2026-02-05 03:52:00

" 【古を歩く】 千年の祈りを包む、現代の社。 神明坂 編 "

今朝目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立春(りっしゅん)初候

 

七十二候

第一候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)

2月4日~8日ごろ。

東から暖かい春風が吹いてきて、

厚い氷をゆっくり解かし始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​​​【いにしえ を ある く】 せんねん の いのり を つつむ、げんだい の やしろ。 しんめいざか へん 』

 

 

名は体を表し、

歴史は坂に宿る。

 

その声を聴くのも

稽古のひとつ。

 

 

静けさの中にこそ

本当の強さは宿る。

 

​中心となる臍下の一点に

心を鎮めて。

 

 

 

 

お正月の東京出張、

江戸の面影を追う坂道巡り。

 

 

 

​麻布台ヒルズの摩天楼を見上げ、

「鼠坂」で身を屈めるような

古の氣配を感じ、

 

「植木坂」を経て、

 

「日向坂」

オーストラリア大使館からの

開放的な陽の氣を浴びました。

 

 

 

その陽だまりの余韻を感じながら、

私たちは次なる場所、

 

 

 

「神明坂(しんめいざか)」へと

歩みを進めました。

 

 

港区三田一丁目。

 

 

日向坂を登り切った先、

オーストラリア大使館と

 

三井倶楽部の間の交差点を、

北へと下る坂道。

 

 

 

この坂の名は、

坂の途中にある神社、

「元神明宮(もとしんめいぐう)」

(天祖神社)に由来するといわれています。

 

 

坂を下り、

そしてまた上るような地形。

 

 

その中腹に、

不思議な空間が現れました。

 

 

一見すると、

現代的なコンクリートの建築物。

 

 

 

しかし、

そこから漂う空氣は

紛れもなく「神域」のそれです。

 

 

「元神明宮」。

 

 

 

その歴史は古く、

創建は平安時代、寛弘二年(1005年)。

 

 

一千年以上の

時を刻む古社であり、

 

かつては

武将・渡辺綱(わたなべのつな)も

祈りを捧げた場所とされています。

 

 

「神明(しんめい)」とは、

天照大御神(あまてらすおおみかみ)のこと。

 

 

 

なぜ、ただの「神明宮」ではなく

「元(もと)」が付くのか。

 

 

 

そこには、

この坂の名の重みとなる

歴史のドラマがありました。

 

 

 

江戸に入府した

徳川家の命により、

 

神宝・御神体が

飯倉神明(現在の芝大神宮)に移される際、

 

古くから

この地を守ってきた

 

氏子、崇敬者たちは、

これに応じませんでした。

 

御神体を隠し奉り、

昼夜を徹して警護し続け、

 

この地が

信仰の「元(オリジン)」であるとして

守り抜きました。

 

 

その強い熱意は、

現代的な社殿となった今も

変わらずここに在ります。

 

 

 

コンクリートの

モダンな外観の中に、

 

大切に包み込まれた

伝統的な木造の本殿。

 

 

 

それはまるで、

時代の変化の中でも

 

決して失ってはいけない

「中心」を

静かに抱いているかのようです。

 

 

 

合氣道で大切にしているのは、

相手と力で争うことではありません。

 

無理に力を込めて

踏ん張ることでもありません。

 

 

大切なのは、

自らの根底にあるもの (中心) を

守り崩さぬこと。

 

 

 

臍下の一点(せいかのいってん)に

心を静める。

 

ただそれだけで、

心身は統一され、

 

何事にも動じない

「不動心」が生まれます。

 

 

 

元神明宮の氏子たちが、

権力に対して

 

力で対抗したのではなく、

「守るべきもの」に

心を寄せ続けたように。

 

 

 

私たちもまた、

外からの力に反応して

身体を固めるのではなく、

 

自分の中心にある一点に

静かに心を置くことが大切です。

 

 

 

この「神明坂」の、

新しさと古さが同居する

景色の中を歩くとき、

私たちの足裏は何を感じているか?

 

 

アスファルトの下に眠る

千年前の土の記憶。

 

 

そして、

一点を守り抜いた人々の

揺るぎない強さ。

 

 

 

 

近代的な

ビルの谷間にあっても、

 

ここには

清冽 (せいれつ) な

氣が流れています。

 

 

 

外側が

いかに変わろうとも、

 

臍下の一点さえ

静まっていれば、

 

私たちは

どんな時代でも

調和していける。

 

 

 

元神明宮の佇まいから、

そんな「生き方」の極意を

 

改めて

教わったような氣がします。

 

 

 

麻布台ヒルズから始まり、

鼠坂、植木坂、日向坂、

そして「神明坂」へ。

 

 

東京という大都会の

レイヤー(層)の深さを味わった、

 

新年の素晴らしい

稽古となりました。

 

 

 

古を歩くことは、

己の「元」を確かめること。

 

 

皆さんも、

東京の坂道で

 

静かなる歴史の声に

耳を澄ませてみませんか?

 

 

 

 

 

【追記】

" 神様からの予期せぬギフト "

 

 

元神明宮で参拝を終え、

清々しい氣持ちで御朱印を拝受しました。

 

ふと、

「おみくじを引いてみようか」

という流れに。

 

今回、

忙しい合間を縫って

案内してくれた弟子と二人、

心を静めて箱に手を伸ばします。

 

手渡された紙を

そっと開くと……

 

なんと、

二人揃って「大吉」。

 

示し合わせたわけでもないのに、

同じ場所で、

同じ運氣を引き寄せる。

 

これもまた、

互いの氣が響き合い、

波長が合っている証拠なのでしょう。

 

「迷わず、その道を行け」

 

神様から、

そんな力強いエールをいただいたようで、

 

思わず顔を見合わせて

喜びの笑みがこぼれました。

 

ありがとうございます。

 

 

幸先の良い、

一年の始まりです。

 

 

 

 

さて、

次はどの坂が、

私たちを待っているのでしょうか。

 

 

 

 

​古の江戸を歩く旅、

まだまだ続きます。

 

 

 

 

​過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂 中坂 檜坂 狸坂 冬青木坂

七面坂 二合半坂 狸穴坂 乃木坂

大黒坂 鳥居坂 一口坂 本氷川坂

芋洗坂 饂飩坂 永坂 於多福坂 鼠坂

植木坂 日向坂

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-02-04 03:08:00

" 「立春」 春風が氷を解かすように、心身を整えましょう "

今朝目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

立春(りっしゅん)初候

 

七十二候

第一候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)

2月4日~8日ごろ。

東から暖かい春風が吹いてきて、厚い氷をゆっくり解かし始めるころ。

 

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

​『 ​​​「りっしゅん」 はるかぜ が こおり を とか す よう に、しんしん を ととの え ましょう 』

 

 

 

 

 

" 自然のリズムで整える、心と身体 "

 

 

 

寒い日が続いています。

 

連日の寒さで

縮こまっていませんか?

 

 

 

身体だけでなく、

心も萎縮していませんか? ​

 

 

 

 

さて、

今日から「立春(りっしゅん)」です。

 

 

 

 

暦の上では、

今日から春が始まります。 ​

 

 

 

 

「二十四節氣」と「七十二候」って?

 

 

 

 

現代では当たり前のように

365日使っているカレンダーですが、

 

昔の日本人は、

太陽の動きや自然の変化を

もっと細かく見て暮らしていました。

 

 

 

二十四節氣(にじゅうしせっき):

1年を春夏秋冬、

4つの季節をさらに6つに分けて、

計24に分けた季節の呼び名。

 

そのスタート地点が、

今日の「立春」です。

 

 

七十二候(しちじゅうにこう):

それをさらに細かく、

約5日ごとに区切って、

 

その時期の

「自然の風景や動植物の様子」を

言葉にしたもの。 ​

 

 

 

 

立春の最初の風景(初候)は、

「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」

です。

 

 

「東から暖かい春風が吹いてきて、

厚い氷をゆっくり解かし始める」という意味です。 ​

 

 

美しい言葉ですね。

 

 

 

​​この「東風解凍」という言葉、

実は私たちの日常生活にも

当てはまります。

 

 

 

​冬の間、

寒くて肩をすくめたり、

 

忙しさで歯を食いしばったり

していませんでしたか?

 

 

 

 

私たちの身体や心も、

冬の間に

 

知らず知らずのうちに

「氷」のようにカチコチに

固まっているかもしれません。

 

 

 

​ガチガチの氷を

ハンマーで叩き割るのではなく、

 

温かい風を送って、

自然に水に戻してあげる。

 

 

そんなイメージを

大切にしましょう。 ​

 

 

 

 

今日からできる、

春の「自分ほどき」を2つ紹介します。 ​

 

 

 

"「吐く息」を少し長くする "

まずは溜まったものを出すことから。

 

冬の間の古い空氣を

すべて出し切るつもりで、

 

「はぁ~」と

長く息を吐いてみてください。

 

 

吐ききれば、

自然と新しい春の空氣が入ってきます。

 

 

 

"​「ま、いいか」とつぶやく "

完璧を目指して張り詰めていた心に、

春風を送りましょう。

 

失敗してもやり直せばいい。

 

 

立春は「始まり」の時ですから、

何度でもやり直すことができます。

 

 

 

 

" 春は「張る」 ​"

 

「春」の語源の一つに、

草木の芽が

「張る(ふくらむ)」という

説があるそうです。

 

 

 

私たちの内側にある

「やる氣」「元氣」も、

これからふくらんでいく時期です。

 

 

 

合氣道は、

運動神経や腕力は関係ありません。

 

 

道場は自然な自分に

戻るための場所です。 ​

 

 

 

心身ともに

リラックスして、春を迎えましょう。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-02-03 03:22:00

" ​【古を歩く】 誤読さえも愛された、陽だまりの坂道。 日向坂 編 "

今朝目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

大寒(だいかん)末候

 

七十二候

第七十二候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

1月30~2月3日ごろ。

鶏が卵を産み始めるころ。

七十二候の最後、

つまり一年を締めくくる最後の候にあたります。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

​『 ​​​【いにしえ を ある く】ごどく さえ も あい さ れ た、ひだまり の さか みち。ひゅうがざか  へん 』

 

 

 

お正月の東京出張、

江戸時代から続く由緒ある坂道巡り。

 

 

​前回歩いた

「植木坂」の静寂を背に、

私たちは次なる坂へと足を向けました。

 

 

 

​麻布十番の賑わいを抜け、

二の橋の交差点から

三田方面へと向かう道すがら。

 

 

 

​ふと、

柔らかな陽射しが

 

降り注ぐような、

そんな名前の坂が現れます。

 

 

 

「日向坂(ひゅうがざか)」。

 

 

 

​港区三田一丁目と二丁目の

境界にあるこの坂道。

 

 

その名の由来は、

江戸時代前期にさかのぼります。

 

 

 

​坂の南側に、

徳山藩毛利日向守(もうりひゅうがのかみ)の

 

お屋敷があったことから、

そう呼ばれるようになったとされています。

 

 

 

しかし、

この坂にはもう一つ、

不思議な「縁」があります。

 

 

 

 

​江戸の昔から、

「ひゅうがざか」ではなく

 

誤って「ひなたざか」とも

呼ばれていたというのです。

 

 

 

現代では、

あの人気アイドルグループの

名前の由来としても知られ、

 

「ひなたざか」の響きは

多くの人に愛されています。

 

 

 

 

​本来の名と、

愛称のような誤読。

 

 

 

​そのどちらもが

数百年の時を超えて

 

共存していることに、

日本人の「おおらかさ」を

感じずにはいられませんね。

 

 

 

 

 

​坂の中腹あたりまで来たときでしょうか。

 

 

 

ふと、視界が開けるような

明るい氣配を感じました。

 

 

​オーストラリア大使館です。

 

 

 

​港区界隈を歩けば

多くの大使館とすれ違いますが、

 

場所によっては

厳重で人を寄せ付けないような

 

張り詰めた空氣を

纏(まと)っていることもあります。

 

 

 

 

​しかし、

この場所は違いました。

 

 

 

 

​とりわけ明るく、

開放的な感じがするのです。

 

 

 

 

​建物から放たれる

おおらかで、ウェルカムな氣、波動。

 

 

 

これは、

広大な大地と海に囲まれた

 

オーストラリアという

お国柄、土地柄ゆえなのでしょうか。

 

 

 

 

 

​「日向(ひなた)」という

坂の名前とも相まって、

 

まるで太陽の光を

身体いっぱいに呼吸しているような。

 

 

そんな心地よい感覚を覚えました。

 

 

 

 

" 坂道で磨く、合氣道の感性 "

 

 

 

 

合氣道は

「感性」が大切です。

 

 

技の形(かた)を

なぞるだけでは見えないものが、

心の目を開くことで見えてくる。

 

 

 

古(いにしえ)を歩くことも

また同じ。

 

 

 

 

​ただの

アスファルトで舗装されたの坂道を、

「単なる移動経路」と捉えるか。

 

 

 

それとも、

かつてここを

 

武士が、町人が、

どのような想いで行き交ったのか。

 

 

 

そして今、この土地が

どんな「氣」を放っているのか。

 

 

 

​それを肌で感じようとするか。

 

 

 

 

 

​日向坂の

緩やかな勾配を登りながら、

足裏から伝わる土地の記憶と、

 

 

オーストラリア大使館から感じる

開放的なエネルギーに

意識を向けます。

 

 

 

かつての大名屋敷の威厳と、

現代の国際的な明るさが織りなす

独特の調和。

 

 

 

 

 

​その中で、

臍下の一点(せいかのいってん)を保ち、

周囲の景色と一体になって歩く。

 

 

 

 

 

​すると、

この東京都心の

大都会の喧騒の中にありながら、

 

不思議と心が

「凪 (なぎ) 」の状態になるのを感じます。

 

 

 

 

 

これこそが、

道場の畳の上だけでは得られない、

生きた「稽古」なのです。

 

 

 

 

「ひゅうが」の響きが持つ凛とした強さと、

「ひなた」の陽氣な温かさ。

 

 

 

 

その両方を身体いっぱいに浴びて、

私たちは足取りも軽くなりました。

 

 

 

 

 

​次はどの坂が、

私たちを待っているのでしょうか。

 

 

 

 

​古の江戸を歩く旅、

まだまだ続きます。

 

 

 

 

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雁木坂 中坂 檜坂 狸坂 冬青木坂

七面坂 二合半坂 狸穴坂 乃木坂

大黒坂 鳥居坂 一口坂 本氷川坂

芋洗坂 饂飩坂 永坂 於多福坂 鼠坂

植木坂

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-02-02 03:20:00

" 護るべきもの、繋ぐもの。大和撫子たちと誓った祇園の夜 "

今朝目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします😄

 

 

 

本日は、二十四節氣

大寒(だいかん)末候

 

七十二候

第七十二候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

1月30~2月3日ごろ。

鶏が卵を産み始めるころ。

七十二候の最後、

つまり一年を締めくくる最後の候にあたります。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 ​​​まも る べ き もの、つな ぐ もの。やまとなでしこ たち と ちかっ た ぎおん の よる 』

 

 

 

 

 

" 国の根幹を問う、

運命の2月。

極寒の京都、午前3時の独白 "

 

 

早いもので、

もう2月ですね。

 

 

昨日の2月1日 日曜日、

阪急河原町駅から最終電車に飛び乗り、

帰宅して一眠りしたところです。

(実際は横になった程度ですが😂)

 

 

まん丸の満月が

燦然と輝く午前3時です。

 

 

仮寝2時間の強行軍ですが、

不思議と目は冴え渡っています。

 

 

静寂の中、

こうしてスマホに向かい

道場長ブログ

" ぼくらの合氣道 " 「一日一心」を記しています。

 

 

 

昨日は、京都・西本願寺へ。

 

ご先祖様の永代経法要に参拝し、

連綿と続く命のつながりと、

今の自分が在ることへの感謝を捧げました。

 

 

その後、

「防衛シンポジウム2026 in 京都」

参加してまいりました。

 

 

テーマは

「守るべきもの、繋ぐべきもの、大切なものは何ですか」

 

 

 

このシンポジウムには、

東京からも6名のお弟子さんが

遠路はるばる駆けつけてくれました。

 

 

彼女たちの行動力と

国を想う純粋な心には、

 

師である私は

いつも襟を正される思いです。

 

 

 

​2月8日の投開票が迫る衆院選。

 

各党、各候補者が

各地で熱弁をふるっていますが、

 

今回の選挙は

明らかにこれまでとは重みが異なります。

 

 

 

前代未聞の早期解散と、極めて短期間の選挙戦。

 

 

 

これに打って出た

高市総理大臣の姿に、

私は並々ならぬ覚悟を見ました。

 

 

 

高市総理は今、

国民一人ひとりに対し、

 

退路を断って

こう問いかけているように響きます。

 

 

「本当に、私でよろしいでしょうか」

 

 

​それは、

単なる信任投票ではありません。

 

 

 

「もし、

私で良いとおっしゃってくださるなら、

これまで聖域とされ、

長年タブー視されてきた

憲法改正の議論を断行し、

国民投票まで持ち込む。

そうして、この日本を

真に自立した国家へと前に進めます」

 

という、

強烈なメッセージのように私は思います。

 

 

 

この選挙の争点として、

 

消費税の引き下げ、

外国人政策、

止まらない物価高などが挙げられています。

 

 

もちろん、

生活を守る上で全て重要です。

 

 

 

しかし、

" 外交と安全保障 " こそが

今まさに喫緊の課題ではないか、

私は思います。

 

 

 

 

今回の選挙ほど、

私たち日本人にとって

「未来の存続」をかけた

大切な選挙はないのではないかと思うのです。

 

 

" ​国防の最前線を知る、四人の識者、専門家 "

 

 

 

 

​今回のシンポジウムでは、

陸・海・空、

 

まさに日本の防衛の任務を

背負ってこられた方々が登壇されました。

 

 

その重厚な言葉の一つひとつが、

私の胸に深く突き刺さりました。

 

 

 

  • 河野 克俊 氏(元統合幕僚長) 海上自衛隊のトップを経て、自衛隊の最高責任者である統合幕僚長を歴任。9.11後のインド洋派遣や大規模災害対応など、激動の時代に指揮を執られた、まさに安全保障のプロフェッショナルです。
  • 佐藤 正久 氏(元陸上自衛隊・元参議院議員) 「ヒゲの隊長」として知られ、イラク復興支援で現地部隊を指揮。政治家としても防衛・外交の実務に精通し、現場感覚と政策の両面から現実的な安全保障論を発信し続けておられます。
  • 高島 辰彦 氏(元潜水艦隊司令官) 日本の防衛の要であり、最高機密とも言える潜水艦部隊。その指揮官として、海の底から静かに、しかし力強く日本を守り抜いてきた、海将の矜持を感じました。
  • 志津 雅啓 氏(元航空自衛隊・基地業務群司令) 防衛政策や装備調達に携わり、スタンフォード大学での研究やデジタル変革も推進。昨年退官されたばかりで、最先端の技術と空の守りを知る、新時代の安全保障を担う専門家です。








" 自国を自国で守る氣概なき繁栄は、砂上の楼閣 "

 

 

 

 

 

この先生方が

語られたのは、抽象論ではありません。

 

 

著しく変化する世界情勢。

 

 

戦後、かつてないほどの日本の最大の危機。

 

 

それがこの先、起ころうとしています。

 

 

尖閣諸島周辺で

毎日のように行われる領海侵犯や、

レーダー照射。

 

 

これらを鑑みると

もう起こっている事実として捉えるべき、

 

 

 

「台湾有事」という差し迫った危機です。

 

 

 

 

習近平国家主席は

「祖国統一は歴史の大勢」と断言し、

 

2027年までの

軍事的解決も視野に入れています。

 

 

台湾有事は日本有事です。

 

 

なぜなら、

尖閣諸島や沖縄、

南西諸島が間違いなく戦時下になるからです。

 

 

 

もし他国に侵略されたり、

有事が勃発したりすればどうなるか。

 

 

 

消費税も、

教育も、物価高も

「へったくれ」も無くなります。

 

 

 

それどころではなくなるのです。

 

 

 

​その上で、

より一層強固な日米同盟が必要なことは

論を俟(ま)ちません。

 

 

しかし、

「自国を自国が守らないでどうするのか」

 

 

 

国が果たすべき役割は、

国民の命と生活、

 

そして

国土・領空・領海を守り抜くことです。

 

 

 

そのためには

国防費の増額、

 

そして何より

憲法9条の改正を、

国民投票を経て早急に実現すべき

だと私は考えます。

 

 

 

今日もこの後、

6名の愛弟子と道場で稽古します。

 

こうして合氣道の稽古に集中できるのも、

まだ今の平和が保たれているからです。

 

 

 

その平和が

" 砂上の楼閣 " であってはならないのです。

 

 

シンポジウムの後、

憂国の「大和撫子」たちが

 

私の先月の

64歳の誕生日を祝ってくれました。

 

 

 

場所は祇園の京料理店。

 

 

 

​彼女たちは、

ただの弟子ではありません。

 

 

 

 

「私たちの子ども、

孫、子々孫々に至るまで

安心して暮らすことができる

国を残したい」

 

 

 

 

「日本人としての誇りを持ち、

合氣道を通して

地域のため、社会のために

役立つ人材を育てたい」

 

 

 

そう真剣な眼差しで語る

彼女たちは、

 

現代の「国士」であり、

志を持った立派な日本女子です。

 

 

 

この思いにおいて、

私たちは完全に一致しています。

 

 

 

 

​こんなにも

素晴らしいお弟子さんを持てて、

私は感謝と幸せの氣持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

昨夜は満月が青白く輝く、

極寒の京都の夜でした。

 

 

 

 

東京に出張しても、

こうして京都で集合しても、

 

志を同じくする

この日本女子たちと話していると、

 

いつも時間が経つのを忘れ、

帰れなくなるほどです(笑)。

 

 

 

 

​高市総理が

「私でよろしいか」と問うならば、

 

私たちは

「行動」で応えねばなりません。

 

 

 

 

日本の行く末を真剣に考え、

選挙で意志を示す。

 

 

 

それが

今を生きる私たちの責任です。

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-01-30 03:01:00

" 誕生日の真の意味。「オギャア」と産声を上げた日、忘れてはいけないことがある "

今朝目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

大寒(だいかん)末候

 

七十二候

第七十二候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

1月30~2月3日ごろ。

鶏が卵を産み始めるころ。

七十二候の最後、

つまり一年を締めくくる最後の候にあたります。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 ​​​たんじょうび の しん の いみ。「おぎゃあ」と うぶごえ を あげ た ひ、わすれ て は いけな い こと が あ る 』

 

 

 

 

 

誰にも訪れる誕生日。

 

その日は、

プレゼントをもらい、

ご馳走を食べ、

 

「おめでとう」と家族や友人から祝福される日。

 

 

それもいいとは思います。

 

 

でも、本当にそれだけでしょうか?

 

 

 

 

" 私たちは、忘れてはならない事実があります "

 

 

 

 

私たちが

「オギャア」と産声を上げたその日、

 

その瞬間は、

母が人生で最も苦しみ

命がけで痛みに耐えた日なのです。

 

 

その母の

決死の覚悟と痛みの上に、

今の私たちの「生」がある。

 

 

 

 

それを忘れ、

「この日だけは自分が主役だ」と

言わんばかりに浮かれるのは、

 

あまりに幼く、

そして傲慢ではないだろうか。

 

 

 

 

母の痛みを忘れ、

ただ祝いを受けるだけの誕生日は、

 

一年に一度の特別な日を

「ただの値打ちのない日」にしてしまう。

 

 

 

 

 

 

​私はこの1月で64歳になりました。

 

 

両親はすでに鬼籍に入っています。

 

 

 

私が中学3年生の時に、

父は39歳という若さで、

極楽浄土へ旅立たれました。

 

 

 

父が生きられなかった時間を

遥かに超え、

 

こうして

生かされていることの重みを、

年々強く感じています。

 

 

日々の合氣道の稽古を通じて、

私が辿り着いた

「命の理(ことわり)」があります。

 

 

 

 

命とは、

親が勝手に作ったものではなく、

「天」から授かったものです。

 

 

 

 

では親とは何か。

 

 

 

親とは、

天から降りてくる尊い命を

この世に迎えるために、

 

「天の代理」という

大役を引き受けてくれた

人たちのことではないでしょうか。

 

 

 

 

​母はその身を裂くような

痛みをもって天命を果たし、

 

父はその命を

守るために生涯を捧げた。

 

 

 

 

だからこそ、

誕生日は「自分を祝うだけの日」ではない。

 

 

 

 

 

天の代理として

役目を果たしてくれた両親と、

 

命の源である天地に、

「生んでくれてありがとう」

 

 

そして、

「今日までこの命を生かしてくれてありがとう」

と、

 

ひたすらに

感謝をする日なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

​私は誕生日には、先祖の墓参りをします。

 

 

 

 

今年も冷たい風の中、

墓石に向かい、

 

母の痛みに思いを馳せ、

父の恩愛を想う。

 

 

 

 

「父と母が天の代理として

繋いでくれたこの命、

64年目も大切に使わせていただきます」

 

 

 

そう誓う時間が、

どんなご馳走よりも

 

深く、

静かで、

 

値打ちのあるひとときだと

私は思うのです。

 

 

 

僭越ではありますが、

道場生の皆さん、

そしてこれを読む皆さん。

 

 

 

次の誕生日は、

ケーキのロウソクの火を吹き消す前に、

 

自身の「命の始まり」

思いを巡らせてみませんか。

 

 

 

 

そこには、

母の痛みと、父の祈りがあったはずです。

 

 

 

 

その事実に氣づき、

深く感謝できたとき、

 

誕生日は初めて

「祝うに値する日」となり、

 

真の意味での

「誕生日」となるのではないでしょうか。

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝