" 自然と調和しあらゆる命を尊重する生き方〜地球は人間だけのものではない〜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
立夏【りっか】次候
七十二候
第二十候 蚯蚓出【みみずいずる】
5月10日~14日ごろ。
冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 しぜん と ちょうわ し あらゆる いのち を そんちょう する いきかた 〜ちきゅう は にんげん だけ の もの では ない〜 』
暦の上では
「蚯蚓出」を迎えています。
地中からひょっこりと
ミミズが姿を現すころです。
さんさんと降り注ぐ
太陽の光や澄み切った空氣、
そして天地大自然からの
恵みの雨があったとしても、
作物を健やかに育むためには、
その土台となる
ふくよかな大地が欠かせません。
地を這うミミズは
土を食(は)んで細かく砕き、
作物が根を張りやすい
柔らかな土壌を作り出してくれます。
決して
目立つことはありませんが、
豊かな実りを支えてくれる
尊い働き手なのですね。
この地球という星に生きる
すべての命には、
必ず何らかの存在する意味があります。
私たち人間を含め、
生きとし生けるものは皆同じです。
これからの季節は
道場にも蚊や小さな虫たちが
入り込んでくるようになります。
その時、
手のひらでパチンと
当たり前のように
命を奪う光景を目にすると、
私は何とも言えない
違和感を覚えるのです。
確かに
羽音に氣を取られたり、
刺されれば
不快に感じたりすることもあるでしょう。
さはさりながら、
この虫たちもまた
今この時代をともに生きる
存在に変わりはありません。
人間側の都合で
「害虫」と呼んでいる虫たちも、
この地球や
壮大な宇宙の営みから見れば、
決して欠かすことのできない存在なのです。
その虫たちが
具体的にどのような役割があるのか?と
問われれば、
私にもよく分かりません。
それでも
必ず意味があるからこそ、
そこに存在しているはずです。
地球は決して、
人間だけのものではありません。
常に臍下の一点に心を静め、
他者と争わず
すべてと和合する道を歩む
合氣道を学ぶ者として、
他なる命を尊重し、
共に在るということを
私たちは決して、
忘れてはなりませぬ。
―――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技を極めることではありません。
日常のあらゆる場面において
心を静かに保ち、
等しき命や周囲の人々と共に歩む
和合の生き方を探究していくことです。
自ら率先躬行して
万物への敬意を払い、
周囲の人の心に温かな灯火を灯すような
振る舞いを心がける。
自然の理(ことわり)や
日々の稽古を通じた氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
より健やかな生き方、
良好な対人関係の築き方など
現代の暮らしに活かすヒントが、
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 見えない糸に導かれて〜全国から集うかけがえのないご縁〜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
今週もよろしくお願いします。
本日は、二十四節氣
立夏【りっか】次候
七十二候
第二十候 蚯蚓出【みみずいずる】
5月10日~14日ごろ。
冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 みえない いと に みちびかれて 〜 ぜんこく から つどう かけがえのない ごえん 〜 』
先月二十九日、
無事に合氣道演武大会を
終えることができました。
その後、
一日だけ休養日をいただき
それからはまた、
休みなく合氣道指導の毎日です。
私が主宰する
合氣道琴心館寺崎道場
春の恒例行事である
指導者育成練成稽古。
五月十七日まで続く
この集中稽古は、
月曜日から日曜日まで、
一般の通常の稽古と
同時進行で行っております。
午前と午後に
指導者育成練成稽古をして、
夜は一般の通常稽古というように
一般の稽古も休むことなく
通常通りに会員の皆様と
道場で共に稽古を重ねております。
連日の指導となりますゆえ、
たしかに身体は
疲労を感じることもございます。
しかし、
心はいつも晴れやかなのです。
人間は
忙しく活動し、
氣を出しているほうが、
かえって
臍下の一点から
新たな豊かな氣が満ちてまいります。
まことに
不思議なものでございますね。
今年もこの指導者育成練成稽古に
集まってくれたのは、
東京や神奈川で
指導にあたるお弟子さん方
そして、
指導者を目指す若き日本女子たちです。
彼女らは故郷を遠く離れ
東京の大学で学び、仕事に就いた、
東北から九州出身の若者たちです。
そして
日々、神戸の道場に通ってくださる
一般のお弟子さん方にしても、
そのご出身は本当に様々です。
同じ兵庫県内であっても、
北部の山あいの地方から
この神戸へ出てこられた方。
遠く沖縄で生まれ育ち、
ご縁あって神戸で仕事をされている方。
ご両親のお仕事の関係で、
ここ神戸の地へ引っ越してこられた方など。
それぞれに
全く異なる背景を持った、
多様な人生が交差しています。
よくよく考えてみますと、
これは途方もない奇跡ではないでしょうか。
地球という
この広大な星に私たちは生まれ、
何十億という人々が暮らす中で
同じ時代を生きるということ。
さらには、
数ある国や地域の中から
この同じ街にたどり着くということ。
歩んできた道も、
見てきた景色も違う者同士が
ふとした見えない糸に導かれ、
同じ一つの道場の扉を開く。
そして
今日も同じ畳の上で、
技を通して
呼吸を合わせているのです。
それぞれの場所で
日々の仕事や生活に向き合いながらも、
道着に着替えれば
いつでも一つに繋がることができる。
もし、
ほんの少しでも
人生の歯車が違っていれば、
決してすれ違うことさえなかったであろう
かけがえのない道友たち。
人間の浅はかな知恵や計算では
到底計り知れない、
大いなる天地大自然の
采配を感じずにはいられませぬ。
まさに、
人智を超えた人と人との結びつき。
この世の中に
偶然などというものは存在しない、
すべてが「必然」。
出逢うべくして出逢った奇跡に、
ただただ、深く感謝するばかりです。
この尊いご縁を大切にし、
皆様と心豊かな時間を紡いでまいります。
―――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技の形をなぞることではございません。
人智を超えた出逢いの奇跡に深く感謝し、
日々の生活の中で
内なる氣を整え、
自然体で在ることをはかること。
そして、
道場で結ばれた和合の精神を自ら体現し、
周囲の人々の心に
温かな灯火を灯すような生き方を
ともに探究していくことでございます。
見えないご縁が織りなす自然の理や、
日々の稽古を通じた氣づきを
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兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 【啐啄同時】反復稽古が引き出す弟子の成長と、指導者冥利に尽きる喜び "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
立夏【りっか】初候
七十二候
第十九候 蛙始鳴【かわずはじめてなく】
5月5日~9日ごろ。
冬眠から目覚めた蛙が元氣に鳴き始めるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 【そったくどうじ】はんぷくけいこ が ひきだす でし の せいちょう と、しどうしゃ みょうり に つきる よろこび 』
昨日のブログでも少し触れました、
(※一つ前のエントリーはコチラから)
4月29日に開催された
兵庫県合氣道連盟
合氣道演武大会のことです。
この大会に向けて
3月からの2ヶ月間、
演武する技を繰り返し、繰り返し、
お稽古いたしました。
同じことを反復して練習する。
これにより、
子どもから大人までお弟子さんの技は、
驚くほど大きく進歩したのです。
そして、
技だけではありません。
礼の仕方。
真っ直ぐな姿勢。
道場での立ち居振る舞いや、
美しい所作。
これらも
見違えるほど向上いたしました。
一つの動作を丁寧に繰り返すこと。
それは心と身体を一つに結び、
自己と静かに向き合う
尊い時間でもあるのです。
現代の慌ただしい日常生活では、
つい結果ばかりを求めてしまいがちです。
しかし、
同じことを淡々と繰り返す
その過程にこそ
本当に大切なものが宿ります。
焦らず、
一つひとつの動作を味わうように生きる。
そのていねいな
積み重ねの先に、
確かな変化が見えてまいります。
昨年まで
できなかったことができるようになる。
人が進歩向上するとは
まさに、こういうことなのでしょう。
私自身も
今回の演武大会におきまして、
指導部演武という
大役がございました。
回を重ねるうちに
次第と臍下の一点に心が静まり、
落ち着いて
演武ができるようになりました。
これは、ほんの僅かであっても
少しは成長した
ということなのでしょう。
その事実は素直に認めつつ、
でも、それ以上に
やはり、
お弟子さんの成長のほうが
比べものにならないほど嬉しいのです。
演武大会が、
無事に終わった後のことです。
私が合氣道琴心館(きんしんかん)の
門を叩いた時には
すでに、ご自身の道場を主宰され、
長年にわたり立派に後進を
導いてこられた、
兵庫県合氣道連盟の
大変尊敬申し上げる大先輩の先生から
お声がけをいただきました。
「寺崎先生、ちょっとこれ見てくれへん。
率直にどう思う?」
見せてくださったのは、
その先生の道場の中学生のお弟子さんが
演武している動画でした。
私は動画を拝見し、
率直にこうお答えいたしました。
「一つの技の後に道着を触る癖が
あるようですが、中学生らしい伸び伸びと
溌剌とした演武ですね」
すると、大先輩は
とても嬉しそうに目を細められました。
「そうやろ、この子な、よう練習した子やねん」
そのお言葉を伺い、
私は深く共感いたしました。
僭越ですが、
やはり指導者というものは皆、同じなのだと。
目の前のお弟子さんを
少しでもあらゆることにおいて、
進歩向上させてあげたい。
この思い一心で
日々真剣に
向き合っている指導者ならば、
誰もが皆、
自分自身の成長よりも
お弟子さんの成長が
何よりも嬉しいものなのです。
できなかったことが、
できるようになった瞬間の
晴れやかな表情。
背筋がすっと伸び、
迷いなく動く姿。
その過程を
一番近くで、見守ることができる。
これほどの喜びは
他にはございませぬ。
私がいかに未熟者であろうと
お弟子さんたちの日々の歩みが、
私の心に温かい感動を
もたらしてくださるのです。
本当に喜ばしく、
ありがたいことでございます。
だからこそ、
お弟子さんの皆さんご自身で
静かに自分の心に問いかけてみて
いただきたいのです。
この2ヶ月間で身につけたことを
今後、どうしていくか。
それが何よりも大事なのです。
演武大会が終わってからも
歩みを止めず、道場に通い、
変わらず、
いや、これまで以上に
氣を出し、
もっと成長しようと探究する者。
一方で、
せっかく身につけた
技や美しい所作も、
忘れ去ってしまったかのように
ただ、流されるままに、
なぞるだけのお稽古をする者。
両者の間には、
この先の未来に
とても大きな差が生まれます。
ご自身の進歩を、
ここで止めてしまうのか。
それとも、
今以上に高め深めていくのか。
君は、どちらですか?
――――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技を極めることではありません。
日々の反復稽古で培った
感覚を日常のあらゆる場面に活かし、
現状に満足することなく、
自らをより高め深めようとする
姿勢を持ち続けることです。
そうした地道な歩みの中で
他者と敬い合い、
ともに進歩向上し合える
和合の道を探求していくことです。
自然の理(ことわり)や
日々の稽古を通じた氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
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良好な対人関係の築き方など
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
良い週末を。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 【兵庫県合氣道連盟 演武大会】「紺屋の白袴」で駆け抜けた日々。伝統の復活と次なる始動 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
立夏【りっか】初候
七十二候
第十九候 蛙始鳴【かわずはじめてなく】
5月5日~9日ごろ。
冬眠から目覚めた蛙が元氣に鳴き始めるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 【ひょうごけんあいきどうれんめい えんぶたいかい】「こうや の しろばかま」で かけぬけた ひび。でんとう の ふっかつ と つぎなる しどう 』
ゴールデンウィークの連休中、
ブログの更新をお休みしておりました。
再開にあたり
書きたいことは山ほどございますが、
まずは4月29日に開催されました
「第27回兵庫県合氣道連盟 合氣道演武大会」のことについて、
お話ししたいと思います。
私にとって、
今年の演武大会は
準備期間から
大会が終わるまでの数カ月間、
とにかく頭を休みなく、
フル回転させた日々でございました。
私が主宰する
合氣道琴心館寺崎道場からも
子どもたちから大人まで、
たくさんのお弟子さんたちが参加いたしました。
3月から2ヶ月間、
皆、この大会に向けて
真摯に稽古を重ねてまいりました。
指導において
当道場を取り仕切る私のするべきことは、
各道場や教室の
誰と誰を組ませるか
どのような技を行うかを見極めることです。
その次に
身体にその技を染み込ませること。
ある程度
それができるようになれば、
技の終わりや受身の後の姿勢や静止。
そして、
礼などの立ち居振る舞い。
演武大会が数日後に迫るなか
突如として、
あらゆる理由で
出場できなくなる人も出てまいりました。
この空いた穴を誰が埋めるのか。
当日の体調不良等、
欠席者にはどう備えるのか。
大会が始まる数時間前まで、
考えを巡らせておりました。
2ヶ月間にも及ぶ稽古において、
出場するお弟子さん一人ひとりに
少しでも進歩、向上していただきたい。
その思いで臨んでおりましたが、
私自身も指導部演武という
とても重大な役割がございます。
しかし、
「紺屋の白袴 (こうやのしろばかま)」とは
よく言ったもので、
自分自身の稽古をする時間など、
皆目見当たりませんでした。
氣がかりは、
それだけではございませんでした。
先のコロナ禍によって、
5年もの間、
開催されなかったこの演武大会。
一昨年に一度復活したものの
昨年は諸事情により、
無念の延期となっておりました。
このままでは、
兵庫県合氣道連盟の演武大会が、
永久になくなってしまうかもしれない。
そのような危機感すらありました。
そこで、
兵庫県合氣道連盟に所属する
指導者たちが集い、
役員会議を開き
和合の精神をもって議論を重ねました。
会場確保から、
企画、進行、役割分担と、
あらゆることを進めていったのです。
正直なところ、
大会終了時には
どっと、それまでの疲れが噴き出しました。
脳が「休ませてほしい」と、
訴えかけておりました。
2ヶ月間、いや、2年間、
フルに酷使した
頭を休めてあげようと思いました。
しかし、演武大会終了後も
関東から8名のお弟子さんが、
寺崎道場恒例の
GW期間中を含め、2週間にわたる
指導者育成練成稽古に訪れておりました。
翌30日、
1日だけ完全な休日をお許しいただき、
近くのスーパー銭湯で、
岩盤浴と温泉に丸一日つかりました。
張り詰めた氣を解き放ち、
心身を深く休ませていただきました。
僭越ではありますが、
私にとって
2年間にも及ぶ様々な思いが詰まった
第27回の兵庫県合氣道連盟
合氣道演武大会。
終わりはいたしましたが、
来年へ向けて、
反省点や課題は山積みです。
その鮮明な記憶が残っているうちに
それらをすべて漏れなく書き留めたのち、
私の頭の中から、
第27回大会のすべてのデータを、
静かに削除いたしました。
過去への執着を手放し
臍下の一点に心を静め、
2年間の思いの全部を
静かに吐き出し、
今ここから、
また新たな呼吸を始めるためです。
すでに、
来年へ向けての歩みは始まっております。
最後に、
早朝から会場に駆けつけ
設営作業を手伝ってくださった皆様、
当日、寒い中、
受付をしてくださった方々、
合氣道琴心館寺崎道場の
中学生以上のお弟子さんたち、
そして、共に汗を流してくださった
親御さんたちへ。
休日の貴重なお時間であったはずです。
それにも関わらず、
子どもたちを陰から見守るだけでなく、
率先して重い畳やテーブルを運び、
場を整えてくださるお姿がありました。
皆様のその無償の支えと
温かなお力添えがなければ、
この大会が無事に
幕を開けることはございませんでした。
その美しい在り方に、
魂から深く感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技の形を追うことではありません。
一度途絶えかけたものを
再び紡ぎ出すためには、
個人の力だけでは到底及びません。
困難な壁に直面したときこそ、
「正しいリラックス」を保ち
他者と氣を合わせる。
そして
ひとつの大きな事を成し終えたなら、
そこにとどまらず
執着を手放して心を静かに空にする。
そうした淀みない氣の巡りこそが
日々の生活をより豊かにし、
次なる新たなスタートへの
原動力となるのだと、
今回の大会を経て改めて感じております。
一つの終わりを、
次なる始まりへと結んでゆく。
そのような淀みなき生き方を、
皆様とともに探究していくことです。
自然の理 (ことわり) や
日々の稽古を通じた氣づきを、
この道場長ブログ
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健やかな日々を送るためのヒントが、
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 大舞台で問われる臍下の一点。兵庫県合氣道連盟 演武大会が教えてくれること "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
穀雨【こくう】次候
七十二候
第十七候 霜止出苗【しもやんでなえいずる】
4月25日~29日ごろ。
春の暖かな陽氣によって、ようやく霜が降りなくなり、稲の苗が健やかに育ち始めるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 おおぶたい で とわれる せいかのいってん。ひょうごけん あいきどう れんめい えんぶ たいかい が おしえて くれる こと 』
いよいよ明日(※28日執筆)、
4月29日の昭和の日は
13時30分より
明石市立中崎公会堂にて、
第27回 兵庫県合氣道連盟
合氣道演武大会が開催されます。
私が主宰を務める、
合氣道琴心館寺崎道場が所属する
兵庫県合氣道連盟の
合氣道には、
試合という概念がありません。
年に一度の
この合氣道演武大会は
勝敗や優劣を競う場ではなく、
自身の 心身統一の深浅 を知ることを
大きな目的としております。
この晴れの舞台に向けて
当道場におきましても
三月頃から約二ヶ月間にわたり、
二人組で披露する
技の研鑽(けんさん)を重ねてまいりました。
その間、
熱心に稽古に向き合ったお弟子さんは
当然のことながら、
技の熟練度も深まってまいります。
普段、通い慣れた
いつもの道場での稽古であれば、
泰然として、
投げも受けも
こなすことができるでしょう。
しかし、
この兵庫県合氣道連盟
合氣道演武大会は、
兵庫県全域の
数多の道場や教室から
幼児を含む
高齢者まで大勢の方が参加されます。
来賓の方々や大会役員、
出場者やそのご家族なども合わせますと
数百人が
一堂に会する大舞台となります。
当然、
普段の慣れ親しんだ道場とは
集う人も、景色も、空氣も
全く異なります。
そのような
独特の緊張感の中に身を置いても、
普段通りの
静かな心の状態で
演武を完遂することができるかどうか。
そこが問われるのです。
兵庫県合氣道連盟の
合氣道の目的は
いついかなる状況下においても
臍下の一点に心を静め、
心身を統一して
落ち着きを深めること。
もし、
大会本番の空氣に呑まれ
普段通りの心の静寂を
保つことができなかった人は、
その時の己の心の揺らぎを
しっかりと記憶に留めておくことです。
そして、
来年の演武大会において
どれほど落ち着いて
演武に臨めたかを振り返るのです。
もし、
今年よりも
静謐(せいひつ)な心で舞台に立てたのなら、
「ああ、一年の稽古で少しは進歩したな」と、
自らの成長を
素直に受け止めればよいのです。
一方で、
普段の平常心を保てなかったのであれば、
「まだまだ臍下の一点が足りないな」と、
また真摯に稽古に向き合えばよいのです。
もちろん
大勢の人が出場されますから、
熟練者や高段者の
洗練された技や立ち居振る舞いは、
大いに参考になりますので
そこから学べばよいでしょう。
しかし、
兵庫県合氣道連盟
合氣道演武大会とは本来、
他人ではなく
自分の進歩を教えてくれる場であると、
私はそう思っております。
人と比べるのではなく、
過去の自分と比べる
これを私は、
「縦の比較」と呼んでおります。
この「縦の比較」という
最も尊い学びは、
自ら演武大会に出場しなければ
決して得られるものではありませぬ。
本当に自分自身を向上させたいと
願うのであれば、
年に一度の演武大会に
毎年、積極的に出場することです。
「来年にならなければ出場できるかどうか分かりません」
などと言っているような者などは、
この最も大事な学びを
残念ながら学ぶことはできません。
それほど多くの氣づきを
無言で私たちに与えてくれる。
兵庫県合氣道連盟 合氣道演武大会とは、
そういう場なのです。
最後にお知らせとなりますが、
明日4月29日から5月6日までの連休期間は
この道場長ブログ『ぼくらの合氣道』を
お休みさせていただきます。
もしかしたら、
ふらりと更新するかも😆
それでは皆様、
充実したGWをお過ごしください。
――――――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技の形を追求することではありません。
他者と争うことなく、
自分自身と静かに向き合い
いかなる時も己の軸と平常心を保つこと。
そして、その日々のたゆまぬ自己研鑽が
結果として、社会や人々の喜びに繋がるような
生き方をともに探究していくことです。
自然の理(ことわり)や
日々の稽古を通じた氣づきを、
この道場長ブログ
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝