" 進歩というやつはゆくりなくも表れる "
出来ない技や心身の使い方を
悲観するんじゃない。
正しく稽古を重ねれば、
昨日、出来なかった
技や心身の使い方が
予想もしないで
突然、出来るようになる。
それは出来なくとも、
諦めずに
正しく弛まず努力を
重ねた証だ。
少しばかりの
稽古の積み重ねで
出来ないのは当たり前だ。
継続
無くして
進歩はあるまい。
道場長 拝
「みんなで合格しよう」は氣が出る合言葉だ "
2024年1月13日(土)と14日(日)は
2024年度大学入学共通テストが
実施される。
受験生は誰しも
自分が合格することを願っている。
その思いは
強いほうが良いに決まっている。
しかし、
その強い思いが
無意識に
心身の力みになる場合が多い。
そうなってくると、
心と身体を
自由にのびのびと
使えなくなり、
他の受験生が皆、自分より
優れているように見えてきて、
氣後れしてしまう。
力めば力むほど
焦ってしまい、
持てる力を
最大限に発揮出来なくなる。
そこで、
少し思考を変えてみる。
「よし!みんな同じ目的で集まった仲間なんだ。だから、みんな全員で合格しよう!」
自分が受験する
試験会場のみんなで
合格するんだ。
そう思ったら、
なんだか
余分な力みが
取れて
落ち着いてくる。
リラックスするから、
持てる力を
最大限発揮することが出来るんだ。
その心身の状態を
"氣が出ている"というのだ。
道場長 拝
" 腕は口ほどに物を言う "
人と話をしたり、
人の話を聞いたりする時に、
後に手を組む人がいる。
これは
失礼極まりない、
横柄な態度であり、
相手に
不安や不信感を
与える。
相手に手を
見せることが出来ないのは、
何か凶器でも
隠し持っているのか?
あなたは
そんなに偉いのか?
上から目線でしか
人に話せないのか?
「手を組むなら前で組め」と
教えてやらねばいけない。
そんなことすら
教えてくれない人が
自分の上司や社長なら、
そんな会社は
さっさと
辞めてしまったほうが、
身のためだ。
業績はこの先も伸びない。
もうすでに衰退している。
普段の
何氣ない仕草で
人を見極めなくては
いけない。
道場長 拝
" 自分がはじめて思いついたとか、考えたとか、そんなこだわりはちっぽけなことだ "
何か目的があって
はじめたことは、
少しずつ目標が
見えてくるものです。
たとえ、
何氣なく
はじめたことであっても
目的に向かって歩んでいると、
そのやり方や考え方、
情報やチャンスは、
何処からともなく
自分に近づいてきます。
自分には力不足だとか、
重荷だとか、
自分は未熟者だとか、
未熟といえば、誰もが未熟だ。
そんなこと氣にせず、
素直に受け止め
前に進みましょう。
人の意見を聞き、
それを取り入れ、
お手本を真似ることで
自分というものを
作り上げていきます。
手本を師として
真似ることは
決して恥ずかしいことではない。
良いことと分かっていて
やらないほうが、
よほど恥ずかしい。
自分が最初に
思いついたとか、考えたとか、
そんなこだわりは
ちっぽけなことだ。
今から13000年くらい前の
縄文、弥生時代から今日に至る、
連綿と続いてきた
歴史を考えたら
既に有るものばかりだ。
道場長 拝
" ⼈⽣は⼼がけと努⼒次第だ "
人は
できるだけ早くから
良き師、
良き友を持ち、
良き書を読み、
ひそかに
⾃ら省み、
自ら修めること。
⼈⽣は
⼼がけと、
努⼒次第だ。
独りよがりの
歩みには
限界がある。
しかし
真摯に
学び続ける
姿勢さえ
崩さなければ、
人生は
無限大に
開けてゆく。
道場長 拝