2019/10/26 09:05
「関節技は緩みの取り方が重要」金曜日 学園都市カルチャーセンター 合氣道 10/25.2019 文 師範 寺崎秀行
「関節技は緩みの取り方が重要」
学園都市カルチャーセンター 合氣道
19:15~20:30
十月四週目の金曜日お稽古です。
今日は一名の統一体初級の審査日でしたが、
審査対象者のSくんが手の負傷でお休みでしたので、
状態をみて来週又は来月の四週目に行います。
今日の稽古は、
先週に引き続き五級~二級の審査基準の組技と一人技の復習です。
一人技は上方手首交差技を稽古しました。
立ち姿は当然、統一体で腕の力を抜きのびのびと
指先から両手を振り上げます。
振り上げた手は目の高さ辺りで止まりますが、
氣は止まらず指先から遥か彼方まで出ています。
この時、両手の人差し指と人差し指が重なります。
交差した手の甲を相手に少々押されてもぐらつくようでは駄目です。
技は三級審査基準の肩取り三教入身を稽古しました。
三教の手の持ち方、力の伝え方、緩みの取り方など
詳細部分を何度も練習しました。
力で握りしめては三教は効きません。
緩みをしっかり取って小指側を螺旋を描くように肩方向へ絞り上げます。
このときも氣は遥か彼方まで出ていることが大切です。
相手の腕や肩辺りに氣が止まっていると、効きません。
何度も繰り返し練習が必要です。
ここに来ている子どもたちは小学生と中学生です。
大人に比べて随分、手の関節が柔らかいです。
硬い人は簡単に関節技を効かすことができますが、
柔らかい人を効かす時、緩みの取り方が重要になってきますね!
来週は同じく肩取り三教 転換を稽古しましょう。
本日の稽古内容
上方手首交差技
三教詳細
肩取り三教 入身
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行