2025-01-24 04:01:00

" 道は守るもの "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『みち は まもる もの』

 

 

 

昨日の昼食は

炭火焼鳥丼を美味しくいただいた。

 

そのお店は

客からオーダーが入ってから

鶏肉を一枚一枚、

丁寧に炭火で焼いてくれる。

 

 

店員さんが焼いてくれるのを

カウンター席から

眺めながら、

ふと、こんなことを思った。

 

 

炭火で焼くから

ここの焼鳥丼は美味しい。

 

 

だから、

その熱くいこった炭火は

重宝され、大切に扱われる。

 

 

その熱くいこった

大切な炭火が

客席に飛んできたとしたら、

客は大やけどを負い

カウンターは焦げるだろう。

 

 

そうなれば、

その炭火に感謝したり

褒めたりする人は

いないのではないか。

 

 

その炭火は

即座に叩き消されるか、。

水をかけられるだろう。

 

 

鶏肉を焼く炭火も

叩き消された炭火も

 

全く同じ炭火であり、

炭火そのものに

差異はないのだ。

 

 

何が違うのか?

 

 

それは

使い方を誤っただけのこと。

 

ただ、使い道を

誤っただけのことなのです。

 

 

 

道を誤ってしまったら、

その値打ちが無くなる。

 

 

 

道を間違い、

踏み外してしまったら

 

 

プラスのものが

マイナスにもなり得る。

 

 

 

合氣道の稽古も然り、

 

 

 

私達の

日常生活、仕事、勉強、

家事、育児、食事など、

 

 

人生にあてはまる

ことではあるまいか。

 

 

 

物と事、

一切の事柄には、

それぞれ

正しい道というものがある。

 

 

 

道は守ってこそ、

価値があるのでありまする。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-23 03:26:00

" ゆりもどし "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

今日のお題

 

 

『ゆりもどし』

 

 

合氣道の出稽古や

勉強会などで、

東京や京都へよく出かける。

 

 

東京の都心での移動は

東京メトロや都営地下鉄が便利だ。

 

京都ではバスをよく利用する。

 

 

先日、

京都でバスに乗っていると

聞こえてくる言葉は

外国語で溢れかえっていた。

 

全く日本語が聞こえないのだ。

 

周りを見渡しても外国人ばかりで、

思わず日本人の乗客を探した。

 

 

「ここはどこ」、

「私はだれ」と思わず心で呟いた。

 

 

観光地はどこも

外国人と外国語で溢れている。

 

 

日本人を探す。

日本語にホッとする。

 

 

 

コロナ禍で観光業は

大きなダメージを負った。

 

その後、

円安も影響して

連日多くの外国人が

日本を訪れている。

 

いわゆるインバウンドだ。

 

 

次の東京出張の際に

宿泊するホテルを

交通の利便性などを

考慮して探しながら驚いた。

 

「えっ!こんなに高いの」

 

よく利用していた

ビジネスホテルやシティホテルが

値上がりしている。

 

 

もちろん

時期にもよるのだが、

 

6,000円〜8,000円位だったのが、

軒並み10,000円位になっている。

 

 

 

その要因は

コロナ禍に旅行を控えていた分、

 

旅行へ行けるように

なったことで

 

急激に需要が増えたことや、

インバウンド需要も同時に回復して、

 

国内需要よりも

料金に寛容なインバウンド需要に

合わせた基準などで

宿泊料金が高騰しているらしい。

 

 

これも一つの

" ゆりもどし " なのかな。

 

 

一度、片方に傾いたり、

揺れたりしたものが

元に戻ろうとする作用だ。

 

 

政治も同じだ、

中心を保とうとするために

右に傾けば左に傾く。

 

 

この " ゆりもどし " は

万物に共通する

自然の摂理である。

 

 

普遍的な法則であり

宇宙の真理であるから、

私達はそれに従って

生きるほかない。

 

 

 

とはいえ、

このように

あらゆるものが

値上がりしては、

 

私達の

財布の紐も固くなる一方だ。

 

 

しかし、それも

やがてゆっくりと時間をかけて

中心へと落ち着いていくのだろう。

 

 

物体の重みが

落ち着くべきところに

落ち着くことを

" 落ち着き " と言うのだから、

 

そうなっていくのだろう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-22 03:22:00

" 何にでも順序がある "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

『なに に でも じゅんじょ が ある』

 

 

どんなものでも、

どんなことでも

物事には

必ず、順序がある。

 

 

遠くにあるものを

手に取ろうと思えば、

まず近くのものから

取らねばならない。

 

 

遠くへ行こうと

思えば、

まず近くから

出発しなければならない。

 

 

習字は、

楷書から始めて

行書、草書へと段階を踏む。

 

 

通るべき道というものには

必ず、道順があるのだ。

 

 

合氣道も同じだ。

 

 

技は楷書から学ぶ。

 

一つの技を

さらに細かく分け、

手の動き、足の動き、

目線、肩、肘の位置など、

 

一挙手一投足を

決められた順序で稽古する。

 

 

その一挙手一投足には

それぞれ意味がある。

 

それを丁寧に

説明しているにも関わらず、

 

勝手に技の順序を

変えてしまう人も少なくない。

 

ついつい、

面倒になって

教わった通りにしない。

 

そこで、

師範の私が

「投げてみて」と

その人の手を取る。

 

「さぁ遠慮せず、どうぞ」

 

結果は

投げることができないばかりか、

ほんの数センチも

私を動かすことができない。

 

 

そこで初めて氣付く。

 

順序通りしてない人は

絶対に相手を投げることが

できなくなるのだ。

 

 

氣付いては忘れ。

忘れては氣付く。

 

大体、そんなものです。

 

 

でも、

その先に違いが出てくる。

 

 

真剣に " 道筋の理 " を

探究する者は

 

決して、

順序を間違えないのだ。

 

 

あなたはどちら?

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-21 03:30:00

" しない " と " できない "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

『しない と できない』

 

 

 " しない " と " できない " を

一緒くたにしてはいけない。

 

 

" しない " とは

する氣がない事をいう。

 

その言葉の通り、

" しない " のである。

 

 

例えば、

私はエベレストには

登らない。

 

登山に興味がないからだ。

だから

登山を " しない " 。

 

 

一方、

" できない " とは

やるだけやってみたが、

" できなかった " のである。

 

 

従って、

 

" しない " と " できない " は

違います。

 

 

このような

ごく当たり前のことを

分かってない人が多い。

 

 

そういう人、

あなたの周りにも

きっといると思いますよ。

 

 

やりもしないで、

できない、

できません、という。

 

 

それは

" できない " ではなくて、

" しない " なんでしょ。

 

 

何事も順風満帆に

事が運ぶ時はいいが、

 

少し、調子が悪くなると

すぐに " できません " になる。

 

そして、

そのストレスで

頭痛がしたり、肩が凝ったり、

歯が痛んだり、腹が痛んだりする。

 

その原因は

一体、どこにあると思います?

 

他人でもなければ、

環境でもありませんよ。

 

 

自分の心にあるのですよ。

 

 

 

世の中、

そんなに甘いものでは

ありませんよ。

 

 

人生の大半は

思い通りに

いかないことばかり。

 

 

人生の大半が

そうなんですよ。

 

 

その人生に生きていて、

 

" できない、できない " と

言っているようでは、

 

 

自分の人生は

何もできない人生だ。

 

そう言っている

ようなものですよ。

 

 

こんな面白くない人生を

私は歩みたくないですね。

 

 

あなたはどうですか?

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-20 03:43:00

" 人間は鍛錬しないと怠けるよ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

 

『にんげん は たんれん しない と なまける よ』

 

 

 

人間は

毎日毎日、

鍛錬しないと怠けます。

 

 

面倒、厄介、わずらわしい、

飽きる、億劫、嫌氣がさす。

 

 

そういう

" 心の芽 " が出たら、

瞬時に

切り捨てねばなりません。

 

 

「まぁ、これ位ならいいか」

 

" これ位なら " 

 

その " これ位 " を

放っておくと、

 

やがて

" これ位 " の

許容範囲が

みるみる拡がっていく。

 

 

そして、

怠け心が

本領を発揮しだすのだ。

 

 

さらに

齢 ( よわい ) を

重ねるほど、

それが凄まじくなるから、

 

ほんの小さな

" 怠け心 " であっても

即座に切り捨てることだ。

 

決して、決して、

油断してはなりませぬ。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝