2025-02-21 03:54:00

" 教育とは共育であるべき "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

雨水 (うすい) 初候

 

七十二候 

土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

第四候

「立春」末候から「雨水」初候へと移り、2月19日~23日くらいにあたります。

「雨水」とは雪から雨へと変わり、雪や氷が解け、農耕の準備をはじめる目安とされるころ。

雪から春の暖かな雨に変わり、冷たく固くなっていた大地が潤い、動植物が目覚めるころ。

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『 きょういく( 教育 ) とは きょういく( 共育 ) で ある べき  』

 

 

 

あなたは

「共育(きょういく)」という言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

「共育」とは、

子どもが成長に必要なことを

学ぶだけではなく、

子どもと接する親も一緒に学び

成長するという考え方です。

 

 

また、

親、教師、学校といった

教育権を持つ主体だけでなく、

 

多様な立場や

領域の人々や組織が

連携して教育を担うことも意味します。

 

 

それは「協育」とも呼ぶことができます。

 

 

「教育」とは「共育」であり、

また「協育」でもあるのです。

 

 

 

教育、養育、指導を行う側と

受ける側がともに学び、

成長することが重要なのです。

 

 

 

私は常々、

「誰もが教育者であるべき」

と考えています。

 

 

 

例えば、

子どもを持たない大人は

「私には子どもがないから関係ない」と

思うかもしれません。

 

 

 

しかし、

少し考えてみてください。

 

 

確かに子育てには

直接関わらないかもしれませんが、

 

 

大人は子どもの

「見習うべきお手本」

あるべきではないでしょうか。

 

 

 

身近な例を挙げると、

当たり前ですが、

道を歩いていて

信号無視をしないことです。

いつどこで

子どもが見ているかわかりません。

 

 

ときどき、

子どもが信号を守っている傍らで、

自転車の後部に小さな子どもを

乗せた親が信号無視しているのを

見かけます。

 

なんて情けない親でしょう。

 

 

 

また、

大人だけでなく

子どもも立派な教育者となりえます。

 

 

合氣道の稽古は、

その目的も兼ね備えています。

 

 

合氣道から学ぶ「共育」の精神です。

 

 

道場では、

年上の子どもが年下の子どもに

丁寧に教え、

先輩が後輩を、

級が上の子どもが下の子どもを教えます。

 

 

年上の子どもが年下の面倒を見る。

 

 

その結果、

年下の子どもは年上を敬い、

年上は年下を慈しむ心が育まれます。

 

 

年下は年上の子どもとの

関わりを通して、

社会のルールや

他人との接し方を学ぶのです。

 

また、

年上や先輩を目標とし、

様々なことに挑戦する意欲が湧きます。

 

 

 

人に教えることは

最高の学びのアウトプットになり、

自分自身の学びも深まります。

 

 

 

人に教えることでの学びの深化は

子どもだけに限らず、大人も同様です。

 

 

 

これからの時代を担う

子どもたちのため、

 

 

日本をより良い国にするためにも、

 

 

社会全体で

信念を持って人を育て、

 

自分も育つ

「共育」を実践しましょう。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-02-20 03:31:00

" 私たちは生きながら、生まれ変わることができる "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

雨水 (うすい) 初候

 

七十二候 

土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

第四候

「立春」末候から「雨水」初候へと移り、2月19日~23日くらいにあたります。

「雨水」とは雪から雨へと変わり、雪や氷が解け、農耕の準備をはじめる目安とされるころ。

雪から春の暖かな雨に変わり、冷たく固くなっていた大地が潤い、動植物が目覚めるころ。

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『 わたし たち は いきながら うまれ かわる こと が できる  』

 

 

 

人間は生まれ変わる。

 

" 輪廻転生 " という言葉があるが、

それが本当にあるのかどうか、

私たちに知る由もありません。

 

 

なぜなら、

私たちは

まだ死んでないからです。

 

 

まだ一度も

死んだことがない人から

 

「輪廻転生はあるのだ」

 

そう言われても

全く説得力はありません。

 

 

 

 

しかし、

確実に言えることは、

 

私たちは

 

" 生きている間に、何度も生まれ変わることができる " 

 

ということです。

 

 

 

それは

肉体的な生まれ変わりではなく、

" 心の成長 "

という意味での生まれ変わりです。

 

 

 

私たちは

日々、様々な経験をします。

 

 

その中で

喜びや悲しみ、

怒りや感動など、

様々な感情を抱きます。

 

 

そして、

時には自分の未熟さや過ちを

痛感することもあるでしょう。

 

 

 

しかし、

それらの経験を通して、

私たちは少しずつ成長していきます。

 

 

 

新しい知識を身につけたり、

新しい価値観に触れたり、

良き友や、良き師、良き書に

巡り合ったりすることで、

 

 

物事に対しての考え方や感じ方が

変わることがあります。

 

 

 

また、

人との出会いや別れ、

成功や失敗などを経験することで、

人間として

深みや奥行きが増すこともあります。

 

 

 

 

もちろん、

成長には苦痛や挫折、葛藤が

伴うこともあります。

 

 

しかし、

それを乗り越えることで、

私たちはより強く、

より優しくなることができるのです。

 

 

 

 

私たちは

" 生きている間に、何度も生まれ変わることができます "

 

 

 

 

それは

過去の自分との決別であり、

未来の自分への希望でもあります。

 

 

 

私たちは

昨日までの自分よりも、

 

今日、そして明日へと、

より良く自分を成長させて

生きていくことができます。

 

 

 

その過程こそが、

私たちが人間として

「この世に生を享けた」

生きる意味

そのものなのかもしれませんね。

 

 

 

人間は生きている間に、

いくらでも生まれ変われるのです。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-02-19 03:06:00

" 醜い家族という名の密室 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

雨水 (うすい) 初候

 

七十二候 

土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

第四候

「立春」末候から「雨水」初候へと移り、2月19日~23日くらいにあたります。

「雨水」とは雪から雨へと変わり、雪や氷が解け、農耕の準備をはじめる目安とされるころ。

雪から春の暖かな雨に変わり、冷たく固くなっていた大地が潤い、動植物が目覚めるころ。

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『 みにくい かぞく という な の みっしつ 』

 

 

 

電車内や飲食店などで

自分たち中心の

周囲への配慮に欠ける

家族連れを見かけることが多くあります。

 

 

もちろん、

すべての家族が

そうであるとは思いませんが、

 

 

他人に迷惑がかかろうと、

" 自分たち家族だけよければいい "

というような、

 

自分たちのことしか眼中になく、

周囲への配慮に欠ける人たちを

見かけることがありますよね。

 

 

 

彼らは

まるで " 家族という名の密室 " に

いるかのように、

 

自分たちだけの世界に

閉じこもってしまうのです。

 

 

 

親子、夫婦、祖父母や孫。

それが二人だけなら、

まだそれなりに秩序があるものの、

 

数人以上になると、

周囲のことは

見えなくなってしまいます。

 

 

 

そして、

その " 家族という名の密室 " を

守るためには、

 

他者を犠牲にすることも

厭わないように見えるのです。

 

 

 

自分たちの方、

すなわち

" 内側にしか氣が向いていない " 

状態なのです。

 

 

 

しかし、

家族連れで行動するときほど

自分たち以外の

" 外側に氣を向ける"

必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

家族という閉じた空間で、

互いを甘やかしあい

依存しあうことで、

 

社会性を失ってしまっては

いけないと思うのです。

 

 

 

" 醜い家族連れ " を目にするたびに、

わが家族はそうなってないか?

 

他人から見られて

" 美しい家族連れ " であるか?

 

 

いつも

氣に留めておく必要がありますね。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-02-18 03:02:00

" 社会が必要とするから、仕事は存在する "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣

立春 (りっしゅん) 末候

 

七十二候 

魚上氷 うおこおりをいずる

第三候

「立春」は次候から末候へと移り、2月14日~18日くらいにあたります。

だんだんと暖かくなり、川や湖の氷が薄くなり解けはじめ、魚が跳ねるころのことです。

春の氣配に魚たちも少しづつ活発な動きになるのですね。

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『しゃかい が ひつよう と する から、しごと は そんざい する 』

 

 

 

先日、久しぶりに

スーパー銭湯に行ってきました。

 

 

薬草ミストサウナで

適度に汗を流し、

露天のうたたね湯で

寝ころびながら、

ふと、思ったことがあります。

 

 

 

それは、

家に風呂があるにも関わらず、

私を含め大勢の人が

お金を払ってでも

" スーパー銭湯に行きたい " 

という事実です。

 

 

「何を当たり前のことを言ってるんだ」

 

 

そう思われるかもしれませんが、

以下のように思うのです。

 

 

 

仕事や職業というものは、

一見すると

各自が自由に選択し、

自分の力で

遂行しているようにみえます。

 

 

 

しかし、実際には

 

 

" 社会がそれを必要としているからこそ、その仕事は成り立っているのです。"

 

 

 

つまり、

私たちは自分の意志で

仕事をしているように見えても、

 

実は " 社会に仕事をさせてもらっている " 

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

スーパー銭湯の仕事は、

" 人々がのんびりと温泉につかりたい "

という欲求があるからこそ

必要とされます。

 

 

もし人々が

家の風呂で十分だと考えれば、

スーパー銭湯の仕事は成り立ちません。

 

 

 

これは

どのような

仕事にも当てはまりますよね。

 

 

 

 

このように考えると、

 

 

「仕事って、なんてありがたいんだ」

 

そう思えるのです。

 

 

 

私たちが

社会から仕事を任されていること自体、

非常に " ありがたいことだ " という

感謝の念が湧いてきます。

 

 

 

 

私たちは

天地大自然の一部として、

社会の一員として、

自分の能力を活かせる場を

与えられているということは、

決して当たり前のことではないのです。

 

 

 

改めて

自分の仕事が

" 社会にどのように貢献しているのか "

ということを

ときどき考えてみることも大切ですね。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-02-17 03:19:00

" 自分で探し考えたことは忘れない "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣

立春 (りっしゅん) 末候

 

七十二候 

魚上氷 うおこおりをいずる

第三候

「立春」は次候から末候へと移り、2月14日~18日くらいにあたります。

だんだんと暖かくなり、川や湖の氷が薄くなり解けはじめ、魚が跳ねるころのことです。

春の氣配に魚たちも少しづつ活発な動きになるのですね。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

『じぶん で さが し かんがえ た こと は わすれ ない』

 

 

道に迷ったりしたとき、

 

 

人に道を尋ねるのは

圧倒的に女性が多いようですね。

 

 

一方で、

男性は地図やナビを見て

自分で見つけるまで探しまわる。

 

 

私も例外に漏れず、

人に道を尋ねることはほとんどないです。

 

 

 

「道に迷ったら、人に聞くのが一番手っ取り早い」

 

 

確かにそうかもしれません。

 

 

特に、急いでいる時や

土地勘のない場所では、

人に尋ねるのが効率的な手段ですよね。

 

 

 

でも、

誰かに道を尋ねる前に、

ちょっと、立ち止まって考えてみよう。

 

 

 

" 自分で考えることに

重要性があると思うのです。"

 

 

 

たとえば、

地図アプリやナビをじっくり見てみたり、

周囲の景色や標識を観察してみたり、

 

道に迷った

過去の経験や知識を思い出してみる。

 

 

そうすることで、

意外と簡単に

目的地にたどり着けることもあります。

 

 

 

" 自分で探す過程が大切です。"

 

 

 

人に聞いてしまうと、

すぐに答えを知ることができます。

 

 

これは時間の無駄を省き、

効率的なことに違いありません。

 

 

 

しかし、

自分で考えて、

試行錯誤して、

ようやく目的地にたどり着いた時の

達成感は格別です。

 

 

 

またその過程で、

様々な発見や学びがあることもあります。

 

 

 

" 記憶に残る経験が大切だと思うのです。"

 

 

 

人に聞いたことは、

すぐに忘れてしまうけれども

 

 

自分で考え、

苦労して見つけた道は、

記憶に残りやすいものです。

 

 

これは合氣道の技を覚える時も同じです。

 

 

「あっ、その技忘れました」

 

 

そう言って、

あたかも忘れることが当然のように

何度も私に技をきく人もいます。

 

本氣で覚えようとしない

心の表れですね。

 

 

そういう人は

この先も何ら変わりませんよ。

 

 

人にきけばすぐわかるが、

すぐ忘れる。

 

自分で考えたことではないからです。

 

 

 

その反対に

 

一度、頭の回路を通ったことは忘れない。

 

 

 

自分で考える時間を持つことです。

 

 

 

現代社会は、情報過多の時代です。

 

 

何が正しいのか?

 

自分で考える習慣を身につけないと

これからの時代についてはゆけない。

 

 

 

少し立ち止まってでも、

自分を見つめ直す時間を持つことが大切です。

 

 

 

自分と向き合い、

本当に大切なものは何かを考える。

 

 

 

人にきく前に

" まずは自分で考えること。"

 

 

 

 

それが、

考える力を養い、

現代社会において

豊かな人生を送るための

第一歩になるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝