2019/11/25 12:45

「当たり前のことを氣を出してやるだけ」指導者育成 十一月集中稽古六日目 11/24.2019 文 師範 寺崎秀行

「当たり前のことを氣を出してやるだけ」

 

指導者育成 十一月集中稽古六日目

18:00~20:30

 

 

ヨークカルチャー加古川 日曜子ども合氣道講座を終え、

 

 

 

18:00からの集中稽古まで、少し休憩。

 

 

 

近くのスターバックス、久しぶりにドリップコーヒーにホイップクリームをトッピングしたが、

 

 

 

普段、自宅でもコーヒープレスを飲み慣れているので、ん?濃いねー?

 

 

 

助教、三人娘達が注文した、何やら得体の知れないカタカナが多すぎる飲み物の方が遥かに旨そうだ❗

 

 

 

それにしても今日の夕陽はこれまでにあまり見たことがない位、幻想的なオレンジ色の空だった。

 

 

 

Twitter用に撮影した画像、今朝の寺崎道場Twitterに更新してます、良ければどうぞ。

 

 

 

指導者になろうとする者は、そのための学習の心得がなければならない。

 

 

 

「心が身体を動かす」氣の原理・原則がある。

 

 

 

一般の門人の稽古に来ている時でも、助教として稽古に来ている時でも、指導者育成特別稽古の時でも、心得は同じである。

 

 

 

自分が皆の前に立って指導するには、どのようにお弟子さんたちに伝えていけば良いのか?

 

 

 

同時に今、前に立っている指導者は何を伝えようとしているのか?

 

 

 

自分の理解と指導者の心情と、それをお弟子さんに伝える為の言葉の使い方、身体の使い方など、

 

 

 

全て同時に学ばなければならない。

 

 

 

心が身体を動かすのであるから、

 

 

 

自然と理にかなった行動がとれるようになってくる。

 

 

 

一般の門人は自分が理解し、稽古するだけで、

 

 

 

もし、上手く出来なかったとしても自己責任だけで済んでしまうし、またの機会に覚えれば良い。

 

 

 

だが、指導者を目指す者はそれではいけない❗

 

 

 

もう二度と、この技は習えないかも?知れない?

 

 

 

二度と、この話しは聴けないかも?知れない?

 

 

 

その意識、行動が心が身体を動かすのである。

 

 

 

その結果、全身から常に氣が出ているから

 

 

 

目、耳、口、鼻、手足、身体の全てで吸収出来る=潜在意識にしっかりと入るから、

 

 

 

一般の門人よりも三倍以上のスピードで上達していく。

 

 

 

昨日のこの日々の稽古で、助教 一ノ瀬尚の記事はその通りである。

 

 

 

他の助教と何が違うのか?

 

 

 

人間なので個性もあり全く同じ人はいない、

 

 

 

でも指導者になる為の稽古、心得は皆、同じでなければならない。

 

 

 

何が違うのか?はっきり言って全然違う❗

 

 

 

具体的にここで書いて伝えるのは難しいので、全て書けない。

 

 

 

先日の記事にもあったように「素晴らしい❗」と私は毎回、言っている。

 

 

 

でも本人に言わせれば、当たり前の事だけしているのだ。

 

 

 

執務の五原則 (前日の記事、又は私を変えた鉄則の五原則を参照下さい)をやるか?やらないか?

 

 

 

自分から仕事を見つける者と与えてもらった仕事だけやる者、

 

 

 

これに尽きる❗

 

 

 

やろうとは思ってたけど、忘れてた、うっかりしてました、など全く同じ❗

 

 

 

ただの言い訳にすぎない。

 

 

 

日々の予定と共に執務の五原則を作成するのは氣の学習の指導者になる為のごく当たり前のこと。

 

 

 

執務の五原則も自らの意志で5日間隔で作成し、実行している。 

 

 

 

何故、5日間隔なのか?

 

 

 

それは七十二候にある。

 

 

 

1年を24に分割した二十四節氣のそれぞれをさらに3分割した暦で、それぞれの候には時期を表す名前が付いている七十二候。

 

 

 

だからこの暦通りに行うことで、忘れることはなく、5日間隔がちょうど良い。

 

 

 

「それが出来る者と出来ない者との違い」

 

 

 

「自ら仕事を見つける者と与えられた仕事をする者との違い」である。

 

 

 

会場確保の際も

 

 

 

「会場抽選会や空き確保に行ってあげるよ? ありがとうございます。私達の事なので自分が行きます。」と

「あっ、そうですか?では、お願いします」の違いである。

 

 

 

全ては学習の心得の相違からくるものでしょうね。

 

 

 

物事には正しい、間違い、良い、悪いがある。

 

 

 

但し、これはどちらも正しい❗

 

 

 

見方や考え方でどちらにもなる。

 

 

 

南へ行きたいのであれば、南へ向かわなくてはならない。

 

 

 

南へ行きたいのに、北へ向かったのでは一向に南に行けない。

 

 

 

これに対して誰もノーとは言えない。

 

 

 

それと同じ、

 

 

 

私達は合氣道=プラスの氣の学習を学んでいる。

 

 

 

だから、私達は常にプラスの言動、行動をしなければならない。

 

 

 

これに対してノーとは言えない❗

 

 

 

マイナスの事を習いたければ、マイナスの事を教えてくれる人に習えば良い。

 

 

 

今日の集中稽古も「素晴らしい稽古」でした。

 

 

執務の五原則(ビジネスの五原則)とは人生にも通ずる五原則です。

1. 自分から仕事を見つける
2. 逐一メモをとる
3. 今やれる事は今やる
4. 寝る前に明日の仕事の手順を考える
5. 後始末をする

 

氣の学習の五原則

1. 素直であること

2. 飽きずに続ける

3. 日常の工夫

4. 潜在意識を変える

5. 指導者たる心がけ

 

 

 

本日の稽古内容

 

第一、二、十九体技

 

杖技二

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場

師範 寺崎秀行