2024-02-20 06:45:00

" 大銀杏の教え "

「お西さん」の愛称で知られる

京都の西本願寺には

樹齢約400年の大銀杏がある。

 

 

秋には見事な黄色に染まる。

 

根っこを

天に広げたような形から

「逆さ銀杏」とも呼ばれ、

 

京都市の天然記念物に

指定されている。

 

 

本願寺に火災があった時、

この銀杏から水が噴き出して

消し止めたという伝説から、

 

「水吹き銀杏」とも

呼ばれているらしい。

 

 

 

先日、参拝した際に

その大銀杏の前に立った時、

自分の根っこの

足らずに氣付かされた。

 

 

 

「この大銀杏の根っこに比べたら、

お前の根っこなど強風で折れてしまうぞ」

 

 

そう言われている氣がした。

まだまだ私は努力が足りない。

そう氣付かされた。

 

 

折角のこの氣付きを

蔑ろにしてはいけない。

 

 

ご先祖様と大銀杏の御心

ありがたいことである。

 

 

 

道場長 拝

 

 

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2024-02-19 07:43:00

" 絶対に成功しない人の条件 その三 "

楽をして仕事をしようとする人、

 

そういうことが可能だと思っている人 。

 

 

 

 

 

あるお店で、

 

あるお弁当屋さんの

 

店主が言っていた言葉が

 

「それなりに店は忙しいし、利益もそこそこあるが、決して身体は楽じゃない。楽して儲けたいよ」

 

 

 

別に店主とは

 

知り合いでもないし、

 

そこのお弁当を買って

 

食べたこともないから、

 

聞く氣もなかったが、

 

そういう会話が耳に入ってきた。

 

 

 

 

 

もしかしたら、

 

それが本心では

 

ないのかも知れない。

 

 

 

 

 

「お店忙しそうですね」

 

と聞かれて謙遜した言い方を

 

しただけかも知れないが、

 

 

 

 

 

そういう言葉が

 

自分の口から出たことは

 

事実である。

 

 

 

 

 

楽がしたいから

 

手を抜いた時から

 

そのお店は衰退に

 

向かうだろう。

 

 

 

 

 

楽して金儲けなど

 

この世に存在しない。

 

 

 

 

 

お客様が

 

満足していただけるように、

 

 

 

 

 

例えば常連の方が

 

「美味しい美味しい」と言って

 

喜んでくれる顔を思いながら

 

一生懸命、

 

それに打ち込めば、

 

世間が放ってはおかない。

 

 

 

 

 

店主がその氣持ちを

 

持ち続けて、

 

 

 

 

 

自分の利益じゃなくて

 

誰かの役に立つこと

 

 

 

優先して必死にやっていると、

 

お客様は絶対に離れない。

 

 

 

 

 

一生懸命とは

 

命がけで物事をすることを言う。

 

 

 

 

 

そこに心が向いている時、

 

人は「辛い」とか

 

「しんどい」などの意識はない。

 

 

 

 

 

「氣が出ている」からだ。

 

 

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-02-16 08:20:00

" いつまでも狭さに囚われていたら伸びない "

イギリスは

十数回戦争に負けている。

 

そのたびに

占領軍との間に

子が産まれた。

 

数多くの民族の血が

混ざり合ったところに

非常に優秀な

人間が育ったという。

 

 

 

自分自身の経験に基づく

人生観や世界観。

 

仕事に対する

哲学や思想も

相反する他のものと

交わり合い、

それを呑み込む。

 

 

一つの狭いところに

囚われ修養しても、

ある一定のところで

進歩は止まってしまう。

 

 

 

十年一区切り、

その中で寝食を忘れた

必死の二年間を修養して、

 

 

そこに盤石な揺るぎない

基礎が出来上がったならば、

 

 

相反する他のものを

貶すことなく、

排除するでもなく、

 

 

溶け合い、

自ら学ぼうとする心を持てば、

 

 

そこに立派なものや

育ちが生まれる。

 

 

やがて

その育ちが

より深く柔らかみを増して

盤石な基礎と溶け合う。

 

 

 

人の上に立つ者は、

より油断せず

実践しなければならない。

 

 

 

慢心は

やがて地位も名誉も

枯れしぼむことになる。

 

 

 

 

道場長 拝

2024-02-15 07:17:00

" 絶対に成功しない人の条件 その二 "

『言われた事しかしない人』

 

主体性がなく、

何をしていいのか分からない。

 

余計なことをして

責任をとりたくない。

 

 

自分は言われたことは

やっているので、

それが自分の欠点だと

理解していない。

 

 

積極的に

自ら行動したら、

それが良い結果に

なることもあれば、

悪い結果を

招くことも当然ある。

 

 

良かれと思って

自ら行動して

悪い結果になってしまったら、

 

「余計なことをしなければよかった」と誰でも思うだろう。

 

 

しかし、

それをいつまでも

恐れていては

大した人間には

なれないのだ。

 

 

いくら失敗したとしても

自ら行動した勇氣は

称賛されるべきこと。

 

 

何が悪かったのか、

良く考えるべきだ。

 

 

相手の立場に立ってみて、

じっくり考えてみる。

 

 

そして、

その失敗を

心の糧として

前向きに捉えた時、

 

 

人は一つ成長するのだ。

 

 

 

道場長 拝

2024-02-14 06:49:00

" すべてを受け入れなければ、学びも進歩もない "

おみくじや占いで

 

はじめに出た

 

答えや言葉が

 

氣に入らないといって

 

再三再四、

 

繰り返せば繰り返すほど

 

答えは定まらず

 

乱れてしまう。

 

 

 

 

 

これと同じく

 

学びも、

 

自分の氣に入る教えしか

 

受け入れることが

 

出来なければ、

 

 

 

その人は

 

何も学ぶことは出来ず、

 

進歩もない。

 

 

 

 

 

ただの

 

わがままでしかない。

 

 

 

 

 

道場長 拝