2025-07-24 03:28:00

" 環境は心を育む。私の新たな挑戦 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたり、きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 かんきょう は こころ を はぐく む。わたし の あらた な ちょうせん 』

 

 

 

"「良い環境」が育む心と身体 "

 

 

 

毎日を大切に、

日々の生活の中で、

 

私が強く感じていることの一つに

「環境」の重要性があります。

 

 

 

今日は、その「環境」

私たちにもたらす影響について、

 

「コベカツ」という

神戸市が全国に先駆けての取り組みを

例にお話ししたいと思います。

 

 

 

 

" コベカツとは?合氣道琴心館寺崎道場の新たな挑戦 " 

 

 

 

 

「コベカツ」については

 このエントリー でも触れていますので、

宜しければご覧になってください。

 

 

 

「コベカツ」とは、

神戸市立中学校に通う全ての子どもたちが

校区の枠を超えて、

様々な部活動に参加できる神戸市の取り組みです。

 

神戸市教育委員会のウェブサイトで

詳細が確認できます。

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場は、

この「コベカツ」に積極的に参画し、

 

中学校の部活動に

合氣道を取り入れる活動を始めます。

 

 

 

これは、

より多くの子どもたちに

 

合氣道を通して

正しい「心と身体の使い方」を身につけて

もらうための大切な一歩です。

 

 

 

 

 

" 地域選び・学校選びが未来を拓く "

 

 

 

 

もう一つ、

「コベカツ」の特徴として

 

神戸市立中学校に通う中学生だけではなく、

私立中学校に通う中学生や小学生、社会人、

大人から子どもまで

実に幅広い多世代交流が可能になります。

 

 

 

その上で、

「コベカツ」に登録する際、

 

合氣道琴心館寺崎道場が特に重視しているのが

「地区選び」「学校選び」です。

 

 

 

 

これは、

単に場所を選ぶという以上に、

「エネルギーの高い場所」

「良い氣が流れている場所」

選ぶということに他なりません。

 

 

 

 

人間は住んでいる街からも、

そこに集う人々からも、

とてつもない「氣」の影響を受けます。

 

 

 

住む空間や街が変われば、

そこにいる人が変わり、

 

出会いが変われば、

そこから受ける「エネルギー」も変わるのです。

 

 

 

私たちが「良い環境」と考えるのは、

単に安全で便利というだけではありません。

 

 

 

 

 

" 質の高い「情報」が心身を育む "

 

 

 

 

 

たとえば、

子どもの教育に熱心な家庭が多い地域では、

 

公立学校であっても

自然と教育の質が向上します。

 

 

 

また、

街を歩けば、

身だしなみの整った人々が

犬の散歩をしていたり、

 

その地域のスーパーやコンビニで

買い物する人の姿であったり、

 

道路を走る車や自転車の運転マナーや、

 

カフェやファミレスなどで

聞こえてくる会話が

教養を感じさせるものであったり、

 

道路が美しく清掃されていたりと、

 

 

 

日常生活の中で

「目にするもの」

「耳にするもの」「感じるもの」

 

 

つまり、五感から得られる

ありとあらゆる「情報」の質が高まるのです。

 

 

 

 

このような「質の高い環境」

身を置くことで、

 

私たち自身の「心と身体」

その街の波動と共鳴し、

より「良い方向」へと引き上げられていきます。

 

 

 

周囲の人々から良い刺激を受け、

私たち自身もまた、

「質の高いエネルギー」

発することができるようになるのです。

 

 

 

 

「人間は生きている間、学び続けるものである」

 

そう私は常々考えています。

 

 

したがって、

他人がどうこうではなく、

自分が「その道」を歩めば良いのです。

 

 

そして、

「その道」を歩む上で

 

私自身が「質の高いエネルギー」

「プラスの氣」を発しなくてはなりませぬ。

 

 

 

その意味でも「環境」は大事なのです。

 

 

 

 

合氣道は心身を正しく鍛える道ですが、

その修練の効果は、

日々の生活を送る「環境」によっても

大きく左右されると私は考えます。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " は

「環境」という視点から、

 

合氣道と子育て、

そして地域との繋がりについて

考えてみました。

 

 

「コベカツ」を通じて、

一人でも多くの子どもや地域の方々が

 

「良い環境」の中で「合氣道」と出会い、

心身ともに健やかに成長する一助となれば、

それほど幸いなことはございませぬ。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-23 03:48:00

" 花火に学ぶ「一心」の教え "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、

一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたります。

きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 はなび に まな ぶ「いっしん」の おしえ 』

 

 

 

" 夜空に咲く祈りの華 " 

 

 

毎年夏になると、

合氣道琴心館寺崎道場では

 

恒例の指導者練成稽古と

特別集中稽古が開催されます。

 

 

今年も8月1日からお盆明けにかけて、

東京と神奈川の地でお弟子さんたちと

共に汗を流す予定です。

 

 

 

この時期になると、

お弟子さんたちから決まって

 

「先生、どうせなら隅田川花火大会の時に東京に来てくださいよ!」

「とても綺麗なので、ぜひ先生にも観ていただきたいです」

 

などと嬉しい誘いの言葉をいただきます。

 

 

 

残念ながら、

これまで稽古日程との兼ね合いで、

 

その壮大な光景をこの目で見る機会に

恵まれませんでしたが、

 

いつかその大輪の花々を

夜空に眺めてみたいと願っています。

 

 

 

 

そこで、

今日の「道場長の一日一心」は、

 

この夏の風物詩、

花火に焦点を当ててみたいと思います。

 

 

 

 

 

" 花火に込められた江戸の祈り "

 

 

 

今から約300年前、

江戸時代中期の1732年。

 

享保 (きょうほう) 17年に

全国的な大飢饉「享保の大飢饉」が発生し、

 

加えて

江戸では「コレラ」を意味する疫病

「虎狼痢 (コロリ) 」が猛威を振るい、

多くの人々が命を落としました。

 

 

 

この事態を深く憂慮した

第八代将軍、徳川吉宗公は

 

亡くなった人々の霊を慰め、

疫病退散を祈願するため、

 

両国橋のたもとで行われる

夏の風物詩「納涼祭(川開き)」の際に、

 

亡くなった人々の魂を慰め、

疫病が退散するよう願いを込めて

花火を打ち上げたそうです。

 

 

 

これが、現在まで続く

日本を代表する花火大会である、

隅田川花火大会のルーツなのだそうです。

 

 

 

 

 

" 鎮魂と娯楽、そして技術の競演 "

 

 

 

 

現代の華やかな花火大会からは

想像もしにくいですね。

 

 

その起源は

疫病の流行と多くの死者への鎮魂、

そして疫神退散の祈りにあったのですね。

 

 

 

コレラに限らず、当時の夏は

様々な疫病が蔓延しやすい季節だったのでしょう。

 

 

 

 

花火は、

病に倒れた人々への供養であり、

 

彼らをあの世へ送り出すための

光でもあったのです。

 

 

 

 

当初は慰霊と疫病退散が目的でしたが、

次第に庶民の夏の楽しみとして定着し、

 

日本の代表的な花火大会へと

発展してきたという歴史があるのですね。

 

 

 

このように、

隅田川花火大会は

 

単なる娯楽として始まったのではなく、

厳しい時代に亡くなった人々への鎮魂と、

 

疫病の終息を願う

切なる祈りから生まれた歴史を持っているのです。

 

 

 

 

" 花火師たちの意地と絆 " 

 

 

 

この時に花火を打ち上げた花火師は、

「鍵屋六代目弥兵衛」であったと記録されています。

 

 

 

その後、「玉屋」も登場し

夜空に大輪の花が咲くたびに、

 

観客が「たまや~!」「かぎや~!」と

掛け声を上げたのは、

 

この二つの花火師の名から来ているのだそうです。

 

 

 

 

「鍵屋」「玉屋」の二大花火師が

技術を競い合うようになり、

その掛け声が現在まで残っているのです。

 

 

 

しかし、

不運にも「玉屋」は

火事を起こしてしまいます。

 

当時、

木造建築が密集する大都市・江戸において、

失火は重大な罪とされ

江戸を追放されるという厳しい刑を

科されたのでした。

 

 

 

一方の「鍵屋」は、

その伝統を現代にまで連綿と受け継ぎ、

 

現在も十五代目として

日本の花火文化を支え続けています。

 

 

 

 

 

" 花火から学ぶ「一心」"

 

 

 

花火は一瞬の輝きですが、

その一瞬のために

花火師たちは全身全霊を傾けます。

 

 

彼らの技術、情熱、

そして何よりも

人々の平和と安寧への祈りが、

あの夜空の大輪を創り出しているということ。

 

 

 

それは、

合氣道の稽古に繋がるものがあります。

 

 

 

日々の鍛錬、

一瞬一瞬に集中する「一心」の精神。

 

 

 

 

心ここにあり。

 

 

 

花火に込められた

先人たちの想いを感じながら、

 

私もまた、

来るべき夏の稽古に「一心」で臨む所存です。

 

 

 

皆さんも、

今年の夏、夜空に輝く花火を見上げながら、

その美しさだけでなく、

 

その裏に秘められた「歴史」

「先人たちの祈り」

思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-22 03:06:00

" 素直であることは楽しいことだ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週も宜しくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

大暑【たいしょ】初候

 

七十二候

第三十四候  桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】

二十四節氣は「大暑」へと移りました。

二十四節氣における夏の最後の節氣で、

一年で最も暑さが厳しい時期とされています。

 

「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたります。

きりの花が実を結び始める頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 すなお で ある こと は たのしい こと だ 』

 

 

 

 

 

神戸市の市立中学校では、

全国に先駆け

 

2026年度に部活動を終了し、

生徒が地域の方々とともに活動する

 

「神戸の地域クラブ活動」

「KOBE◆KATSU(コベカツ)」が始まります。

 

 

コベカツとは、

校区を越えて子どもたち自身が

「やりたいこと」を選んで活動でき、

 

これまで部活動に無かった

新種目に取り組むことができます。

 

 

 

地域のスポーツ、文化団体をはじめとした

幅広い団体が主体となり、

 

中学校の施設を活用し、

スポーツや文化活動など、

子どもたちに活動の場を提供する。

 

 

 

2026年9月から、

神戸市内で全ての神戸市立中学校が

地域の教育資源と連携し、

 

子どもたちの学びをさらに豊かにする

取り組みとして始まります。

 

 

 

 

「中学校の部活動で合氣道をやれないか?」

 

 

私自身、

合氣道の指導者として活動を始めた頃から

ずっとそんな思いがありましたので、

 

 

合氣道琴心館寺崎道場は

コベカツに " 積極的 " に参画いたします。

 

 

 

 

 

 

" 偶然ではない、必然の導き " 

 

 

 

 

今月末 (2025年7月31日) で

コベカツの二次募集が締め切られるため、

 

私はもう一度、

自分の生活スケジュールを見直し、

 

神戸市の一区一校でも多く

合氣道琴心館寺崎道場の合氣道を

取り入れてもらうべく、

 

PCに向かって登録作業を進めていました。

 

 

 

そんな折、

先日、所属する

兵庫県合氣道連盟会長の琴地茂先生より

 

「コベカツで東の地区はされないのですか?」と

ご質問をいただきました。

 

 

 

 

実は、

私自身もそれが氣になっていたところでした。

 

 

二次募集が始まってすぐに、

神戸市中央区、兵庫区、北区、西区の

4区の中学校と地域施設の登録を

済ませていましたが、東地区がないのです。

 

 

 

神戸市の東といえば、東灘区、灘区です。

 

 

 

それらを加えるとなれば、

自分の生活スケジュール的には

もう限界に近い状態です。

 

 

 

「本当にやれるのか?」

 

 

 

しかし、

私の中でくすぶっていた思いと、

会長からのこのご質問。

 

 

 

これは決して " 偶然 " ではありません。

 

 

 

そもそも、

世の中に " 偶然 " というものは存在せず、

全ては " 必然 " だと私は考えています。

 

 

 

 

これはお天道さまからの

「その場所でやりなさい」という、

ありがたいメッセージに他なりません。

 

 

 

 

「よし!やるぞ」

 

 

 

そうと決まれば、

居ても立ってもいられず、

 

早速、車でその地区の中学校を

下見に行ってみました。

 

 

「この道のりを来年から通うんだ」

 

「たくさんの素晴らしい人たちとの出逢いが待ってるんだ」

 

 

まだ見ぬ元氣ハツラツとした

中学生の顔が浮かんできます。

 

 

 

そんな子どもたちと

共に合氣道を学び、成長できる。

 

 

 

胸の高鳴りが抑えきれず、

とてもワクワクしました。

 

 

 

 

 

 

" 素直さから生まれる「成功」" 

 

 

 

 

 

私はまだまだ未熟者であり、

まだまだ発展途上にあります。

 

 

しかし、

幸いなことに子どもの時から

" 素直さ " だけは備わっていました。

 

 

 

残念ながら両親はもう他界しており、

確かめることはできませんが、

 

幼少期に受けた両親からの教育の中で、

この " 素直さ " を身につけることが

できたのでしょう。

 

 

 

 

この " 素直さ " が、

やがては " 謙虚さ " へと結びつき、

 

その " 謙虚な姿勢 " から生まれた行動が、

今回のように「ワクワク感」へと進み、

 

 

最終的には

「成功」につながるのであると、

私は信じています。

 

 

 

 

 

自分の中にある

" 消極的 " な固定観念やプライドに

固執していては、

 

新しい学びや氣づきを得ることはできません。

 

 

 

" 素直な心 " で他者の言葉に耳を傾け、

自らの行動を省みることができる人こそ、

 

成功への扉を開くことができるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

この東の地区での新たな挑戦も、

" 素直な心 "

 

一つひとつのご縁を大切にしながら

今後も進めていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-18 03:16:00

" お天道さまが応援してくれる生き方 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】末候

 

七十二候

第三十三候  鷹乃学習【たかすなわちわざをなす】

「小暑」は末候へと移りました。

「鷹乃学習」は7月17日~21日ころにあたります。

 

鷹が飛ぶことを学び、狩りの練習を始める頃を指します。

 

日本では古くから行われていた鷹狩りは

古い伝統猟法として『日本書紀』にも登場し、

鷹の成長を見守るこの時期は、

人々の暮らしにも密接に関わっていました。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 おてんとうさま が おうえん し て くれ る   いき かた 』

 

 

 

 

" 運を引き寄せる「覚悟」の道 " 

 

 

「運がいい人」と聞いて、

みなさんはどんな人を思い浮かべますか?

 

 

 

才能に恵まれ、

何でも " 濡れ手で粟 " のように

利益を得る人でしょうか。

 

 

 

それとも、

宝くじが当たるような、

特別な「強運」の持ち主でしょうか。

 

 

 

 

合氣道師範として、

私はこれまで

多くのお弟子さんと関わってきました。

 

 

 

そして、

その関わりの中で一つ言えることは、

 

 

「運を引き寄せる人」は、

私たちが考える「運」とは

少し違う場所で、

人生を切り開いていくことを

知っている人たちです。

 

 

 

 

 

 

" 運の正体は「自分」にある " 

 

 

 

 

 

「運がいい人」は、決して楽な道を選びません。

 

 

 

むしろ、

あえて「困難な道」を選び、

 

その苦労を楽しみ、

乗り越えることで、自身の「器」を広げます。

 

 

 

失敗した時、

彼ら彼女らが口にするのは

「どうすれば次は成功できるか」

という言葉です。

 

 

 

その原因を環境や他人のせいにせず、

「自分に何が足りなかったのか」 

それを徹底的に見つめ、改善しようとします。

 

 

 

 

これは、

自分の人生に対する「全責任」

引き受ける「覚悟」です。

 

 

 

悪いことが起こった時も、

「なぜ自分は、この状況を招いてしまったのか」

自問し、自分自身の至らなさを

「謙虚」に受け入れます。

 

 

 

 

 

 

" 楽な道を選ぶことの落とし穴 " 

 

 

 

 

一方で、

「運が良くない人」は、

必ず楽な道を選びます。

 

 

 

困難を避け、

安全な道、楽な道を進むことで、

一時的な安心感を得ようとします。

 

 

しかし、

失敗した時、彼らはその原因を

「他人や環境のせい」にします。

 

 

 

「あの人のせいで」

「運が悪かったから」と、

責任を外に求めます。

 

 

 

 

これは、

自分自身の成長の機会を放棄している

以外のなに者でもありません。

 

 

 

他人を責めているうちは、

自分の課題に氣づくことができません。

 

 

 

そして、

いつまでも同じ場所で立ち止まって、

 

同じところを

ただぐるぐると回っているだけの

人生であると、

私は自信を持って言い切ります。

 

 

 

安全な道、楽な道を選ぶということは、

一見すると自己の「危機管理」

高いように考える人もいますが、

全くそうではありません。

 

 

 

むしろ、

そのような人は「危機管理能力」

低い人たちであると私は思います。

 

 

 

危機に直面した時、

どうしていいか分からず、

右往左往して

狼狽(うろた)える人たちなのです。

 

 

 

こういう人を

「お天道さま」は決して応援しません。

 

「宇宙」も応援しません。

 

「天地大自然」も応援してくれません。

 

 

 

 

 

 

" 幸運を引き寄せる道とは " 

 

 

 

 

 

 

運がいい人は、

困難な道を選び、

失敗の原因を自分に見出します。

 

 

それは、

自らを常に進化させ、

「より良い自分」になるための

修行だからです。

 

 

 

「より良い自分」になるということが、

 

 

「世の中のため」、

「人のため」、

「社会のため」になる

原点ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

合氣道も同じです。

 

痛い関節技の稽古や、

思うようにいかない技に

私たちは何度も直面します。

 

 

それでも、

それを他人のせいにせず、

 

自分の心と身体に向き合い、

 

「どうすればもっと強くしなやかになれるか」を

問い続けます。

 

 

 

 

「運」は、

誰かが与えてくれるものではなく、

自ら作り出すものです。

 

 

 

 

楽な道を選ぶのではなく、

あえて困難な道を選び、

 

すべての出来事から

学びを得る「覚悟」を持つこと。

 

 

 

それこそが、

幸運を引き寄せる「最強の道」であり、

 

「天地大自然」に適う

生き方なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-07-17 03:22:00

" 「何をしたらいい?」に効く処方箋 ! 目の前のことに没頭せよ "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小暑【しょうしょ】末候

 

七十二候

第三十三候  鷹乃学習【たかすなわちわざをなす】

「小暑」は末候へと移りました。

「鷹乃学習」は7月17日~21日ころにあたります。

 

鷹が飛ぶことを学び、狩りの練習を始める頃を指します。

 

日本では古くから行われていた鷹狩りは

古い伝統猟法として『日本書紀』にも登場し、

鷹の成長を見守るこの時期は、

人々の暮らしにも密接に関わっていました。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 " なに を した ら いい?" に き く しょほうせん ! め の まえ の こと に ぼっとう せよ  』

 

 

 

 

" 今、目の前にあることに心を尽くす "

 

 

 

一体自分は、「何をすればいいのか?」

 

合氣道に出会う前の私は、

よくこんなことを考えたものです。

 

 

 

しかし、

「人生はこの上なく簡単」

とても「シンプルなもの」であると、

合氣道から学ぶことができました。

 

 

 

 

「今、何をすればいいか分からない」と

立ち尽くす人がいるとする。

 

 

 

でも、答えはカンタン。

 

 

そんな時こそ

目の前に現れたことに、

ただひたすら、心を尽くして

取り組んでみることだ。

 

 

仕事でも、趣味でも、

あるいは日々のちょっとした

遊びでも構わない。

 

 

 

その小さな

「一点」「全力を注ぐ」ことから、

 

自分の世界は少しずつ、

確実に広がり始めるのです。

 

 

 

 

世界が広がれば、

そこにはまた新たな

「一心不乱に取り組むべきこと」

現れてくるのです。

 

 

 

その繰り返しこそが、

自分の「いのちの躍動」を生み出し、

 

やがて

「自分は天地大自然の一部である」という

深い境地へと導いてくれるはずです。

 

 

 

 

 

" 海が教えてくれた天地大自然の摂理 "

 

 

 

 

私自身、

10代の終わりから50歳まで、

長きにわたりサーフィンに没頭しました。

 

 

荒々しくも美しく雄大な海と

向き合う中で、

 

痛感したのは

「人間は大自然の力には到底及ばない」

という厳然たる事実です。

 

 

 

海は、

私たち人間が

 

どうにもコントロールできない、

畏敬すべき尊い存在なのです。

 

 

 

その広大さと力強さ、

そして時に見せる厳しさに触れるたび、

 

私は大自然に対しては、

「人間の力ではどうにもできない」

尊いものであると深く学びました。

 

 

 

そして、

その大自然の中に身を置くたび、

 

自分が「天地大自然の一部」であると

確信することができました。

 

 

 

 

今にして思えば、

このサーフィンの経験があったからこそ、

 

 

私はお弟子さんたちに

「絶対的天地大自然に従うことが正しい生き方である」

自信を持って教えることができます。

 

 

 

海に入れば、

海の法則に逆らうことはできません。

 

その摂理にただ従う。

 

 

 

これは

陸上での私たちの生活にも通じる

普遍的な真理です。

 

 

 

 

" 重力と身体の調和 " 

 

 

 

 

私たちは

陸上では常に" 重力 " の影響を

受けて生きています。

 

 

この重力に逆らう生き方こそが、

肩こり、腰痛、首の凝りといった

身体の不調を引き起こす一因となるのです。

 

 

 

 

重力に従い、

身体の重みが自然と

「落ち着くべき場所に落ち着く」とき、

心身の「落ち着き」が生まれるのです。

 

 

 

 

 

自分は何をしたらいいのか?

 

 

 

まずは

目の前のことに一心に取り組むこと。

 

 

それは次の大事なステップです。

 

 

 

そこから

また新たに出現してくる目の前のこと。

 

 

それも次への大切なステップです。

 

 

 

「生きる」ということは

決して難しいことではありません。

 

 

 

とてもシンプルで簡単なこと。

 

 

 

目の前の流れに従う。

 

 

 

それはまるで、

天地大自然の摂理に身を委ねるように、

 

私たちの心と身体を調和させる

大宇宙の営みなのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝