2026-09-18 03:17:00

​" 玄鳥去(つばめさる)。しなやかに自然へ身を委ねる "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

白露【はくろ】末候

 

第四十五候 玄鳥去【つばめさる】

九月十七日~二十一日ごろ。

ツバメが南へ飛び去っていくころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​つばめさる。しなやか に しぜん へ み を ゆだねる 』

 

 

 

 

桜の便りが届くころにやってきた

ツバメたちは、

 

およそ半年の間、

日本で子育てをして、

ふたたび南へと旅立っていきます。

 

 

軒下を賑やかにしていた

泥の住処も、

 

今ではひっそりと

静まり返っています。

 

 

 

主のいない光景には

一抹の寂しさを覚えますが、

これも巡りくる命の美しい営み。

 

 

また暖かな

春風が吹くころの再会を

心静かに待ちたいと思います。

 

 

さて、

昨日九月十七日は

気象の統計において台風が接近しやすい

「特異日」とされています。

 

 

 

不思議なことに

明確な理由はわかっていないそうですが、

 

昔から荒れ模様になりやすい

節目の日なのだそうです。

 

 

 

​その高い確率を裏付けるかのように、

現在(このブログ執筆時)の

予報を見ましても

 

これから迎える

シルバーウィークにかけて、

 

台風が列島へと北上し、

東へと抜けていく

進路が予想されております。

 

 

 

​荒れ狂う風雨を

くぐり抜けながら進む、

小さな鳥たちの

数千キロにも及ぶ遥かな旅路。

 

 

どうか無事に

海を渡りきってほしいと、

秋の空に向かって祈ります。

 

 

 

 

​私たち人間もまた、

天地大自然の一部にすぎません。

 

 

 

変わりゆく天候や

避けられない日々の変化に対し、

 

一喜一憂することなく、

燕のようにしなやかに

 

自然の理(ことわり)へと

身を委ねる姿勢を持っていたいものです。

 

 

 

今週もありがとうございました。

 

シルバーウィーク期間中は

ブログをお休みさせていただきます。

 

皆様、どうぞ健やかな連休を

お過ごしくださいませ。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場は

単に技だけを習得する場ではありません。

 

私たちが大切にしているのは、

自然の猛威や変化に憂うことなく

天地大自然の営みに柔らかく調和する

生き方を共に探究していくことです。

 

日々の生活に活きる氣づきを

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

軽やかに生きるためのヒントが

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-09-17 03:06:00

" ​海風と『Choosin' Texas』。旧友と過ごした茅ヶ崎の朝 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

白露【はくろ】末候

 

第四十五候 玄鳥去【つばめさる】

九月十七日~二十一日ごろ。

ツバメが南へ飛び去っていくころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​うみかぜ と『Choosin' Texas』。きゅうゆう と すごした ちがさき の あさ 』

 

 

 

 

平日は毎朝3時という早い時間に起床し、

この道場長ブログ

「ぼくらの合氣道」を執筆しています。

 

そのため、

前日の夜21時以降は、

スマホの通知を一切見ないようにしております。

 

 

情報に振り回されず、

自らの心身を

静かに休ませる大切な時間だからです。

 

 

日々の用件や連絡はすべて、

翌朝の静かな時間に

ゆっくりと確認するのが私の習慣です。

 

 

 

​その静寂の中で、

頭に浮かんだことを自然な流れに任せて

私は毎朝このブログを執筆しております。

 

 

 

時折、書くことが

なかなか浮かんでこない時もありますが、

 

そんな時は

「何も書くことがない」ということを

そのまま素直に綴るようにしております。

 

 

 

​今朝もそんな穏やかな氣持ちで、

昨晩の間に届いていた

スマホの通知に目をやりました。

 

 

すると、旧友であり、

私が主宰する合氣道琴心館寺崎道場の

中島小雪師範部長から

LINEが届いておりました。

 

 

そこには

" Ella Langleyの『Choosin' Texas』を

聴かない日はありませんね。

でも、茅ヶ崎で聴いた

『Choosin' Texas』が最高だった!

東京で聴くのとは全く違いますね "

と綴られておりました。

 

 

今年の夏の神奈川出張では、

東横イン茅ヶ崎市役所に宿泊いたしました。

 

 

 

辻堂教室がある藤沢市には

これまで何度も足を運んでおりますが、

茅ヶ崎で宿泊するのは初めてのことです。

 

 

 

​実は、私はホテルを選ぶ際は

その素晴らしい経営理念に惹かれ、

アパホテル一択としております。

 

 

しかし、

茅ヶ崎にはアパホテルがなかったため、

今回は東横インを選びました。

 

 

 

​アパホテルは、

その日の需要や供給に合わせて

宿泊料金が変わる

「ダイナミックプライシング」を採用しており、

時期によって価格が大きく変動いたします。

 

 

一方の東横インは、

年間を通して価格の上限を守り、

変動が少ない「原則ワンプライス」という

安定した価格設定となっております。

 

美味しい朝食が付いているのも、

とてもありがたい魅力ですね。

 

 

 

​その東横イン茅ヶ崎市役所に

隣接しているのが、

「茅ヶ崎カフェ」というお店です。

 

店内には茅ヶ崎FMのブースがあり、

オンエアを聴きながらゆったりとくつろげる

私のお氣に入りの空間になりました。

 

 

そのカフェで、

中島小雪師範部長と

 

同じく旧友であり

弟子の一ノ瀬尚師範とともに、

 

集中稽古の内容について

お茶を飲みながら語り合っていた時、

 

ふと流れてきたのが

Ella Langleyのこの曲『Choosin' Texas』でした。

 

 

​この曲は現在、

米ビルボードで22週連続1位という

 

マライア・キャリーの記録に並ぶ

史上最長タイ記録を達成しております。

 

 

次週も1位となれば、

マライア・キャリーの

「恋人たちのクリスマス」を抜いて

単独首位に立つという歴史的な一曲です。

 

 

どこか80年代を思わせる

懐かしいイントロから始まり、

聴く人の耳にすんなりと、

心地よく入り込んでくる不思議なメロディー。

 

 

 

この自然体で無理のない響きこそが、

長く愛され、大記録を打ち立てる

理由なのかもしれません。

 

 

 

今や車で移動中には、

FMから必ずと言っていいほど流れてくるため、

耳にしない日はありません。

 

 

しかし、

いつもの神戸の街で一人聴くメロディーと

 

茅ヶ崎FMのブースから流れる

「茅ヶ崎カフェ」の空間で聴いたメロディーは

 

まるで違う曲のように、

私の身体の奥深くへと響いてまいりました。

 

 

 

​音楽とは、本当に不思議なものですね。

 

 

 

同じ曲、同じメロディーであっても、

共にいる仲間との温かい関係性や

 

その土地が持つ海風のような空氣感、

そしてリラックスした心身の状態が

重なり合うことで、

響き方が全く変わってくるのですね。

 

 

これは、

私たちが日々の生活で

他者と接する時とも

深く通じるところがあるように思うのです。

 

 

 

同じ言葉であっても、

相手との結びつきや

その場の氣配に自らをゆだねることで、

伝わる温もりは毎回異なります。

 

 

 

心を開き、

環境や人と柔らかく調和することの豊かさを

あの茅ヶ崎での時間は改めて教えてくれました。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が大切にしているのは、

その場の氣や仲間との結びつきを

柔らかく受け入れ、

 

日々の暮らしの中で

心身の自然な一致をはかりながら、

 

自ら率先躬行して

周囲の人の心に温かい灯火を灯すあり方を

共に探究していくことです。

 

 

日々の生活に活きる氣づきを、

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

心豊かな生き方のヒントが

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-09-16 03:52:00

" 線路の上に消滅した坂。東京都北区【モチ坂】へ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

白露【はくろ】次候

 

第四十四候 鶺鴒鳴【せきれいなく】

九月十二日~十六日ごろ。

鶺鴒(せきれい)が鳴き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​せんろ の うえ に しょうめつ した さか。とうきょうと きたく「もちざか」へ 』

 

 

 

 

昨日の記事からの続きとなります。

一つ前のエントリーは こちら から。

 

 

 

新たに3名体制となった

「江戸の坂道巡り同好会」の活動として、

今年の夏の東京出張では

東京都北区に残る

由緒ある江戸の坂道を歩いてまいりました。

 

 

​生粋の江戸女子である

お弟子さんの案内で

 

「大炊介坂(おおいのすけざか)」の

古(いにしえ)の起伏を味わった後、

 

次に向かったのは、

北区上中里一丁目にある「モチ坂」です。

 

 

江戸の頃、

当時は上駒込村から上尾久村方面へと

向かう途中にあり、

 

この「モチ坂」は、

漢字で書きますと「黐坂」と記されます。

 

 

​私たちが普段口にする

お餅の「餅」ではなく、

 

虫や鳥を捕らえる

鳥黐(とりもち)などに使われる

「黐」の字があてられております。

 

 

かつて尻餅をつくほど

急だったことでついた「モチ坂」であるのに、

 

なぜ漢字表記は「黐坂」なのでしょうか?

 

 

 

ただ、

坂名の由来には諸説あり、

坂下にモチの木があったから

という説もあるようです。

 

 

その真相は

今となっては不明なのだそうです。

 

 

​しかし、それ以上に

ここには驚くべき光景が待っていました!

 

 

 

崖っぷちに標柱が立つのみで、

坂は見当たりません。

 

そこは行き止まりで

落下防止のフェンスが張り巡らされ、

その前に標識だけが残っています。

 

 

 

現在は、

眼下に鉄道の線路などに削られ、

 

坂道そのものが忽然と姿を消し

「幻の坂」となっていたのです。

 

 

 

 

行き止まりとなった

眼下の線路には、

 

現在、JR京浜東北線や東北本線、

そして東北新幹線が走っております。

 

 

 

​では、物理的な坂が

消滅しているにも関わらず、

なぜ標識が残されているのでしょうか。

 

 

 

それは、

かつて村と村を結び、

 

人々が確かに行き交ったという

歴史の記憶を風化させず、

 

 

後世へと

大切に語り継ぐためなのだと、

案内人である生粋の江戸女子は語ります。

 

 

物理的な「坂」は

失われてしまっていますが、

 

そこには確かに

先人たちが往来した記憶が残っています。

 

 

 

合氣道において

最も大切なものの一つが「感性」です。

 

感性が豊かな人でなければ、

技の深淵には、到底たどり着けません。

 

 

 

目に見える動き以上に、

その奥にある

 

「見えない氣の流れ」や

「氣配」を察知することが重要です。

 

 

 

​姿かたちはなくなっても、

その場所の歴史や物語は、

 

たとえ目に見えなくても、

確かにそこに存在し、

私たちに何かを語りかけている。

 

 

「目に見えるものばかりを追うな」

師からいただいたこの言葉を、

 

モチ坂の標柱の前に立ち、

改めて深く噛み締めました。

 

 

 

​形は変われども、

そこに宿る精神は変わらない。

 

 

日常の中にある古の痕跡から、

これほどまでに

深い学びを得られることに

心から感謝いたします。

 

 

​新しい仲間も加わり、

私たちの江戸時代から続く

由緒ある東京の坂道巡りはまだまだ続きます。

 

過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂 中坂 檜坂 狸坂 冬青木坂

七面坂 二合半坂 狸穴坂 乃木坂

大黒坂 鳥居坂 一口坂 本氷川坂

芋洗坂 饂飩坂 永坂 於多福坂 鼠坂

植木坂 日向坂 神明坂 綱の手引坂

綱坂 安全寺坂 左内坂 

市谷亀岡八幡宮 男坂・女坂 三年坂 

帯坂 東郷坂 行人坂 南法眼坂 永井坂 

五味坂 軽子坂 根津裏門坂 権現坂 大炊介坂

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

合氣道琴心館寺崎道場は

技だけを教わる場ではありません。

 

私たちが大切にしているのは、

​目に見える形にとらわれず、

その奥にある見えない氣配や

繋がりを感じ取りながら、

自ら率先躬行して

周囲の人の心に温かい灯火を灯すあり方を

共に探究していくことです。

 

日々の生活に活きる氣づきを

この道場長ブログ

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歴史の面影から

現代をより良く生きるヒントが

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-09-15 03:50:00

" 古の武将の記憶。東京都北区【大炊介坂】編 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

白露【はくろ】次候

 

第四十四候 鶺鴒鳴【せきれいなく】

九月十二日~十六日ごろ。

鶺鴒(せきれい)が鳴き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​いにしえ の ぶしょう の きおく。とうきょうと きたく【おおいのすけざか】へん 』

 

 

 

今年の1月の東京出張の折、

稽古の合間を縫って

「江戸の坂道巡り同好会」の活動として

様々な坂道を歩きました。

 

 

 

 

その時に文京区に残る

いくつかの江戸の坂道を案内してくれた、

 

文京区生まれ・文京区育ちの

生粋の江戸女子であるお弟子さんがいました。

 

なんとその際、

彼女が合氣道琴心館寺崎道場の

「江戸時代から続く由緒ある坂道巡り同好会」

正式に入会してくれたのです!

 

 

 

 

発足した当初から、

部員は私と麻布台教室を主宰する

つぶらやひとみの2名だけでしたが、

これでついに同好会は3名となりました。

 

 

 

今年の夏の東京出張では

その新しい仲間であるお弟子さんの案内により、

 

「江戸の坂道巡り」の新たな1ページとして、

北区の旧古河庭園に隣接する

由緒ある坂道を歩いてまいりました。

 

 

​向かったのは、

北区西ヶ原一丁目にある

「大炊介坂(おおいのすけざか)」です。

 

 

 

中世の武将・保坂大炊介に

因んで名付けられ、

坂の上に平塚神社があることから

「宮坂」とも呼ばれていたそうです。

 

 

また、かつて

樹木が鬱蒼と茂っていたことから

「暗闇坂」という別名もあったそうです。

 

​暗闇坂といえば、港区をはじめとして

「暗闇坂」という

名のつく坂はいくつかありますね。

 

 

 

以前歩いた

港区元麻布の「暗闇坂」は、

 

その昔、昼間でも暗いほど

木々が鬱蒼と茂っていたことから

名付けられた歴史ある坂でした。

 

その暗さから

幽霊や妖怪の伝説も生まれ、

人々から恐れられていたそうです。

 

 

表面がアスファルトに変わった

現代であっても、

 

「大炊介坂」の足裏から伝わる

大地の起伏そのものは

 

江戸の昔から

それほど変わっていないであろうと、

深く古(いにしえ)を感じ入ります。

 

 

 

合氣道の体捌きと同じように、

自然の傾斜に逆らわず、

 

「臍下の一点」に心を静め、

深くゆったりとした呼吸で歩を進める。

 

 

かつての武将が

どのような景色をその眼差しに映して

この起伏を歩んだのか、

 

そっと目を閉じ、

その氣配に自らの五感を澄ませてみました。

 

 

 

​新しい仲間も加わり、

私たちの江戸時代から続く

由緒ある東京の坂道巡りは

まだまだ続きます。

 

 

 

次に向かった

「モチ坂」での体験につきましては、

また次回の記事へと続きます。

 

 

 

過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂 中坂 檜坂 狸坂 冬青木坂

七面坂 二合半坂 狸穴坂 乃木坂

大黒坂 鳥居坂 一口坂 本氷川坂

芋洗坂 饂飩坂 永坂 於多福坂 鼠坂

植木坂 日向坂 神明坂 綱の手引坂

綱坂 安全寺坂 左内坂 

市谷亀岡八幡宮 男坂・女坂 三年坂 

帯坂 東郷坂 行人坂 南法眼坂 永井坂 

五味坂 軽子坂 根津裏門坂 権現坂

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

合氣道琴心館寺崎道場が大切にしているのは、

無理なく自然の理(ことわり)に沿って

歩みを重ね、

 

日々の生活の中で

無駄な力みを手放しながら、

 

自ら率先躬行して

周囲の人の心に温かい灯火を灯すあり方を

共に探究していくことです。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-09-14 03:13:00

" 心も身体も軽やかに "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

本日は二十四節氣

白露【はくろ】次候

 

第四十四候 鶺鴒鳴【せきれいなく】

九月十二日~十六日ごろ。

鶺鴒(せきれい)が鳴き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​こころ も からだ も かろやか に 』

 

 

 

先週のことになりますが、

コベカツの指導で

神戸市灘区の長峰中学校へと

向かう道すがら、

 

少し時間がありましたので、

途中のコンビニへ立ち寄りました。

 

 

​車から降りて

ふと駐車場の片隅に目をやりますと、

 

一羽の鶺鴒が

澄んだ声で鳴きながら、

 

長い尻尾を上下にピンピンと振り、

アスファルトの上を

軽快に歩き回っておりました。

 

 

 

​まさに七十二候の

「鶺鴒鳴(せきれいなく)」ですね。

 

 

 

車止めから

フェンスへと飛び移り、

愛らしく歩き回るその姿を見ていると

 

こちらの心まで、

ふわりと軽くなるような氣がいたしました。

 

 

 

​私たちは時折、

過去の出来事や未来への不安など

 

必要のない重たい荷物、

「力み」「執着」

心に背負い込みすぎてしまいます。

 

 

合氣道の稽古も

まさにこの鶺鴒の姿と同じです。

 

 

身軽になるために

毎回の稽古を通じて、

 

自身の薄皮を一枚一枚、

剥いでいくようなもの。

 

 

 

心身にまとわりついた、

余計な重荷という薄皮を

静かに剥いでいく

「かけがえのない時間」なのです。

 

 

 

コンビニの駐車場で見かけた

あの小鳥のように、

 

身軽で、

正しいリラックスとともに

 

軽やかに今日という日を

歩んでいきたいものですね。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場の稽古は

技をなぞることではありません。

 

私たちが大切にしているのは

自らが心身の余計な力や執着を手放し、

 

鳥のように自由な心で、

周囲の人の心に灯火を灯す生き方を

共に探究していくことです。

 

 

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