2020/01/28 01:29
「理にかなった導き方」月曜日 鈴蘭台教室 少年部・大人の部 1/27.2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「理にかなった導き方」
鈴蘭台教室
少年部 18:00~19:00
大人の部 19:00~20:30
少年部
令和2年2回目のお稽古です。
子どもたちは全員出席でした。
本日の稽古
今日は子どもたちのリクエストを受け、演武会でする技を決め、お稽古しました。
K君、肩取り今日は氣が出ていたよ❗️
横面打ち四方投げ(入身)
胸突き小手下ろし(肩固め)
二名八級免状授与
大人の部
仕事帰りに熱心にお稽古に来られるHさん。
4級審査を控えておられます。
4級の審査基準の組み技
肩取り一教(入身・転換)を丁寧にご指導いただきました。
相手が強力な統一体の時、楷書では難易度が高いですが、理にかなった導き方をすると、スムーズです。
肩取り一教 入身
投げは、全身の力を完全に抜きリラックスして、氣を出し
受けの全体を観るようにして、左半身で構える。
受けが右手で左肩を取りにくる。
投げは、腕の重みを最下部に置き、埃を払うかのように、受けの手を右手で撫で下ろし、
同時に、前進後進技をして、右足を引き寄せる。
撫で下ろした受けの手を下で一教に持ち、手首を効かせたまま、
引き寄せた右足を大きく一歩前に踏み出す。と同時に、
肩を中心に、円を描くように振り上げる。
一教を効かせた受けの指先を天に向け、左手を肘に添えて、相手の顔の方へ大きく返し、自分の臍下の一点に落とす。
受けの態勢は崩れ、右膝を着く。
次に、臍下の一点を下げることで、連動して受けの指先は頭と同じ方向を向く。
一教をかけた手を弛めず、相手を一切氣にせず、臍下の一点から前進する。
受けは腹這いにならざるを得ない。
投げは自分の膝頭を、受けの脇と手首に当て左右に開くようにして、しっかり固定する。
左右の手でそれぞれ手首方向、肩方向に左右に少し伸ばし相手の腕の緩みを取り、
臍下の一点から氣を出し、手首曲がる方向に極める。
受けの関節が柔らかい場合、腕を肩より上げる。
左右行う。
少人数でこそできる、詳しく丁寧なご指導でした。
しっかり身につけていきましょう。
最後に呼吸法。
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子