2019/09/12 20:11
「プラスの氣とマイナスの氣どちらを選びますか?」 月曜日 鈴蘭台教室 子ども親子・大人合氣道 9/9.2019 文 師範 寺崎秀行
「プラスの氣とマイナスの氣どちらを選びますか?」
月曜日 鈴蘭台教室
少年部 親子合氣道 18:00~19:00
今日も残暑厳しい九月の月曜日ですが、
子どもたちは元氣にお稽古に来ていました。
受身の稽古時、道場半周を左半身で半周を右半身で行っていますが、
今日の受身はいつもの倍です。
「今日の前受身は左半身で一周、右半身で一周しましょう」
数名の子どもからは「え~」「片方一周?」とマイナスの言葉が。
一人の女子が「やったー❗受身大好き💕」とプラスの言葉を発しました。
すると道場全体がプラスの氣で充満しました。
もしこの時、全ての子どもたちがマイナスの言葉を発していれば、
間違いなく道場全体はマイナスの重苦しい空氣が流れていたことでしょう。
プラスの氣もマイナスの氣もどちらも正しい。
物体に光を当てれば明るい箇所と暗い箇所が出来ます。
明と暗どちらも正しく、光を当てる角度を変えれば明と暗も変わってきます。
人間の考えも同じで、ある人にとっては正しいこともある人にとっては正しくない。
絶対に正しいなんてことは何一つありません。
でも南へ行きたかったら南へ歩かねばなりません。
南へ行きたいのに北に歩いていては、いつまでたっても南にたどり着けません。
明るく生き生きした人生を歩みたければプラスに生きればいい。
暗くジメジメした人生を歩みたければマイナスに生きればいい。
どちらを選ぶのかは本人次第なのです。
私たちが日々、稽古している合氣道はプラスの氣を学ぶところです。
もし、マイナスの氣を学びたければ、
合氣道琴心館寺崎道場で学ぶ必要はありません!
合氣道琴心館寺崎道場では稽古中にマイナスの言動があれば、必ずプラスの言葉で言い直してもらってます。
潜在意識にマイナスの事柄を入れないためです。
潜在意識は心の倉庫と呼ばれています。
ここにマイナスの事柄を溜め込んでいると、言動全てがマイナスになり、
マイナスがマイナスを呼び周囲もマイナスの氣の人が寄ってきます。
逆にプラスの氣はプラスを呼び周囲もプラスになります。
この女子の一言で道場全体がプラスになり、
他の子どもたちもニコニコしながら、受身で道場一周していました。
「嫌な時ほど楽しいな!好きだ!と言いなさい」
「嫌だなと思う人でも一つくらいは良いところがあります」
「その良いところだけみてお友達になりなさい」
「そうすれば、その人は自分の悪いところは出さずに良いところだけで仲良くなってくれる」
好きか嫌いか迷ったら、
まず「好きだと言いなさい」
すると本当に好きになり、苦手な科目も好きになり得意な科目になってくる。
とても素直な子どもたちは
「うんうん」頷いてニコニコして
「道場一周の受身は楽しい~」
「受身大好き」
と言って直ぐに実践していました。
見習わなくてはならない大人も多いはずですね❗
本日の稽古内容
胸突き呼吸投げ前方投げ
胡座の統一
大人の部 19:00~20:30
今日は片手取り一教入身を稽古しました。
前回と同様ですが、
大切なことは、始めから終わりまで氣を切らないことです。
皆さんの一教を見ていると、途中で必ずと言っていいほど一教の手が緩みます。
一度緩んでしまえば、相手を制すことは困難になります。
日常生活も全くもって同じです。
いかなるときでも氣を切ってはいけません!
氣は引っ込めてはいけません。
一度引っ込めてしまっては、なかなか氣は出せません。
氣が抜けた時が事件や事故、身体不調、諸々の災難に悩まされます!
氣が出ている人には天地が守ってくれます。
天地に任せて悠々と生きていきましょう❗
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行