2024-03-05 06:48:00

" 賢者と愚者 "

技を通じて

 

相手との適切な

 

距離感や間合い、

 

 

 

 

 

動きの中での

 

自分の姿勢、

 

相手の姿勢、

 

 

 

 

 

手足の動きの

 

一挙手一投足まで、

 

 

 

 

 

自分事として

 

落とし込むことができれば、

 

 

 

 

 

生き方も

 

人生も

 

変わってくるのだけどね。

 

 

 

 

 

 

 

賢者ならそうするが、

 

 

 

 

 

愚者は技を生き方として

 

捉える思考回路がない。

 

 

 

 同じ学びでも

 

自分の生き方として

 

捉える賢者と

 

 

技は道場でのみ

 

実践することしか

 

考えられない愚者とでは

 

人生において

 

天と地ほどの

 

差が出ることは

 

言うまでもございませぬ。

 

 

 

道場長 拝

2024-03-04 06:21:00

" 子どもにも高難易度なことを教える理由はここにあり "

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合氣道には

 

剣や杖を使う稽古がある。

 

 

 

 

 

それは剣や杖の特性を活かし、

 

それを普段の生活に役立てるためだ。

 

 

 

 

 

その学びとは

 

 

 

 

 

物は使うものであり、

 

物に使われては

 

いけないことである。

 

 

 

 

 

 

 

「子どもだから大人になってからやればいい」とか、

 

「剣や杖は大人の稽古で初段間近の人がする稽古だ」なとど言っていてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

子どものときから少しずつ、

 

学ばせるべき

 

意味のある稽古である。

 

 

 

 

 

 

 

師範は「明日あり」などと

 

考えてはいけない。

 

 

 

 

 

「夜半に嵐は必ず吹くものだ」と

 

常に考えておかねばなりませぬ。

 

 

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-03-01 08:26:00

" 身が美しいとは自分に課すもの、それが躾です "

社会や組織、団体の

 

ルールや規約を

 

守らない人に限って、

 

他人のことに

 

よく口出しする。

 

 

 

 

 

 

 

自分の足元を

 

見ようとしないから

 

見えないのだ。

 

 

 

 

 

間違ったことを

 

正そうとしない。

 

 

 

 

 

 

 

そういう人は

 

愚かなことに

 

自分の躾(しつけ)が

 

出来ていない、

 

 

 

 

 

わがまま人間だ。

 

 

 

 

 

 

 

こういう人には

 

なりたくないね。

 

 

 

 

 

 

 

自分を躾けないと、

 

身を美しくしないと、

 

わがままを

 

直さないと

 

 

 

 

 

 

 

他人に口出し出来ないよ。

 

 

 

 

 

 

 

自分を躾けることが

 

出来ない人は

 

一流にはなれないね。

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-02-29 07:28:00

" 世界へはばたく人となる三原則 "

一つ、仕事や趣味に他と異なる他より優れた特色を持て。

 

 

 

二つ、人の話をよく聞けて、自分の考えをはっきりと主張できる人になれ。

 

 

 

三つ、日本の文化と悠久の歴史に誇りを持ち、学び、それを伝承する人になれ。

 

 

 

 

仕事でも趣味であっても、

学びというものは

人の真似事ではだめだ。

 

 

一人ひとりが

創造性と個性を持ち、

 

 

他人の個性を尊び、

 

 

社会全体が

これを尊重し育む

重要性を認識すること。

 

 

 

 

そして、

 

 

日本という国を学び直して

日本の悠久の歴史と

文化に誇りを持とう。

 

 

 

 

日本の伝統あるものを

きちんと認識して、

 

 

 

それに触れ、

語り、

それを楽しみ、

 

 

 

それを

次世代に伝承してゆく

必要性がある。

 

 

 

 

日本古来から

あるものについての知識、

たしなみも身につけて

 

 

 

日本人として

世界へはばたこう。

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-02-28 06:33:00

" 明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは "

「あすありとおもうこころのあだざくら、よわにあらしのふかぬものかは」

 

 

世は無情だ。

 

明日があると思っていると、

桜の花がはかなく散るように、

機会を失うことになる。

 

 

一度でも

その機会を逃してしまうと

次はなくなる。

 

 

 

夜半に嵐は吹く

 

 

 

今日学ばずとも明日あり、

今年学ばずとも来年あり

などとは

考えてはいけない。

 

 

人の時間は

無限にあるものではない。

 

 

その人の思考には

関係なく時は流れ、

 

 

夜半に嵐は吹くことを

決して

忘れてはいけない。

 

 

 

 

道場長 拝