2019/09/15 09:58
「相手が攻撃してくる太刀や短刀は引っ張っても抜けません」土曜日 上沢教室 子ども親子クラス・大人の部 9/14.2019 文 師範 寺崎秀行
日々の稽古
「相手が攻撃してくる太刀や短刀は引っ張っても抜けません」
少年部・親子クラス
16:30~17:30
三連休の土曜お稽古です。
今日は中学生の体育祭が多いようですので中学生はお休みしてましたが、
今日もたくさんの子どもたちが元氣にお稽古に来ていました☺️
道場で臍下の一点を意識した稽古をすることにより、日常に活かす事が重要です。
臍下の一点とは心と身体がピタッと一致する所です。
この一点に心を静め、
この一点から動くと心と身体が一体となり、身体がぶれずに自分自身の最高の力を発揮することが出来ます。
そして、この時に天地=自然と一体になり人間本来の素晴らしい力を自由に使うことが出来ます。
相手に後ろから抱きつかせて歩くことも、
二人に両手をそれぞれ下に引っ張らせたまま歩くことも出来ます。
やってみれば分かりますが、
力で引っ張ろうとすると歩くどころか?
足を一歩も踏み出せません。
本日のお稽古
片手交差取り呼吸投げ
胸突き小手おろし
後ろから抱きつかせて歩く
二人に両手を下に引っ張らせたまま歩く
呼吸動作
昇級者へ免状授与
今日発表した昇級審査対象者は次回審査日の今月末~十月に行います。
しっかりお稽古しておきましょう❗
大人の部
17:30~19:30
今日の大人クラスは、
短刀取り、太刀取りの稽古です。
まずは基本となる太刀、短刀の受け渡し方から繰り返し稽古しました。
短刀取り小手おろしでは
短刀を持っている相手の小手をしっかりと曲がる方向に極めて、
柄に手をかけ短刀の刃が下に向くまで極め、下方向に抜きます。
決して引っ張っては抜けません。
これが太刀になると難易度は数段上がります。
右手を前にして太刀を両手で持っている相手の右手の小手を左手でそっと持ち、
右手は柄をそっと持ち
短刀同様に刃が下に向くまで小手を極めて真下に下ろし、太刀を取ると相手は自然と前に転びます。
太刀の刃を下に向くまで返すとき、
自分の腕や相手の腕、又は太刀の真ん中辺りを見ていると
相手の力とぶつかり、相手に押さえられ太刀を動かすことは出来ません。
太刀の先端からまだ先を返すイメージで力を抜いて、
氣で返さねばなりません❗
これが初心者には中々イメージ出来ず、ガンガン相手とぶつかり、太刀を返す事が出来ません。
それもそのはず、太刀取りは二段昇段審査基準の技です。
次の機会もしっかりとお稽古しましょう。
今日の稽古冒頭にお話ししました、
今後の剣、杖講習会は出来る限り毎月行って行きたいと思っています。
中々、普段の上沢教室で一同に剣や杖を振ることはスペース的にも難しく、基本すら学ぶことが出来ません。
比較的広いスペースで思う存分稽古出来る会場を探さねばなりません。
会員の皆様のお近くにありましたら教えて下さい。
本日の稽古内容
合氣体操 一人技
二教技
小手おろし技
三教技
短刀取り小手おろし~固める
太刀取り小手おろし
太刀取り四方投げ
太刀取り入身投げ
呼吸動作
呼吸法
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行