2025-03-07 03:43:00

" 人からの提案は喜んで受け取る "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

啓蟄 ( けいちつ ) 初候

 

七十二候 

蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく

第七候

「雨水」から「啓蟄」へと移り、

「蟄虫啓戸」は3月5日~9日くらいにあたります。

 

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味から、

啓蟄とは、冬ごもりしていた虫などが地上に這い出てくるころをいいます。

 

ひと雨ごとに暖かくなっていく時期です。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 ひと から の ていあん は よろこん で うけとる  』

 

 

 

人の提案を喜ぶ。

弟子の提案を喜ぶ。

 

 

 

道場生が積極的に

稽古に取り組む道場を作るには、

 

指導者は道場生からの、

また道場生は指導者からの

提案を喜んで受け入れることが大切です。

 

 

 

たとえそれが、

すぐに実践できない提案であったとしても、

その意欲や熱意を評価し、受け入れる。

 

 

つまり、

指導者も道場生も積極的に提案できる

雰囲氣を作ることが重要だと思うのです。

 

 

 

その団体、組織の繁栄を心から願う

お弟子さんの提案に対して、

「それはダメだ」と否定したり、

何度も否定したりするようなことがあれば、

 

 

その弟子は

「提案しても無駄だ」と感じ、

指示されたことしか

やらなくなってしまうでしょう。

 

 

 

また、その反対もある。

 

 

 

道場生のなかには

自分で自ら進歩、成長を止めている者もいる。

それに一切、氣づいていない者。

 

 

いくら言っても、

まるで「のれんに腕押し」では

その道場生に対して、

指導者は何も言わなくなる。

 

 

 

それでは、

道場全体の進歩や向上は望めません。

 

 

 

やがてそのような団体は

衰退していくことは明らかだ。

 

 

 

それがその組織、団体にとって

プラスであるのか?

マイナスであるのか?

 

 

その組織、団体のトップは考える必要がある。

 

 

 

時に、指導者は

思い切った大胆な改革が

必要となるときもあるだろう。

 

 

 

ポイントとして、

指導者はお弟子さんの提案を

積極的に聞き、評価する姿勢を示す

「心の器」がなくてはならない。

 

 

一方で、お弟子さんは

指導者の提案に対して、

素直な心で聞く「心の器」が必要だ。

 

 

 

たとえ、その提案が実現しなくても、

提案したこと自体を

認め、感謝し、褒める「心の器」。

 

 

 

中には、

経験、知識の大きな違いから

「とんでもない提案」を聞くこともある。

 

 

そのような提案であっても

頭ごなしに否定するだけではなく、

 

 

その提案にまずは、感謝して、

建設的な意見交換を心がける。

 

 

 

指導者は否定的な意見を言う場合でも、

改善点や代替案を提示する。

 

 

 

指導者も道場生も

お互いの提案を積極的に取り入れることで、

 

 

新しい稽古方法やイベント、

さらには、

地域への合氣道の普及活動などが生まれ、

道場全体の活性化につながる。

 

 

 

指導者のみならず、

道場生一人一人が、

道場の運営に参加しているという

意識を持たせることで、

より主体的に稽古に

取り組めるようになるのではないか。

 

 

 

それが道場全体の成長に

つながるのではないだろうか?

 

 

 

指導者は道場生からの

道場生は指導者からの

提案に対して、

 

 

常に聞く耳を持ち、

それを積極的に受け入れ、

共に成長していく

道場を目指すべきではないのか。

 

 

 

これは何も

合氣道道場に限ったことではない。

 

 

 

稽古を「仕事」に、

団体、組織は「会社」に置き換えることができる。

 

指導者を「経営者、社長、上司、先輩」に置き換える。

 

道場生や弟子を「従業員や部下」に

置き換えて、考えることもできるだろう。

 

 

 

あらゆる

企業、会社、組織、団体も

すべては地域、社会、人のためにある。

 

だからこそ、

各々分野は違うが、

それが「世のため」、「人のため」になるのだと思う。

 

 

 

そうであるなら、

人はそれぞれの立場を乗り越えて、

可能な限り" 私心を捨て " 、

地域、社会に貢献するべきではないのか?

 

 

 

それが

私たち「人間の存在価値 」でありまする。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-06 03:46:00

" 未来は過去の延長線上にある "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

啓蟄 ( けいちつ ) 初候

 

七十二候 

蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく

第七候

「雨水」から「啓蟄」へと移り、

「蟄虫啓戸」は3月5日~9日くらいにあたります。

 

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味から、

啓蟄とは、冬ごもりしていた虫などが地上に這い出てくるころをいいます。

 

ひと雨ごとに暖かくなっていく時期です。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『みらい は かこ の えんちょう せんじょう に ある』

 

 

 

 

私たちは皆、

未来に希望を抱き、幸せを願っています。

 

 

 

しかし、

その未来はどこから来るのでしょうか?

 

 

 

" 何人もその過去より他に、将来は生まれて来ない " のです。

 

 

 

 

つまり、

過去の積み重ねが現在の自分を形成し、

それが未来を創り出すということです。

 

 

 

 

それが分かれば、生き方が変わるはず。

 

 

 

 

過去を変えることはできなくても、

現在の行動を変えることはできます。

 

 

 

 

それによって、

自分の未来は

変わってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

倦まず弛まず、

自分自身を鍛え磨き抜くことで、

より良い未来を

切り拓くことができると思うのです。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-05 03:49:00

" 言葉の裏側を理解できるか "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

啓蟄 ( けいちつ ) 初候

 

七十二候 

蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく

第七候

「雨水」から「啓蟄」へと移り、

「蟄虫啓戸」は3月5日~9日くらいにあたります。

 

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味から、

啓蟄とは、冬ごもりしていた虫などが地上に這い出てくるころをいいます。

 

ひと雨ごとに暖かくなっていく時期です。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 ことば の うらがわ を りかい できる か 』

 

 

 

 

" コミュニケーションにおいて最も大切なことは、相手が語らない部分を聞くことである。 " 

 

 

これは、

「マネジメントの父」と称され、

名だたる経営者から師と仰がれる

経営学者ピーター・ドラッカーの言葉です。

 

 

 

" 相手が言葉にしていない

氣持ちや意図を理解することこそが、

コミュニケーションの本質である。"  と説いています。

 

 

 

しかし、

残念ながら、

相手の言葉を文字通りにしか

受け取れない人が少なからずいるのです。

 

 

「だって、そう言ったじゃないですか」

「それなら、そうと言ってくれなきゃ分かりません」などと言うような人。

 

 

 

そのような人は

心が幼稚であると言わざるを得ません。

 

 

言葉の裏側を読み解く力が

大人には必要だと思うのです。

 

 

 

" 相手が言葉にしていることは、考えていることの一部にすぎない。"

 

 

 

相手の本音を察して、

理解できるのが大人です。

 

 

 

大人のコミュニケーションでは、

言葉の表面的な意味だけでなく、

 

その裏側に隠された

感情や意図を

読み解く力が求められるのです。

 

 

 

" 相手がどのような状況に置かれているのか " 

 

 

" どのような立場なのか " 

 

 

 

それを考慮することで、

言葉の真意が見えてくることがあります。

 

 

 

また、

同じ言葉でも、

習慣や価値観が異なれば、

意味合いが変わることもあります。

 

 

 

これらの要素を総合的に判断し、

 

" 相手が本当に伝えたいことは何か " 

 

 

それを推測することが、

大人のコミュニケーションにおける

重要なスキルではないでしょうか。

 

 

 

 

なぜ言葉の裏側を

聞き取れない人は心が幼稚なのか?

 

 

 

言葉の裏側を聞き取れない人は、

 

相手の氣持ちを想像する力や、

多角的に物事を捉える力が

不足しているように思うのです。

 

 

自己中心的な思考で

自分の考えや感情にばかり氣を取られ、

相手の立場に立って

物事を考えることができない人。

 

相手の微妙な感情の変化に

氣づくことができず、

共感力に欠けていて、感情が未熟な人。

 

また人間関係における

様々な経験が不足しており、

言葉の裏側にある複雑なニュアンスを

理解できない人。

 

 

 

これらの要因が重なることで、

相手の言葉を文字通りにしか受け取れず、

表面的なコミュニケーションに

終始してしまうのです。

 

 

 

 

では、

どのようにすれば

言葉の裏側を聞き取る力を

養うことができるのでしょうか。

 

 

 

まずは、

相手をよく観察することです。

 

 

 

私は常日頃から

相手の言動や立ち居振る舞い、

一挙手一投足に至るまで、

相手をよく観ています。

 

 

表情、声のトーン、仕草など、

言葉以外の情報にも注意を払うのです。

 

 

 

" 相手がどのような状況に

置かれているのか " 、

" どのような氣持ちなのか " を

相手の立場に立って想像してみる。

 

 

 

その想像力を高めるために

私が実践している一つの方法が、

読書や映画鑑賞、落語などです。

 

 

その物語を通して、

人間の感情や心理について学ぶことです。

 

それも一つの有効的な

『人間観察力の高め方』を養う場だと思います。

 

 

 

 

大人のコミュニケーションとは、

言葉のキャッチボールだけでなく、

心の交流です。

 

 

 

相手が語らない部分に耳を傾け、

相手の氣持ちに寄り添うこと。

 

 

それが、

人間関係をより深め、

 

" より良い人に出会うための鍵 " となるのでありまする。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-04 03:44:00

" お金と呼吸の意外な共通点。手放すことで得られる豊かさとは? "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

雨水 (うすい) 末候

 

七十二候 

草木萌動 そうもくめばえいずる

第六候

「雨水」次候から末候へと移り、3月1日~4日くらいにあたります。

 

氣温も少しずつ上がり、いよいよ日差しも春らしくなります。

 

木々の芽が膨らみはじめる芽吹きの季節。

 

あちこちで春先に萌え出る、草木の葉の色のような黄緑色の萌黄色(もえぎいろ)に色づく草木の芽を見かける頃。

 

確実に春が近づくことを実感できる季節ですね。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『 おかね と こきゅう の いがい な きょうつうてん。てばなす こと で えられる ゆたかさ とは? 』

 

 

 

お金も呼吸も同じ?

出し惜しみはNGです!

 

豊かさを呼び込む「吐く」習慣。

 

 

 

「息を吸うことと、お金がはいることは似ている。」

 

 

そんなことを考えたことはありますか?

 

 

「はぁ?全然違うじゃない。」

 

そう思われたかもしれません。

 

 

 

しかし、

私は呼吸法を続けているうちに、

" お金と呼吸には共通点がある " と感じました。

 

 

 

それは、

息は「吐く」からこそ、

「吸う」ことができるということです。

 

 

 

呼吸は、

息を吐くことによって

自然と吸うことができます。

 

 

しかし、

「たくさん吸い込みたい」と思って

吸うことばかり意識してしまうと、

なかなか息が入ってきません。

 

 

 

息は吐くことによって

入ってくるのですから、

 

 

吐くことが上手な人は、

吸うことも上手なのです。

 

 

 

ところが

「たくさん吸い込みたい」と、

吸うことからはじめると、

全然入らないのです。

 

 

 

これは、

お金の流れにも当てはまります。

 

 

お金も、

稼ぐことばかりを意識していると、

かえって

入ってこなくなることがあるのです。

 

 

呼吸もお金も行き詰まって滞ってしまいます。

 

呼吸の道もお金の道筋も

渋滞してしまうのですね。

 

 

 

呼吸法は

全身リラックスして、

出し惜しみなく

吐けるだけ息を吐き出すと、

 

次の瞬間には

吸おうと思わなくても、

自然に身体が息を吸えているのがわかります。

 

 

 

実際に正しく呼吸法ができる人は、

その感覚がよくわかると思います。

 

 

 

お金も呼吸も「出す」ことが大切なんです。

 

 

 

私は呼吸法を

もうかれこれ、13年近く続けていますが

初心者のころにはペース配分を考え、

よく息を出し惜しみしたことがあります。

 

 

 

しかし、

適当に息を吐いていると、

十分に入ってこなくなって、

とても呼吸が苦しくなるのです。

 

 

 

健康のためにする呼吸法が

苦しくなっては健康にはなりませんね。

 

 

 

つまり、巡りが悪くなるのです。

 

 

 

お金も出し惜しみばかりしていると、

巡りが悪くなってしまうのです。

 

 

大切なお金ですから、

出し惜しみをしてしまうことがあるかもしれません。

 

 

でも、

それでは入るものも入らなくなるのですね。

 

 

 

お金も呼吸も、

まずは「出す」ことが大切なのです。

 

 

 

「出す」ことで得られる豊かさ。

 

 

 

お金を「出す」ということは

損をするということではなく、

 

 

 

「生きたお金の使い方」をすることで、

巡り巡って自分のところに返ってきます。

 

 

 

それは、

まるで新鮮な空氣を吸い込むように、

清々しい氣持ちになることでしょう。

 

 

 

" お金 " も " 呼吸 " も、

しっかりと「出す」ことによって、

より豊かなものが巡ってくるのです。

 

 

 

" お金 " と " 呼吸 "  は、

一見すると全く違うもののように思えます。

 

 

 

しかし、

「出す」ことによって、

より豊かなものが巡ってくるという点では、

共通しているのではないでしょうか。

 

 

 

 

" お金 " も " 呼吸 " も、出し惜しみせずに、

しっかりと「出す」こと。

 

 

 

「生きたお金の使い方」を実践することで、

より豊かな人生を

送ることができるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-03-03 03:24:00

" 自然界に学ぶ、自立した親子の関係とは? "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣

雨水 (うすい) 末候

 

七十二候 

草木萌動 そうもくめばえいずる

第六候

「雨水」次候から末候へと移り、3月1日~4日くらいにあたります。

 

氣温も少しずつ上がり、いよいよ日差しも春らしくなります。

 

木々の芽が膨らみはじめる芽吹きの季節。

あちこちで春先に萌え出る、草木の葉の色のような黄緑色の萌黄色(もえぎいろ)に色づく草木の芽を見かける頃。

 

確実に春が近づくことを実感できる季節ですね。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 『 しぜんかい に まな ぶ、じりつ した おやこ の かんけい とは? 』

 

 

 

 

" 人は生まれてきたのも一人、死んでいくのも一人 "

 

 

 

この言葉は、

時に寂しく、時に力強く、

私たちに人生の真実を語りかけます。

 

 

 

「子が親の面倒を見なくなった」という

嘆きを耳にすることがあります。

 

 

 

しかし、

自然界に目を向ければ、

親と子がそれぞれの道を歩むのは、

ごく自然な摂理であることが分かります。

 

 

 

 

大自然の動物たちは、

親は子を懸命に育てますが、

子は成長すれば必ず巣立ちます。

 

 

 

親は親だけで、子は子だけで生きていく。

 

 

 

人間だけが、

子が親の面倒を見ることを

強要したり、期待したりする。

 

 

親はそれを当てにしたり、

子は親の財産を期待したりする。

 

 

 

 

自然界の掟に従えば、

子が成人したら、

親と子は別々に暮らすのが自然な形で、

 

 

いつまでも一緒にいる方が、

むしろ不自然と言えるかもしれない。

 

 

 

 

人間は、

生まれたときも一人であれば、

死ぬときも一人ですね。

 

 

 

 

この「当たり前」の覚悟を決め、

私たちはより強く、

 

そして自立して生きていかねば、

ならないのではないでしょうか。

 

 

 

もちろん、

親子の絆が断ち切れるわけではない。

 

 

物理的な距離が離れても、

心の繋がりはこれまで以上に

強く結ばれると思うのです。

 

 

 

 

大切なのは、

親も子もお互いを尊重し、

それぞれの人生を

応援し合うことではないでしょうか。

 

 

 

それが

「自然の摂理」と「人間の絆」で

あると思うのです。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝