2024-02-05 07:31:00

" まわりへの思いやりの心が自然治癒力の向上にもつながる "

家庭、学校、職場、地域には

「場の氣」は必ず存在する。

 

森羅万象、

天地大自然の場の力、

いわゆる氣である。

 

人はその場の氣の

影響を受けて生きています。

 

 

従って、

その場の氣が

プラスの氣として

強くその地域に流れているなら、

それが自然治癒力にも

影響を与えます。

 

 

もし、そこに

マイナスの氣が流れているなら

私達はそのマイナスの

氣の影響を受けて

生きていることになるのです。

 

 

そう考えると、

まずは自分が

まわりの人への

思いやりの心を持って

接していくことで、

 

その学校や職場、

地域にプラスの氣が流れ、

やがて一人が二人、

二人が五人と

多くの人の

思いやりの心が増えれば、

より強いプラスの氣となる。

 

 

結果的に

家庭、学校、職場、地域も

平和で健やかになり、

自分も健康になれるのだ。

 

 

 

道場長 拝

2024-02-02 06:42:00

" 自分でまいた種は自分が刈り取ることになる "

なんでも人のせい。

うまくいかなかったのは

周りのせい。

 

自分がこうなったのは

人のせい。

 

怪我も病も

心身の不調も全て、

自分がこうなったのは

あの人のせいだ。

 

 

そのような人に

効く薬は世の中には

ありませぬ。

 

 

自分以外のものの

せいにして、

納得するのは簡単だ。

 

 

でもそれは

何故そうなったか?

 

今自分にできることは

何かを考え、

前進するチャンスを

自ら放棄しているともいえる。

 

 

全ては

自分の言動が

呼び寄せたことであり、

自分がまいた種。

 

当然

自分が刈り取ることになる。

 

 

自分の責任である。

 

 

猛省し、考え方、

言動、生活習慣等を

改善しなければ、

より悪くなることは

自明の理である。

 

 

こういう人は

病も決して治らない。

 

また物事も

うまく運ばないことを

そういう人から学んだ。

 

 

有り難いことに

私の人生において

大変貴重な

学びでありました。

 

 

 

道場長 拝

2024-02-01 08:17:00

" 終点は始発点だ "

今日2月1日木曜日は

 

第1木曜定例

 

オンライン呼吸法教室の

 

お稽古日だ。

 

 

 

 

 

呼吸法初心者は

 

往々にして、

 

吸氣が苦しくて

 

吸うことが難しいという。

 

 

 

 

 

これは吸うための

 

準備が出来ていないことに、

 

その原因がある。

 

 

 

 

 

「呼吸」とは

 

読んで字の如し、

 

 

 

 

 

呼気すなわち

 

息を吐き出すのが先である。

 

 

 

 

 

充分に息を吐くから、

 

充分に吸えるのである。

 

 

 

 

 

吐ける息を

 

吐けるだけ吐いたら、

 

 

 

 

 

吸おうと

 

意識などしなくても

 

勝手に息は入ってくる。

 

 

 

 

 

充分に吐き出した呼気が

 

無限に静まった時、

 

 

 

 

 

はじめて

 

吸気の準備が

 

出来るのである。

 

 

 

 

 

 

 

呼吸に限らず

 

世の中のことは、

 

これに当てはまることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

電車やバスも

 

降りる人が先で

 

次に乗る人のための

 

準備が整うから乗車出来る。

 

 

 

 

 

東海道新幹線の

 

上り東京行きの終点は

 

東京駅である。

 

 

 

 

 

下り新大阪行きの

 

出発点も東京駅だ。

 

 

 

 

 

一年の終点は大晦日、

 

一年の出発点は元旦。

 

 

 

 

 

終点と出発点は

 

いつでも一つだ。

 

 

 

 

 

終点は

 

常に

 

始発点でもあるのだ。

 

 

 

 

 

道場長 拝

2024-01-31 06:56:00

" 万事流転す "

この世に存在する

 

あらゆるものは、

 

常に移り変わっていく

 

ということ。

 

 

 

 

 

頑なに変化を嫌い、

 

変わることのできない人は

 

思考が止まっている。

 

 

 

 

 

世の移り変わりに

 

一人で立ち止まって

 

いるものだから、

 

心身が堅く自由さがない。

 

 

 

 

 

この種の人間は

 

心が非常に弱く脆いことを

 

これまでの

 

合氣道の稽古で学んだ。

 

 

 

 

 

変化を受け入れる

 

しなやかな心を

 

失わずにいることが大切だ。

 

 

 

 

 

しなやかな

 

柔らかい心こそ

 

強い心であると

 

私は思います。

 

 

 

 

道場長 拝

2024-01-30 08:23:00

" 中心を失えば身体は自由に使えない "

身体の軸

 

いわゆる正中線がある。

 

 

 

その中心が

 

定まるからこそ

 

身体はぐらつかなくなる。

 

 

 

 

 

その時はじめて

 

手足を自由に

 

使えるようになる。

 

 

 

 

 

例えば、

 

手に水の入った

 

ペットボトルを持っている。

 

 

 

身体が

 

ぐらついている間は

 

ペットボトルの

 

水は飲めない。

 

 

 

ぐらつきが止まって

 

立ち直ったら

 

自由に

 

水は飲めるようになる。

 

 

 

 

 

 

 

人間なら誰でも分かる

 

当たり前のことだ。

 

 

 

 

 

中心を失えば倒れる。

 

中心を失いかけたら

 

ぐらつく。

 

 

 

身体の中心が

 

定まった後で

 

手足は自由に

 

使えることが許される。

 

 

 

 

 

これは古往今来、

 

洋の東西を問わず

 

曲げることのできない

 

厳然たる事実である。

 

 

 

 

 

にも関わらず、

 

 

 

 

 

中心を失っている人の

 

なんと多いことだろう。

 

 

 

 

 

そして、

 

正中線の中心を

 

最も集約した

 

無限小の中心が

 

臍下の一点です。

 

 

 

 

 

そこに心が

 

静まったとき、

 

手足は自由自在に

 

持てる力を

 

最大限に発揮

 

することが出来る。

 

 

 

 

 

道場長 拝