2024-12-02 04:56:00

" 生きた教科書 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『いきた きょうかしょ』

 

 

石破 茂 首相の

立ち居振る舞いが

SNS上で話題となり、

 

「日本の恥」というワードが

トレンド入りする

事態になってしまった。

 

 

ペルーの首都リマで開かれた

アジア太平洋経済協力会議(APEC)での

 

マナーの悪さが

SNSで物議を醸している。

 

 

石破 茂 首相のもとへ

駆け寄ってきた

外国首脳に対し、

 

座ったまま

握手を交わした様子が

映像で報じられ、

 

外交上の礼儀作法の悪さを

指摘する報道やコメントが

 

テレビ、新聞、SNSで

話題になった。

 

 

この件について

どう思うか?

 

合氣道寺崎道場の

数名の小学六年生に

聞いてみた。

 

「恥ずかしい」

「ちゃんと立って握手するべきや」

 

という意見が即座に出た。

 

 

小学六年生でも

即座に答えられる程、

誰でも分かることだ。

 

 

まさか、日本の先頭に立って

日本の国益と

日本国民を護る

リーダーである、

 

第103代内閣総理大臣の

石破 茂 首相が

分からないはずがない。

 

国民の非難の声も

もっともなことだ。

 

テレビ、新聞、SNSでも

非難する声が

圧倒的に多く見られた。

 

 

しかし、

本当のところはどうだろうか?

 

 

ごく普通の

ごく当たり前の

立ち居振る舞いが

出来なかった要因は

 

心の状態にあったのでは

ないだろうか。

 

 

各国の首脳達と

同じ場に居合わせることに

 

心が上ずっていたのでは

ないだろか。

 

 

心の状態が身体に表れる。

 

上ずった心では

冷静な判断が出来ない。

 

 

そういうことは

何も今回の

石破総理だけではなく、

 

我々の身にも

いつでも起こり得ること

ではないだろうか。

 

 

他山の石として

訴えることなのでは

ないだろうか。

 

 

" 誰でもそうなる危険性がありますよ "

 

 

ただ寄ってたかって

非難の嵐で石破総理を

総攻撃するのではなく、

 

 

" これが生きた教科書ですよ "

 

 

この学びを

自分への戒めとして

生きていきましょう。

 

 

そういう報道をする

テレビ、新聞、ネットニュースが

 

日本に一つくらい

ないものだろうか。

 

 

つくづく、そう思った。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝

2024-11-29 03:46:00

" 大安売りで引き受ける "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『おおやすうり で ひきうける』

 

 

先つ日、

中学のクラス会に参加した。

 

「3年4組クラス会」

 

2年に1回の開催だったが、

皆、還暦過ぎたので、

 

" 会えるうちに集まろう "

ということで、

 

毎年開催することになった。

 

私は2年に1回位が

ちょうど良いように思うのだが…

 

 

昨年は幹事を任された。

 

何事も引き受けるからには

喜んで引き受ける。

 

いつでも引き受けます。

 

これが私の信条だ。

 

 

何の道、

誰かがやらねば始まらない。

 

 

何事も

頼まれ事は快く引き受ける。

 

無理でない限り、

断らない。

 

その役目に必ず、

何かしら

やらなければならない

意味があるからだ。

 

 

世の中は全て必然。

 

 

起こるべくして起こる。

 

 

そういう思いが

全身から出ていたのか?

 

その氣がクラス会の

同級生達に伝わったのか?

 

 

それは知らないが、

また来年も幹事を任された。

 

 

来年どころか、

どうやら

永遠の幹事に

されてしまったようなのだ。

 

 

はい。

喜んで引き受けます。

 

 

クラス会から帰宅し、

家族にその旨を伝えると、

 

妻からは

「はぁ?また?おだてられて、やらされる事になったん?」

 

娘からは

「いいように使われてんな、お父さん」

 

そう言われた。

 

 

そう。

そのとおりだ。

 

 

おだてられて、

いいように使われてる。

 

 

" 豚もおだてりゃ、木に登る "

 

 

 

合氣道では

常に相手の氣を尊び、

決してぶつからない

稽古をしている。

 

相手の氣とぶつかれば

相手を投げることが

困難になるからだ。

 

相手の氣を尊重して、

相手の行きたい方向に

相手を導けば、

 

簡単に「ヒョイ」と

投げることが出来る。

 

 

合氣道とは

日常に活かすもの。

 

 

永遠の幹事を

快く引き受けた私に

皆、投げられたも同然なのだ。

 

しかも、皆、

喜んで転がったのだ。

 

世の中は愉快なものだ。

 

 

一方で、

「いや、私はもうやりませんよ」

 

「いやいや、オレは何も出来ないわ」

 

 

このような傲慢な姿は

見ていて非常に見苦しい。

 

自ら自分の値打ちを下げている。

 

 

傲慢、遠慮、

氣兼ね、わがまま、

思い上がり。

 

それらは一番、

天地大自然から

守ってもらえない

心のあり方だ。

 

そういう人は

不健康な人が多い。

 

 

その人達も例外に漏れず、

同様だろう。

 

心身ともに

病む人が、

この様なタイプの人だ。

 

これまで多くの

そういう人を見てきて

そう思う。

 

 

病氣、薬、医者と

一生、縁が切れない人なのだ。

 

 

人間は天地大自然に

守られてこそ、

本当に心身ともに

元氣になれ

生き生きとして、

健康になれるのだ。

 

 

 

人の思いは " 高く買って "

自分を " 安く売る "

 

 

大安売りするんだ。

 

 

ありがたく

尊く、感謝して

人の思いを買って、

 

氣楽に心安く親切に、

自分を安く売る。

 

 

自分を護る

護身術など一切必要なし。

 

 

全ては

天地大自然にお任せして、

 

流れのままに

決して逆らわず、

 

あるがままに

受け入れて

 

自分の身を惜しまず、

親切を惜しまず、

真心を惜しまず、

 

笑顔を添えて、

自分自身を

大安売りするのだ。

 

 

それが

純粋な清く美しい心だ。

 

 

私の家族同様、

周りから見れば

馬鹿でお人好しのように

見えるかもしれない。

 

 

でも、

純粋で明るい、

生き生きとした

豊かで無邪氣な心こそ、

氣が出た尊い姿であると

私は信じている。

 

 

人から馬鹿に

見られようと、

 

感謝する心、

人の思いを高く買う心、

自分を大安売りする心、

 

これをたくさん持ち、

丁寧に毎日磨くことが

輝く人格になる。

 

それが信頼となる。

 

良き運命を引き寄せる

強さとなる。

 

 

良い縁と結ばれる。

 

 

今日蒔いた種が、

将来に芽となって表れる。

 

 

蒔いた種通りの

芽となって自分の

前に表れる。

 

 

良い種を蒔けば

良い結果として、

 

悪い種を蒔けば

悪い結果として表れる。

 

 

それが、因と縁。

 

因縁とはそれを言うのだ。

 

 

それは厳然として

公平に行われる

天地大自然の配剤で

ありまする。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝

2024-11-28 04:34:00

" 苦難の先に道は開ける "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『くなん の さき に みち は ひらける』

 

 

何かを始めたときは、

大体、一旦は落ち込むものだ。

 

その始めたものが、

自分にとって

必要、大切、大事な

事柄であるほど、

必ず一度は落ち込む。

 

 

何でもそうだ。

 

 

必ず抵抗がある。

 

 

水泳は

手で水を搔くから

前に進むことができる。

その時、

大きな水の抵抗がある。

 

昔の車は

よく故障したものだ。

 

 

人が成長しようとする時、

物が進化しようとする時、

社会が変わろうとする時、

 

必ず

抵抗と苦しみと

沈み込みがある。

 

 

それは敵でもなければ

邪魔者でもない。

 

 

起こるべくして

起こった、

天地大自然の

絶対的な大法則である。

 

 

何かを始めた時

一度は天地大自然に

苦しめられる。

 

 

抵抗を生じさせる。

 

 

天地大自然に試される。

 

 

一所懸命に

やろうとすることが

うまくいかないことがある。

 

 

私は何度もそれを経験した。

 

 

道場を始めた時、

毎月多額の赤字だった。

 

残された人生は

人ために、世の中のために

なることをしよう。

 

その志で始めた

合氣道の道場を

続けることに

相当苦しめられた。

 

多額の赤字を

埋めるために

夜中も働いた。

 

一体、

何のためにやってるのか。

 

精神的にも

肉体的にも

本当に

辛く厳しい時期だった。

 

 

しかし、

その先に待っていたものは

 

金では買えない

健康と心の強さを

天地大自然から

与えられたことだ。

 

そして、

子どもから大人まで

たくさんの

素晴らしい人との

出会いだ。

 

 

あの時、

挫けずに

ほふく前進でも

前に進んだ結果として

今がある。

 

 

 

何かを成し遂げた

偉大な人々の著書を読んでも

似たようなことが

起こっている。

 

 

 

私の小さな人生にも

それは起きた。

 

 

 

" 艱難の先に道は開けるのだ "

 

 

逆境に負けてはいけない。

 

 

 

全ては

起こるべくして

起きたこと。

 

 

天地大自然に試され、

それを打ち破った人にしか

見ることが出来ない

壮大な絶景がある。

 

 

落ち込まずに

悲しまずに

諦めずに、

今日も前に進もう。

 

 

その姿を

必ず天地大自然は

見てくれている。

 

そして、

絶妙のタイミングで

手を差し伸べてくれる。

 

 

信じて前進しよう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝

2024-11-27 04:35:00

" 自分だけがよくなることは絶対にない "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『じぶん だけ が よくなる こと は ぜったい に ない』

 

 

こんな平易で

単純明快なことを

 

分かってない人が

あまりにも

多いように思う。

 

 

周りの事なんて

どうでもいい、

 

世の中の事など

関係ない、

 

他人のことなど

知ったことか。

 

とにかく

自分がよくなれば、

それでいいんだ。

 

 

 

それは

絶対に無理なことなのだ。

 

 

天地大自然の

理に適ってないから

無理なことだ。

 

 

人間は皆、

天地大自然の中で

生かされている。

 

 

何回も言うが、

天地大自然の

理に適ってないことは

絶対に無理なんだ。

 

 

世の中全体が

よくならなければ、

 

自分もよくならない。

 

 

自分がよくなりたければ、

世の中をよくしないと。

 

 

大勢の人が

もっと真剣に

世の中をよくする

努力をしないと、

 

私達はよくならないよ。

 

 

微力でもいい、

自分にできる

たとえ小さな事でも

 

大勢の人がやれば、

大きな事にもなる。

 

 

まずは自分から

率先してやる。

 

文句も言わずに

黙って黙々とやる。

 

やり続けていくうちに

自分の周りの人も

 

感化して

やりだす人が必ず出てくる。

 

 

ためにならないテレビを

見る時間を

少し減らしてでも、

小さな事をやる。

 

 

仕事帰りに、

学校帰りに

道端に落ちているゴミを

一つ拾う。

 

それだけでも

世の中をよくしている。

 

 

" 世のため、人のため "

 

ほぼ毎回、

このブログにも

書き込んでいる。

 

 

不肖、私の

この様な拙い文でも

 

合氣道寺崎道場の

会員ではない

見ず知らずの方々から、

「自分自身を律する」

という趣旨のメールを

頂くことも少なくない。

 

 

 

この道場長ブログ

" ぼくらの合氣道 " を

 

毎日読んでくださる

読者の皆様の

潜在意識にも

 

 " 世のため、人のため "

 

この言葉は必ず入っていく。

 

 

毎日こつこつと

ブログやSNSで

小さな事を発信する。

 

それを続けることも

世の中をよくする

小さな、小さな

一つの方法でもあるのだ。

 

 

できることは

工夫次第で

いくらでもある。

 

 

皆が知恵を絞り合い

実践する。

 

 

 

遠く離れた国の

戦争であっても、

 

地球は丸く繋がっている。

 

 

世界全体が

よくならなければ、

 

日本もよくならないのだ。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝

2024-11-26 04:30:00

" 人間だなんて思っちゃいけない "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『にんげん だ なんて おもっちゃ いけない』

 

 

 「十万人が愛した言葉」

という著書の中に、

 

通算756本の

ホームラン世界記録を作った、

 

王貞治さんの

生き方の流儀に

こんな言葉があった。

 

 

「十万人が愛した言葉」

監修 藤尾秀昭

致知出版社

令和元年

p49

 

" 基本的にプロというのは、

ミスをしてはいけないんですよ。

プロは自分のことを、

人間だなんて

思っちゃいけないんです。

百回やっても、千回やっても

絶対俺はちゃんとできる、

という強い気持ちを

持って臨んで、

初めてプロと言えるんです "

 

 

最初にこの言葉を

その著書で読んた時、

 

「さすが王さん、すごいなー」

 

未熟者の私は

そんな印象しかなかった。

 

全くと言っていい程、

深く心には入ってこなかった。

 

だって、

自分はどう考えても

人間だから、

 

" プロは人間だなんて

思っちゃいけない、"

 

そう言われても

やっぱり人間だし。

 

 

僭越ながら、

不肖私も

合氣道師範であり、

その道の専門家ですから、

私もプロなのです。

 

" すごいなー " とは思うが、

私は人間だから

この言葉は深く入らなかった。

 

 

それともう一点、

 

" ミスをしてはいけない "

 

人間は成功からは

多くは学べない。

 

むしろ、

失敗から学ぶもの。

失敗こそ貴重な経験なのだから。

 

全く腑に落ちなかった。

 

 

でもね、

それも含めてね、

 

最近になって、

この全文が心に深く

入ってくるようになった。

 

 

自分に残された人生は

 

自分のためではなく、

人のために生きよう。

 

地域に、社会に、

世の中に役立つような

生き方をしよう。

 

毎日、毎日、

そう思って

重荷を自ら背負う生き方。

 

それを楽しく喜んで

引き受ける生き方。

 

他人にいいように

使われる生き方。

 

自分を安売りする生き方。

 

それを日々

実践していく中で、

 

" 自分のことを人間だなんて思っちゃいけない "

 

確かに

そう思うようになってきたのだ。

 

 

私もその道のプロだから、

自然とそう思って

生きるようになってきた。

 

 

また、

そう思わないとやれない。

 

 

僭越過ぎる言い方ですが、

改めて、

" 王さん、さすがや "

 

 

ほんとそう!

 

その言葉通り!

 

 

人のため、

世の中のため、

 

そこにミスはあってはならない。

 

 

自分は人間だし、

ミスもするよ。

 

そう思っている間は

" 人のため、世のため '

それは口だけなんだな。

 

 

やっと腑に落ちた。

 

 

また一つ、

成長できました。

 

良い言葉に

巡り会えました。

 

 

王貞治さん、

ありがとうございました。

 

 

このご縁こそ、

天地大自然の配剤で

ありまする。

 

 

 

最近までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝