2019/11/23 10:37
「プラスの言葉で締めくくれ」金曜日 学園都市カルチャーセンター 中学生合氣道 11/22.2019 文 助教 一ノ瀬尚
「プラスの言葉で締めくくれ」
学園都市カルチャーセンター 合氣道
19:15~20:30
11/23土曜日am9:20 快晴で上着が要らないくらい暖かい神戸の朝です。
前日の日々の稽古を更新してます。
昨日は助教として寺崎先生のご指導の教室に入らせて頂きました。
十一月四週目の金曜日お稽古です。
今日は一名の中学生がお休みでした。
19:15お稽古開始ですが、全員が揃ったのは19:30でした。
遅れて来る人に、ちょっかいをかける人、
私語が多く胴衣の着替えに時間がかかる人、
そんな子ども達の様子を寺崎先生は静かにご覧になられていました。
私は寺崎先生の表情から
「これはきっとカミナリが落ちるな❗」と思いましたが、
「はい、始めますよ」と寺崎先生
正面、お互いの礼、座右の銘の唱和、柔軟、合氣体操、受け身、膝行、統一の印の後に
静かに寺崎先生から
「君たち、ここは何時から始まるのですか?」
「遅れて来たなら遅れて来たなりの行動をしろ❗」
やはりカミナリ⚡が落とされました。
中には目に涙を浮かべる人もいますが、
そんなことは寺崎先生は容赦ありません。
シーンとした張りつめた空氣の教室に寺崎先生の声が響き渡ります。
中学生だから授業が終わって部活がある、
それを終えてから合氣道の稽古に来るので、多少遅れるのは仕方がない、
でも遅れて来たなりの行動をしろ❗
お前たち❗着替えに何分かかってるんや?
遅れて来た者の着替えの邪魔をしたり、ちょっかいをかけたりするな❗
時間は貴重です。
遅れるということは人の時間を無駄にしていることだ❗
わかったか❗
「はい❗」皆、真剣な表情で聞いて返事してました。
最後に「君たちは、それさえ出来ればとても良い。君たちならきっと出来るよ!次からそうしなさい❗」
悪い事は悪い。間違っていることは間違っている。それをしっかりと子ども達に伝えて、厳しく叱っても、
最後に必ずプラスの言葉で締めくくる。
子どもたちを通じ、助教である私に指導法を教えて下さいました。
寺崎先生、ありがとうございます🙇
私も合氣道琴心館寺崎道場 助教で指導者を目指す立場として、
ここに稽古に来ている
子どもでもなく、大人でもない
中学生というとても感情の敏感な年齢の人に
もし、自分が寺崎先生の立場だったとしたら
どう対応しただろう?
寺崎先生のように出来たかな?
心が身体を動かすので、私の不安な心が身体に現れているのでしょう?
稽古後、「最大限の氣を出す事やで❗それと大切な事はプラスの言葉で叱り、プラスの言葉で締めくくる事や」
「何も不安になることはない。尚なら必ず出来るよ!」と
優しくプラスの言葉で仰って下さいました。
今日のこの貴重な体験を活かし、
生きている間、氣の学習を続けていきます。
この機会を与えて下さった、寺崎先生と天地に感謝します。
本日の稽古内容
二級昇級審査基準
後ろ手首取り呼吸投げ 前方投げ
後ろ手首取り首締め三教投げ
両手取り天地投げ 入身
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
助教 一ノ瀬尚