2025-08-28 03:49:00

" 見知らぬ次の誰かのために、トイレ掃除と英霊が教えてくれること "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

処暑【しょしょ】次候

 

七十二候

第四十一候 天地始粛(てんちはじめてさむし)

「天地始粛」は8月28日~9月1日頃

 

「処暑」は次候へと移りました。

まだまだ暑い日が続いていますが、

暦の上では暑さがようやくおさまってくる頃とされています。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

 

『 みしら ぬ つぎ の だれか の ため に、トイレ そうじ と えいれい が おしえ て くれ る こと 』

 

 

 

 

 

私が日々の生活の中で

大切にしている習慣の一つに、

トイレ掃除があります。

 

 

ある著書で

「トイレを使い終わったら、入った時よりきれいにして出る。そうすれば良いことがある。お金が入ってくる」

 

という一節を読みました。

 

 

 

その著者は

私のお気に入りの人なので、

 

この教えをすぐに

私は実践するようになりました。

 

 

 

​

正直なところ、

「良いことがある」「お金が入ってくる」

 

といった言葉を

鵜呑みにしているわけではありません。

 

 

なんの根拠があるのか

不明ですし、

 

科学的な実証性が

あるわけではないですから。

 

 

 

 

では、

なぜこの習慣を私が続けているのか。

 

 

 

​

それは、

「次に使う誰かのためになる」、と

心から思うからです。

 

 

 

​

自宅のトイレはもちろん、

道場のトイレでも、

 

駅のトイレでも、

商業施設のトイレでも、

 

 

入ったときにきれいなトイレは、

誰もが氣持ちよく感じるものです。

 

 

 

便器周りを拭いたり、

床に落ちているゴミや

トイレペーパーを拾ったり、

 

近くに清掃用のブラシなどがあれば

それで便器の中をゴシゴシ磨きます。

 

 

 

ほんの少しの手間をかけるだけで、

次に使う人が清々しい氣持ちになれる。

 

 

 

 

その小さな思いやりが、

巡り巡って

 

自分の心も

清らかにしてくれるのです。

 

 

 

 

​この考え方は、

先の大戦で命を捧げられた

「英霊の姿」と重なります。

 

 

 

​

 

まだ見ぬ私たちのために、

日本の未来のために、

 

欧米列強といわれた、

アジアの国々を植民地支配から解放させ、

 

アジア諸国の真の独立のために

未来の平和のために、

 

自らの命を顧みず戦い、

散っていかれた英霊たち。

 

 

 

 

彼らは自分のために戦ったのでしょうか?

何か見返りを求めたのでしょうか?

 

 

 

そうではなくて、

 

 

ただただ、

自分たちの子孫が

 

平穏に暮らせる未来を願い、

その尊い命を投げ出されました。

 

 

 

​

私はその英霊たちの思いと

トイレ掃除も同じではないか、と思うのです。

 

 

 

 

次に使う人の顔も知らない。

 

どこの誰かも知らない。

 

 

 

けれど、

その人が氣持ちよく過ごせるように、

という純粋な思いで行う。

 

 

 

それは、

見返りを求めない「無私の精神」であり、

 

 

英霊が私たちに残してくれた

偉大な心の遺産に

通じるのではないでしょうか。

 

 

 

 

​良いことが起こるからやる。

お金が入ってくるからやる。

 

そんな理由を超えたところに、

真の道がある。

 

 

 

​

無私の心で誰かのために行動する。

 

 

 

 

​その姿勢は、

合氣道の稽古にも通じるものです。

 

 

相手を活かし、相手と調和すること。

 

 

 

トイレ掃除を通じて、

私たちはその精神を日常の中で

体現しているのかもしれませんね。

 

 

​

 

皆さんはどうでしょうか? 

 

 

 

 

今日トイレを使う時、

少しだけ意識して行動してみませんか?

 

 

 

あなたのその小さな一歩が、

誰かの、

 

そしてあなた自身の

心を明るく照らす光となるはずです。

 

 

 

 

 

​

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-08-27 03:19:00

" 休むことで、心は強くなりますか? "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

処暑【しょしょ】初候

 

七十二候

第四十候 綿柎開(わたのはなしべひらく)

「綿柎開」は8月23日~8月27日頃。

 

二十四節氣は「立秋」から「処暑」に移りました。

綿を包むガクが開き始め、白い綿が顔を出す頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 やす む こと で、こころ は つよ く なりますか? 』

 

 

 

 

 

今日もこのブログを

午前3時に起きて書きはじめています。

 

まだまだ猛暑は続きそうですが、

二十四節氣  暦の上では、

もうすでに秋なのですね。

 

 

そういえば、 

午前5時でも外は暗いです。

 

 

季節は確実に進んでいますね。

 

 

 

ふと氣がつけば、5月のGWに

ほんの数日休ませてもらってから

今日まで1日も休まずに仕事を続けています。

 

 

 

6月末には昇級審査があり、

8月の東京出張の間は

 

神戸の道場は休みになるため、

その分7月も休みはなかった。

 

 

 

情けないかな、

神戸の道場は私が不在の時に

代わりに立てる人が一人もいない。

 

いや、

人のために立とうとする志のある人が

一人もいない、が正しい表現だ。

 

 

 

今後の若手の台頭に期待するしかない。

 

 

 

 

そして8月は、東京での指導。

 

 

 

神戸に帰ってきても、

休むことなく稽古は続いている。

 

 

 

​特にお盆前の

神戸と東京を往復する日々はきつかった。

 

 

一週間、

ほぼ仮眠しか取れない日が続いた。

 

 

「起き上がりたくない」

怠けた心に活を入れ、連日新幹線に乗り込んだ。

 

 

 

しかし、

その間も私の指導を

 

楽しみに待ってくれている

東京、神奈川のお弟子さん

 

一人ひとりの顔を思い浮かべるたび、

不思議と力が湧いてくる。

 

 

 

 

​己の身体の疲弊など、

指導のクオリティを落とす

言い訳にはならない。

 

 

 

合氣道は、

自分のすべてを注ぎ込んで

初めて伝えられるものだ。

 

 

 

だから、

どんなに疲れていても、

 

指導の質だけは

絶対に下げてはいけないと心に誓っている。

 

 

 

​世間一般のお盆休みや週末以外、

このブログの更新も休まなかった。

 

 

 

たった1分で

読み終えられるような短い文章でも、

 

書いては推敲を繰り返し、

数時間かけてようやく世に出せる。

 

毎日午前3時に書き始めて、

完成するのは午前7時過ぎだ。

 

 

ここにも全身全霊を注ぎ込んでいる。

 

 

 

 

こんな人もいる。

 

​「無理はしない」

「疲れたから休もう」

「身体が不調だから休もう」

「リフレッシュしたいから休もう」

「自分の時間が欲しいから休もう」。

 

 

​

 

本当に、

それで心身ともに健康になれるだろうか?

 

 

休むことで、リフレッシュしましたか?

 

休養することで心は強くなりましたか?

 

 

 

そんな人はそんなことを一生繰り返し、

また何れ、身体に不調が現れる。

 

あっちが痛い。

ここが痛い。

 

この繰り返しだ。

 

 

 

​

私の場合は、

休みがないほうが健康になるのだ。

 

 

 

 

なぜなら、

常に「氣」を

出し続けているからだ。

 

 

 

​「あなたと私、どちらが氣を出しているだろう?」

​

 

 

もし、

私の方が強く氣を出せているなら、

 

休んでリフレッシュするあなたより

仕事も稽古も一日も休まない私の方が、

よっぽど健康体ということになる。

 

 

​

 

休みはなくても、

心はいつも晴れやかだ。

 

 

 

身体は疲弊するかもしれないが、

それに打ち勝つ強い心が、

真の健康を築き上げていくと信じている。

 

 

 

 

この道場に集う皆さんが、

心身ともに健やかでいられるよう、

 

私はこれからも「休みなし」で、

道を歩み続ける。

 

 

 

これが一流の健康体の生きた見本だ。

 

 

賢者はこの後ろ姿をよく見て、精進せよ。

 

 

 

 

​

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-08-26 03:33:00

" 合氣道と江戸の坂道巡り、麻布七不思議 ! 「狸坂」編 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

処暑【しょしょ】初候

 

七十二候

第四十候 綿柎開(わたのはなしべひらく)

「綿柎開」は8月23日~8月27日頃。

 

二十四節氣は「立秋」から「処暑」に移りました。

綿を包むガクが開き始め、白い綿が顔を出す頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

 

『 あいきどう と えど の さか みち めぐ り、あざぶ なな ふしぎ !「たぬきざか」へん 』

 

 

 

 

​この夏は、

8月1日から17日まで東京に出張していました。

 

連日、厳しい暑さが続きましたが、

充実した稽古の日々を過ごすことができました。

 

 

 

前半は

主に若手の一般のお弟子さんたちと

集中稽古に励み、

 

後半は

指導者育成のための練成稽古が主となりました。

 

 

 

 

神戸に戻った今も、

東京での熱氣が残っているようです。

 

 

 

​

さて、

もう何度もこのブログで書いている通り、

 

東京出張には、

もう一つの目的があります。

 

 

 

それは、

かねてから興味を抱いていた、

由緒ある江戸の坂道巡りです。

 

 

 

 

(過去の坂巡りのエントリーはこの記事の最後にリンクを貼ってますので、宜しければ、ご覧ください。)

 

 

 

 

 

稽古の合間のわずかな時間を使い、

歴史と趣のある坂道をいくつか歩いてきました。

 

 

 

今回は、

その中から特に印象に残った

「麻布七不思議」の一つに関連する

 

「狸坂」について

ご紹介したいと思います。

 

 

 

​

 

" 狸坂:麻布に残る狸の伝説 "

 

 

 

​

ある日の午前集中稽古が終わった直後に、

つぶらやひとみ という女子が

 

「師範、今日の夜間の指導者練成稽古の前に坂巡りなさいますか?」と、

聞いてきたので、

 

「もちろん」と私が答えると、

 

「では、麻布の狸に化かされに行きますか」と

言うので、

 

面白そうだから、

「じゃ、案内してよ」

 

「御意」

ということで、

 

 

夜間稽古の約2時間前に

麻布十番で待ち合わせることになった。

 

 

 

以前、このブログで記したとおり、

「江戸の坂道巡り同好会」が発足した。

 

 

とはいえ、

未だ部員は私とつぶらや ひとみの

2名だけである。

 

 

今流行の呼び方をすると、

「江戸の坂道歩き界隈」だとか…

 

 

 

 

 

その日、

私たちが訪れたのは、

麻布二丁目と三丁目の間にある「狸坂」。

 

 

 

この坂は、

急な坂道として知られ、

 

 

近くには

「狐坂」もあり、

 

かつては狸と狐が互いを化かし合っていた

という伝説が残っています。

 

 

 

​「狸坂」という名前の由来は、

この辺りに古くから狸が出没し、

 

人々を化かして

困らせていたからだそうです。

 

 

つぶらや ひとみが言うには

『麻布区史』にも

その記述が残されているとのこと。

 

 

また、

「麻布七不思議」の

一つにも関連した坂である。

 

 

 

​

特に興味深いのが、

狸の悪戯を伝えるこんな話です。

 

 

 

昔、このあたりは

木々がうっそうと茂る

 

寂しい場所で、

なんと、捨て子が多くいたらしい。

 

 

 

ある晩、

坂を通った人が赤ん坊の泣き声を聞き、

 

哀れに思って

抱き上げて家に帰ろうとしました。

 

 

 

しかし、

何度歩いても

元の場所に戻ってきてしまいます。

 

 

 

そのうち、

抱いている赤ん坊がどんどん重くなり、

 

不思議に思ってよく見ると、

なんと " 石の地蔵 " だったというのです。

 

 

 

 

「狸坂」の狸は、

石のお地蔵様を集める

 

変わった習性が

あったと伝えられているのです。

 

 

 

​

また、

麻布にはもう一つ、

 

この後に訪れた

「狸穴坂 (まみあなざか) 」という坂があり、

 

その周辺には

雌狸が住む大きな穴があったと言われています。

 

 

 

「狸坂」の近くにも、

大きな榎の木の根元に

 

狸の親子が住んでいたという

話が残っており、

 

この一帯に多くの狸が

生息していたことは確かなようです。

 

 

 

​

 

" 狸坂に感じた合氣道とのつながり "

 

 

 

 

​歴史ある坂道を歩いていると、

ただの道ではない、

 

そこに暮らした人々の息吹や、

語り継がれてきた物語を感じます。

 

 

 

道場での稽古もまた同じで、

先人たちが築き上げてきた歴史の上に、

 

今の我々が立っているのだと

改めて実感しています。

 

 

 

​この麻布の「狸坂」のように、

一見ただの坂道でも、

 

そこに秘められた

物語や教訓があります。

 

 

 

合氣道においても、

基本の技の一つ一つに、

先人の知恵や工夫が詰まっています。

 

 

 

表面的な部分だけでなく、

その奥に隠された真意を

 

探求することが、

稽古の本質に通じると感じました。

 

 

 

​東京出張での稽古と坂道巡り。

 

 

 

二つの目的を通して、

見えないものの中に真実を見出す、

 

そんな大切な学びを得ることができた

今年の東京出張となりました。

 

 

しかし、

「麻布七不思議」、興味深いですね。

 

 

 

 

私たちの江戸の坂道巡りは

まだまだ続きます。

 

 

 

過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂

中坂

檜坂

冬青木坂

七面坂

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-08-25 03:03:00

" 長州藩中屋敷から東京ミッドタウンへ 赤坂「檜坂」編 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いいたします。

 

 

本日は、二十四節氣

処暑【しょしょ】初候

 

七十二候

第四十候 綿柎開(わたのはなしべひらく)

「綿柎開」は8月23日~8月27日頃

 

二十四節氣は「立秋」から「処暑」に移りました。

綿を包むガクが開き始め、白い綿が顔を出す頃。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 ちょうしゅうはん なかやしき から とうきょうミッドタウン へ あかさか「ひのきざか」へん 』

 

 

 

 

" 由緒ある坂道巡り

赤坂「檜坂」を訪ねて "

 

 

​東京での夏の集中稽古と

指導者育成練成稽古のため、

 

8月1日から17日まで出張していました。

 

 

稽古の合間を縫って、

かねてからの東京出張において

 

もう一つの目的であった

由緒ある江戸の坂道巡りもしてきました。

 

 

 

宜しければ このエントリー もご覧ください。

 

 

 

4年前、

港区赤坂のホテルに宿泊するご縁があり、

 

夜間散歩していた時に

近くで見つけた「檜坂」が、

私の江戸の坂道巡りのきっかけです。

 

 

 

その歴史の深さに惹かれ、

今回の出張でも再訪しました。

 

 

 

​

​

 

" 檜屋敷から軍用地、防衛庁、そして東京ミッドタウンへ "

 

 

 

 

 

​

「檜坂」は、

赤坂六丁目と九丁目の境、

 

東京ミッドタウン・ガーデンの東裏を

北東に下り檜町公園の前へ出る

急勾配の大きく曲がった坂道です。

 

 

 

かつてこの坂の周辺は、

現在の防衛省を含む驚愕の広大な

長州藩毛利家の中屋敷であったとされています。

 

 

 

 

屋敷内にヒノキの老木が

多数茂っていたことから、

 

人々は「檜屋敷」と呼び、

これが坂の名前の由来となりました。

 

 

 

 

 

この場所は、

幕末の動乱で大きな歴史を刻みます。

 

 

文久3年(1863年)、

政変で京都を追われた長州藩は、

翌年、勢力回復を目指して兵を率いて上京。

 

 

 

しかし、

蛤御門 (はまぐりごもん) の変で敗北し、

幕府から長州征討を受けることになります。

 

 

 

​その際、

江戸にあった長州藩邸も

 

取り潰しの対象となり、

この檜屋敷も打ち壊されました。

 

 

 

2万坪にも及ぶ

広大な屋敷の解体作業には、

 

連日多くの人足が動員されたと

伝えられています。

 

 

 

 

​明治維新後、

この地は軍用地となり、

歩兵第一連隊の兵営が置かれました。

 

 

 

第二次世界大戦後にはGHQに接収され、

1954年には防衛庁が建設されました。

 

 

 

そして2007年、

防衛庁 (現在の防衛省) が新宿区市ヶ谷へと

移転した跡地に、

 

大規模複合施設

「東京ミッドタウン」が誕生し、

今日に至ります。

​

 

 

 

 

 

" この壮大な歴史の坂道を私は今、歩いている "

 

 

 

 

 

​一本の坂道にも、

これほど壮大な歴史があることに

 

改めて驚かされるとともに

とても感慨深いものがあります。

 

 

 

道場の稽古で技を磨くのと同じように、

歴史もまた深く掘り下げることで、

新たな発見や学びがあります。

 

 

 

 

​今回の赤坂「檜坂」巡りは、

過去の出来事が

 

現在の風景にどう繋がっているのか、

その流れを肌で感じさせてくれました。

 

 

これは、

技の系譜だけではなく、

 

合氣道寺崎道場を主宰する

私の大切な指導者たちとの

 

「師弟関係」の繋がりを

学ぶことにも深く通じるものがありました。

 

 

 

​

稽古も歴史も、

地道な探求こそが重要なんだ。

 

 

 

しみじみ、

そう思いながら

 

夕暮れ近い赤坂「檜坂」から

その日の稽古場である

麻布台教室へと向かいました。

 

 

 

過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂

中坂

狸坂

冬青木坂

七面坂

 

​

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-08-22 03:12:00

" 潜在意識は諸刃の剣 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

本日は、二十四節氣

立秋【りっしゅう】末候

 

七十二候

第三十九候 【蒙霧升降】ふかききりまとう

「蒙霧升降」は8月17日~8月22日ころ。

 

深い霧がまとわりつくように立ち込める

季節の情景を表しており、

暑さの中にひそむ秋の氣配を繊細に

感じさせてくれる言葉です。

 

しかし、

まだまだ涼しい風は吹きそうもないですね。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 せんざいいしき は もろは の つるぎ 』

 

 

​

 

夏恒例の夏期集中稽古は

8月1日〜8月17日まで主に東京で今年も行いました。

 

 

その期間、私は東京に出張し、

私が東京、神奈川のお弟子さん方に

直接指導させていただいています。

 

 

各道場、教室の稽古には

その場を主宰するそれぞれの指導者が

稽古終わりに少し話します。

 

 

 

今日は、その話の一部を紹介して、

読者の皆さまと内容を共有したいと思います。

 

 

 

 

恵比寿教室を主宰する

中島小雪 師範部長から人生に通じる

 

「心の在り方」と「潜在意識」について、

彼女が読んだ本に感銘を受けた話を

ご紹介します。

 

 

 

​

"「腕一本」を犠牲にした父の願い… 潜在意識の怖い真実 " 

 

 

 

​私たちは、

物事にはすべて

 

「プラス」と「マイナス」、

「光」と「影」の

両面があることを知っています。

 

 

 

 

たとえば、

車は便利な移動手段ですが、

使い方を誤れば凶器にもなります。

 

 

水は生命の源ですが、

ひとたび暴れればすべてを押し流す

災害となります。

 

 

 

​この理は、

私たちの心、

特に「潜在意識」にも当てはまります。

 

 

 

​

ある本に、こんな実話が書かれていました。

 

 

 

​

ある家庭の娘さんが、

原因不明の難病に苦しんでいました。

 

医者からも「治療法はない」と告げられ、

家族は絶望の淵にいました。

 

 

​そんな状況で、

娘さんの父親は毎日こう唱え続けたそうです。

 

 

 

​

「私の腕の1本や2本、なくなってもかまいません。何としても、娘の病を完治させてほしい」

 

 

 

​

 

" 叶えられた願いと、その代償 " 

 

 

 

​数ヵ月後、奇跡が起きました。

 

娘さんの病状は驚くほど回復し、

医師からも「再発の心配はない」と

告げられるまでに回復したのです。

 

 

一家は喜びでいっぱいでした。

 

 

​

しかし、

その帰り道、一家は交通事故に遭います。

 

奥さんと娘さんは無事でしたが、

父親は片腕を失う大怪我を負いました。

 

 

 

​「腕の1本や2本、なくなってもかまいません。何としても、娘の病を完治させてほしい」

 

 

 

​この父親の願いは、

まさしく " そのまま " の形で叶えられたのです。

 

 

 

 

​" 潜在意識に善悪の判断はない " 

 

 

 

​潜在意識は、

「良いこと」も「悪いこと」も、

区別なく受け入れてしまいます。

 

 

 

 

これは、

潜在意識に善悪の判断がないからです。

 

 

 

 

​先の父親は、娘の回復という

「プラス」を強く願う一方で、

 

「腕を失ってもいい」という

「マイナス」も同時に意識に入れていました。

 

 

 

潜在意識は、

その両方を受け入れ、

 

結果として娘さんの回復と、

父親の腕を失うという悲劇を

同時に実現させてしまったのです。

 

 

 

この話は、

潜在意識がどれほど " 強力 " であり、

 

また使い方を誤ればどれほど危険な

「諸刃の剣」になりうるかを教えてくれます。

 

 

 

 

​

" 潜在意識を「プラス」に活かすには "

 

 

​

 

私たちは、

この強力な力を使いこなす必要があります。

 

 

不幸な結果を招かないためには、

どうすればいいのでしょうか。

 

 

 

​

それは、潜在意識に

一切のマイナスを入れない努力を

することです。

 

 

​

 

潜在意識は、言わば「心の倉庫」です。

 

 

 

この倉庫に、日頃から

「感謝」「希望」「成功」といった

 

プラスの材料だけを意識して貯めていくのです。

 

 

 

そうすれば、

いざという時にこの倉庫から出てくるものは、

 

すべてプラスの事柄だけになります。

 

 

 

 

​口で言うのは簡単ですが、

これは日々の修練が必要ですね。

 

 

​

 

合氣道では、相手の攻撃とぶつからずに

「氣」の流れで受け流し導きます。

 

 

 

 

これは、

相手の「マイナス」のエネルギーを

まともに受けず、

 

自分の「プラス」の力で

調和させることと同じです。

 

 

 

​

心の修練も同様です。

 

 

 

 

日々の生活の中で、

ネガティブな言葉や思考が

頭に浮かびそうになったら、

 

そのまま放置しないで、

その瞬間にそれを「プラスに変える」

 

稽古をし続けなければなりません。

 

 

 

​

「~になるかもしれない」といった

漠然とした不安ではなく、

 

「~になる」と断定的な

プラスの言葉を自分に語りかける。

 

 

 

「~が足りない」と不足を嘆くのではなく、

 

「~があって幸せだ」と

感謝の言葉を口にする。

 

 

​

 

そうした小さな積み重ねが、

心の倉庫を満たし、

 

やがてみなさんの人生を

大きく変える力となります。

 

 

​

私は常にこの恵比寿道場 道場長として、

日々の稽古を通して、

 

技を磨くだけでなく、

心の在り方についても指導しています。

 

 

 

​潜在意識の力を正しく理解し、正しく使う。

 

 

 

これこそが、

幸福な人生を築くための第一歩です。

 

 

 

​今日の稽古に参加した皆さんの

「心の倉庫」には、どんな材料が入っていますか?

 

 

 

 

恵比寿教室を主宰する中島小雪 師範部長の

魂からの語りでした。

 

 

 

 

「なるほど」、「そうか」と氣づかれたなら

是非、参考にして今日からでも実践しましょう。

 

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末をお過ごしください。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝