2020/06/30 19:11
「後退する時ほど前に氣を出せ」上沢教室 少年部・親子合氣道 大人合氣道 ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道 令和2年6月27~28日
日々のお稽古
「後退する時ほど前に氣を出せ」
令和2年6月27日 土曜日
神戸上沢教室
少年部・親子合氣道 大人合氣道
6月28日 日曜日
ヨークカルチャー加古川
日曜子ども合氣道
上沢教室
少年部・親子合氣道 16:30~17:30
大人の部 17:30~19:30
ヨークカルチャー加古川
日曜子ども合氣道 15:00~16:00
いつもの稽古で、合氣体操の後に行う「前進後進技」という一人技
足さばきは、左半身なら左足を大きく後方に踏み右足を引き寄せ、右半身になる。
この時、前足である右足の指先が真っ直ぐに顔と身体の向きと同じ前方に向いている事が大切です。
それに加え、後方にさがる時ほど前に氣を出す事が重要です。
技の名称も「前進後進技」とあるように、決して前進後退ではありません。
後ろに進む!
前に向かうときは、誰でも無意識に前に氣が出やすいが、後ろにさがるときは、氣を後ろに向けがちです。
子どもたちに後ろ向きに歩かせ、適当なところで「止まれ」と合図をかけ、軽く肩辺りを押すと簡単に後方によろめいてしまいます。
これは、氣持ちが後ろに向いているため、止まった時に踵に重心が掛かっています。
正しい立ち姿とは、両足の親指の先端を結んだ中央に全身の重みが軽く掛かるように立ちます。
この時、肩辺りをじわりと押しても盤石でよろめきません。
人生も然り、
何をしても上手く物事が進むとき、楽しいことをしているとき、身体の調子の良いときなどは誰でも氣が出ています。
上手くいかないとき、失意のとき、身体に故障のあるとき、不得意な科目を勉強するときほど、氣を出さねばなりません。
後退するとき、心が前を向き、身体の重みは最下部に軽くかかり、上半身に余計な力をかけず、リラックスする。
正しいリラックスとは、
いつでも瞬時に動ける姿勢です。
決して、ソファーに寝そべってテレビを見るような姿勢ではありません。
それは、虚脱状態であり、一番弱々しい状態であります。
力は抜かねばなりません。
これが、「氣が出ている姿勢」です。
本日のお稽古内容
上沢教室 少年部・親子合氣道
・後ろ歩きで止まった時に、前から肩辺りを押す、心身統一体の練習
・肩取り一教
・横面打ち四方投げ
・胸突き回転投げ
上沢教室 大人の部
・後ろ手首取り首絞め三教投げ
・後ろ手首取り一教
ヨークカルチャー加古川
・上沢教室と同じく、後ろ向きに歩かせ、静止して前から押す、統一体の練習
・片手取り両手持ち呼吸投げ 八の字 楷書、行書、草書
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行