2019/11/14 08:21
「身体に病ありといえども心まで病まず、身体は逆境にあろうと心まで必ず逆境にあらず」 水曜日 上沢教室 少年部・大人の部 合氣道 11/13.2019 文 師範 寺崎秀行
日々の稽古
「身体に病ありといえども心まで病まず、身体は逆境にあろうと心まで必ず逆境にあらず」
水曜日 上沢教室 少年部
17:45〜18:45
十一月 二週目の水曜日お稽古です。
今日もたくさんの子どもたちが元氣にお稽古に来ていました。
正面打ち小手下ろし
この技は後ろ受け身も取れますが、
今日は前受け身で練習しました。
二つのグループに分けての掛かり稽古です。
私が指示したわけではないのですが、
永く続けてる小学高学年、中学生グループと一年未満の低学年、年長さんグループに分かれました。
低学年、年長さん、入門間もないグループは、なかなか上手く投げることは出来ないようでした。
でも最初から出来る人なんて少数です。
続ければ必ず出来るようになります。
一方のベテラン組には
私が「合氣道は華麗にやるよ❗」と
正面打ち小手下ろしの草書をやって見せると
すぐに草書らしい形になってきました。
少しずつ、ほんとに少しずつ、
正しい心と身体の使い方が潜在意識に入るまで
続けていただきたいものです。
今日の稽古内容
正面打ち呼吸投げ 切り返し
正面打ち小手下ろし 楷書・草書
呼吸法
大人の部 19:00~20:30
四級昇級を目指しているお弟子さんが数名おられますので、
肩取り一教を稽古しました。
まずは、基本の足さばきで一人技の
前進後進技の練習です。
この一人技は肩取りだけでなく横面打ち、胸突きなど
基本技に必要な足さばきですので、しっかり練習しましょう。
前進するときは前に氣を出すのは簡単ですが、
後ろへ下がる時ほど前に氣を出さねばなりません。
後退ではなく後進です。
後ろに進むと書きます。
二人組で氣のテストをすれば自分が心と身体を一つに使っているか?そうでないか?
すぐにわかります。
「心が身体を動かします」
後方へ下がったあと胸辺りを軽く押してみると
氣を後ろへ向けているとよろめいてしまいます。
下がるとき前に氣が出ていると、びくともしません。
この技を通じて学んで頂きたいことは、
誰でも何事も順調で調子の良いときは氣が出ています。
肝心なのは不調、失意の時ほど氣を出さねばなりません❗
生きていれば誰でも色々あります。
「身体に病ありといえども心まで病まず、身体は逆境にありといえども、心まで必ず逆境にあらず」
合氣道の稽古は日常に活かすものです。
本日の稽古内容
前進後進技
肩取り一教 入身 楷書
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行