2020/03/09 06:49
「相手の氣が動いたときに動く」土曜日 上沢教室 少年部・親子・大人合氣道 令和2年3月7日
日々の稽古
「相手の氣が動いたときに動く」
土曜日 上沢教室
少年部・親子の部16:30~17:30
大人の部16:30~19:30
少年部・親子合氣道
現在、小中高の学校が、休校期間中につき、
今日も少年部・親子クラスは少人数でのお稽古です。
今日は、現在休講中のカルチャーセンター所属の親子がお稽古に来られました。
石井ひろ子助教が指導する教室の親子の会員で、私の孫弟子にあたります。
まだ、稽古数も少ないのですが、とても氣が出ており、技も立ち居振舞いも、しっかり出来てました。
孫弟子の成長した姿を見るのも良いものですね!
もちろん、本人とご家族の努力ですが、
日頃から指導している、石井ひろ子先生の指導の賜物です。
弟子は師に沿って伸びていきますからね。
5月の演武大会に向け、入退場の練習をしました。
入退場での立ち居振る舞い方、礼を合わせる、など細かいところを稽古しました。
本日の稽古内容
片手交差取り呼吸投げ
胸突き小手おろし
呼吸動作
呼吸法
大人の部
体験で八十歳近いご老人の方が来られました。
このお歳になっても、何か新しいことを始めてみようかな?
または興味がある?という方は、
皆、お元氣な方たちばかりです。
身体の衰え、体力の減退は年齢とともに仕方がないことですが、
心は何歳になっても鍛えることが出来ます。
氣の原理、心身統一体を分かりやすく簡単に説明し、正しい立ち姿と折れ曲がらない腕を体験していただきました。
持病の古傷が少し痛むらしく、今後稽古に参加されるかどうかはまだ分かりませんが、
正しい立ち方をすることによって、盤石な姿勢ができること。
心と身体を一つにすること。を、
ご体験され、大変、喜ばれておられました。
身体を動かすことだけに執着せず、心を鍛えること、
心身統一を学ぼうとするなら私は大歓迎です。
その様な方々と共に今後も合氣道を通して心身統一を学び、
人として成長し、日常に活かし、社会に地球に天地に貢献したいと願っております。
その後、演武大会の組を発表し、演武会で行う技も大まかに決めました。
今日の全体練習は、
坐技半立ち正面打ち呼吸投げ
まずは立った状態からの正面打ち呼吸投げの稽古をします。
坐技の場合、投げは、座ったままで投げます。
両膝を畳に着けた状態で投げるため、 立ち技のように腰のひねりがありません。
従って、腰のひねりを使わない立ち技を、先に練習しました。
正しい打ち方、正しい一教の手の上げ方、手の下ろし方、上下動を詳しく指導しました。
やはりここでも力を抜くことが大切です。
正しく力を抜いた正面打ちは、剣の振りと何ら変わりません。
皆さんの技を見ていると、明らかに動き出しが遅い。
相手の腕が動いてから、動いているので、当然、うまく投げることが出来ませんね。
人との待ち合わせも全く同じで、
時間に余裕を持って家を出ると、余裕を持って現場に着くことができる。
合氣道の技も同じです。
出発が早ければ余裕があります。
相手の氣が動いた時に自分が動く。
『心が身体を動かします』
「打つぞ」という氣が動いてから、腕が降りてきます。
その氣が動いた時に、氣を出して指先から一教の腕で入っていくと、充分間に合います。
日頃の稽古から相手の氣が動いた時に、自分が動くことを、常に頭に入れて稽古していきましょう。
受けは、もっと力を抜いて氣で打つことを学ぶことが肝要です。
最後に呼吸動作
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行