" 人の前に立つ者は常に己を検証せよ "
あらゆる分野の
教育者、
指導者、
師範、
先生、
教師、
社長、
親方
等と呼ばれる、
いわゆる
人の前に立つ者は、
行い、
心のありよう、
生き方、
根底にあるもの
全て
本当に
自分は正しいのか?
その行いは
私利私欲を
捨ててはいるか?
人のための行動か?
自分の将来のため
などと考えていると、
お前は凡人だぞ。
人前に立つ資格はないぞ。
常に
己に
問いかけなくてはならない。
そして、
人が
見ていない時の
行動が重要だ。
天地は見ている。
道場長 拝
" 極寒なる日は氣息歩行 "
「ごっかんなるひはきそくほこう」
寒い寒いと
ポケットに手を入れて
背中を丸めても
暖かくはならない。
見た目も良くなく、
そのような姿勢は
首肩に力みが生ずる。
その結果、
血流も悪くなる。
タバコ同様に
百害あって一利無し。
寒い時には、
歩きながら
呼吸法をすると、
真冬でも
汗ばむほど
身体の内から暖まる。
初心者は
すぐに
苦しくなるので、
短い呼吸から
はじめてみると良い。
必ず
吐きから
はじめて、
吐きで
終わる。
上半身の
力を
抜いて
口から
吐いて
鼻から
吸うだけの
シンプルな呼吸法だ。
是非やってみて。
道場長 拝
" 腹も身の内 "
「はらもみのうち」
忘年会でも
腹も身の内、
適量であれ。
腹も
自分の体の一部
なのだから、
こわせば
自分が
苦しむことになる。
暴飲暴食は
慎むべき。
胃腸を
痛めつけず、
いたわってやる。
腹も身の内とは
暴飲暴食は
慎めという
戒めである。
道場長 拝
" 何のために生きるのかを教えないから道を外れてしまうんだよ "
学生時代は
模範解答の
勝者でも
社会人になって
不正を犯してでも、
私利私欲に
まみれてしまうようでは、
とてもじゃないが
立派な人とは言えない。
この国の
立法府にいる
有能な議員とも
呼べないよ。
大臣に
なることが
目的ですか?
違うだろ。
日本の国益と
日本国民の
命を
守ることに、
全身全霊で
知恵を絞ることが、
立法府にいる
本来の目的
ではないのか?
日本有数の
難関大学を
卒業した
模範解答の勝者が
なぜそうなるの?
小学校から
大学までの
授業の中で
一番大切な
根幹を
教えてないからだよ。
人は
何のために
生きるのか?
自分のためではない。
「人のために生きろ」と
誰からも
教えてもらってないんだよ。
仮令、
大学までは
模範解答で
高得点がとれるように
自分のために
勉強したとしても、
社会人になれば
人のために
生きていこうよ。
小中高大学の教師、
部活の指導者も
習い事の先生で
あるなら
尚更の事、
人の人生において
非常に
重要な時期に
教える立場にあること。
それを
指導者は
その
責任を
強く自覚し、
社会人になれば、
人として
どう生きて
ゆくべきなのか。
何のために
人は生きるのか。
人は
人のために、
社会のために、
日本の
行く末に
役立つ人になるよう、
大切に
育てなければならない。
「人のために生きろ」
これを
指導者は
教えなければいけない。
道場長 拝
" 年中変わらない人は伸びる "
合氣道に限らず、
稽古回数が
多ければ
多い人ほど、
確実に身に付くことは
言うまでもない。
その上で、
年間を通して
道場に通う頻度が
変わらない人は
伸びる。
反対に
演武大会や
昇級、昇段審査の前は、
よく稽古に来るが
昇級、昇段後に
稽古量が
減る人は
伸びない。
折角、
稽古を重ねた
技でも
審査や演武大会が
終われば、
もうそこに
氣が
向いていないから
忘れてしまう。
その結果、
また次の
昇級、昇段審査の折に
同じ技を
稽古することになる。
昇級、昇段する毎に
技も増えてくるので、
なかなか
そこに追いつくことが
出来ないでいる。
稽古回数の
頻度に
差がある人は
伸びない。
まさに
本末転倒で
ありまする。
道場長 拝