2019/11/24 01:03
「自ら行動する者と言われてしか出来ない者」 」指導者育成 特別稽古 11/23.2019 文 一ノ瀬尚
「自ら行動する者と言われてしか出来ない者」
指導者育成のための特別稽古
13:00~16:00
本日は祝日ですので、本来はお稽古は完全お休みですが、
来月12月に予定しておりました私達の集中稽古が、
他の助教の都合により日程の変更を余儀なくされました。
寺崎先生も私達も3~4ヶ月先の予定まで綿密に組んでおり、
代替えの日程は困難。
その空の日程を埋めるには寺崎先生がお休みの日、
本来、お稽古がお休みの祝日しかございません。
寺崎先生も時には身体をお休めになりたいはずですが、にも関わらず、
寺崎先生の方から本日の代替え稽古をご提案下さいました。
本当にありがとうございます🙇
この様な事態を起こさない為に、
私達、助教は「執務の五原則」を作成し、日々、実行します。
今日のお稽古時も「素晴らしい❗本当に素晴らしい❗」と寺崎先生は私達に仰って下さいます。
一体何が素晴らしいのでしょう?
私はいつも疑問に思っていました。
寺崎先生にお尋ねすると、
「学ぶ姿勢が素晴らしい❗身体の姿勢ではなく心の姿勢が素晴らしい。素直なところですよ」と、
仰っておられました。
私は学ぶ姿勢、心の姿勢というものがあると思っています。
ましてや私達は一般の門人ではありません❗
指導者になるために助教という立場で寺崎先生に稽古をつけていただき、
教室、道場の運営の補佐をし、寺崎先生が出稽古の際は師範代稽古を任される。
それ以上に、私達が学ぶ「氣の学習」というのは身体だけでなく心の領域まで深く掘り下げ、
氣の原理、原則、天地の法則を学ぶものと私は思っております。
それゆえ、寺崎先生とは意志疎通がきちんと出来ていなければなりません。
何の為の日々の予定なのか?
何の為の日々の呼吸法、統一の印、氣の意思法なのか?
寺崎先生は時々、首を傾げておられます。
寺崎先生の思考が私達の指先を通して再現出来なくてはならない。
その様な、氣の学習の指導者になるために当たり前の事をしているだけ、
にも関わらず、寺崎先生からは「素晴らしい❗」と言われます。
合氣道とは氣の学習です。
自分たちがこの先、指導者育成としての稽古をどこでいつ寺崎先生に学ぶことが出来るのか?
常、日頃から考えていると日々の行動が見えてくる。
自分たちで稽古会場を確保し、寺崎先生と綿密に日程を組み、
日々の予定と共に執務の五原則を作成するのは氣の学習の指導者になる為のごく当たり前のこと。
「言われてしか出来ない者と自ら行動する者の違い」
「自ら仕事を見つける者と、与えてもらった仕事しか出来ない者との違い」
「小まめに連絡出来る者と出来ない者との違い」
寺崎先生はいつも仰っておられます。
そして今日のお稽古では
「自分が指導者になって大勢のお弟子さんを持って、そのお弟子さんの中から、今の自分たちと同じように指導者を目指す者が現れた時、
どう対応していくのか?
今から勉強しておきなさい❗」
「あなたたちのようなお弟子さんに巡り会えるのは千人に一人です」
「私の師匠である琴地先生からも、そう教わりました」
「だから、次の千人先の人があなたたちと同様の人でしょう」
「人を教えることは教わるより遥かに難しく、忍耐あるのみです」
「でも一番に上達するのは、人を教えられる人です」
そう教わりました。
稽古後、来年3月の会場確保のための柔道場の抽選会に寺崎先生とご一緒させていただきました。
私達は当然、自分たちのお稽古の会場確保ですが、
寺崎先生の会場確保の利用目的は、
一般の門人の剣、杖講習会と指導者育成の為の確保だそうです。
これは助教の仕事ですよね?
それでもやはり千人に一人なのでしょうか?
帰り際に寺崎先生は「そうや」と頷かれておりました。
自分もいつか「そうだよ!」と弟子に頷くときがくるのでしょうね。
寺崎先生、ありがとうございました🙇
明日も?はっ(^o^ゞ もう今日だよ!
日曜日も加古川ヨークカルチャー助教と集中稽古宜しくお願いいたします🙇👩👧🙆
この機会を与えて下さった、寺崎先生と天地に感謝します。
本日の稽古内容
第三、六、八、九、十体技
剣技2
呼吸法
11/24 am10:10 追記
藤平光一先生が考案されました
執務の五原則(ビジネスの五原則)とは人生にも通ずる五原則です。
1. 自分から仕事を見つける
2. 逐一メモをとる
3. 今やれる事は今やる
4. 寝る前に明日の仕事の手順を考える
5. 後始末をする
毎朝の寺崎道場Twitterで寺崎先生が更新されてます。
昨日から氣の学習の五原則です。
1. 素直であること
2. 飽きずに続ける
3. 日常の工夫
4. 潜在意識を変える
5. 指導者たる心がけ
合氣道琴心館寺崎道場
助教 一ノ瀬尚