" 何のために生きるのかを教えないから道を外れてしまうんだよ "
学生時代は
模範解答の
勝者でも
社会人になって
不正を犯してでも、
私利私欲に
まみれてしまうようでは、
とてもじゃないが
立派な人とは言えない。
この国の
立法府にいる
有能な議員とも
呼べないよ。
大臣に
なることが
目的ですか?
違うだろ。
日本の国益と
日本国民の
命を
守ることに、
全身全霊で
知恵を絞ることが、
立法府にいる
本来の目的
ではないのか?
日本有数の
難関大学を
卒業した
模範解答の勝者が
なぜそうなるの?
小学校から
大学までの
授業の中で
一番大切な
根幹を
教えてないからだよ。
人は
何のために
生きるのか?
自分のためではない。
「人のために生きろ」と
誰からも
教えてもらってないんだよ。
仮令、
大学までは
模範解答で
高得点がとれるように
自分のために
勉強したとしても、
社会人になれば
人のために
生きていこうよ。
小中高大学の教師、
部活の指導者も
習い事の先生で
あるなら
尚更の事、
人の人生において
非常に
重要な時期に
教える立場にあること。
それを
指導者は
その
責任を
強く自覚し、
社会人になれば、
人として
どう生きて
ゆくべきなのか。
何のために
人は生きるのか。
人は
人のために、
社会のために、
日本の
行く末に
役立つ人になるよう、
大切に
育てなければならない。
「人のために生きろ」
これを
指導者は
教えなければいけない。
道場長 拝
" 年中変わらない人は伸びる "
合氣道に限らず、
稽古回数が
多ければ
多い人ほど、
確実に身に付くことは
言うまでもない。
その上で、
年間を通して
道場に通う頻度が
変わらない人は
伸びる。
反対に
演武大会や
昇級、昇段審査の前は、
よく稽古に来るが
昇級、昇段後に
稽古量が
減る人は
伸びない。
折角、
稽古を重ねた
技でも
審査や演武大会が
終われば、
もうそこに
氣が
向いていないから
忘れてしまう。
その結果、
また次の
昇級、昇段審査の折に
同じ技を
稽古することになる。
昇級、昇段する毎に
技も増えてくるので、
なかなか
そこに追いつくことが
出来ないでいる。
稽古回数の
頻度に
差がある人は
伸びない。
まさに
本末転倒で
ありまする。
道場長 拝
" 人は甘えると失礼千万になる "
「しつれいせんばん」
人は
甘えがでると、
この上なく
礼儀を欠き
無礼になる。
甘えや
思い上がりが
氣が緩む
原因となる。
その氣の
緩みが
自らの
言動となり表れる。
自分は
そうなっては
いないか?
常に
確認することが
肝要で
ありまする。
道場長 拝
" 人生は糾える縄のごとし "
「じんせいはあざなえるなわのごとし」
人生は、
良いことも
悪いことも
表裏一体。
何が
不幸の元となり、
何が
幸福をもたらすか、
わからない。
起こったことに
いちいち
一喜一憂せず、
油断も
悲観も
することなかれ。
道場長 拝
" 舌の剣は命を断つ "
「したのつるぎはいのちをたつ」
舌は
剣のように
鋭い武器にもなる。
言葉は
慎重に
扱わねばいけない。
不注意な
発言が
相手を
傷付けたり、
軽率な
発言によって、
自身の
命を脅かされることさえある。
また、
自分の
立場を
悪くしたりもする。
上ずった
心の状態が
不注意な
発言に繋がる。
常に
心を
臍下の一点に
静めて、
発言しなければいけない。
道場長 拝