2019/12/28 21:44

「目標は通過点にすぎない」水曜日 上沢教室 少年部・大人合氣道 12/18.2019 文 助教 石井ひろ子

「目標は通過点にすぎない」水曜日 上沢教室 少年部・大人合氣道 12/18.2019 文 助教 石井ひろ子

 

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日々の稽古

「目標は通過点にすぎない」

 


上沢教室

少年部17:45~18:45


 

 

本日は上沢教室 水曜稽古 少年部・大人ともに令和元年の稽古納めです。

 

 

 

今日も元氣にたくさんの子ども達がお稽古に来ています。

 

 

お稽古が始まるまでの時間、

 

 

子どもたちは道場を所狭しと鬼ごっこをしたりして駆け回っています。

 

 

今日も例に洩れず、鬼ごっこです。

 

 

そんな中、最近入会した子はまだ、場に馴染めずポツンとしています。

 

 

すると、一人のちっちゃな先輩が、そっと近づき、手を差し伸べ、招き入れてくれました。

 

 


合氣道を通して、こんな風に他を思いやる氣持ちが育ってくれたら嬉しいですね。

 

 


こちらも見ていて、心がほっこり暖まります。

 

 


ありがとう。

 

 


今日の組稽古の技は

 

片手交差取り四方投げ

 

片手取り一教

 

年末恒例!臍下の一点からお菓子掬い

 

最後に呼吸法


 

 

大人クラス 19:00~20:30


 

今日の午前は、本部道場で、寺崎師範の昇段審査の日でした。

 

 


本日審査を受けるなかで、貴重な学びがあったと、お話下さいました。

 

 


それは、一人技の八方技についてでした。

 

 


昇段審査では、自分が選んだ技、五種を順番にやっていくが簡単ではない。

 

 


全ての技を背負ってしまうと、抜けてしまい、次の技が出てこなくなり、頭が真っ白になり氣が滞った状態になる。

 

 


仮に技が100あったとしても、一度に一つしかできない。

 

 


その一つに100%心と身体を向ける。

 

 


そうすると、身体が勝手に動く。

 

 


一人技の前後技・八方技は、前方と反対、四方、八方に身体を向けるとき、

 

 


前の景色を全部忘れ、完全に向きを変えて、100%今向いている方向に心身を向ける。

 

 


昇段審査もこれと同じである。

 

 


審査の技即ち五種をするとき、今している技に100%集中する。

 

 


そうすると、次々技が出てくる。

 

 

またそこに100%集中するのが大事である。

 

 


合氣道を日常に活かすとは、そういう事。

 

 


今している事に、100%氣をむけて、

 

 


その時は次の事を考えないから、100%達成できる。

 

 


この繰り返しである。

 

 


このように、前後技・八方技ができたら、日常生活に活かしていける。

 

 


という、貴重なお話でした。

 

 


もう一つ、大事なことは、心が止まらないこと。


 

例えば、昇段は一つの目標ではあるが、

 

 


ただの通過点でしかないと考え、常に氣は緩めない。

 

 


常に氣は出しておく。

 

 


例えば、月~金に仕事をしている場合、金曜の夜、土、日で氣を緩めない。

 

 


金曜日、寝る前に月曜日の事を、頭に描く。

 

 

土曜日、日曜日も、同様。

 

 


氣を途切らせないことが、大切です。


 

 

 

本日の稽古

 

短刀取り横面打ち四方投げ

 

短刀取り胸突き小手下ろし~固める~ 

 

最後に呼吸法 をしました。


合氣道琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子

 

※追記

本日、合氣道参段に允可されました。

寺崎秀行