2019/11/28 08:15
「心身統一の四大原則」月曜日 鈴蘭台教室 11/25.2019 文 助教 石井ひろ子
「心身統一の四大原則」
月曜日 鈴蘭台教室
文 助教 石井ひろ子
子どもクラス 18:00~19:00
今日も元氣に全員、出席でした。
坐技半立ち に 短刀取り
「せんせー、これ何級の技ですかー?」
「一級、有段者審査基準の技で体技の一つだよ」
「おぉー!」って必ず歓声が上がります!
こういう技が子ども達は大好きです。
合氣道の稽古は継続する事が重要です。
その為には、まず楽しい事が大切ですね。
本日の稽古内容
組技
坐技半立ち横面打ち呼吸投げ 前方投げ
短刀取り胸突き一教
大人クラス 19:00~20:30
今日の大人クラスは基本の一人技から始まりました。
「心が身体を動かす」氣の原理・原則
心の状態が身体に現れます。
その身体をテストする事で心の状態が分かります。
それが氣のテストです。
交代しながら、氣のテストをします。
相手をテストする時に大事なことは、まず自分が、統一体でないといけない。
相手のレベルに合わせたテストのやり方をすること。
相手が会得できるテストの仕方をすること。
相手の表情を見て、テストすること。
目線が動いたり、瞼がピクピクしている時は、統一体がまだできていない。
テストされる人は、
例えば、折れない腕や持ち上がらない腕で、腕を上げたとき、
上半身に力が入っていると、指先が上下に揺れる。
その揺れた分だけ心が揺れている。
重心のかかるべきところに重心を置き、
上半身の力を抜いて、
リラックスした状態で、
腕の重みを最下部において、すっと手を上げると、
手先は揺れることなく、静止する。
このようにして腕を上げると、
統一体ができているので、磐石な、折れない腕、持ち上がらない腕となる。
また、腕回し技で、「止まれ!」の号令でふわーっと腕を下げたとき、
同様に重みを下に置いてリラックスして立っていると、
テストする人が、手首を持ち、肩の方へ押し上げようとしても、びくともしない。
「心身統一の四大原則」の第三
身体の総ての部分の重みをその最下部に置けば、リラックスの状態である。
もうひとつの方法は
テストされるとき、ずっと集中法あるいは、拡大法を意識していれば、
心が止まることなく、氣が途切れることなく、磐石な状態を維持することができる。
臍下の一点をしずめていれば、自ずと全身の重みは、その落ち着く可き所に落ち着いている。
と藤平光一先生の御著書にあります。
心身統一の四大原則のどれかひとつを会得すれば、他の3つも、備わっている、
と寺崎師範からも学びました。
日常生活に、合氣道の技を生かさないと、合氣道をする意味がない、
と寺崎師範から、常々教わっています。
今日はテストする側の心得を学ばせていただきました。
心身統一の四大原則を潜在意識に入れて、
氣の出た生活にしていきます。
本日の稽古内容
統一体
立ち姿の統一
折れない腕
持ち上がらない腕
一人技
腕回し技
組技
片手取り切り返し
呼吸法
合氣道 琴心館 寺崎道場
助教 石井ひろ子