2025-07-28 03:13:00

" 夏色に染まる! 道場での学びと挑戦 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

今週もよろしくお願いします。

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】次候

 

七十二候

第三十五候  土潤溽暑【つちうるおうてむしあつし】

「大暑」は次候へと移りました。

「土潤溽暑」は7月28日~8月1日ころにあたり、土が湿気を帯びて蒸し暑くなる頃を指します。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 なついろ に そま る! どうじょう での まなび と ちょうせん 』

 

 

 

 

" 夏休み恒例!ベンガラ染め&シルクスクリーン体験会を終えて " 

 

 

 

 

7月26日と27日の2日間、

合氣道琴心館寺崎道場では、

 

今年も夏休みの恒例行事

「ベンガラ染め、シルクスクリーン体験会」を開催しました。

 

 

 

「ベンガラ染め」は、

土から採れる酸化鉄を主成分とする

 

染料(ベンガラ)を使った染色技法です。

 

 

古くから日本の建築や工芸品にも

用いられてきた、

 

人と環境に優しい自然染料です。

 

 

独特の深みのある色合いが特徴で、

今年もTシャツや手ぬぐいなどを染めました。

 

 

 

一方、

「シルクスクリーン」は、

手書き等のデザインを製版し、

 

インクをのせてスキージで押し出し、

生地に直接デザインを印刷する技法です。

 

シンプルなデザインから複雑なものまで

幅広く対応ができます。

 

イラストをプリントして、

オリジナルのTシャツや手ぬぐい等を作成しました。

 

 

 

 

シルクスクリーンは今年初の試みでしたが、

ベンガラ染めは今年で3回目になります。

 

 

みなさん、

回を重ねるごとに絞り等に進化が見られます。

 

今年は高度な技術を必要とする

「スパイラル模様」に挑戦した方が、

 

なんと2名もいらっしゃいました。

 

 

 

凄い進歩ですね!

 

 

 

その様子などは、

 

お弟子さんのお母さまがnoteのブログに

記事を更新されていますので、

 

是非、コチラ からご覧になってください。

 

 

 

 

今年は

ベンガラ染めもシルクスクリーンも

 

初体験というお弟子さんやそのご家族が

大勢参加してくださり、

 

大変賑やかな2日間となりました。

 

 

 

そして、

 

嬉しい反面、

来年に向けての課題も多く見つかりました。

 

 

 

 

 

" 同時進行の難しさと一人で対応する限界 "

 

 

 

 

ベンガラ染めとシルクスクリーンという

全く異なる手法を

 

同時進行で指導、対応するのは、

想像以上に至難の業でした。

 

 

 

毎年参加されている方は

ある程度要領が分かっているので

 

スムーズに進められますが、

 

初めての方へのきめ細やかな対応は、

道場長の私一人では

 

やはり限界がありました。

 

 

 

 

中には、

私がもっとしっかり横についていられたら

 

防げただろう失敗例もいくつかあり、

心苦しく思う場面もありました。

 

 

 

 

「何事も経験」とは言いますが、

「失敗」からその原因を理解し、

 

来年に活かすことの重要性を

改めて痛感させられました。

 

 

 

 

 

" 稽古の一環としての体験会 "

 

 

 

 

 

日本に古くからある

文化や習慣に触れるこの恒例の体験会は、

 

私自身、合氣道の稽古と同様の

重要な「学びの場」として捉えています。

 

 

 

今回の体験会を通して、

私自身も多くのことを学び、

 

次へとつなげる

ステップアップになったと確信しています。

 

 

 

 

参加者のお弟子さんやそのご家族が

真剣に、そして楽しそうに作業する姿を、

 

しっかりとこの目に焼き付け、

 

 

今回の経験を活かし、

来年はさらに充実した体験会にできるよう、

 

また準備を進めていきたいと考えています。

 

 

 

今年の参加者のみなさん、

心から、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-25 03:08:00

" 潜在意識と目的の力 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたり、きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 せんざい いしき と もくてき の ちから  』

 

 

 

 

" 潜在意識の力 想いは現実となる " 

 

 

 

私は最近、ある確信を深めています。

 

 

それは、

心に描いたことは、

 

「良く」も「悪く」も、

必ず「現実」となるという真理です。

 

 

 

つい先日も、

ずっと心の中で思い描いていたことが、

 

まるで寸分違わず「現実」となり、

その神秘に改めて驚嘆しました。

 

 

 

 

「次のステップに向かうためには、こうでありたい」

 

 

「だからこの先、きっとこうなるんだろうな」

 

 

「うわっ!本当になった!」

 

 

 

 

「予想」というのか?

「予知」というのか?

 

 

この世の中って不思議です。

また人間も不思議だなと思います。

 

 

 

そういう不思議な現象は、

私たちの「潜在意識」

深く関わっているのではないでしょうか。

 

 

 

 

強く思い、願い、

それが「潜在意識」に深く刻み込まれた時、

 

その想いは現実世界に

具現化されるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

" 潜在意識を味方につける「目的」の力 "

 

 

 

 

では、

この計り知れない「潜在意識の力」を、

 

いかにして

良い方向へと導けば良いのでしょう。

 

 

 

その鍵となるのが

「目的」であると私は思います。

 

 

 

 

「潜在意識」は、

まるで羅針盤のように、

 

明確な「目的」に対して強く反応するように思います。

 

 

 

 

私たちの「潜在意識」は、

それはまるで広大な図書館のようです。

 

 

 

これまでの「経験」や「知識」、

学んだことのすべてが収められた、

 

無限の「知識の宝庫」と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

この宝庫の中から、

自分が設定した「目的」

合致する情報を瞬時に見つけ出し、

 

まるで必要な本を取り出すように、

自分に届ける。

 

 

 

 

さらに、新しい情報に触れる時も、

「潜在意識」は自分の目的達成に

役立つものを決して見逃さない。

 

 

 

 

まるで、

乾いたスポンジが水を吸い上げるように、

 

それらの情報を積極的に吸収し、

自分の内側に蓄積していくのです。

 

 

 

 

 

たとえば、

仕事で会議のプレゼンや

プロジェクトの提案や企画などに

行き詰まり、

 

会社では

良いアイデアが浮かばなかったのに、

 

会社帰りの駅までの道のりや

お風呂に入っている時などに、

 

ふと素晴らしい " ひらめき " が降りてきた、

なんて経験をした人も多いはず。

 

 

 

 

これはまさに、

自分が事前に心に描いていた「目的」に、

 

無意識の領域である「潜在意識」

力強く反応し、

 

隠れた知識や情報を

引き出してくれた証拠だと思うのです。

 

 

 

 

 

"「理想の自分」を描き、未来を動かす "

 

 

 

 

だからこそ、

「どんな自分になりたいか」

具体的に描き、

 

その理想像を常に心に思い描くことが、

何よりも重要なのです。

 

 

 

 

自分が「理想の自分」

鮮明にイメージできればできるほど、

 

「潜在意識」

その目標達成に必要な情報やチャンスを

自然と引き寄せ始めます。

 

 

 

そして

私たち自身も、

 

意識することなく、

その理想へと向かうための行動を

自然と選択するようになる。

 

 

 

 

 

合氣道の技においても、それは同様です。

 

 

 

流れるような美しい技や、

力強い技を心に描くことから

すべてが始まります。

 

 

そのイメージが明確であればあるほど、

身体は自然とその動きを記憶し、

理想の動きへと洗練されていくのです。

 

 

 

「心が身体を動かす」のですから。

 

 

 

いつまで経っても、そうならないのは

あなたの思いが

弱く、貧弱なものであるからなのです。

 

 

 

 

自分の心に描く「理想の自分」は、

必ず「現実」となります。

 

 

信じて、力強く心に描き続けていきましょう。

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-24 03:28:00

" 環境は心を育む。私の新たな挑戦 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたり、きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 かんきょう は こころ を はぐく む。わたし の あらた な ちょうせん 』

 

 

 

"「良い環境」が育む心と身体 "

 

 

 

毎日を大切に、

日々の生活の中で、

 

私が強く感じていることの一つに

「環境」の重要性があります。

 

 

 

今日は、その「環境」

私たちにもたらす影響について、

 

「コベカツ」という

神戸市が全国に先駆けての取り組みを

例にお話ししたいと思います。

 

 

 

 

" コベカツとは?合氣道琴心館寺崎道場の新たな挑戦 " 

 

 

 

 

「コベカツ」については

 このエントリー でも触れていますので、

宜しければご覧になってください。

 

 

 

「コベカツ」とは、

神戸市立中学校に通う全ての子どもたちが

校区の枠を超えて、

様々な部活動に参加できる神戸市の取り組みです。

 

神戸市教育委員会のウェブサイトで

詳細が確認できます。

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場は、

この「コベカツ」に積極的に参画し、

 

中学校の部活動に

合氣道を取り入れる活動を始めます。

 

 

 

これは、

より多くの子どもたちに

 

合氣道を通して

正しい「心と身体の使い方」を身につけて

もらうための大切な一歩です。

 

 

 

 

 

" 地域選び・学校選びが未来を拓く "

 

 

 

 

もう一つ、

「コベカツ」の特徴として

 

神戸市立中学校に通う中学生だけではなく、

私立中学校に通う中学生や小学生、社会人、

大人から子どもまで

実に幅広い多世代交流が可能になります。

 

 

 

その上で、

「コベカツ」に登録する際、

 

合氣道琴心館寺崎道場が特に重視しているのが

「地区選び」「学校選び」です。

 

 

 

 

これは、

単に場所を選ぶという以上に、

「エネルギーの高い場所」

「良い氣が流れている場所」

選ぶということに他なりません。

 

 

 

 

人間は住んでいる街からも、

そこに集う人々からも、

とてつもない「氣」の影響を受けます。

 

 

 

住む空間や街が変われば、

そこにいる人が変わり、

 

出会いが変われば、

そこから受ける「エネルギー」も変わるのです。

 

 

 

私たちが「良い環境」と考えるのは、

単に安全で便利というだけではありません。

 

 

 

 

 

" 質の高い「情報」が心身を育む "

 

 

 

 

 

たとえば、

子どもの教育に熱心な家庭が多い地域では、

 

公立学校であっても

自然と教育の質が向上します。

 

 

 

また、

街を歩けば、

身だしなみの整った人々が

犬の散歩をしていたり、

 

その地域のスーパーやコンビニで

買い物する人の姿であったり、

 

道路を走る車や自転車の運転マナーや、

 

カフェやファミレスなどで

聞こえてくる会話が

教養を感じさせるものであったり、

 

道路が美しく清掃されていたりと、

 

 

 

日常生活の中で

「目にするもの」

「耳にするもの」「感じるもの」

 

 

つまり、五感から得られる

ありとあらゆる「情報」の質が高まるのです。

 

 

 

 

このような「質の高い環境」

身を置くことで、

 

私たち自身の「心と身体」

その街の波動と共鳴し、

より「良い方向」へと引き上げられていきます。

 

 

 

周囲の人々から良い刺激を受け、

私たち自身もまた、

「質の高いエネルギー」

発することができるようになるのです。

 

 

 

 

「人間は生きている間、学び続けるものである」

 

そう私は常々考えています。

 

 

したがって、

他人がどうこうではなく、

自分が「その道」を歩めば良いのです。

 

 

そして、

「その道」を歩む上で

 

私自身が「質の高いエネルギー」

「プラスの氣」を発しなくてはなりませぬ。

 

 

 

その意味でも「環境」は大事なのです。

 

 

 

 

合氣道は心身を正しく鍛える道ですが、

その修練の効果は、

日々の生活を送る「環境」によっても

大きく左右されると私は考えます。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " は

「環境」という視点から、

 

合氣道と子育て、

そして地域との繋がりについて

考えてみました。

 

 

「コベカツ」を通じて、

一人でも多くの子どもや地域の方々が

 

「良い環境」の中で「合氣道」と出会い、

心身ともに健やかに成長する一助となれば、

それほど幸いなことはございませぬ。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-23 03:48:00

" 花火に学ぶ「一心」の教え "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、

一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたります。

きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 はなび に まな ぶ「いっしん」の おしえ 』

 

 

 

" 夜空に咲く祈りの華 " 

 

 

毎年夏になると、

合氣道琴心館寺崎道場では

 

恒例の指導者練成稽古と

特別集中稽古が開催されます。

 

 

今年も8月1日からお盆明けにかけて、

東京と神奈川の地でお弟子さんたちと

共に汗を流す予定です。

 

 

 

この時期になると、

お弟子さんたちから決まって

 

「先生、どうせなら隅田川花火大会の時に東京に来てくださいよ!」

「とても綺麗なので、ぜひ先生にも観ていただきたいです」

 

などと嬉しい誘いの言葉をいただきます。

 

 

 

残念ながら、

これまで稽古日程との兼ね合いで、

 

その壮大な光景をこの目で見る機会に

恵まれませんでしたが、

 

いつかその大輪の花々を

夜空に眺めてみたいと願っています。

 

 

 

 

そこで、

今日の「道場長の一日一心」は、

 

この夏の風物詩、

花火に焦点を当ててみたいと思います。

 

 

 

 

 

" 花火に込められた江戸の祈り "

 

 

 

今から約300年前、

江戸時代中期の1732年。

 

享保 (きょうほう) 17年に

全国的な大飢饉「享保の大飢饉」が発生し、

 

加えて

江戸では「コレラ」を意味する疫病

「虎狼痢 (コロリ) 」が猛威を振るい、

多くの人々が命を落としました。

 

 

 

この事態を深く憂慮した

第八代将軍、徳川吉宗公は

 

亡くなった人々の霊を慰め、

疫病退散を祈願するため、

 

両国橋のたもとで行われる

夏の風物詩「納涼祭(川開き)」の際に、

 

亡くなった人々の魂を慰め、

疫病が退散するよう願いを込めて

花火を打ち上げたそうです。

 

 

 

これが、現在まで続く

日本を代表する花火大会である、

隅田川花火大会のルーツなのだそうです。

 

 

 

 

 

" 鎮魂と娯楽、そして技術の競演 "

 

 

 

 

現代の華やかな花火大会からは

想像もしにくいですね。

 

 

その起源は

疫病の流行と多くの死者への鎮魂、

そして疫神退散の祈りにあったのですね。

 

 

 

コレラに限らず、当時の夏は

様々な疫病が蔓延しやすい季節だったのでしょう。

 

 

 

 

花火は、

病に倒れた人々への供養であり、

 

彼らをあの世へ送り出すための

光でもあったのです。

 

 

 

 

当初は慰霊と疫病退散が目的でしたが、

次第に庶民の夏の楽しみとして定着し、

 

日本の代表的な花火大会へと

発展してきたという歴史があるのですね。

 

 

 

このように、

隅田川花火大会は

 

単なる娯楽として始まったのではなく、

厳しい時代に亡くなった人々への鎮魂と、

 

疫病の終息を願う

切なる祈りから生まれた歴史を持っているのです。

 

 

 

 

" 花火師たちの意地と絆 " 

 

 

 

この時に花火を打ち上げた花火師は、

「鍵屋六代目弥兵衛」であったと記録されています。

 

 

 

その後、「玉屋」も登場し

夜空に大輪の花が咲くたびに、

 

観客が「たまや~!」「かぎや~!」と

掛け声を上げたのは、

 

この二つの花火師の名から来ているのだそうです。

 

 

 

 

「鍵屋」「玉屋」の二大花火師が

技術を競い合うようになり、

その掛け声が現在まで残っているのです。

 

 

 

しかし、

不運にも「玉屋」は

火事を起こしてしまいます。

 

当時、

木造建築が密集する大都市・江戸において、

失火は重大な罪とされ

江戸を追放されるという厳しい刑を

科されたのでした。

 

 

 

一方の「鍵屋」は、

その伝統を現代にまで連綿と受け継ぎ、

 

現在も十五代目として

日本の花火文化を支え続けています。

 

 

 

 

 

" 花火から学ぶ「一心」"

 

 

 

花火は一瞬の輝きですが、

その一瞬のために

花火師たちは全身全霊を傾けます。

 

 

彼らの技術、情熱、

そして何よりも

人々の平和と安寧への祈りが、

あの夜空の大輪を創り出しているということ。

 

 

 

それは、

合氣道の稽古に繋がるものがあります。

 

 

 

日々の鍛錬、

一瞬一瞬に集中する「一心」の精神。

 

 

 

 

心ここにあり。

 

 

 

花火に込められた

先人たちの想いを感じながら、

 

私もまた、

来るべき夏の稽古に「一心」で臨む所存です。

 

 

 

皆さんも、

今年の夏、夜空に輝く花火を見上げながら、

その美しさだけでなく、

 

その裏に秘められた「歴史」

「先人たちの祈り」

思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-22 03:06:00

" 素直であることは楽しいことだ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週も宜しくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、

一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたります。

きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 すなお で ある こと は たのしい こと だ 』

 

 

 

 

 

神戸市の市立中学校では、

全国に先駆け

 

2026年度に部活動を終了し、

生徒が地域の方々とともに活動する

 

「神戸の地域クラブ活動」

「KOBE◆KATSU(コベカツ)」が始まります。

 

 

コベカツとは、

校区を越えて子どもたち自身が

「やりたいこと」を選んで活動でき、

 

これまで部活動に無かった

新種目に取り組むことができます。

 

 

 

地域のスポーツ、文化団体をはじめとした

幅広い団体が主体となり、

 

中学校の施設を活用し、

スポーツや文化活動など、

子どもたちに活動の場を提供する。

 

 

 

2026年9月から、

神戸市内で全ての神戸市立中学校が

地域の教育資源と連携し、

 

子どもたちの学びをさらに豊かにする

取り組みとして始まります。

 

 

 

 

「中学校の部活動で合氣道をやれないか?」

 

 

私自身、

合氣道の指導者として活動を始めた頃から

ずっとそんな思いがありましたので、

 

 

合氣道琴心館寺崎道場は

コベカツに " 積極的 " に参画いたします。

 

 

 

 

 

 

" 偶然ではない、必然の導き " 

 

 

 

 

今月末 (2025年7月31日) で

コベカツの二次募集が締め切られるため、

 

私はもう一度、

自分の生活スケジュールを見直し、

 

神戸市の一区一校でも多く

合氣道琴心館寺崎道場の合氣道を

取り入れてもらうべく、

 

PCに向かって登録作業を進めていました。

 

 

 

そんな折、

先日、所属する

兵庫県合氣道連盟会長の琴地茂先生より

 

「コベカツで東の地区はされないのですか?」と

ご質問をいただきました。

 

 

 

 

実は、

私自身もそれが氣になっていたところでした。

 

 

二次募集が始まってすぐに、

神戸市中央区、兵庫区、北区、西区の

4区の中学校と地域施設の登録を

済ませていましたが、東地区がないのです。

 

 

 

神戸市の東といえば、東灘区、灘区です。

 

 

 

それらを加えるとなれば、

自分の生活スケジュール的には

もう限界に近い状態です。

 

 

 

「本当にやれるのか?」

 

 

 

しかし、

私の中でくすぶっていた思いと、

会長からのこのご質問。

 

 

 

これは決して " 偶然 " ではありません。

 

 

 

そもそも、

世の中に " 偶然 " というものは存在せず、

全ては " 必然 " だと私は考えています。

 

 

 

 

これはお天道さまからの

「その場所でやりなさい」という、

ありがたいメッセージに他なりません。

 

 

 

 

「よし!やるぞ」

 

 

 

そうと決まれば、

居ても立ってもいられず、

 

早速、車でその地区の中学校を

下見に行ってみました。

 

 

「この道のりを来年から通うんだ」

 

「たくさんの素晴らしい人たちとの出逢いが待ってるんだ」

 

 

まだ見ぬ元氣ハツラツとした

中学生の顔が浮かんできます。

 

 

 

そんな子どもたちと

共に合氣道を学び、成長できる。

 

 

 

胸の高鳴りが抑えきれず、

とてもワクワクしました。

 

 

 

 

 

 

" 素直さから生まれる「成功」" 

 

 

 

 

 

私はまだまだ未熟者であり、

まだまだ発展途上にあります。

 

 

しかし、

幸いなことに子どもの時から

" 素直さ " だけは備わっていました。

 

 

 

残念ながら両親はもう他界しており、

確かめることはできませんが、

 

幼少期に受けた両親からの教育の中で、

この " 素直さ " を身につけることが

できたのでしょう。

 

 

 

 

この " 素直さ " が、

やがては " 謙虚さ " へと結びつき、

 

その " 謙虚な姿勢 " から生まれた行動が、

今回のように「ワクワク感」へと進み、

 

 

最終的には

「成功」につながるのであると、

私は信じています。

 

 

 

 

 

自分の中にある

" 消極的 " な固定観念やプライドに

固執していては、

 

新しい学びや氣づきを得ることはできません。

 

 

 

" 素直な心 " で他者の言葉に耳を傾け、

自らの行動を省みることができる人こそ、

 

成功への扉を開くことができるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

この東の地区での新たな挑戦も、

" 素直な心 "

 

一つひとつのご縁を大切にしながら

今後も進めていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝