2020/01/16 00:56
「事故を予防する」水曜日 上沢教室 少年部・大人合氣道 1/15.2020 文 助教 石井ひろ子
日々の稽古
「事故を予防する」
水曜日上沢教室
少年部17:45~18:45
大人クラス 19:00~20:30
少年部
先週の水曜日は警報で少年部は、休みでした。
令和初の水曜日の教室です。
今日は、待ってましたとばかりに、多くの子どもたちで道場は満杯でした。
新年初めて会う人には、
きちんと新年の挨拶もできていました。
今日の組技は、
両肩取り呼吸投げ前方投げ
両肩取り呼吸投げ切り返し
2つとも初めての技です。
技の型が面白い、と言って子どもたちは笑い、道場には氣が溢れ、意氣揚々と稽古を始めます。
背丈を合わせて、二人組になります。
受けに、両肩を掴ませての、足の引き方や、下から上に導くやり方、続いて深くお辞儀をする形に戸惑いながらも、
初めての技も、アドバイスを受けながら、子どもたちは、身につけていきます。
とても活氣のある、愉しい年の初めの水曜教室でした。
大人クラス
始めに、近々四級の審査を受ける方を対象に、一人技の稽古です。
一教技、前後技、八方技、前進後進技を
お互いに統一体を確認しながら、稽古しました。
次に、四方投げの正しいやり方です。
合氣道の技で一番怪我が多いのが四方投げですが、合氣道の基本となる関節技です。
しっかり、習って事故、過ちのないよう正しく稽古をしなければなりません。
ポイントは、事故にならない腕の位置と落とし方です。
寺崎師範と指導部によるお手本の後、二人組で、繰り返し稽古しました。
四方投げは組技のなかでも、一番事故が多い。
それは逆関節で投げてしまうと骨折などの事故に繋がる危険性が高いからです。
このような事故をおこさないためには、
受けの腕を取り、氣の方向に四方投げをする際、
相手の手を上に挙げた後、投げは、しっかりと腰を撚り、相手の方を向く。
そうすれば、受けの脇は自然に締まり、肘が下がった位置で、
順関節で真下に落とす事ができる。
また、このとき、肘が上がっている状態であっても、
手首を肩辺りに置き、相手の腕を捻らず、真下に落とすと順関節が保持でき、安全です。
要は、逆関節にして、落とさない事です。
後半は、各個人が目指す昇級、昇段に向けての組稽古と呼吸動作をしました。
技は正しく覚えて、積み重ねていくと、上達すると同時に、安全にも繋がります。
最後に呼吸法。
合氣道琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子