" 身が美しいとは自分に課すもの、それが躾です "
社会や組織、団体の
ルールや規約を
守らない人に限って、
他人のことに
よく口出しする。
自分の足元を
見ようとしないから
見えないのだ。
間違ったことを
正そうとしない。
そういう人は
愚かなことに
自分の躾(しつけ)が
出来ていない、
わがまま人間だ。
こういう人には
なりたくないね。
自分を躾けないと、
身を美しくしないと、
わがままを
直さないと
他人に口出し出来ないよ。
自分を躾けることが
出来ない人は
一流にはなれないね。
道場長 拝
" 世界へはばたく人となる三原則 "
一つ、仕事や趣味に他と異なる他より優れた特色を持て。
二つ、人の話をよく聞けて、自分の考えをはっきりと主張できる人になれ。
三つ、日本の文化と悠久の歴史に誇りを持ち、学び、それを伝承する人になれ。
仕事でも趣味であっても、
学びというものは
人の真似事ではだめだ。
一人ひとりが
創造性と個性を持ち、
他人の個性を尊び、
社会全体が
これを尊重し育む
重要性を認識すること。
そして、
日本という国を学び直して
日本の悠久の歴史と
文化に誇りを持とう。
日本の伝統あるものを
きちんと認識して、
それに触れ、
語り、
それを楽しみ、
それを
次世代に伝承してゆく
必要性がある。
日本古来から
あるものについての知識、
たしなみも身につけて
日本人として
世界へはばたこう。
道場長 拝
" 明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは "
「あすありとおもうこころのあだざくら、よわにあらしのふかぬものかは」
世は無情だ。
明日があると思っていると、
桜の花がはかなく散るように、
機会を失うことになる。
一度でも
その機会を逃してしまうと
次はなくなる。
夜半に嵐は吹く。
今日学ばずとも明日あり、
今年学ばずとも来年あり
などとは
考えてはいけない。
人の時間は
無限にあるものではない。
その人の思考には
関係なく時は流れ、
夜半に嵐は吹くことを
決して
忘れてはいけない。
道場長 拝
" 来る日も来る日も、私は馬鹿なことをやっているものだ "
私利私欲を捨て去り、
損得ぬきで
何かをやらなければ
一流にはなれない。
「自分でも馬鹿なことをやっているものだ」と
毎日思い、
毎日やればやるほど
「とことん自分は馬鹿なことをやっているものだな」と分かってくる。
世間は
三連休であっても、
私には三連休はない。
何故なら
その日も変わらず、
馬鹿なことをやっているからだ。
しかし
凡人には
それができないんだよ。
道場長 拝
" オリジナリティーを持って得た成果こそ価値がある "
どの様な分野においても
創意、独創性がなければ、
単なる凡人がやることに
過ぎない。
「これはあの人がやったことだな」と
分かる
オリジナリティーの成果こそが
価値あるものだ。
人に何かを教わり、
その人と同じように
やっていただけでは、
最高に伸びたとしても、
せいぜい
その人と同レベル止まりだ。
創意、独創性を持って
独自のことをやると、
人より悪いことも
あるかもしれないが、
その人を超える
チャンスは必ず生じる。
道場長 拝