" リフレクション写真から学ぶ 〜心の静まり〜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
小満【しょうまん】 次候
七十二候
第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】
二十四節氣「小満」は次候へと移りました。
「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。
紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。
今日のお題
『 りふれくしょん しゃしん から まな ぶ 〜こころ の しずま り 〜 』
桜の季節に
世界遺産・姫路城を訪れた際、
帰り際のお堀で、
たまたま撮れたリフレクション(反射)写真。
水面に映し出された
「お堀」と「桜」の被写体が、
まるで、
その水面に実物があるかのように鮮明に、
そして美しく写っている光景でした。
水たまり、池、湖、海、お城のお堀…
水面が静かに澄み切っているからこそ、
その「もう一つの世界」は
完璧な姿を現します。
しかし、
もしその時、
強い風が吹いていたらどうでしょうか?
水面はさざ波立ち、
被写体の姿は歪み、ぼやけて、
とても鮮明とは言えません。
美しいリフレクション写真は、
水の「静けさ」が作り出す奇跡なのです。
素晴らしい、幻想的なリフレクション写真。
自分で撮りためた写真以外にも、
インスタグラム等、SNSには
水面やガラスに映り込んだ
世界が幻想的な表現を生み出している
投稿がたくさんあります。
その素晴らしい写真を見て、
私は " 人間の心も同じだ " といつも感じるのです。
" 心の波立ちと正しい判断 "
私たちの心も、水面とよく似ています。
心が静かで落ち着いていれば、
物事をありのままに捉え、
正しい判断を下すことができます。
それは、
まるで静かな水面が
被写体を正確に映し出すように、
冷静な心は真実をクリアに映し出します。
しかし、
不安や怒り、
焦りといった感情の波が立っている時、
私たちの心は
水面が風に揺れるようにざわつき、
曇ってしまいます。
感情に囚われた心は、
物事を歪めて捉え、
誤った判断へと導かれがちです。
まるで、波立つ水面が
被写体を歪めるように、
「波立つ心」は「真実を歪め」てしまいます。
" 合氣道と「心の静まり」"
合氣道の稽古や呼吸法は、
まさにこの
「心の静寂」を養うことにも通じます。
相手の動きに慌てず、
自分の軸を保ち、心を平穏に保つ。
技をかける際も、
焦りや力みに囚われるのではなく、
相手の動きを受け止め、冷静に、
そして自然体で対応することが求められます。
この「心の静まり」こそが、
合氣道、呼吸法の
真髄の一つと言えるのではないでしょうか。
私たちが
日常生活で直面する
様々な出来事も同じです。
予期せぬ困難に直面した時、
感情に流されず、
いかに心を静かに保ち、
冷静に対処できるか。
そこに、
より良い「解決策」や
「進むべき道」が見えてくるはずです。
" 心の静寂を取り戻すために "
美しいリフレクション写真を撮るために、
風が止むのを待つように。
私たちも、
心が波立っていると感じた時は、
無理に答えを出そうとせず、
" 心を静めて " から " 考えてみる " ことが必要です。
* 呼吸法をする
* 静かな場所で瞑想する
* 自然の中で過ごす
* 合氣道の稽古に打ち込む
これらの習慣は、
心の波を鎮め、
澄み切った水面を
取り戻す手助けとなるはずです。
心が静まれば、
真実が映し出され、
進むべき道が
より鮮明に見えてくるはずです。
私の経験上、申しますと、
心が静まれば、
それまでムキになっていたことも
「なんだ、そんなことか」
「どうでもいいや」
ムキになっていた自分が
バカバカしくなり、
笑顔で対処できることも
少なくありません。
今日も生活の中で、
「心の静まり」を意識してみてください。
その澄んだ心には、
きっと美しい未来が映し出されますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" ダーウィンの言葉に学ぶ!合氣道と「一意専心」の極意 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
小満【しょうまん】 次候
七十二候
第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】
二十四節氣「小満」は次候へと移りました。
「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。
紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。
今日のお題
『 ダーウィン の ことば に まな ぶ!あいきどう と「いちいせんしん」の ごくい 』
今日は、
合氣道の稽古にも
人生にも通じる大切な " 心の態度 " 、
「一意専心」についてお話ししたいと思います。
" 「頭のよさ」より大切なこと "
チャールズ・ダーウィンの
こんな言葉をご存知でしょうか?
彼は
「人間にとって重要なのは、頭のよさよりも心の態度である」
と言ったそうです。
これはまさに、
日々の稽古の中で
合氣道師範として、
僭越ではありますが
痛感することと重なるのです。
学校の成績や知識の量だけが、
本当に価値ある人生を
送るために必要なものでしょうか?
ダーウィンの言葉は、
「そうではない」と語りかけているように感じます。
真に大切なのは、
学問的な「頭のよさ」だけではなく、
物事を深く考え、
一つのことに集中して取り組む
「真剣な心の態度」なのではないでしょうか。
" 合氣道と「一意専心」 "
合氣道の稽古は、
まさにこの「一意専心」を
養う場であると私は考えます。
技を習得するためには、
一つ一つの動作に集中し、
自分の心を「臍下の一点に静める」
必要があります。
心が静まるから、
相手の「氣の動き」を読みとることができるのです。
雑念を払い静め、
" 今この瞬間 " に心を集中することで、
初めて技は身体に染み込み、
より深い理解へと繋がります。
" 日常生活に活かす「一意専心」"
これは稽古に限った話ではありません。
仕事でも、趣味でも、家事でも、
どんなことでも、
目の前のことに心を込めて
取り組むことで、
見えてくる世界が変わります。
心を " そこ " に集中することで、
より効率的に、
より深く物事を理解し、
結果として
大きな充実感を得ることができます。
「一意専心」とは、
ただ一つのことに集中することだけを
指すのではありません。
それは、
今、自分が取り組んでいることに対して、
" 真摯に向き合う "
「心の態度」そのものなのです。
" 稽古と人生を豊かにする心の姿勢 "
ダーウィンの言葉が示すように、
私たちの人生を豊かにするのは、
生まれ持った
才能や知識の量だけではありません。
むしろ、
目の前のことに
どれだけ真剣に向き合い、
一途に取り組むことができるか、
その「心の態度」こそが、
私たちの成長と充実した人生を
形作るのだと私は信じてやみません。
合氣道の稽古を通して、
技を磨くだけでなく、
この「一意専心」の心の態度を養い、
合氣道琴心館寺崎道場の
会員の皆さんの人生が
より豊かになることを願っています。
さて、
あなたは、今日、
何に「一意専心」しますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 変わるなら、まず「どうしたら?」と問え "
今朝も目覚めることができた。
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本日は、二十四節氣
小満【しょうまん】 次候
七十二候
第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】
二十四節氣「小満」は次候へと移りました。
「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。
紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。
今日のお題
『 かわ る なら、まず「どうしたら?」と とえ 』
" 「どうしたらいいだろう?」それが、自分の成長の始まりだ "
私たちは日々の生活の中で、
様々な「壁」にぶつかります。
たとえば、
「合氣道の技を上達させたい」
「もっと学問を深めたい」
「仕事で成果を出したい」
「心を強くしたい」など、
大小問わず、願いや目標は尽きません。
そして、
それらの願いや目標を前にして
抱く感情が、
まさに
「どうしたらできるようになるか?」
「どうしたらうまくなるか?」
という問いではないでしょうか。
この自問こそが、
実は「努力の第一歩」なのです。
" その一歩がないと、何も始まらない "
「どうしたらいいだろう」という
問いを立てることなく、
ただ漠然と時間を過ごす人は、
残念ながら、
真剣に物事に取り組む「やる氣」が
欠けていると言わざるを得ません。
目標があっても、
それを達成するための
具体的な思考を始めなければ、
何も変化は生まれません。
それはまるで、
目的地を決めずに
ただ歩き始めるようなものです。
どこへ向かうのかも分からず、
ただ彷徨うだけでは、
決して望む場所にはたどり着けません。
" 合氣道の稽古においても同じです "
ただ、師範から言われたことを
道場で漠然とこなすだけでは、
言うまでもなく、
本当の上達には繋がりません。
それどころか、
「自身の成長」にも繋がらない。
「どうすれば、もっと体の捌きがスムーズになるか?」
「どうしたら、余計な力を抜くことかできるのか?」
「この技の極意はどこにあるのか?」と
常に自問し、
改善策を考えることで、
技は磨かれ、
" 心と身体 " は " 天地大自然と一体 " になっていきます。
" 思考が行動を、行動が結果を生む "
「どうしたらいいだろう」
という思考は、
次に取るべき行動を明確にし、
自身を具体的な努力へと駆り立てます。
そして、
その努力が積み重なることで、
やがて
「目標達成」という喜びに繋がるのです。
もし今、
自分が何か目標を持っているのに、
どう行動していいか分からないと
感じているなら、
まずは
「どうしたらできるようになるか?」を
" 真剣 " に考えてみること。
その思考こそが、
未来を変えるための最初の一歩です。
明日からの稽古、
そして日々の生活において、
この「努力の第一歩」を実践するのか?
これまで通り、何もしないのか?
君はどっちだ?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 変えられた未来、変えられない過去 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
小満【しょうまん】 初候
七十二候
第二十二候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ
二十四節氣は「立夏」から「小満」へと移りました。
「蚕起食桑」は5月21日~25日ころにあたります。
この時期は、蚕が卵から孵化し、桑の葉を盛んに食べ始める頃です。
今日のお題
『 かえ られ た みらい、かえ られ ない かこ 』
"「歴史に『もしも』はない。"
よく耳にする言葉ですが、本当にそうでしょうか?
「もしあの時、違う選択をしていたら…」
歴史を振り返る中で、
誰もが一度は思い描く「もしも」の世界。
過去の出来事を振り返る時、
私たちはつい
「もしあの時、違う選択をしていたら…」と
考えてしまうことがあります。
それは、
「歴史」が
「人間の意思決定の積み重ね」によって
形作られてきた側面があるからです。
" 人間の選択が生む「もしも」日米開戦の岐路 "
先の大戦、
日本側から見れば " 大東亜戦争 "
世界から見れば " 第二次世界大戦 "
その悲劇の始まりには、
人間の選択による「もしも」が
存在した可能性があるように思うのです。
もし、
近衛総理と昭和天皇が
ルーズベルト大統領と会談していれば、
悲惨な戦争は起きなかったかもしれません。
歴史は大きく変わっていたかもしれません。
このように、
政治や外交といった
人間の営みの中で下された決断は、
その後の歴史を左右する
可能性を十二分に秘めており、
そこに「もしも」という
概念が生まれる余地があります。
" 抗えぬ大自然の猛威:決して存在しない「もしも」"
しかし、一方で
歴史を形作る要因は、
人間の選択だけではありません。
地震、津波、豪雨、干ばつ、
異常氣象といった「天変地異」は、
人間の力を遥かに超えた
「天地大自然の猛威」であり、
これらに「もしも」という概念は
存在し得ません。
たとえば、
" もしあの時、巨大地震が起こらなかったら… "
という仮定はありえません。
それは「天地大自然の営み」だからです。
「天地大自然の法則」の前では
私たち人間は無力です。
「天変地異」は、
人間の意思とは無関係に、
時に、無慈悲に
歴史の流れを変えてしまう力を持っています。
" 「もしも」を通して見つめる、人間の責任と自然の摂理 "
「歴史にもしもはない」という言葉は、
特に後悔の念を込めて
語られることが多いかもしれません。
しかし、
人間の選択によって生まれた
「もしも」を考察することは、
" 過去の過ちから学び " 、
" 未来のより良い選択へと繋げる " ための
重要なプロセスです。
一方で、
人間の力では
どうすることもできない
大自然の力の前では、
私たちは
謙虚にならざるを得ません。
「天変地異」は、
私たちに " 自然の偉大さ " と、
その中で生きる " 人間の脆弱さ " を
改めて教えてくれます。
それは、
いくら人間の " 最先端技術 " をもってしても、
絶対に " 天地大自然に勝ることはない " 。
天地大自然の御心が
常に私たちにそう諭してくださいます。
歴史を考察する際には、
人間の選択による「もしも」と、
抗えぬ自然の力による「必然」という、
この
二つの側面を理解することが
重要ではないでしょうか。
過去の出来事から学び、
次世代への未来の糧とするために…
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 【必見】寝る前の習慣で人生が変わる?スマホ断ちがもたらす驚きの効果! "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
小満【しょうまん】 初候
七十二候
第二十二候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ
二十四節氣は「立夏」から「小満」へと移りました。
「蚕起食桑」は5月21日~25日ころにあたります。
この時期は、蚕が卵から孵化し、桑の葉を盛んに食べ始める頃です。
今日のお題
『 【ひっけん】ねるまえ の しゅうかん で じんせい が かわ る?スマホ だ ち が もたら す おどろ き の こうか!』
現代社会において、
私たちは
常に様々な情報に囲まれて生活しています。
便利な一方で、
知らず知らずのうちに
心身に悪影響を与えている可能性も。
今日は、誰もが実践できる
「危機管理能力」を高めるための、
私が毎日実践している
とっておきの方法のお話です。
" 危機管理能力とは?"
「危機管理能力」と聞くと、
企業や組織の大きな問題に対処する
能力を想像するかもしれません。
しかし、
個人レベルでの「危機管理能力」とは、
日常生活に潜む様々なリスクを予測し、
未然に防いだり、
問題が発生した際に
適切に対処したりする能力のことです。
たとえば、
健康面でのリスク、精神的なストレス、
人間関係のトラブルなど、
私たちの身の回りには
多くの「危機」の種が潜んでいます。
これらに意識的に対処することで、
より穏やかで充実した
毎日を送ることができるようになるのです。
" 私が実践する「寝る前の危機管理」"
私が特に重要視しているのは、
「睡眠」を最高の状態に
保つための「危機管理」です。
睡眠は、心身の健康を
維持するために不可欠な時間。
この時間を大切に護るために、
私はある習慣を実践しています。
" 寝る2時間前にはスマホを見ない "
LINEやYouTubeをはじめとする
SNSは、非常に便利な
コミュニケーションツールです。
しかし、
その中に時には
マイナスの言葉や内容のメッセージが
含まれていることも多くあります。
もし寝る直前に、
氣分が落ち込むようなメッセージを
見てしまったらどうなるでしょうか?
人間が起きている間は
「顕在意識」(現在の意識)が
活発に働きますが、
眠りにつくと
「潜在意識」が優位になります。
"「潜在意識」とは心の倉庫なのです "
私たちは、
この「潜在意識」に蓄えられた
情報に基づいて思考し、行動しています。
つまり、
寝る前にネガティブな情報を
取り込んでしまうと、
それがダイレクトに「潜在意識」に
インプットされてしまうのです。
「潜在意識」に
ネガティブな情報が蓄積されると、
「無意識」のうちに
思考や行動もネガティブになり、
私たちの生活にも
悪影響を及ぼしかねません。
これを防ぐため、
私は
" 寝る2時間前には一切スマホを見ない "
ようにしています。
これにより、
潜在意識にポジティブな情報のみを
取り込むよう日頃から意識しているのです。
" 緊急の電話着信以外は無視する "
「通知音が鳴ってもスマホを手に取らないなんて、なかなかできない!」と
思う方もいるかもしれません。
しかし、
私は緊急の電話着信以外は、
完全に無視します。
「それなら電源を切ればいいじゃないか」と
思われるかもしれませんが、
残念ながら、
私のGoogle Pixelは、電源を切ってしまうと
アラームが作動しない設定になっています。
私は
このブログ
「ぼくらの合氣道 道場長の一日一心」
これを平日の毎朝3時に起きて、
書くことを自分に課しています。
そのため、
毎朝3時にアラームが鳴るようにしています。
したがって、
電源は入れたままですが、
通知音には一切、
反応しないように徹底しています。
" あなたの「寝る前」を変えてみませんか?"
ここでご紹介したのは、
私の個人的な
「寝る前の危機管理」の一例です。
他にも実践していることは
たくさんありますが、
特にこれは、
私の「心の平穏」と「質の高い睡眠」に
大きく貢献してくれています。
「質の良い睡眠」は、
日中の集中力や生産性を高めるだけでなく、
「精神的な安定」にも繋がります。
" 物に使われてはいけない "
「物は使うもの」であって、
" 物に使われてはいけません "
今や私たちの生活に
欠かすことのできない、
この便利なスマホを上手に使いこなす。
そのためには、
スマホと適切に距離を取り、
「潜在意識」に「ポジティブな情報」を
満たすことで、
私たちの人生はより豊かになるはずです。
あなたも今日から、
寝る前の習慣を見直して、
自分なりの「危機管理」を始めてみては?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝