2019/09/03 20:21
「強さを論ぜず正しきを説く」火曜日 神戸常盤アリーナ 合氣道講座 9/3.2019 文 師範 寺崎秀行
「強さを論ぜず正しきを説く」
日々の稽古
神戸常盤アリーナ 合氣道講座
10:30~12:00
合氣道講座 第二期 九月最初のお稽古です。
今日から新人さんがお一人入門されました。
男性の受講生Kさんです。
「どの様な理由で合氣道をやってみようと思われたのですか?」と
私は初めての方には必ずお訊きします。
人生色々の様に皆さんの返答も色々です。
「以前から合氣道に興味があった」、
「氣について学びたい」、
「呼吸法を学びたい」、
「心を鍛えたい」など様々です。
「旦那を投げ飛ばしたい」と答えられた方もおられました。
これには思わず笑ってしまいましたが😅
今日のKさんは、
「少しずつ身体を動かしたいのと、心の持ち方について学びたい」とのことでした。
まず簡単に「心が身体を動かす」氣の原理を姿勢を通じて、体験して頂きました。
立ち姿の統一
折れ曲がらない腕 を
体験され「なるほど、なるほど」とご納得されておられました。
まず、最初は簡単な説明と身体の動かし方から学び、少しずつ奥深く学んでいきます。
その後、合氣道の基本の後ろ受け身も難なくこなされ、
理解度と身体の使い方が人並み以上のように感じました。
やはり、人生いろいろ、受講生さんもいろいろですね!
今日の稽古内容
胡座姿の統一
片手交差取り四方投げ
小手おろし~固める
呼吸法
合氣道の技の中で一番怪我が多いのが四方投げです。
入身で相手の前に入り、相手の腕を振り上げて腰を回転させると自然と相手の腕が下に落ちてきます。
この時、充分に腰を回転させないと相手の腕が逆間接になり、大変危険です。
合氣道は全ての技において順です。
逆間接ではありません。
順とは曲がる方向に曲げていきます。
正しく行えば怪我はしません。
正しく指導できる指導者のもとで正しく稽古することが肝要です。
強さを論ぜず、正しきを学ばねばなりません!
合氣道琴心館寺崎道場
師範 寺崎秀行