2020/11/09 01:00
「氣持ちを向ける」コープカルチャー神戸北・子ども合氣道 令和2年11月7日
日々の稽古
「氣持ちを向ける」
コープカルチャー神戸北
子ども合氣道教室
第1、3土曜日14:45~15:45
コープカルチャー神戸北「子ども合氣道」と須磨区高倉台教室「氣を出す呼吸法」講師の石井ひろ子です。
本日は、コープカルチャー神戸北「子ども合氣道」に新入会した子どもたちも新しい道着を着て、全員道着姿でお稽古です。
今日の組み技は
肩取り一教と
杖投げ四方投げです。
特に肩取り一教や横面打ち四方投げなど、手の動きと足裁きを同時に行うのは、
老若男女に関係なく合氣道初心者には難易度が高く、難しいものです。
手と足の動きが、自身の潜在意識に入るまで100回でも200回でも、同じ動きを何度も稽古しなければなりません。
子どもは10級からはじまり、7級になる頃には、大人では5級からはじまり、3級になる頃にはスムーズに動けるようになってきます。
一度覚えてしまえば、なんて事ないんですけどね。
まずは手の動き、足の動きから、一つ一つ区切りながら行います。
子どもたちは、真剣に取り組んでいます。
一生懸命さが伝わります。氣が出ているよ!
真剣にお稽古した後は、少し氣持ちをほぐしましょう。
各自、作ってきた五円玉に糸をつけたものを、自分の意思で動かす稽古の中のお遊びです。
子どもたちは興味津々で、やりたいらしく、
今日も来るなり、五円玉を取り出していました。
これも、氣持ちをしっかり前に向ける、合氣道の大事なお稽古です。
心を静めて、糸の先を持ち、五円玉を吊り下げ、静止させます。
次に氣持ちをしっかり五円玉に向けて「動け!」「回れ!」「止まれ!」間を空けて五円玉が動いたり、止まったりを心で強くイメージします。
心で強く念ずれば、自分の思った方向に五円玉が動きます。
「左右に動け」と念ずれば、五円玉も左右に、
「円を描いて回れ」と念ずれば、同じように回ります。
動いている最中に反対方向に念ずれば、徐々に反対方向に動き出し、
止まれと念ずれば、徐々に揺れが少なくなり静止します。
思いが弱い子どもや、集中力が弱い子どもは、全く動きません。
大人でも同様です。
素直な人なら、必ず動きます。
念ずれば通ず!です。
さあ、できたかな?!
楽しみながら「念の力」を身につけていきましょう。
本日の稽古
肩取り一教 入り身
杖投げ四方投げ
二人組になり、後ろから羽交い締めの形で前に歩きます。上半身ではなく、氣を出して臍下の一点から動く稽古。
五円玉揺らし。集中力と氣持ちを向ける稽古。
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
助教 石井ひろ子