" 極寒なる日は氣息歩行 "
「ごっかんなるひはきそくほこう」
寒い寒いと
ポケットに手を入れて
背中を丸めても
暖かくはならない。
見た目も良くなく、
そのような姿勢は
首肩に力みが生ずる。
その結果、
血流も悪くなる。
タバコ同様に
百害あって一利無し。
寒い時には、
歩きながら
呼吸法をすると、
真冬でも
汗ばむほど
身体の内から暖まる。
初心者は
すぐに
苦しくなるので、
短い呼吸から
はじめてみると良い。
必ず
吐きから
はじめて、
吐きで
終わる。
上半身の
力を
抜いて
口から
吐いて
鼻から
吸うだけの
シンプルな呼吸法だ。
是非やってみて。
道場長 拝
" 腹も身の内 "
「はらもみのうち」
忘年会でも
腹も身の内、
適量であれ。
腹も
自分の体の一部
なのだから、
こわせば
自分が
苦しむことになる。
暴飲暴食は
慎むべき。
胃腸を
痛めつけず、
いたわってやる。
腹も身の内とは
暴飲暴食は
慎めという
戒めである。
道場長 拝
" 瓜の蔓に茄子は生らぬ "
「うりのつるになすびはならぬ」
ある原因からは、
それ相当の
結果しか生じない。
健康になりたければ
健康になることを
しなければ
健康にはなれない。
人として
強くなりたければ
正しく
心を鍛えなくては
強い人にはなれない。
子どもの
悪いところを
直したければ、
まず
親の悪いところを
直さねば
子どもは直らない。
理に適うとは
そういうことだ。
道場長 拝
" 教えることは二度学ぶことである "
人前に立ち
何かを
教えるということは、
自分が
既に
熟知していることであっても、
伝わりやすいように、
いくらか
準備や
頭の中を
整理するものだから、
結果として
もう一度
勉強することになる。
人に教えたら
自分が伸びるのは、
この理があるからだ。
道場長 拝
" 努力して報われなかったら、それは努力が足りないということ "
努力することに
行き着くところ
なんてない。
人は皆、
自分にしか
出来ないものがある。
その分野において
スキルアップのために、
常に
技術や
能力を
磨き続けなくてはならない。
コツコツと
継続して
努力し
続けられる人のことを
努力家という。
全ては
社会と
人のために
一生涯、
努力し続けなくては
いけない。
道場長 拝