2025-07-18 03:16:00

" お天道さまが応援してくれる生き方 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】末候

 

七十二候

第三十三候  鷹乃学習【たかすなわちわざをなす】

「小暑」は末候へと移りました。

「鷹乃学習」は7月17日~21日ころにあたります。

 

鷹が飛ぶことを学び、狩りの練習を始める頃を指します。

 

日本では古くから行われていた鷹狩りは

古い伝統猟法として『日本書紀』にも登場し、

鷹の成長を見守るこの時期は、

人々の暮らしにも密接に関わっていました。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 おてんとうさま が おうえん し て くれ る   いき かた 』

 

 

 

 

" 運を引き寄せる「覚悟」の道 " 

 

 

「運がいい人」と聞いて、

みなさんはどんな人を思い浮かべますか?

 

 

 

才能に恵まれ、

何でも " 濡れ手で粟 " のように

利益を得る人でしょうか。

 

 

 

それとも、

宝くじが当たるような、

特別な「強運」の持ち主でしょうか。

 

 

 

 

合氣道師範として、

私はこれまで

多くのお弟子さんと関わってきました。

 

 

 

そして、

その関わりの中で一つ言えることは、

 

 

「運を引き寄せる人」は、

私たちが考える「運」とは

少し違う場所で、

人生を切り開いていくことを

知っている人たちです。

 

 

 

 

 

 

" 運の正体は「自分」にある " 

 

 

 

 

 

「運がいい人」は、決して楽な道を選びません。

 

 

 

むしろ、

あえて「困難な道」を選び、

 

その苦労を楽しみ、

乗り越えることで、自身の「器」を広げます。

 

 

 

失敗した時、

彼ら彼女らが口にするのは

「どうすれば次は成功できるか」

という言葉です。

 

 

 

その原因を環境や他人のせいにせず、

「自分に何が足りなかったのか」 

それを徹底的に見つめ、改善しようとします。

 

 

 

 

これは、

自分の人生に対する「全責任」

引き受ける「覚悟」です。

 

 

 

悪いことが起こった時も、

「なぜ自分は、この状況を招いてしまったのか」

自問し、自分自身の至らなさを

「謙虚」に受け入れます。

 

 

 

 

 

 

" 楽な道を選ぶことの落とし穴 " 

 

 

 

 

一方で、

「運が良くない人」は、

必ず楽な道を選びます。

 

 

 

困難を避け、

安全な道、楽な道を進むことで、

一時的な安心感を得ようとします。

 

 

しかし、

失敗した時、彼らはその原因を

「他人や環境のせい」にします。

 

 

 

「あの人のせいで」

「運が悪かったから」と、

責任を外に求めます。

 

 

 

 

これは、

自分自身の成長の機会を放棄している

以外のなに者でもありません。

 

 

 

他人を責めているうちは、

自分の課題に氣づくことができません。

 

 

 

そして、

いつまでも同じ場所で立ち止まって、

 

同じところを

ただぐるぐると回っているだけの

人生であると、

私は自信を持って言い切ります。

 

 

 

安全な道、楽な道を選ぶということは、

一見すると自己の「危機管理」

高いように考える人もいますが、

全くそうではありません。

 

 

 

むしろ、

そのような人は「危機管理能力」

低い人たちであると私は思います。

 

 

 

危機に直面した時、

どうしていいか分からず、

右往左往して

狼狽(うろた)える人たちなのです。

 

 

 

こういう人を

「お天道さま」は決して応援しません。

 

「宇宙」も応援しません。

 

「天地大自然」も応援してくれません。

 

 

 

 

 

 

" 幸運を引き寄せる道とは " 

 

 

 

 

 

 

運がいい人は、

困難な道を選び、

失敗の原因を自分に見出します。

 

 

それは、

自らを常に進化させ、

「より良い自分」になるための

修行だからです。

 

 

 

「より良い自分」になるということが、

 

 

「世の中のため」、

「人のため」、

「社会のため」になる

原点ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

合氣道も同じです。

 

痛い関節技の稽古や、

思うようにいかない技に

私たちは何度も直面します。

 

 

それでも、

それを他人のせいにせず、

 

自分の心と身体に向き合い、

 

「どうすればもっと強くしなやかになれるか」を

問い続けます。

 

 

 

 

「運」は、

誰かが与えてくれるものではなく、

自ら作り出すものです。

 

 

 

 

楽な道を選ぶのではなく、

あえて困難な道を選び、

 

すべての出来事から

学びを得る「覚悟」を持つこと。

 

 

 

それこそが、

幸運を引き寄せる「最強の道」であり、

 

「天地大自然」に適う

生き方なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-17 03:22:00

" 「何をしたらいい?」に効く処方箋 ! 目の前のことに没頭せよ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】末候

 

七十二候

第三十三候  鷹乃学習【たかすなわちわざをなす】

「小暑」は末候へと移りました。

「鷹乃学習」は7月17日~21日ころにあたります。

 

鷹が飛ぶことを学び、狩りの練習を始める頃を指します。

 

日本では古くから行われていた鷹狩りは

古い伝統猟法として『日本書紀』にも登場し、

鷹の成長を見守るこの時期は、

人々の暮らしにも密接に関わっていました。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 " なに を した ら いい?" に き く しょほうせん ! め の まえ の こと に ぼっとう せよ  』

 

 

 

 

" 今、目の前にあることに心を尽くす "

 

 

 

一体自分は、「何をすればいいのか?」

 

合氣道に出会う前の私は、

よくこんなことを考えたものです。

 

 

 

しかし、

「人生はこの上なく簡単」

とても「シンプルなもの」であると、

合氣道から学ぶことができました。

 

 

 

 

「今、何をすればいいか分からない」と

立ち尽くす人がいるとする。

 

 

 

でも、答えはカンタン。

 

 

そんな時こそ

目の前に現れたことに、

ただひたすら、心を尽くして

取り組んでみることだ。

 

 

仕事でも、趣味でも、

あるいは日々のちょっとした

遊びでも構わない。

 

 

 

その小さな

「一点」「全力を注ぐ」ことから、

 

自分の世界は少しずつ、

確実に広がり始めるのです。

 

 

 

 

世界が広がれば、

そこにはまた新たな

「一心不乱に取り組むべきこと」

現れてくるのです。

 

 

 

その繰り返しこそが、

自分の「いのちの躍動」を生み出し、

 

やがて

「自分は天地大自然の一部である」という

深い境地へと導いてくれるはずです。

 

 

 

 

 

" 海が教えてくれた天地大自然の摂理 "

 

 

 

 

私自身、

10代の終わりから50歳まで、

長きにわたりサーフィンに没頭しました。

 

 

荒々しくも美しく雄大な海と

向き合う中で、

 

痛感したのは

「人間は大自然の力には到底及ばない」

という厳然たる事実です。

 

 

 

海は、

私たち人間が

 

どうにもコントロールできない、

畏敬すべき尊い存在なのです。

 

 

 

その広大さと力強さ、

そして時に見せる厳しさに触れるたび、

 

私は大自然に対しては、

「人間の力ではどうにもできない」

尊いものであると深く学びました。

 

 

 

そして、

その大自然の中に身を置くたび、

 

自分が「天地大自然の一部」であると

確信することができました。

 

 

 

 

今にして思えば、

このサーフィンの経験があったからこそ、

 

 

私はお弟子さんたちに

「絶対的天地大自然に従うことが正しい生き方である」

自信を持って教えることができます。

 

 

 

海に入れば、

海の法則に逆らうことはできません。

 

その摂理にただ従う。

 

 

 

これは

陸上での私たちの生活にも通じる

普遍的な真理です。

 

 

 

 

" 重力と身体の調和 " 

 

 

 

 

私たちは

陸上では常に" 重力 " の影響を

受けて生きています。

 

 

この重力に逆らう生き方こそが、

肩こり、腰痛、首の凝りといった

身体の不調を引き起こす一因となるのです。

 

 

 

 

重力に従い、

身体の重みが自然と

「落ち着くべき場所に落ち着く」とき、

心身の「落ち着き」が生まれるのです。

 

 

 

 

 

自分は何をしたらいいのか?

 

 

 

まずは

目の前のことに一心に取り組むこと。

 

 

それは次の大事なステップです。

 

 

 

そこから

また新たに出現してくる目の前のこと。

 

 

それも次への大切なステップです。

 

 

 

「生きる」ということは

決して難しいことではありません。

 

 

 

とてもシンプルで簡単なこと。

 

 

 

目の前の流れに従う。

 

 

 

それはまるで、

天地大自然の摂理に身を委ねるように、

 

私たちの心と身体を調和させる

大宇宙の営みなのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

 

2025-07-16 03:50:00

" 合氣道も人生も「一日一字」それがモノの学び方 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】次候

 

七十二候

第三十二候  蓮始開【はすはじめてひらく】

 

「小暑」は次候へと移りました。

「蓮始開」は7月12日~16日ころにあたります。

 

蓮の花が咲き始める頃を示しています。

泥の中から美しい花を咲かせる蓮は、古くから清らかさの象徴とされてきました。

早朝に咲き始め、昼には閉じて蕾になります。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 あいきどう も じんせい も「いち にち いち じ」それ が モノ の まな び かた 』

 

 

 

 

" 一日一字、一生学びの道 " 

 

 

 

「一日に一字を学べば、三百六十字」

 

この言葉は、

地道な努力が大きな実りを

もたらすことを教えてくれます。

 

 

大正時代、

長崎の晧台寺(こうたいじ)に住した

曹洞宗の高僧、

玉仙(ぎょくせん)禅師は、

 

70歳を過ぎてなお

英和辞典と向き合っていました。

 

 

それを見た弟子たちは

「今更」と笑いましたが、

禅師は穏やかにこう返されたそうです。

 

 

 

「一日に英単語一つ覚えていくとな、

今度生まれて来たとき、

それだけ勉強が楽だからな。

わしは死ぬまで、欠かさず毎日

一語ずつ単語を学ぼうと努力するのさ」

 

 

 

この禅師の言葉は、

まさに合氣道の稽古に通じるものがあります。

 

 

 

 

" 小さな積み重ねが、大きな力となる " 

 

 

 

 

合氣道の技は、1年や2年で

身につくものではありません。

 

 

基本の動きを、

1000回以上、何度も、何度も、

繰り返し稽古することで、

 

身体が覚え、無意識のうちに

技が出るようになります。

 

 

 

それはまるで、

毎日一字ずつ学ぶように、

 

地道な努力の積み重ねが、

やがて大きな力となる「過程」です。

 

 

 

 

玉仙禅師の言葉は、

知識の習得だけでなく、

人生そのものに対する姿勢を示しています。

 

 

 

 

私たちはとかく、

目先の成果を求めがちですが、

 

本当に大切なのは、

諦めずに、毎日少しずつでも良いから、

 

学び続けること、

成長し続けることではないでしょうか。

 

 

 

 

私も合氣道師範として、

この玉仙禅師の教えを胸に刻んでいます。

 

 

 

「一日に一字を学べば、三百六十字」

 

これは、

日々の稽古はもちろんのこと、

 

合氣道の指導においても、

そして私自身の人生においても、

 

常に心に留めている言葉であり、

私の座右の銘なのです。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-15 03:29:00

" 稽古は「水の力」に学べ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】次候

 

七十二候

第三十二候  蓮始開【はすはじめてひらく】

 

「小暑」は次候へと移りました。

「蓮始開」は7月12日~16日ころにあたります。

 

蓮の花が咲き始める頃を示しています。

泥の中から美しい花を咲かせる蓮は、古くから清らかさの象徴とされてきました。

早朝に咲き始め、昼には閉じて蕾になります。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 けいこ は「みず の ちから」に まな べ 』

 

 

 

 

 

" 泰山を穿(うが)つ一滴の水 " 

 

 

 

 

「泰山の覆り石を穿つ」(たいざんのくつがえりいしをうがつ)

という言葉があります。

 

 

これは、

わずかな水の流れが、

時間をかけて大きな岩をも

突き抜ける、または穴をあける

ことができるという意味です。

 

 

 

水の偉大な力は、

決して一朝一夕に

現れるものではありません。

 

 

それは、

まさしく継続する力によってこそ

生まれるのです。

 

 

 

 

西洋には

「習慣は第二の天性」という

ことわざがあり、

 

日本では

「習うより慣れろ」と言われます。

 

さらに、

「実行は最良の教師なり」

これはラテンの教訓だそうです。

 

 

 

これらの言葉は

すべて、私たちが生きていく上で

人生を通じて経験することそのものです。

 

 

 

 

日々の合氣道の稽古も同じです。

 

 

 

一つ一つの技、

呼吸投げでも関節技にしても、

 

最初はぎこちなく、

思うようにいかないかもしれません。

 

 

 

しかし、

諦めずに稽古を続けることで、

 

 

身体に " 染み込み "

やがて " 無意識 " のうちに

自然な動きとして現れてきます。

 

 

 

 

それは、

まるで目に見えない水が、

少しずつ岩を削っていくように、

 

確実に

あなたの技を磨き上げていくのです。

 

 

 

 

いつも言っていることの

繰り返しですが、

 

 

 

「継続は力なり」。

 

 

 

 

この普遍的な真理を心に刻み、

今日も稽古に励んでいきましょう。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-14 03:15:00

" 「そのお金の使い方」が招く負のスパイラル "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします。

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】次候

 

七十二候

第三十二候  蓮始開【はすはじめてひらく】

「小暑」は次候へと移りました。

「蓮始開」は7月12日~16日ころにあたります。

 

蓮の花が咲き始める頃を示しています。

泥の中から美しい花を咲かせる蓮は、古くから清らかさの象徴とされてきました。

早朝に咲き始め、昼には閉じて蕾になります。

 

 

 

 

 今日の " 道場長の一日一心 " 

『 「その おかね の つか い かた」が まね く  ふ の スパイラル 』

 

 

 

 

"「負のエネルギー」を纏 (まと) わないお金の使い方 " 

 

 

 

 

あなたは

お金をどのように使っているでしょうか?

 

 

 

もし、

お金の悩みが尽きないなら、

 

「どう使っているか」

原因があるかもしれません。

 

 

 

特に、あなたの活力を

奪うような使い方をしていないか、

一度考えてみましょう。

 

 

 

 

" セール品に潜む「負のオーラ」"

 

 

 

たとえば、

服を選ぶとき、何を基準にしていますか?

 

 

品質、デザイン、流行など、

人それぞれですね。

 

 

 

でも、

「値下げ品」ばかりに

手が伸びるなら、

その習慣を見直すサインかもしれません。

 

 

 

 

セール品や値下げ品というものは、

本来の魅力だけでは選ばれなかった商品です。

 

 

 

言い換えれば、

売れ残りや在庫処分になった時点で、

 

すでに「負のエネルギー」

まとっていると考えられます。

 

 

 

 

" モノにも「氣」が宿る "

 

 

 

そうしたモノを手にするのは、

その「負のエネルギー」を自分自身に

取り込むことにつながりかねません。

 

 

 

結果として、

 

セールで買った服ほど、

結局あまり着ることなく、

 

クローゼットの奥に眠ったり、

やがて捨てられたりしがちではないでしょうか。

 

 

 

 

「安物を着ている」という意識は、

知らず知らずのうちに

自分自身の価値まで

下げてしまうことがあります。

 

 

 

魅力的に見えなかったり、

自信が持てず、

 

ここぞという時に

着るのをためらったりする。

 

 

それは、

せっかくお金を出して、

負のオーラを買っているようなもの。

 

かえって

悪いエネルギーを

呼び込んでいるようなものなのです。

 

 

 

 

 

" 自分が纏う「氣」の重要性 " 

 

 

 

合氣道では、

「氣」の流れを非常に重視します。

 

 

 

道着一着、袴一枚にしても、

大切に手入れされたものは、

 

その持ち主の「氣」を増幅させ、

稽古への集中力も大幅に高めます。

 

 

 

 

それは日々の生活における

「お金」「モノ」にも通じるものです。

 

 

 

自分が身につけるもの、

手にするものは、

 

少なからず

自分の「氣」に影響を与えます。

 

 

 

高価なものでなくても、

本当に自分が「良い」と感じ、

 

「ポジティブなエネルギー」

感じるものを選ぶこと。

 

 

 

これこそが、

自分の「氣」を高め、

ひいては金運をも引き上げる秘訣であると

私は思うのです。

 

 

 

 

本当に価値のあるもの、

心を豊かにしてくれるものに、

「感謝の氣持ち」を込めてお金を使う。

 

 

 

その積み重ねが、

自分の人生のエネルギーを

高めていくことに

つながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝