2025-05-29 03:37:00

" 御朱印一期一会 〜授ける心、受ける心〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 次候

 

七十二候

第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】

二十四節氣「小満」は次候へと移りました。

「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。

 

紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。

 

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『 ごしゅいん いちごいちえ 〜さずけ る こころ、うけ る こころ〜』

 

 

 

 

日々、

多くの参拝者が訪れる神社仏閣。

 

その中で、

参拝の証としていただく御朱印は、

参拝者にとって特別なものです。

 

 

 

墨の香り、筆の運び、

そして神仏への敬意が込められた

美しい文字。

 

 

 

それはまさに、

書かれる方の「心の静まり」が

 

映し出された

芸術とも言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

道場では、

常に「一期一会」を旨とし、

 

合氣道の稽古を通して

自身の心と向き合います。

 

 

 

 

御朱印を書く方もまた、

一筆一筆に集中し、

 

雑念を払い、

清らかな心で向き合っているはずです。

 

 

 

だからこそ、

多くの御朱印が私たちを感動させ、

その美しさに息を呑むのです。

 

 

 

 

 

神社仏閣に参拝する時期によって、

参拝者は御朱印をいただくために

1時間近く列に並ぶことも少なくありません。

 

 

 

お正月の伊勢神宮など

5時間並ぶことさえ、ざらにあると聞きます。

 

 

 

参拝者にとっては、

そこでいただく御朱印が

 

「人生で一度きり」のものになるかもしれないのです。

 

 

 

 

 

しかし、

残念ながら、

 

ごく稀に「心の波紋」を感じさせる

御朱印に、私は出会うこともあります。

 

 

 

これは私が実際に体験した、

京都 八坂神社にほど近い

ある有名なお寺に参拝した時の実話です。

 

 

 

お釣りのやり取りは

些細なことかもしれませんが、

 

そこで垣間見える態度は、

時に私の心をざわつかせます。

 

 

 

お釣りを投げるように返す、

無言でそっけなく渡す…

 

 

 

そんな瞬間に、

御朱印を授与する方の「心の苛立ち」が

透けて見えるような氣がするのです。

 

 

 

 

私たち参拝者も、

お釣りのないように準備するなど、

心遣いをすることは当然の務めです。

 

 

 

しかし、

予期せぬことで

お釣りが必要になる場面もあるでしょう。

 

 

 

そんな時、

お互いが氣持ちよくやり取りできることが、

何よりも大切なのではないでしょうか。

 

 

 

 

また奈良のある有名な神社では、

朱印の押し方に

 

明らかに「心のざわつき」を感じさせる

非常に残念な御朱印を

いただいたこともあります。

 

 

 

 

御朱印は、

単なるスタンプではありません。

 

 

 

それは、

神仏とのご縁を結び、

参拝の記憶を形に残す「非常に尊いもの」です。

 

 

 

そして、

そこに宿る「書き手の心」は、

受け取る私たちに大きな影響を与えます。

 

 

 

 

心の静寂が紡ぎ出す

「美しい御朱印」は、

私たちに安らぎと感動を与え、

 

 

 

一方で、

「心の波紋が広がる御朱印」は、

 

残念ながら

その記憶に影を落とすかもしれません。

 

 

 

 

私はまだまだ未熟者ではありますが、

不肖、私、

 

僭越ながら

合氣道師範として、

常に「心」のあり方をお弟子さんに説いています。

 

 

 

 

御朱印もまた、

その「心」が凝縮されたもの。

 

 

 

どうか、

御朱印を通して、

 

書き手と参拝者、

お互いの「心」が通じ合う、

 

穏やかで、厳か謹厳な「氣の交流」が

これからも続いていくことを

私は願ってやみませぬ。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-28 05:28:00

" リフレクション写真から学ぶ 〜心の静まり〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 次候

 

七十二候

第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】

 

二十四節氣「小満」は次候へと移りました。

「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。

 

紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 りふれくしょん しゃしん から まな ぶ  〜こころ の しずま り 〜 』

 

 

 

 

 

桜の季節に

世界遺産・姫路城を訪れた際、

 

帰り際のお堀で、

たまたま撮れたリフレクション(反射)写真。

 

 

水面に映し出された

「お堀」と「桜」の被写体が、

 

まるで、

その水面に実物があるかのように鮮明に、

そして美しく写っている光景でした。

 

 

 

水たまり、池、湖、海、お城のお堀…

 

 

水面が静かに澄み切っているからこそ、

その「もう一つの世界」は

完璧な姿を現します。

 

 

 

 

しかし、

もしその時、

強い風が吹いていたらどうでしょうか?

 

 

水面はさざ波立ち、

被写体の姿は歪み、ぼやけて、

とても鮮明とは言えません。

 

 

 

美しいリフレクション写真は、

水の「静けさ」が作り出す奇跡なのです。

 

 

 

素晴らしい、幻想的なリフレクション写真。

 

 

 

自分で撮りためた写真以外にも、

 

インスタグラム等、SNSには

水面やガラスに映り込んだ

 

世界が幻想的な表現を生み出している

投稿がたくさんあります。

 

 

 

その素晴らしい写真を見て、

私は " 人間の心も同じだ " といつも感じるのです。

 

 

 

 

 

" 心の波立ちと正しい判断 " 

 

 

 

 

私たちの心も、水面とよく似ています。

 

 

心が静かで落ち着いていれば、

物事をありのままに捉え、

 

正しい判断を下すことができます。

 

 

それは、

まるで静かな水面が

被写体を正確に映し出すように、

 

冷静な心は真実をクリアに映し出します。

 

 

 

 

しかし、

 

不安や怒り、

焦りといった感情の波が立っている時、

 

私たちの心は

水面が風に揺れるようにざわつき、

曇ってしまいます。

 

 

 

感情に囚われた心は、

 

物事を歪めて捉え、

誤った判断へと導かれがちです。

 

 

まるで、波立つ水面が

被写体を歪めるように、

 

「波立つ心」真実を歪め」てしまいます。

 

 

 

 

 

 

" 合氣道と「心の静まり」"

 

 

 

 

 

合氣道の稽古や呼吸法は、

まさにこの

「心の静寂」を養うことにも通じます。

 

 

 

相手の動きに慌てず、

自分の軸を保ち、心を平穏に保つ。

 

 

 

技をかける際も、

焦りや力みに囚われるのではなく、

 

相手の動きを受け止め、冷静に、

そして自然体で対応することが求められます。

 

 

 

この「心の静まり」こそが、

合氣道、呼吸法の

真髄の一つと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

私たちが

日常生活で直面する

様々な出来事も同じです。

 

 

 

 

予期せぬ困難に直面した時、

感情に流されず、

 

いかに心を静かに保ち、

冷静に対処できるか。

 

 

 

そこに、

より良い「解決策」や

「進むべき道」が見えてくるはずです。

 

 

 

 

 

" 心の静寂を取り戻すために " 

 

 

 

 

 

美しいリフレクション写真を撮るために、

風が止むのを待つように。

 

 

 

私たちも、

心が波立っていると感じた時は、

 

無理に答えを出そうとせず、

" 心を静めて " から " 考えてみる " ことが必要です。

 

 

 * 呼吸法をする

 * 静かな場所で瞑想する

 * 自然の中で過ごす

 * 合氣道の稽古に打ち込む

 

 

 

これらの習慣は、

 

心の波を鎮め、

澄み切った水面を

 

取り戻す手助けとなるはずです。

 

 

 

 

心が静まれば、

真実が映し出され、

 

進むべき道が

より鮮明に見えてくるはずです。

 

 

 

私の経験上、申しますと、

 

心が静まれば、

それまでムキになっていたことも

 

「なんだ、そんなことか」

「どうでもいいや」

 

ムキになっていた自分が

バカバカしくなり、

 

笑顔で対処できることも

少なくありません。

 

 

 

 

今日も生活の中で、

「心の静まり」を意識してみてください。

 

 

 

その澄んだ心には、

きっと美しい未来が映し出されますよ。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-27 03:36:00

" ダーウィンの言葉に学ぶ!合氣道と「一意専心」の極意 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 次候

 

七十二候

第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】

二十四節氣「小満」は次候へと移りました。

「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。

 

紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 ダーウィン の ことば に まな ぶ!あいきどう と「いちいせんしん」の ごくい 』

 

 

 

 

今日は、

合氣道の稽古にも

人生にも通じる大切な " 心の態度 "

 

「一意専心」についてお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

" 「頭のよさ」より大切なこと " 

 

 

 

 

チャールズ・ダーウィンの

こんな言葉をご存知でしょうか?

 

 

 

彼は

「人間にとって重要なのは、頭のよさよりも心の態度である」

と言ったそうです。

 

 

 

これはまさに、

日々の稽古の中で

 

合氣道師範として、

僭越ではありますが

痛感することと重なるのです。

 

 

 

 

学校の成績や知識の量だけが、

本当に価値ある人生を

送るために必要なものでしょうか?

 

 

 

ダーウィンの言葉は、

「そうではない」と語りかけているように感じます。

 

 

 

真に大切なのは、

学問的な「頭のよさ」だけではなく、

 

物事を深く考え、

一つのことに集中して取り組む

 

「真剣な心の態度」なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

" 合氣道と「一意専心」 " 

 

 

 

 

 

合氣道の稽古は、

まさにこの「一意専心」

養う場であると私は考えます。

 

 

 

技を習得するためには、

一つ一つの動作に集中し、

 

自分の心を「臍下の一点に静める」

必要があります。

 

心が静まるから、

相手の「氣の動き」を読みとることができるのです。

 

 

 

 

 

雑念を払い静め、

" 今この瞬間 " に心を集中することで、

 

初めて技は身体に染み込み、

より深い理解へと繋がります。

 

 

 

 

 

" 日常生活に活かす「一意専心」"

 

 

 

 

 

これは稽古に限った話ではありません。

 

仕事でも、趣味でも、家事でも、

どんなことでも、

 

目の前のことに心を込めて

取り組むことで、

 

見えてくる世界が変わります。

 

 

 

心を " そこ " に集中することで、

 

より効率的に、

より深く物事を理解し、

 

結果として

大きな充実感を得ることができます。

 

 

 

 

「一意専心」とは、

ただ一つのことに集中することだけを

指すのではありません。

 

 

 

それは、

今、自分が取り組んでいることに対して、

" 真摯に向き合う " 

「心の態度」そのものなのです。

 

 

 

 

 

" 稽古と人生を豊かにする心の姿勢 " 

 

 

 

 

 

ダーウィンの言葉が示すように、

私たちの人生を豊かにするのは、

 

生まれ持った

才能や知識の量だけではありません。

 

 

 

むしろ、

目の前のことに

どれだけ真剣に向き合い、

 

一途に取り組むことができるか、

 

 

その「心の態度」こそが、

 

私たちの成長と充実した人生を

形作るのだと私は信じてやみません。

 

 

 

合氣道の稽古を通して、

技を磨くだけでなく、

 

この「一意専心」の心の態度を養い、

 

合氣道琴心館寺崎道場の

会員の皆さんの人生が

より豊かになることを願っています。

 

 

 

さて、

あなたは、今日、

何に「一意専心」しますか?

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-26 03:57:00

" 変わるなら、まず「どうしたら?」と問え "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 次候

 

七十二候

第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】

二十四節氣「小満」は次候へと移りました。

「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。

 

紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『 かわ る なら、まず「どうしたら?」と とえ 』

 

 

 

 

 

" 「どうしたらいいだろう?」それが、自分の成長の始まりだ " 

 

 

 

私たちは日々の生活の中で、

様々な「壁」にぶつかります。

 

 

 

たとえば、

 

「合氣道の技を上達させたい」

「もっと学問を深めたい」

「仕事で成果を出したい」

「心を強くしたい」など、

 

 

大小問わず、願いや目標は尽きません。

 

 

 

そして、

それらの願いや目標を前にして

抱く感情が、

 

まさに

「どうしたらできるようになるか?」

「どうしたらうまくなるか?」

という問いではないでしょうか。

 

 

 

この自問こそが、

実は「努力の第一歩」なのです。

 

 

 

 

 

" その一歩がないと、何も始まらない " 

 

 

 

 

「どうしたらいいだろう」という

問いを立てることなく、

 

ただ漠然と時間を過ごす人は、

 

残念ながら、

真剣に物事に取り組む「やる氣」が

欠けていると言わざるを得ません。

 

 

 

 

目標があっても、

それを達成するための

 

具体的な思考を始めなければ、

何も変化は生まれません。

 

 

 

それはまるで、

目的地を決めずに

ただ歩き始めるようなものです。

 

 

どこへ向かうのかも分からず、

ただ彷徨うだけでは、

 

決して望む場所にはたどり着けません。

 

 

 

 

" 合氣道の稽古においても同じです " 

 

 

 

 

ただ、師範から言われたことを

道場で漠然とこなすだけでは、

 

言うまでもなく、

本当の上達には繋がりません。

 

 

それどころか、

「自身の成長」にも繋がらない。

 

 

 

「どうすれば、もっと体の捌きがスムーズになるか?」

 

 「どうしたら、余計な力を抜くことかできるのか?」

 

「この技の極意はどこにあるのか?」と

 

 

 

常に自問し、

 

改善策を考えることで、

 

技は磨かれ、

 

 

" 心と身体 "  は  天地大自然と一体 "  になっていきます。

 

 

 

 

 

" 思考が行動を、行動が結果を生む " 

 

 

 

 

「どうしたらいいだろう」

という思考は、

 

次に取るべき行動を明確にし、

自身を具体的な努力へと駆り立てます。

 

 

 

そして、

その努力が積み重なることで、

 

やがて

「目標達成」という喜びに繋がるのです。

 

 

 

 

もし今、

自分が何か目標を持っているのに、

 

どう行動していいか分からないと

感じているなら、

 

 

 

まずは

「どうしたらできるようになるか?」

" 真剣 " に考えてみること。

 

 

 

その思考こそが、

未来を変えるための最初の一歩です。

 

 

 

 

明日からの稽古、

そして日々の生活において、

 

この「努力の第一歩」を実践するのか?

これまで通り、何もしないのか?

 

 

 

 

君はどっちだ?

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-23 03:21:00

" 変えられた未来、変えられない過去 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 初候

 

七十二候

第二十二候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ

 

二十四節氣は「立夏」から「小満」へと移りました。

「蚕起食桑」は5月21日~25日ころにあたります。

 

この時期は、蚕が卵から孵化し、桑の葉を盛んに食べ始める頃です。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『 かえ られ た みらい、かえ られ ない かこ 』

 

 

 

 

"「歴史に『もしも』はない。"

 

よく耳にする言葉ですが、本当にそうでしょうか?

 

 

 

 

「もしあの時、違う選択をしていたら…」

 

 

 

 

歴史を振り返る中で、

誰もが一度は思い描く「もしも」の世界。

 

 

 

 

過去の出来事を振り返る時、

私たちはつい

 

「もしあの時、違う選択をしていたら…」と

考えてしまうことがあります。

 

 

 

 

それは、

 

「歴史」が

「人間の意思決定の積み重ね」によって

形作られてきた側面があるからです。

 

 

 

 

" 人間の選択が生む「もしも」日米開戦の岐路 "

 

 

 

 

先の大戦、

日本側から見れば " 大東亜戦争 "

世界から見れば " 第二次世界大戦 "

 

 

 

その悲劇の始まりには、

人間の選択による「もしも」

存在した可能性があるように思うのです。

 

 

 

 

もし、

近衛総理と昭和天皇が

ルーズベルト大統領と会談していれば、

 

悲惨な戦争は起きなかったかもしれません。

 

 

 

 

歴史は大きく変わっていたかもしれません。

 

 

 

 

このように、

政治や外交といった

人間の営みの中で下された決断は、

 

その後の歴史を左右する

可能性を十二分に秘めており、

 

そこに「もしも」という

概念が生まれる余地があります。

 

 

 

 

 

" 抗えぬ大自然の猛威:決して存在しない「もしも」" 

 

 

 

 

 

しかし、一方で

 

歴史を形作る要因は、

人間の選択だけではありません。

 

 

 

地震、津波、豪雨、干ばつ、

異常氣象といった「天変地異」は、

 

人間の力を遥かに超えた

「天地大自然の猛威」であり、

 

 

 

これらに「もしも」という概念は

存在し得ません。

 

 

 

 

たとえば、

 

" もしあの時、巨大地震が起こらなかったら… "

という仮定はありえません。

 

 

 

それは「天地大自然の営み」だからです。

 

 

 

「天地大自然の法則」の前では

私たち人間は無力です。

 

 

 

 

「天変地異」は、

人間の意思とは無関係に、

 

時に、無慈悲に

歴史の流れを変えてしまう力を持っています。

 

 

 

 

" 「もしも」を通して見つめる、人間の責任と自然の摂理 " 

 

 

 

 

「歴史にもしもはない」という言葉は、

特に後悔の念を込めて

語られることが多いかもしれません。

 

 

 

しかし、

人間の選択によって生まれた

「もしも」を考察することは、

 

 

" 過去の過ちから学び " 、

" 未来のより良い選択へと繋げる " ための

重要なプロセスです。

 

 

 

一方で、

人間の力では

どうすることもできない

大自然の力の前では、

 

私たちは

謙虚にならざるを得ません。

 

 

 

 

「天変地異」は、

私たちに " 自然の偉大さ " と、

 

 

その中で生きる " 人間の脆弱さ "

改めて教えてくれます。

 

 

 

 

それは、

いくら人間の " 最先端技術 " をもってしても、

 

絶対に " 天地大自然に勝ることはない "

 

 

 

天地大自然の御心が

常に私たちにそう諭してくださいます。

 

 

 

 

歴史を考察する際には、

人間の選択による「もしも」と、

 

抗えぬ自然の力による「必然」という、

 

 

この

二つの側面を理解することが

重要ではないでしょうか。

 

 

 

 

過去の出来事から学び、

次世代への未来の糧とするために…

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝