2026-04-24 03:52:00

" 挨拶から始まる「率先躬行」。子どもの自発性を育む道場の日常 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】初候

 

七十二候

第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】

4月20日~24日ごろ。

暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 あいさつ から はじまる「そっせんきゅうこう」。こども の じはつせい を はぐくむ どうじょう の にちじょう 』

 

 

 

 

私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場には、

 

たくさんの小学生や中学生が

日々、稽古に通ってきております。

 

 

 

​純粋な瞳を持つ子どもたちと

道場で向き合う中で、

 

ひとつ、

氣にかかることがございました。

 

 

 

​

それは、

「挨拶」を苦手とする子が、

多いということです。

 

 

​

 

 

もちろん

大きな声でハキハキと、

 

「おはようございます」

「さようなら」と

元氣に言える子もおります。

 

 

 

​しかし、

たとえ声を出せたとしても

 

聞こえるか

聞こえないかのような

 

弱々しい声で「挨拶」をする子が、

数多く見受けられました。

 

 

 

 

​私は子どもたちと接する中で、

常に心がけ、

実行していることがございます。

 

 

 

​それは決して頭ごなしに

「挨拶をしなさい」と、

言葉をぶつけないことです。

 

 

 

 

​なぜなら、

大人が一方的に

命令を押し付けたとしても、

 

子どもたちの心には

真に響くことはないからです。

 

 

 

 

​その場では

「分かりました」と答えても、

 

自発的な

行動には結びつきません。

 

 

 

 

​一回言って聞かせて、

届かなければ二回、十回、百回と。

 

 

​

 

子どもたちが自らの内なる意思で

自然と動けるようになるまで、

 

根氣強く、

同じことを伝えていきます。

 

 

 

 

​挨拶をする意味は何でしょうか?

 

どうして挨拶は大切なのでしょうか?

 

 

 

​

それは、

「私はあなたを認めています」

という心の表れです。

 

 

 

「目の前にいるあなたを私は受け入れています」という、

他者への深い敬意の証なのです。

 

 

​

 

自他の境界を溶かし

氣を交流させる、

大切な第一歩でもあります。

 

 

 

 

 

​それが無ければ、

豊かな人間関係を築くことはできません。

 

 

 

 

 

​私は事ある毎に

子どもたちに、こう問いかけます。

 

 

 

 

「君たちは道場で、

目の前の人に無視されるほうが好きかな?」

 

​すると皆、

「ううん」と首を横に振ります。

 

 

 

​「じゃあ、笑顔で挨拶されたほうが嬉しいかな?」

 

そう聞くと、

「うん」と皆がうなずくのです。

 

 

 

 

​

それならば

大人も子どもも関係なく、

 

道場で出会う

全ての人に対して、

 

自分から

氣持ちよく挨拶をしてみよう。

 

 

​

 

自らが先に

光となり行動で示すこと。

 

 

 

 

それが「率先躬行」でありまする。

 

 

 

 

師範である

私自身がまず行動で示し、

 

​事ある毎に

何度も言って聞かせ

 

ようやく

八割ほどの子どもたちが

できるようになってきました。

 

 

 

 

​しかし、まだ全員が

出来ているわけではありません。

 

 

 

 

 

​皆が、自らの意思で

自然体で挨拶ができるようになるまで、

 

​潜在意識の深い部分、

つまり臍下の一点にしっかりと根付くまで。

 

 

 

 

​これからも

子どもたちの真っ直ぐな成長を

 

静かに見守り

続けてまいりたいと思います。

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技を習うことではありません。

 

 

日々の生活の中で

自身の内なる敬意と、

他者への自然な振る舞いが

一つに調和することをはかり、

 

まずは自らが率先して実行することで

周囲の人の心に温かな灯火を灯すこと。

 

 

そのような社会や周囲の人々の

喜びに繋がる生き方を、

ともに探究していくことです。

 

 

 

日常の些細な振る舞い、

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

より豊かな日々や、

他者を敬う良い人間関係性の築き方など

 

現代の暮らしに活かすヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-23 03:15:00

" 〜春の巣立鳥のように〜 共に成長する合氣道指導者育成の道 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】初候

 

七十二候

第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】

4月20日~24日ごろ。

暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 〜はる の すだちどり の ように〜 ともに せいちょうする あいきどう しどうしゃ いくせい の みち 』

 

 

 

 

春も深まり、

初夏を迎えるころ

 

雛が大きく育って

巣を離れると、

「巣立鳥(すだちどり)」と呼ばれます。

 

 

​

 

まだ羽も生えそろわぬ

か弱き雛鳥たちであっても

命の歩みは、確かなものです。

 

​

 

 

ヒバリの子であれば、

卵からかえって、わずか十日あまり。

 

 

ツバメの子であっても

二十日ほどが過ぎれば、

いよいよ、巣立ちのときを迎えます。

 

 

 

 

​とはいえ、

巣の外へ出たからといって

 

ただちに、あの広い空を

自由に舞うことができるわけでは

ないそうです。

 

 

 

​

ヒバリの若鳥などは

巣を離れてみても、

 

羽ばたきは覚束(おぼつか)なく

よちよちと、

地面を歩き回るばかりです。

 

 

​

 

親鳥たちもまた、

我が子のそんな姿を

 

決して急かすことなく

少し離れたところから

あたたかく見守っております。

 

 

 

 

​そして、

折に触れては

そっと、

命の糧を分け与えるのです。

 

 

 

​

ツバメの若鳥に至っては、

せっかく飛び立ったというのに

 

慣れ親しんだ古巣へ

舞い戻ってくることさえ

あるそうです。

​

 

 

そのようにして

未熟な巣立鳥たちは、

 

いろんな経験を

幾度も繰り返しながら、

 

​少しずつ

自らの羽に力を蓄え、

成長を重ねて

 

やがて、

頼もしい一人前の鳥へと

育っていくのですね。

 

 

 

 

 

​さて、

来たる五月には

ゴールデンウィーク期間中を含め、

 

合氣道寺崎道場恒例の

指導者育成練成稽古を

十五日間にわたり行います。

 

 

​

すでに

たくさんのお弟子さんを持ち

 

立派な指導者となっている

弟子もいれば、

 

 

まだまだ、

指導歴一年未満の

若葉マークの指導者もおります。

 

 

​そして、

これから指導者を目指そうとする

弟子たちも参加いたします。

 

 

 

 

​彼らは皆、

私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場の目的である

 

「人や社会のために役立つ」という、

尊い志を持った弟子たちです。

 

 

​

​

道の途上で

時に迷い、

立ち止まることもあるでしょう。

 

 

​そのような時も、

決して急かすことなく

 

​親鳥が

雛の羽ばたきを待つように、

 

私は静かに

その歩みを見守ります。

 

 

 

 

​弟子たち同士もまた

共に道を歩む道友として、

 

​互いの今の姿を

大切に尊重し合いながら、

 

​同じ場に集い

ともに氣を合わせることで、

 

​それぞれが

自らのペースで、

確かな成長を遂げていくのです。

 

 

 

 

​巣立鳥と同じように、

​彼らもまた

道場や日常生活での

たくさんの尊い経験を経て、

 

​やがて立派な指導者として、

「天地の大道」を歩んでいくのですね。

 

 

 

​

 

このような

素晴らしい

弟子たちをたくさん持てたこと。

 

​

そして

私自身もまた

 

彼らとともに

投げて、投げられ、

 

​一緒に汗を流しながら

同じ道を歩めることに

心からの感謝を抱いております。

 

 

 

 

​これは

指導者や指導者を目指す者だけでは

ありません。

 

 

​日々、道場に通う

一般のお弟子さんたちも含めて、

 

​合氣道琴心館寺崎道場に集う

すべての仲間が、

 

私にとって、

かけがえのない存在です。

 

 

​

 

合氣道という「道」で結ばれた

この尊いご縁を

何よりも大切にしながら、

 

​これからも

こ素晴らしいお弟子さん方と共に

 

この道を

歩んでまいりまする。

 

 

 

​――――――――――――――――――――――――

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技のみを極めることではありません。

 

​日々の生活に活きる健やかな心身を養い、

​社会や周囲の人々の喜びに繋がる生き方を

ともに探究していくことです。

 

 

​自然の理(ことわり)や、

日々の稽古を通じた氣づきを、

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

​より豊かな生き方、

良好な対人関係の築き方など

現代の暮らしに活かすヒントが

ここにあるかもしれません。

 

​ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-22 03:34:00

" 専門外の学びから氣を読む〜資源エネルギー勉強会と藤の花〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】初候

 

七十二候

第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】

4月20日~24日ごろ。

暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 せんもんがい の まなび から き を よむ。しげんえねるぎー べんきょうかい と ふじ の はな 』

 

 

 

 

先週末は二日間にわたり、

京都にて

勉強会に参加してまいりました。

 

 

​今回は【資源エネルギー】について、

深く学んでまいりました。

 

 

 

​

えっ、

「合氣道と何の関係があるの」と、

疑問に思われる方も

少なくないかもしれません。

 

 

​

 

しかし、

これだけ世界の国々が

 

資源を巡って、

対立する世の中であります。

 

 

​

 

 

合氣道の師範が

ただ、道場で技だけを

 

指導していれば良いという時代では

もはやなくなっていると、

私は考えております。

 

 

 

 

​もちろん、

これは私個人の考えにすぎません。

 

 

 

 

​ですが、

このような時代だからこそ

 

専門分野以外のことも、

積極的に学ぶことが大切なのです。

 

 

 

 

​広い視野を持つことによって

何もかもが繋がってきて、

 

本当の意味での

「相手の氣」を読み取ることができると、

 

私は、

身をもって実感しております。

 

 

​

 

こうした感覚は、

ただ言葉を聞くだけでは、

 

到底、

理解できるものではありませぬ。

 

 

あらゆる事象を、

肌で感じ取ることが必要なのです。

 

 

 

 

​

さて、

勉強会の合間に、

 

宇治にある

「平等院」を参拝いたしました。

 

 

 

 

​ここは、

「藤の花」の名所として知られております。

 

 

 

​桜が散ると、

藤の季節がやってまいります。

 

 

 

​藤の花は、

藤棚や盆栽に美しく仕立てられ、

垂れ下がるように咲き誇ります。

 

 

 

 

​その垂れ下がった花が

まるでお辞儀をして

客を迎えているように見えるため、

 

「歓迎」という

花言葉がつけられております。

 

 

 

​

 

この美しく垂れ下がった姿から

私はふと、

ある合氣道の技が頭に浮かびました。

 

 

 

​合氣道には

まさにお辞儀をして

相手を導く技があるのです。

 

 

​

 

たとえば、

「両肩取り前方投げ(お辞儀)」という技。

 

 

 

相手に

両肩をしっかりと持たせます。

 

​そして

相手の向いている方向に

 

自らがすっと転換し

一氣に深く、お辞儀をして投げるのです。

 

 

​

 

臍下の一点に心をしずめ、

頭を深く下げて、礼をするだけ。

 

 

 

​それだけで、

相手はふわりと宙に浮くのです。

 

 

 

​この技を学ぶことで

相手と決して争わずとも、

 

自由自在に

お互いを活かし合う

関係性を築けることを実感できます。

 

 

 

 

​「礼」や、「お辞儀」という

日常の所作ひとつが、

そのまま技として活きてくるのです。

 

 

 

 

​

専門外の学びも、

一見無関係に思える花々の姿も、

 

すべては、

私たちの生き方へと繋がっております。

 

 

​

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

 

ただ道場のなかで、

技の形を極めることではありません。

 

 

​合氣道以外の学びにも、

素直な心で耳を傾け、

自分自身の視野を広げ続けること。

 

 

​そして、

藤の花が優しく頭を垂れるように、

 

相手を柔らかく迎え入れる姿勢を

日々の生活のなかで、

実践していくことであります。

 

 

​自らが深く頭を下げる

そのゆったりとした心の余裕が

 

対立を生まずに

お互いを活かし合う関係性を

育んでいくと信じております。

 

 

 

​自然の理(ことわり)や

日々の学びを通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

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​争いの絶えない現代において

相手の氣を読み、

 

自由自在に相手を正しい方向へと

導くためのヒントが、

ここにあるかもしれません。

 

​ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-21 03:04:00

" 命にかかわる日常の「隙」をなくす。心と身体の調和をはかる一挙手一投足 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】初候

 

七十二候

第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】

4月20日~24日ごろ。

暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 いのち に かかわる にちじょう の「すき」を なくす。こころ と からだ の ちょうわ を はかる いっきょしゅいっとうそく 』

 

 

 

 

 

道場では

姿勢にしても技にしても、

 

何事においても

基本を身につけなければならないと、

 

お弟子さんたちへ

日々、繰り返し指導しております。

 

 

 

 

​稽古に励む

お弟子さんを拝見しておりますと、

 

ふと、

氣にかかることがございます。

 

 

 

それは

「無駄な動き」が多いことです。

 

 

 

 

技だけでなく、

何氣ない所作にも

必要以上の動作が見え隠れする。

 

 

 

 

" それは心身が隙だらけの状態なのであります "

 

 

 

​

道場での稽古中であれば、

たとえ隙だらけでも

 

命にかかわるようなことは

ないかもしれません。

 

 

 

 

しかし、

私たちの真の「本番」は日常なのです。

 

 

 

​

学校での学びや

友との触れ合い、

 

職場での責務、

そしてご縁のある方々とのお付き合い。

 

 

 

 

そうした

日々の営みのなかで

 

ふと生じた隙は、

時に取り返しのつかない事態を

招くかもしれません。

 

 

 

 

​

だからこそ、

日常生活において

 

どれだけ

隙のない姿勢であらゆる事に当たるか。

 

 

 

 

それは

身体のありようも

心の在り方も同じです。

 

 

 

 

大きな事案でも

ささいな出来事でもです。

 

 

 

 

これは道場に通う人に限らず

誰であれ、

 

私たちの暮らしにおいても同じことで

ありましょう。

 

 

​

 

隙がないということは、

決して身構えて

 

身体をガチガチに

固めることではありません。

 

 

 

 

一切の力みを手放し、

「正しいリラックス」を心がけるのです。

​

 

 

 

ゆったりとした

呼吸とともに、

「臍下の一点」に静かに心を鎮める。

 

 

 

 

そうすることで

自然と無駄のない動きが生まれます。

 

 

 

いかなる事態にも

自由自在に対応できる、

それこそが真に隙のない自然体なのです。

 

 

 

相手と争わず

自然と和合する精神も、

 

こうした隙のない

自然体から育まれていくのです。

 

 

 

 

私たちは道場で

日々、それを学んでいるのです。

 

 

 

それを日常生活で

活かすことに

大きな意味と価値があるのです。

 

 

​

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

 

単に道場の中だけで

通用する技を練ることではありません。

 

 

 

日常という本番において、

いかなる時も隙のない

 

自然体でいるための

「心と身体の調和」をはかることです。

 

 

一切の力みを手放し、

あらゆる出来事に柔軟に向き合える

健やかな心身の在り方を探究することが、

 

やがては周囲との和合を生み、

人々の喜びに繋がっていくと信じております。

 

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

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より健やかな生き方、

良好な対人関係の築き方など

 

現代の暮らしに活かす

ヒントがここにあるかもしれません。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2026-04-20 03:24:00

" 【二十四節氣・穀雨】 天地大自然の一部として生きる 〜葭の力強さと氣のめぐり〜 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

穀雨【こくう】初候

 

七十二候

第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】

4月20日~24日ごろ。

暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 【にじゅうしせっき・こくう】 てんちだいしぜん の いちぶ として いきる 〜あし の ちから づよさ と き の めぐり〜 』

 

 

 

 

​春の最後の節氣、

「穀雨(こくう)」を迎えました。

 

 

​

地上に生きるたくさんの命へ、

天からの贈り物である雨が

しっとりと降り注ぐ季節になりました。

 

 

 

​

春の雨には、

美しい名が数多くあります。

 

 

​

草木を優しく潤す

「甘雨(かんう)」、

 

穀物を豊かに育む

「瑞雨(ずいう)」、

 

長く降り続く

「春霖(しゅんりん)」、

 

花々の開花を促す

催花雨(さいかう)、

 

そして、

一面に菜の花が咲くころに

しとしとと降る春の長雨を

菜種梅雨(なたねづゆ)と呼ぶのですね。

 

 

​

 

 

どの名にも

自然の恵みを敬い、

 

共に生きてきた

人々の息遣いが感じられます。

 

 

 

 

 

​「立春」から「清明」へと

至る日々では、

春の風が吹き大地が目覚めました。

 

 

​また、

虫や鳥が動き出し

すべてが生き生きと輝く季節を経て、

 

 

​その総仕上げのように、

命の源が

降り注ぐのが今の時期なのですね。

 

 

 

​

水辺では

葭(あし)が力強く芽吹き始めます。

 

水面から真っ直ぐに飛び出す若芽、

その鋭い先端はまるで角のようです。

 

 

 

 

天に向かって、

伸び伸びと

 

命の「氣」を

発しているようにも見えます。

 

 

​

 

 

合氣道におきましても、

木剣を扱う稽古がございます。

 

 

 

​私が主宰する

合氣道琴心館寺崎道場では、

 

木刀を「氣刀(きがたな)」、

あるいは「氣形」と捉えます。

 

 

 

​

葭の若芽が天へ向かうように

木刀の切っ先からも

真っ直ぐで力強い「氣」が、

放たれるのをイメージするのです。

 

 

 

 

​

 

春の雨に打たれ、

すくすくと伸びる葭のたくましさは

 

天地大自然の

圧倒的な生命力を感じます。

 

 

 

 

​あるがままの自然体で

静かに春の雨音に耳を澄ませて、

 

​天からの恵みの雨に

心からの感謝を捧げる。

 

 

​

 

そうすることで

私たち自身もまた、

 

天地大自然の一部なのだと

氣づかされます。

 

 

 

 

​天地大自然と一体となり、

満ち足りたひとときを

日々の暮らしの中で大切にしたいものです。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

​合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

ただ技の形をなぞることではありません。

 

 

天地大自然の恵みに感謝し、

春の雨が草木を豊かに育むように

 

内なる自然と静かに向き合い

心身を養うこと。

 

 

天へ真っ直ぐに伸びる葭のごとく、

自らがプラスの氣を発して歩む。

 

その歩みが

やがて周囲の人々の心をも優しく潤す、

 

恵みの雨のような

生き方へと繋がっていくと信じております。

 

 

 

自然の理(ことわり)や

日々の稽古を通じた氣づきを、

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

現代の暮らしに活かせる

健やかな生き方のヒントが

ここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝