2024-08-10 09:44:00

" 氣を配る "

今朝も目覚めることができた。

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

『き を くばる』

 

 

 

 

 

指導者育成稽古中に

 

皆の携帯から

 

一斉に緊急地震速報が

 

鳴り響いた。

 

 

 

 

 

その夜、

 

Xのタイムラインから

 

「また緊急地震速報、地球さん、少しは休んでよ」

 

という投稿が

 

リアルタイムで流れてきた。

 

 

 

でも

 

地球は1秒も

 

休まないし、

 

 

 

天地大自然の営みは

 

これからも

 

連綿と続いていく。

 

 

 

もし、

 

1秒でも止まれば、

 

地球もろとも、

 

そこに存在する

 

全てのものは

 

なくなるのだろう。

 

 

 

太陽を中心として

 

1秒も止まらないから、

 

 

 

私達は

 

生きていけるのだ。

 

 

 

 

 

話を本題に戻そう。

 

 

 

東京出張に出かける

 

準備の際に、

 

荷物をできるだけ

 

少なくしたいので、

 

着替えも最小限にした。

 

 

 

今年は昨年より

 

酷暑というから、

 

たくさん着替えを

 

持っていきたかったのだが、

 

その結果

 

いつも大荷物になるのだ。

 

 

 

しかし現実は

 

洗濯が追いつかなかった。

 

 

 

仕方なく

 

人混みの銀座に

 

行くことにした。

 

 

 

前回の東京出張で

 

銀座は懲りた。

 

 

 

あの人混みに

 

わざわざ入っていくのは、

 

相当疲れる。

 

 

 

しかし

 

懲りもせずに

 

 

 

世界最大の

 

ユニクロ銀座店に

 

足を運んだ。

 

 

 

客の殆どが外国人だった。

 

 

 

それにしても

 

凄い人混みだ。

 

 

 

ごった返すとは

 

正にこのことだ。

 

 

 

 

 

8階だったか

 

メンズの階で

 

Tシャツを2枚選び

 

レジへ向かうも

 

レジが無い。

 

 

 

仕方なく

 

9階だったと思うが

 

1つ階を上がると、

 

そこのレジは

 

長蛇の列だった。

 

 

 

そして、

 

その列に並んでいた。

 

 

 

おそらく

 

日本人は

 

私一人のようだった。

 

 

 

店全体が

 

外国人の客で

 

賑わっているので、

 

この光景も

 

違和感はなかったのだが… 

 

 

 

自分の番まで

 

あと10人位になった時、

 

「お客様」という

 

レジで対応する

 

店員の声が聞こえた。

 

 

 

「お客様、お客様」

 

 

 

列の客は

 

外国人ばかりなので

 

皆、

 

自分のことでは

 

ないという顔をしている。

 

 

 

えっ、まさか、

 

「えっ!私」と

 

その声をかけてくる店員に

 

自分で自分を指さしたら、

 

 

 

「お客様、宜しければ、1つ上の階のレジをご利用くださいませ」

 

 

 

その長蛇の列は

 

"TAX FREE" と

 

書かれたレジだったのだ。

 

 

 

「穴があれば入りたい」とは

 

このことだ。

 

 

 

娘にLINEすると

 

"老害" と

 

返ってきた(笑)。

 

 

 

 

 

それにしても、

 

あの声掛けしてくれた

 

女性の店員は

 

大したものだ、

 

 

 

これこそ

 

プロの対応というのだろう。

 

 

 

おそらく、

 

私のように

 

TAX FREEの

 

レジに並ぶ人も

 

少なくないのだろう。

 

 

 

だから

 

普段通りの

 

対応なのかもしれない。

 

 

 

それにしても、

 

次から次にレジへ来る

 

客の対応をしながら、

 

 

 

常に

 

並んでいる他の客にも

 

氣を配っているからこそ、

 

 

 

このような

 

行き届いた

 

神対応ができるのだ。

 

 

 

 

 

間違って

 

レジに並ぶのは

 

客の不注意であって、

 

 

 

その客が

 

自分の番に来た時に、

 

 

 

「このレジはTAX FREEのお客様専用でございますので、他のレジをご利用ください」

 

でも良いのだ。

 

 

 

 

 

しかし、

 

いち早く

 

その事態に素早く

 

対応できる

 

優れたスキルは

 

素晴らしいと、

 

一人感心した。

 

 

 

 

 

まさしく

 

この優れた

 

丁寧な女性の店員を

 

「一流」と呼ぶのだろう。

 

 

 

 

 

その女性の店員から

 

学ばせていただいた。

 

 

 

ありがたいことだ。

 

 

 

 

 

そして

 

この世には

 

偶然はないのだ。

 

 

 

全て必然。

 

 

 

もう二度と

 

行かないだろうと

 

思っていた、

 

 

 

人混みの銀座へ、

 

 

 

また再び

 

行かなくては

 

ならなくなり、

 

 

 

世界最大の

 

ユニクロ銀座店で

 

学ぶよう、

 

 

 

天地大自然に

 

導かれたのだろう。

 

 

 

 

 

「氣を配る」

 

 

 

それは

 

 

 

私に足らないことの

 

一つなのだ。

 

 

 

教えてくださって

 

ありがとう!

 

 

 

一流の

 

ユニクロ店員さん。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき

 

ありがとうございました。

 

 

 

道場長 拝