2020/12/06 00:14
「できる!と言おう」コープカルチャー神戸北・子ども合氣道 令和2年12月5日
日々の稽古
令和2年12月5日 土曜日
「できる!と言おう」
コープカルチャー神戸北
子ども合氣道教室
第1、3土曜日14:45~15:45
コープカルチャー神戸北「子ども合氣道」と須磨区高倉台教室「氣を出す呼吸法」講師の石井ひろ子です。
本日も、コープカルチャー神戸北「子ども合氣道」の子どもたちは、全員揃って元氣にお稽古が始まります。
その中の一人の女の子は一番早く来て、道着を着るなり、前回り受け身を始めました❗️何回も何回も稽古が始まる時間まで…
「氣が出ている」とは、まさにこういう事ですね。
寺崎道場の子どもクラスでは、短時間に集中して心と身体を1つに使い、自身の100%の力を発揮することを目的として、時間を決めて、自分で帯を結ぶ稽古をしています。
前回、ここコープ神戸北の教室でも、帯を結ぶ稽古をしてくるよう伝えていました。
一旦結んだ帯を解き、二つ折りにして準備をします。
時計の秒針をみて、「はじめー!」の合図で一斉に帯を結び始めます。
制限時間は1分です。
一番年上の女の子は、40秒で「できました❗️」さすがです。
さあ、1分が経ちました。
今日は、帯結び未完成の子たちが大方でした。
でも、おうちで一生懸命稽古してきた様子が垣間見えました。
そこで、「できる!と言おう」の登場です。
何かを始めるとき、決して「できない」と言ってはいけません。
必ず、「私は、僕はできる!」と言って始めます。
例えば子どもが不用意に「できない」と言ったとき、
「できる!」と言い直させます。
この些細な繰り返しが、子どもの潜在意識に入っていき、心が強くなるのです。
心と身体の両方を使って初めて、全力を尽くしたといえる。
全力を尽くしてもできなかったとき、初めてできなかったと言っても遅くはありません。
子どもばかりでなく、大人も実行しなければならない大事な事です。
私事ですが、先日初段の昇段審査の機会をいただきました。
受けのお相手は弐段審査を受験する道友です。
自分の初段の投げと、弐段の受けを取るという事態は、当初私にとって、困難極まりない事でした。
統一体は崩れる、息は上がる、フラフラ状態でした。
弐段の受けも含め、覚悟を決めて毎日審査基準の技5種と剣技、杖技を稽古するとともに、
私は就寝前に鏡に向かって、自分をじっと見つめて「お前はできる!やれる!」と毎晩口に出して言い、潜在意識に入って行くよう努めました。
就寝前に考えたこと、思ったことは潜在意識に深く入るからです。
この事により、心と身体の両方の力を使う、という貴重な体験と
「心が身体を動かす」こと、そして天地の御加護を身をもって体感させていただきました。
全てのことに感謝いたします。
大人も子どもも、「できる!と言おう」
そうして始めたことを、継続すると今まで見えなかったことが見えてきます。
本日の稽古
肩取り一教
横面打ち呼吸投げ
合氣道のお遊び 膝行鬼ごっこ
前に氣を出す稽古
上方手首交差技を上方で静止し、前から押させる。上半身の力を抜き、身体の重みを最下部に置き、前に氣を出し続けると統一体になり、押されてもびくともしない。
氣が出ている子どもたちは、何をしても真剣に取り組み、頼もしい限りです。
私は子どもたち一人一人が氣を出し、愉しいお稽古になるように、心を積極的に使い、精進します。
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子
体験、入会 随時受付中
神戸市北区日の峰2丁目3-1
(神戸北町センタービル3階)
電話番号 078-583-8140