

 

 

 

 

私達は何度も氣のテストを通じ、力は抜いた方が強い事を学んでます

 

 

 

 

抜けるのではなく、抜く❗

 

 

 

 

柔らかく、腕がしなるように、しなやかに滑らかに

 

 

 

 

打ち切った後も、決して統一体を崩すことなく、氣で打たねばなりません❗

 

 

 

 

二人組で受けが横面を打っていき、投げは後進技で受けに氣を向け下がる

 

 

 

両者ともに、統一体でなければならない

 

 

 

 

打ち切った後、お互いに相手の肩辺りをそっと押してみる

 

 

 

統一体なら少々押された位ではふらつかない

 

 

 

投げは、受けの方向に、しっかりと氣が出ている事が肝要です



 

 

横面打ち 入身では、真っ直ぐに受けの懐に、入り込んでいかなければなりません

 

 

 

 

受けの打ってくる威力に恐れて、横に逃げれば逃げるほど打たれてしまいます

 

 

 

相手の懐に真っ直ぐに飛び込む❗

 

 

 

 

すると相手は、打ちたくても打てなくなります❗

 

 

 

 

人間関係も同様ではないでしょうか?

 

 

 

 

相手の懐に入り込んでいくからこそ、相手の氣が分かり、それを尊重し、

 

 

 

 

自分の思う方向に導いてやれば、相手は喜んで付いてくる

 

 

 

「合氣道の稽古とは、技を通じて自分の悪い癖を直し、日常に活かすものだ」と、



 

 

いつも先生🥋は仰られています❗



 

 

「先生の教え」

 

 

 

 

立ち姿の四原則

 

 

 

1.全身の重みが両足の親指の付け根に落ちている

 

 

 

2.腰骨が伸びている

 

 

 

3.両肩が浮いている

 

 

 

4.胸襟が開いている

 

 

 

私達は天地=大自然の一部である

 

 

 

大自然と一体となり、大自然に身を委ね、氣を出していきいきと生きてゆかねばならない

 

 

 

その方向が正しい姿勢にあります

 

 

 

 

正しい立ち姿とは、

 

 

 

 

まず、つま先立ちになり、全身の重みが両足の親指の付け根に落ちるように立つ

 

 

 

 

両肩は上がってもいけないし、下がってもいけない

 

 

 

前に出しても、後ろに引いてもいけない

 

 

 

 

ふわっと浮いているような状態

 

 

 

 

大きな鳥、例えば鶴が大地に降り立ったようなイメージです

 

 

 

 

この時、二人組で片足の足首を持たせて、上に上げさせてみる

 

 

 

力を入れて立っていたら、足は上がるが、力を抜いてフワッと立っていれば、持ち上げる事が出来ない

 

 

 

 

それを会得したら、静かに踵をそっとおろす

 

 

 

 

但し、踵に体重をかけずに、依然として両足の親指の付け根にかけておく

 

 

 

 

4の胸襟を開くというのは、ネクタイ姿のビジネスマンがネクタイを緩め、シャツの第一ボタンを外してリラックスするようなもの

 

 

 

相手に対して秘密を持たず、心に思ったことを話す

 

 

 

 

心に計算や秘密があるとリラックス出来ません

 

 

 

 

心にあることを全て話した時に、人はリラックス出来る

 

 

 

 

4の胸襟を開くというのは、リラックスを意味します

 

 

 

 

全身の何処にも力を入れず、フワッと浮いているような感じで立つことが、天地=大自然と一つになった状態です❗

 

 

 

 

天地=大自然の法則、リズムに合わす事が肝要

 

 

 

 

大宇宙に地球は浮いているから❗

 

 

 

 

私達人間も含め、ありとあらゆる動植物は、天地に完全に委ねなければ、生きてはゆけないんですね

 

 

 

 

今日も貴重な学びが沢山ありました






稽古の後「○○かいひん盆踊り」に浴衣姿で夕涼みに行きました🤭



ビール🍻焼き鳥、かき氷🍧で少しひんやりとした海風がとても氣持ち良かった😍



サーファー通りを歩いて帰宅🏠👣



なんて幸せなんだろう❗

 

 

 

 

ありがとうございました

 

 

 

 

明日も宜しくお願いいたします🙇

 

 

 

 

合氣道寺崎道場 門弟子  一ノ瀬 尚



















2019/07/21 22:03

「ブレークスルーした瞬間だった」集中稽古 二日目 7/20 2019

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特別集中稽古 二日目 8:30~11:00





誦句集  五.臍下の一点 唱和



静坐法



集中法 拡大法



統一の印



転換運動



独り技



小手下ろし技



前進後進技



胸突き小手下ろし



胸突き一教 入身・転換



胸突き呼吸投げ 前方投げ



胸突き呼吸投げ うちわ面打ち



胸突き呼吸投げ 回転投げ



回転投げの時に、受けの突いてくる氣をその方向に、つまり前方に導く事が肝要です



受けに、突かすだけ突かしきるから受けは喜んで転んでくれる



この相手の腕の導き方が、先生がするのと、私達がするのと全然違います



先生の導き方は、とてもスムーズで流れるようで綺麗❗



いつも惚惚する❗



いつか自分も先生のようになりたい 


 

 

それが、今日少しだけわかった❗



 

 

私達のは、相手が突きにきてから、
その腕を前方に導いている



 

でも、先生は違う



 

相手の腕が、突きに来る前に後方へ動きはじめ、突く手が伸びた瞬間には、もう導き終わってる❗




だから、受けはもっと導いてもらいたくなる



氣が付いたら転んでる❗



この導かれている、数秒間はとても心地よい感覚なんです❗



なんて心地いいんだろ❓



今日の稽古で、私はこの技だけで30回以上、受けをとらせて頂きました



いつも先生の学びのなかで、



「尚❗受けをたくさん取れ❗すると見えなかったものが見えてくるから」



この意味が、今日の稽古でハッキリと確信しました



稽古終了後、先生にその事をお話させて頂きました



「その通りや❗皆、動くのが遅い。出発を早くしたら、後に余裕が出てくる。



受けの突こうとした氣が動いた時に導くんや❗



相手の腕に触れた時には、もう導き終わってないといけないんだよ❗



そのあとは、相手はまだ導かれてたくなるので、自ら腕を伸ばしてくるんだよ❗」



「それが見えたのは、受けに集中したからだよ



ブレークスルーした瞬間だね❗」




って先生に言われました。



「尚❗また上達したね❗凄いね」



いつも、私達の成長を心から喜んで下さる先生のお顔がとても優しく、素敵でした



なんて私は幸せ者なんだ❗



世界一❗幸せ者の合氣道門人かも知れない



「先生の教え」



師範の受けを取るということは、とても大切な時間です



その大切な時間に、身体や心に力が入ったり、緊張したりしていては、大切なことを感じとれなくなります



そればかりか、その様なことを繰り返している弟子は、師範から受けに指名されなくなります



どっちが得でしょう❓



形ではなく、見えなかったものが見えてくるから、合氣道は面白いんだよ❗





なんて幸せな日なんだろう❗



ブレークスルーした日



2019年7月20日



 

忘れられない特別な日になりました🤗

 

 

 

 

ありがとうございました。



 

また、明日も宜しくお願いいたします🙇







寺崎道場 門弟子  一ノ瀬 尚

2019/07/20 21:50

「7月から開講となりました!」土曜日 コープカルチャー神戸北 こども合氣道 7/20 2019

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コープカルチャー神戸北

 

第一、第三土曜日 「心も体も元氣になろう!こども合氣道」

 

14:4515:45

 

 

 

7月からコープカルチャー神戸北で

 

「心も体も元氣になろう!こども合氣道」を開講させていただくことになりました。

 

 

 

講師は合氣道琴心館 寺崎道場 助教 辻本友樹です。

 

 

 

合氣道は争わない心と体を育てる武道です。

 

 

 

 

 

礼儀作法、大切な場面でも落ち着き集中できる心と体の使い方などを一緒に楽しく、元氣に稽古していきましょう。

 

 

 

 

 

 

よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

本日の稽古内容、

 

 

 

・片手交差取り呼吸投げ

 

 

 

・胸突き小手下ろし

 

 

 

 

 

開講して2回目の稽古でした。

 

 

 

本日は新たに3名が体験に来てくれました。

 

 

 

合氣道においても一つの技ができるようになるまでに、

 

 

 

稽古させてもらう場所や相手への礼儀作法をはじめ、心の使い方、

 

 

 

 

 

 

合氣体操、受け身、足さばきなど覚えていくことがたくさんあります。

 

 

 

本日体験に来られていたお子さんのご両親から

 

 

 

「うちの子に合氣道の技が覚えられるのか、皆さんについていけるのか心配です」

 

 

 

と稽古終了後に聴かれました。

 

 

 

私は、「合氣道では、技を覚えることが重要ではないのです。

 

 

 

 

 

できる、できないを人と比べる必要もありません。

 

 

 

 

 

 

私の子ども達も合氣道をしていますが、武道の達人になって欲しいわけではありません。

 

 

 

 

 

 

争わない心、いざという時にも落ち着ける心、何事も前向きに考えられる心(プラスの心)を

 

 

 

 

 

合氣道を通じて育てて、人生の役に立ててくれればと思っています」

 

 

 

 

とお応えしました。

 

 

 

この私の言葉を聴いて「今日、入会します!」と入会を決めていただいた方もおられましたが、

 

 

 

 

 

 

 

全て私の師、寺崎師範からいただいた言葉です。

 

 

 

 

是非、寺崎道場サイト

 

 

 

 

 

「合氣道少年部の理念」

 

 

 

 

 

「親子の合氣道」をご一読ください。

 

 

 

こども合氣道では、4歳くらいから

小学高学年まで一緒に稽古します。

 

 

 

「年長者」が「年少者」を

 

 

 

 

 

「先輩」が「後輩」を

 

 

 

 

 

 

「できている人」が

「まだできていない人」を助ける。

 

 

 

これもこども合氣道の大切な教えです。

 

 

 

そして、こども合氣道は

元氣にすることが一番です!

 

 

 

一歩ずつ、一緒に成長していきましょう。

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合氣道琴心館 寺崎道場 助教 辻本友樹

2019/07/20 12:57

「腹は立てても頭にきてはいけない」金曜日 名谷南会館 氣と呼吸法教室 師範代稽古 7/19 2019

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金曜日 名谷南会館 2階和室

 

氣と呼吸法教室 13:45 15:00

 

 

 

本日は、助教辻本による師範代稽古でした。

 

 

 

昨日の氣と呼吸法教室に来られていない門人が参加されていますので、

 

私が昨日、寺崎師範から教わったことをお伝えさせていただきました。

 

 

 

本日の稽古内容

 

 

 

・「氣」という字の由来について

 

 

 

・統一の印

 

 

 

・集中法と拡大法

 

 

 

・呼吸法(約40分)

 

 

 

・『腹は立てても、頭にきてはいけない。

 

 人間だから腹が立つことはあります。

 

 しかし、「頭にきた!」と絶対に思わないこと。

 

 

 頭にきた状態になってはもう遅いです。

 

 最近ニュースなどで見聞きする「あおり運転」をしてしまう人は、

 

 いきなり「頭にきている状態」なのだと思います。

 

 

 頭にきた状態になると突発的な言動をしてしまい人生を台無しにしてしまうこともある。

 

 腹を立てても、頭に行くまでに距離がある。その間に臍下の一点にしずめられれば良いのです』

 

 

 

木曜日の氣と呼吸法教室の最後に師範に聴かせていただいたお話しです。

 

 

 

私自身、まだまだ修行中ですが、

 

 

 

合氣道、氣と呼吸法教室で教わったことを実践しつづけているので、

 

 

 

腹は立てても、いきなり「頭にくる」ことは殆どなくなってきたと思います。

 

このお話をさせていただきながら日頃の稽古の成果を感じることができました。

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合氣道琴心館 寺崎道場助教 辻本友樹

2019/07/20 09:03

「余計な言葉はいらない」金曜日 学園都市カルチャーセンター 合氣道 師範代稽古 7/19 2019

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金曜日 学園都市カルチャーセンター 合氣道 19:0020:20

 

 

本日は、助教辻本による師範代稽古でした。

 

 

 

稽古の内容は、

 

 

 

・肩取り二教(入身)

 

・横面打ち四方投げ(入身・転換)

 

・横面打ち呼吸投げ(前方投げ)

 

・両手取り呼吸投げ(前方投げ)

 

・呼吸動作

 

 

 

師範代として、また、

 

 

 

今月からコープカルチャー神戸北のこども合氣道の講師をさせていただくようになり、

 

 

 

門人の前で技を実演、説明させていただく機会が増えると、

 

 

 

寺崎師範がどのように私たちに合氣道を指導してくださっているのかをより注意深く見聴きし、

日常でもその姿を頻繁に脳裏に思い浮かべるようになりました。

 

 

 

そうしていると「あっ!そうか!」と氣がつくことが出てきます。

 

 

 

こども達に合氣道の技を伝える時、師範から教わったことを私なりに懸命に伝えていました。

 

 

 

できていることも伝えますが、同時にできていない動きも全部伝えたくなる。

 

 

 

一生懸命伝えているつもりが、余計な言葉が多すぎて、

 

 

 

こども達からすれば結局何を言われているのかよくわからない。

 

 

 

私は、これを繰り返していました。

 

 

 

寺崎師範から何度も

 

 

 

「辻本さんが伝えたい6割ぐらいが伝われば充分というつもりで教えてあげなさい」

 

 

 

と指導していただいていました。

 

 

寺崎師範は個別に技を指導する時はワンポイントの指導をされている。

 

 

 

一度に私のように全部を何とかしなければとあれこれ言いません。

 

 

 

そのワンポイントをその子が修正できたら「そう!できてる!」と声をかけておられます。

 

 

 

今日の稽古では、こども達一人ひとりの技を受けて、

 

氣がついたことを意識して「一つだけ」各人に伝えるようにしました。

 

 

 

目線、足先の向き、体の向き、脇を開かない、力を抜くなど

 

 

 

一度に全て伝えるのではなく、一人に一つだけ。

 

 

 

皆、その後に私が伝えた一つのことを修正しようとしているのが良くわかりました。

 

 

 

「余計な言葉はいらない」

 

 

 

合氣道では、余計な力が心や体に入ると相手を導けず、技が上手くできません。

 

 

 

相手に伝える言葉も同じなのですね。

 

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合氣道琴心館 寺崎道場 助教 辻本友樹