" 弟子が住む「晴海」。摩天楼の圧倒的な輝きと、法規制が急がれる深い闇 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
啓蟄(けいちつ)次候
七十二候
第八候 桃始笑(ももはじめてさく)
3月10日~14日ごろ。
桃の花が咲きはじめるころ。
古くは、
「笑」と書いて「さく」と読み、
花が咲くことを
「笑う」と表現していたそうです。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 でし が すむ はるみ。まてんろう の あっとうてき な かがやき と、ほうきせい が いそがれる ふかい やみ 』
昨日の
Yahoo!ニュースとテレビから
「晴海の…」という文字が、
突然私の目に飛び込んできた。
その報道は
東京都中央区
「晴海 (はるみ) 」エリアの
深刻な社会問題。
なぜ私が、
遠く離れた東京の
いちエリアのニュースに
これほど心を痛め、
注視しているのか。
それは、
つい1月の東京出張で、
まさにこの街の
圧倒的な美しさを
目の当たりにした
ばかりだったからです。
私の東京出張における
もう一つの密かな楽しみ。
それは、
江戸時代から続く
由緒ある「東京の坂道巡り」です。
これまでも
この道場長ブログ
「ぼくらの合氣道」でも、
港区から新宿区、
千代田区へと続く
坂道の風情を綴ってまいりました。
たとえば、ココ
ビル群の谷間に
ふと現れる歴史の面影。
私は特に、
地形の起伏と
洗練された街並みが同居する
「港区」の景観や
雰囲氣を好んで歩いてきました。
次回以降は、
いよいよ千代田区から
文京区の坂道へと
筆を進める予定です。
実は今回、
文京区生まれ・文京区育ちである
女性のお弟子さんのご縁で、
彼女の案内のもと
文京区の坂道も
巡ることができました。
地元を知り尽くした
彼女の案内は
ガイドブックにはない
奥深さがあり、
非常に有意義な
時間となりました。
そんな折、
現在この日本女子が
住んでいるという
「晴海」の話になりました。
「先生、港区も良いですが、
是非私の住む晴海にも立ち寄ってください。
先生なら絶対にあの絶景が氣に入られると思いますよ」
これまで
幾度となく年間2〜3回以上、
東京へ赴き (おもむき) ながらも、
晴海、豊洲、築地、月島といった
湾岸エリアには
ほとんど縁がありませんでした。
しかし、
これも何かの貴重なご縁。
この日本女子に
導かれるままに
足を伸ばしてみることにしました。
彼女が住まうのは、
地元で「晴海三兄弟」と呼ばれる
超高級タワーマンション群の一つ。
そして、
豊洲大橋から晴海方面を
望んだ時の光景は……
息を呑むほど
煌びやかな絶景でした。
水面に反射する
色とりどりの街明かりと、
天を突く摩天楼。
そこには
「ここは本当に日本だろうか」と
錯覚するほどの、
美しく圧倒的な
絶景が広がっていました。
「次の東京出張では、
この辺りのアパホテルに宿泊して、
この景色をゆっくり堪能しよう」と
心に決めたほどです。
しかし、
物事には常に
「陰と陽」が存在します。
この圧倒的な
輝きの足元には、
目を疑うような
深い闇が広がっていました。
豊洲大橋から晴海方面へ、
さらには
きれいに整備された
「豊洲ぐるり公園」を歩きながら、
絶景に感動する私に、
お弟子さんは
静かにこう教えてくれました。
「先生、この街も
良い面ばかりではないんですよ。
治安やマナーの問題も確実に存在しているんです」と。
冒頭で
私の目に飛び込んできた
ニュースは、
まさに
彼女の言葉の真意を
裏付けるものでした。
彼女の住まいからも
ほど近い、
東京オリンピック選手村跡地に
誕生した
巨大マンション群
「晴海フラッグ」での
異常な事態です。
現在、
あの美しく
整備されたはずの街で、
外国人グループによる
「白タク行為(道路運送法違反の無許可営業)」が
横行しているそうです。
さらに、
法の網の目を潜り抜けた
「ヤミ民泊(違法な住宅宿泊事業)」に
出入りする
外国人観光客らによって、
駐車場にゴミや
排泄物が放置され、
注意した住民と
一触即発のトラブルになるなど、
現地の方々が
恐怖と不安を抱えながら
生活している現実があります。
問題の根源は、
単なるモラルの欠如だけでは
ありません。
昨今の円安を背景とした、
海外投資家による
「投機的な不動産買収」です。
実需(実際に住む目的)のない
外資マネーが
日本の土地や
物件を買い漁り、
そこが違法なビジネスの
温床となっているのです。
さらには、
スパイ活動の
拠点になっている場合もあると、
私は思います。
他国では
当たり前のように
導入されている
「外国人・外国資本による土地取得規制」が、
日本はあまりにも
遅れています。
" 心・技・体 "
どれほど
最新鋭の防犯カメラ(技)を設置し、
堅牢で美しい
コンクリートの建物(体)を
築き上げても、
そこに集う
人々のモラル(心)が欠如し、
それを正すための
「法規制」が追いついていなければ、
たちまち
街の秩序は崩壊します。
現状は完全に
イタチごっこであり、
国や行政による
早急な法整備と
厳格な取り締まりが
急務であると
痛感せざるを得ません。
あの「豊洲大橋」や
両岸に整備された
「豊洲ぐるり公園」から見た
あの眩いばかりの
摩天楼の光。
その裏側には、
日本の法制度の脆弱性を突く
都市の深い影が落ちていました。
歴史が染み付いた
江戸の坂道を歩き、
最先端の街が抱える
光と影を知る。
今思い起こせば、
今年の1月の東京出張は
人間の営みと「心技体」、
そして
社会の「秩序」について、
改めて深く考えさせられる
貴重な時となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 花が「笑う」季節の到来。春の訪れとともに道場に広がる情熱と笑顔 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
啓蟄(けいちつ)次候
七十二候
第八候 桃始笑(ももはじめてさく)
3月10日~14日ごろ。
桃の花が咲きはじめるころ。
古くは、
「笑」と書いて「さく」と読み、
花が咲くことを
「笑う」と表現していたそうです。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 はな が「わらう」きせつ の とうらい。はる の おとずれ と とも に どうじょう に ひろがる じょうねつ と えがお 』
春の柔らかな
陽氣につられて
桃のつぼみが
ほころぶ様子を
「笑う」と表する。
また、
草木が芽吹いた
色鮮やかな春の山を、
春の季語で
「山笑う」と表現するなんて、
なんとも美しく、
日本人の繊細な感性に
心惹かれますね。
さて、
今朝も午前3時に目を覚まし、
夜明け前の
静寂に包まれながら、
この道場長ブログ
「ぼくらの合氣道」を執筆しています。
文字を紡ぐうち、
5時半頃には
東の空が暁(あかつき)から
東雲(しののめ)へと移ろい、
一筋の光を
帯びていました。
ほんの先週と比べても、
光が射す時間は
目に見えて
早くなっています。
私たちが日々
当たり前のように暮らしている
この地球が、
実は凄まじいスピードで
自転と公転を
繰り返しているのだという
壮大な
天地大自然の営みを、
朝の澄んだ空氣の中で
まざまざと実感させられます。
淀みなく
動き続ける
自然のダイナミズム。
その壮大な
流れに逆らうことなく、
自らの「氣」を
調和させていくことこそ、
合氣道における
「天地と一体」の極意に
通じるのだと、
静かな朝に
深く感じ入っております。
そして、
まさに「桃始笑」のように、
合氣道琴心館寺崎道場にも
いま、明るく前向きな
「氣」が満ち溢れています。
4月29日に控える
「兵庫県合氣道連盟 合氣道演武大会」に向け、
先週はなんと、
神戸常盤アリーナ「合氣道講座」
※見学、体験、お問い合わせは コチラ
お稽古の開始時間前から
自主的に集まり、
熱心に技の確認と
稽古を重ねる
お弟子さんたちの姿がありました。
皆さんのその真摯で
ひたむきな姿勢を目の当たりにし、
私は胸が熱くなるほどの
感動を覚えました。
花が笑うように、
笑顔と情熱があふれる
お弟子さん方と、
本日も
神戸常盤アリーナの道場で
ともに汗を流し、
お稽古ができることに
心からの感謝が溢れてきます。
これほど
素晴らしい
お弟子さんたちに
恵まれて、
私は本当に
幸せ者でありまする。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 「なるほど!」が脳を育てる。日常のすべてを成長に変える心の持ち方 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
今週もよろしくお願いします。
本日は、二十四節氣
啓蟄(けいちつ)初候
七十二候
第七候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)
3月5日~9日ごろ。
冬の間を土のなかで過ごした
虫や生きものたちが、
暖かな春の日差しを感じて地上に姿を現すころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 「なるほど!」が のう を そだてる。にちじょう の すべて を せいちょう に かえる こころ の もちかた 』
日々、
本を紐解き、
あるいは
人の言葉に耳を傾けて
未知の知識に
触れるとき、
私はいつも
「なるほどなぁ」
「すごいなぁ」と
深い感動や
感銘を受けます。
それは、
道場においても同様です。
日々、
お弟子さんたちと
向き合うなかで、
小学生の
子どもたちの
何氣ない一言や
無邪氣な仕草に
ハッとさせられ、
「そうか、なるほど」と
深く頷かされることが
多々あります。
時には、
彼らと一緒になって
お腹を抱えて
大笑いすることもあります。
日常の
あらゆる瞬間に、
豊かな学びの種は
潜んでいるのです。
さて、
少し私事を申しますと、
私の寝室には
ありとあらゆるジャンルの本が、
いわゆる
「積読(つんどく)」の状態で
置かれています。
※積読(つんどく)とは?
本を入手したものの、
まだ読まずに
積んでおく状態を指す言葉です。
近年では
日本独自の表現として、
海外でも
「Tsundoku」と
そのまま呼ばれ、
本を愛する
人々の間で
認知されつつあるそうです。
ただ、
私の場合は
無造作に
放置しているわけではなく、
きっちりと
「整理整頓された積読」です。
積読と聞くと
「読まないなんてもったいない」と
ネガティブに
捉えられがちですが、
決して
悪いものではないと
私は考えています。
毎晩
眠りにつく前、
その日の
氣分や心の状態に合わせて、
目の前の本山から
ふさわしい一冊を
サッと手に取ることができる。
私にとって、
それはとても
贅沢で貴重な
至福のひとときなのです。
そして、
いざページをめくるときには、
「ここにはきっと、
私の知らない興味深い世界が
広がっているに違いない」と
自らの氣持ちを
高揚させます。
「なるほど!」と
心を躍らせながら
読み進めることで、
脳が
心地よい刺激を受けます。
結果として、
思考力や記憶力、
そして理解力といった機能が
格段に高まり、
より多くの
教訓を吸収できる感覚があるのです。
これは
読書に限った
話ではありません。
人の話を聞くときも、
あるいはSNSなど
インターネット上の情報に
触れるときも同じです。
注 ):インターネット上の情報には
取捨選択できる自己判断能力が
備わっていることが大前提です。
最初から
「つまらないな」と
心を閉ざして臨むのか、
それとも
「何か必ず得られるものがあるはずだ」と
心を開き、
感動する準備をして
向き合うのか。
同じ時間、
同じ対象に
向き合っていたとしても、
自らの貴重な体験として
血肉になる度合いは、
天と地ほど変わってきます。
心を柔軟に保ち、
あらゆるものから
素直に
吸収しようとする姿勢。
それはまさに、
相手の心を受け入れ、
調和を目指す
合氣道の稽古にも通じる、
人生の大切な
心構えなのでありまする。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 技がかかる理由、人が育つ理由。すべては「抵抗」の中にある "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
啓蟄(けいちつ)初候
七十二候
第七候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)
3月5日~9日ごろ。
冬の間を土のなかで過ごした
虫や生きものたちが、
暖かな春の日差しを感じて地上に姿を現すころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 わざ が かかる りゆう、ひと が そだつ りゆう。すべて は「ていこう」の なか に ある 』
ほんの少し前までは
朝6時でも真っ暗でしたが、
最近では東の空が
ほのかに明るくなってきています。
日に日に
夜明けが早くなってきますね。
私は毎朝、
この道場長ブログ『ぼくらの合氣道』を
執筆するために
午前3時に
起床しているのですが、
東雲 (しののめ) の静寂の中で
記事を書き進めながら、
冷たい空氣の中に
少しずつ光が差し込んでくるのを
肌で感じています。
さて、今日は
私たちが前に進むために
不可欠な「抵抗」について
お話ししたいと思います。
仕事での困難、
人間関係の摩擦、
あるいは
合氣道に限らず、
趣味やスポーツなど
様々なことで、
なかなか上達しない
自分へのもどかしさ。
私たちはつい、
こうした
「抵抗」や「壁」を
避けるべきものと
考えがちです。
しかし、
物理的にも精神的にも、
「抵抗や壁があるからこそ、人は前に進める」のです。
" 何事も「抵抗」が鍵 "
たとえば、
水泳を思い浮かべてみてください。
水の中で
手足を動かすと、
水という重い塊が
ずっしりと
身体に抵抗してきます。
息苦しく、
前に進むのを
邪魔されているように
感じるかもしれません。
しかし、
その「水の抵抗」を
手でしっかりとかき、
足で蹴るからこそ、
身体はスッと前に進むのです。
もしこれが
空氣を相手にする
「のれんに腕押し」の
状態だったら、
どれだけ
手足を激しく動かしても、
「抵抗」がなければ
まったく前には進めませんね。
歩く時も同じです。
私たちは靴の裏と
地面の間に起きる
「摩擦(抵抗)」を
味方につけて前進します。
ツルツルに凍った
氷の上では
抵抗がゼロになるため、
いくら足を踏み出しても
その場で滑るばかりです。
" 相手の本氣があるから、技はかかる "
合氣道の稽古においても、
これは全く同じです。
合氣道は
相手と争う
武道ではありませんが、
相手が本氣で打ってきたり、
突いてきたりするからこそ、
そこに技がかかる のです。
相手がふにゃふにゃで、
まったく芯のない
「のれん」のような
状態であれば、
その力を導くことも、
崩すこともできません。
相手が真剣に
向かってくる
その強い
氣(抵抗)を受け入れ、
結びつくことで、
初めて自分の
推進力へと変わるのです。
"「のれんに腕押し」の
お弟子さんは導けない "
そしてこれは、
道場における
「師範と弟子」の関係、
ひいては
「学ぶ姿勢」
そのものにも
深く通じています。
賢明で
熱心なお弟子さんは、
師範の一挙手一投足までを
見逃すまいと
必死に学ぼうとします。
その
「本氣で学びたい」という
渇望 (かつぼう) が
あるからこそ、
師範の手に触れた瞬間に、
見えない氣や力線の流れ
加えて
呼吸、技の理合いを
感じ取ることができます。
お弟子さんの
その本氣の心が
確かな
「手応え(抵抗)」となり、
師範の正しい導きへと
つながるのです。
一方で、
師範の手を取っても、
他人事のように
何も考えず
「ただ持てと言われたから、持っているだけ」
という人は
どうでしょうか。
そこには
心と心の摩擦も、
教えを掴み取ろうとする
エネルギー (氣) もありません。
まさに
「のれんに腕押し」です。
いかに
師範といえども、
自ら学ぼうとしない者、
心にその氣を持たない者を
導くことは、
決してできないのです。
" 抵抗を味方にしよう "
今、自分が
何かにぶつかり、
強い抵抗を
感じているとするなら、
それは
「前に進むための水」を
しっかりと
掴んでいる証拠です。
そして、
誰かから
何かを学ぼうとする時、
自分の中に
「本氣で学ぶ」という
志を
しっかり持ってみてください。
志を持たず、
ただその抵抗から逃げて
氷の上を
滑るのではなく、
しっかりと
大地を踏みしめ、
重みを感じて
前に進んでみませんか。
道場での稽古も、
その感覚を養い、
本氣の心を
育むための素晴らしい時間です。
今週末も道場で、
「本氣」のお弟子さんとだけ
ともに良い汗を
流せることを楽しみにしています。
今週もありがとうございました。
良い週末を。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 春の足音に誘われて。「啓蟄」に感じる自然との調和と合氣道 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
啓蟄(けいちつ)初候
七十二候
第七候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)
3月5日~9日ごろ。
冬の間を土のなかで過ごした
虫や生きものたちが、
暖かな春の日差しを感じて地上に姿を現すころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 はる の あしおと に さそわれ て。「けいちつ」に かんじる しぜん との ちょうわ と あいきどう 』
厳しい
寒さのピークを越え、
ふと見上げる
空の青さや風の匂いに、
柔らかな
春の氣配を感じる
季節となりました。
日だまりで
氣持ちよさそうに
まどろむ
野良猫の姿に、
思わず目を細めてしまう
今日この頃です。
暦の上では
「雨水」を過ぎ、
二十四節氣は
「啓蟄(けいちつ)」へと
移り変わりました。
「啓」はひらくこと、
「蟄」は土の中で
冬ごもりをしている虫を意味します。
つまり「啓蟄」とは、
冷たい大地の底で
じっと春を待っていた
生き物たちが、
暖かな陽氣に誘われて
モゾモゾと動き出し、
顔を覗かせる季節のこと。
七十二候で
いうところの初候
「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」(3月5日〜9日頃)
という
美しい言葉通り、
生命の息吹が
いよいよ
力強さを増していく時期ですね。
朝夕の冷え込みは
まだ少し残りますが、
日中には
上着がいらないほどの
ポカポカとした
陽氣の日も増えてきました。
河川敷や道端で
鮮やかな菜の花が
見られるようになり、
お店には
ワラビといった
瑞々しい
旬の山菜が並び始めると、
春をぐっと
身近に感じるようになります。
春分まで
あと半月ほど。
いよいよ
本格的な春の到来も
目前だなと実感します。
私たち
合氣道を学ぶ者にとっても、
この季節の変化は
非常に大切です。
冬の間、
自身の根を深く張るように、
一つひとつの
基本と向き合い
積み重ねてきた
冬の間の稽古。
それはまさに、
土の中で
じっとエネルギーを
蓄える虫たちの姿と
重なります。
そして
「啓蟄」を迎え、
天地大自然の「氣」が
外に向かって
大きく巡り始めるのと
同調するように、
私たちの心身もまた、
強ばりが解けて
のびやかに
動くようになってきます。
一雨降るごとに
暖かさを増し、
春は本格化していきます。
冬の間に
内に秘めた力を、
春の陽光とともに
外へ向かって
のびのびと発揮していく。
そんな
自然の理(ことわり)を
感じながら、
今週末も
道場で共に、
心地よい汗を流しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝