2019/12/10 16:00
「人に教えることが出来て初めて理解したと言える」指導者育成特別稽古 三日目 12/10.2019 文 一ノ瀬尚
日々の稽古
「人に教えることが出来て初めて理解したと言える」
十二月 三回目の指導者育成特別稽古です。
合氣道を学ぶ目的って何でしょう⁉️
合氣道を学び、これを自身の門人に教えていく立場の指導者を目指す人なら、即答出来て当たり前。
出来なかったら人を教えることは出来ないよね❗
一般会員のみなさんは、即答出来ますか?
合氣道をしてみよう!
合氣道を学んでみよう!
合氣道ってどんなことするんだろう?
YouTubeで見るようなカッコいい技が出来るといいな!
などと動機は人様々ですね。
人は色々なんで。
でも学ぶ目的は、ただ一つです。
それは「心身を統一し、天地と一体となることが我が修行の眼目である」と
藤平光一先生は説かれておられます。
合氣道琴心館 館長 琴地先生から日々の稽古で熱心に学ばれ、それを体得され、まだまだご自身も修行中である、
私達の師範
合氣道琴心館寺崎道場 寺崎先生の潜在意識には深く刻まれている、
合氣道を学ぶ目的です。
寺崎先生のもとで指導者を目指す私達も、それを深く潜在意識に刻まないといけない。
私の潜在意識にはもう既に深く入っています。
一度、聞いたら、学んだら、
私は絶対に忘れない❗
それが、指導者としての当たり前の
立ち居振舞いだから。
先生への感謝だから。
もしかしたら、今日習ったことが二度と習えないかも知れないから。
合氣道を通じて、天地と一体にならなければいけない。
天地と一体になるための方法として、
藤平光一先生が一生涯をおかけになられ確立されたのが、
「心身統一の四大原則」
一、臍下の一点に心を静め統一する
ニ、全身の力を完全に抜く
三、身体の全ての部分の重みをその最下部におく
四、氣を出す
これを一つでも実行すれば心身統一体になることが出来る。
一つ出来ていなければ全てが出来ていない。
ただ、身体だけを動かし技を覚えても、
ただ、身体だけを動かし剣技、杖技を覚えても
そんなの何にもならない❗
常に心と身体を一つにして、
心身一如で道場での稽古に励み、
それを日常に活かすことが大切なことであると、
今日もお稽古の最初に寺崎先生が教えて下さいました。
自分では理解し分かっているつもりでも、
これを人に教えることが出来て本当に分かったということ。
人に教えるって簡単なことではないけれど、
人に正しく教えてあげた分、自分が上達する。
全ては自分に返ってくる❗
これが天地の法則だよね。
生きている限り、少しでも世のため、人のため、
自己の人生に対する責務を果たして参ります❗
今日のお稽古内容
第七体技 胸突きと蹴り
胸突き呼吸投げ 導き返し
胸突き反対転換 一教
胸突き呼吸投げ 前方投げ
蹴り 呼吸投げ 入身
蹴り 呼吸投げ 足取り
胸突き小手おろし 投げ放し
合氣道琴心館寺崎道場
助教 一ノ瀬 尚