2019/07/29 06:52
「無理、出来ない!は言ってはいけない!すぐに出来ます❗と言い直しなさい❗」日曜日 ヨークカルチャー加古川 子ども日曜合氣道 7/28 2019
ヨークカルチャー加古川
子ども日曜合氣道
15:00~16:00
本日のお稽古内容
片手交差取り呼吸投げ
片手取り転換呼吸投げ (統一体 初級保持者)
片手取り両手持ち呼吸投げ円運動 (初級保持者以外)
独り技
後ろ受け身技
腕回し技
腕振り技
腕振り跳躍技
左右技
来月中八月に、統一体初級保持者二名の五級昇級審査を行います。
そのため、本日はグループ分けの稽古です。
五級も含め、統一体初級からは大人の昇級審査基準になり、
少年部審査基準とは大きく異なります。
心の落ち着き、
技の終わりの静止、
相手との間合い、
もちろん、氣が出ていなければなりません。
独り技に関しても、基準が全然違いますが、
独り技の途中で、各自に「止まれ」と命じ、静止状態で肩辺りをそっと押してみます。
静止したとき、身体の力を抜いて氣が前に出てる、
もしくは身体の最下部に全身の重みがあるときは、少し位押されてもよろめくことはありません。
これを皆で稽古中に一人の小学生がある言葉を発しました。
その小学生の肩をそっと押したとき、グラッと後方によろめいたので、
修正してあげようとした、そのとき
「無理❗出来ません❗」とマイナスの言葉を発しました。
これを指導者は絶対、聞き逃してはいけません❗
すぐさま「今、無理。出来ないって言ったよね❗」
「出来る」と言い直しなさい❗
その場で「出来ます❗」と言い直させました。
言葉というのは、非常に強い力を持っています。
特に、自身の言葉は直接、潜在意識に入り込みます。
そして、一度でも発した言葉は永久に残り続け、回り回って自分に帰ってきます。
マイナスの言動は、回り回ってマイナスが自分に帰ってきます。
反対にプラスの言動は回り回って、プラスが自分に帰ってきます。
潜在意識は、心の倉庫です。
経験したことが、心に貯まっていきます。
「出来ない」と潜在意識に入ると、また同じことをしたとき、「出来ない」となってしまいます。
例えば、「砂糖は甘い」これは、以前に砂糖を舐めたとき「甘い」と感じたから、「砂糖は甘いものだ」と潜在意識に入る。
この作用で以降、砂糖を見ただけで「これは甘いものだ」と判断します。
一度、マイナスが潜在意識に入り込むと、それをプラスに書き換えるのに、相当な時間と努力を要します。
今後一切、マイナスを潜在意識に入れてはいけません❗
その意味から、寺崎道場では、稽古中に
「出来ない」
「無理」
「しんどい」
「嫌」
「嫌い」
など、マイナスの言動は、その場でプラスの言葉で言い直してもらいます❗
潜在意識の書き換えも時間が経つより、その場でなら可能です。
これを繰り返していると、子どもたちはマイナスの言葉を発しなくなってきます。
何故なら、「また言い直させられるから」
それなら、「使わないほうがいいかな」というように。
今回の発言は、まだ入門して間もない小学生でした。
まずは、道場でこれを徹底して行い、
家庭でも、学校でも、社会に出ても、生きてる間は、決してマイナスの言動はしてはいけない。