" 天地大自然に身を委ねる "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
『てんちだいしぜん に み を ゆだねる』
朝から照りつけた
太陽に熱せられた
アスファルトからの熱と、
蒸し暑い都心の夜に
すれ違った4人家族から
こんな会話が聞こえた。
中学生とおぼしき男子
「ねぇお母さん、うちに帰ってもう一回買い出しに行くの」
「そうだね、ついに来たよね、まだまだ足りない物あるんだから、あんた男の子でしょ、しっかり持ちなさい」
それぞれの手には
トイレットペーパーやら
紙おむつなど
両手いっぱいに
持っていた。
昨日夕方に発生した
日向灘を震源とする
マグニチュード7.1の
地震を受け、
気象庁は午後7時15分、
次の巨大地震に
注意を呼びかける
「南海トラフ地震臨時情報」を
発表した。
おそらく、
巨大地震に備えての
買い出しではないだろうか。
このお母さんの
「ついに来たね」の
言葉からそう推測した。
2日前の
今日の一言に
「危機管理」と題した
書き込みを
したところだ。
できる時に
できる事を
しておかねばいけない。
巨大地震が
起きてからでは
遅いのだ。
今のうちに
色々な事態を想定して、
シュミレーション
しておくことも
大切なことだ。
家族間での
打ち合わせや、
決め事も
しっかりしておくべきだ。
ただ
想定通りには
いかないと思う。
たぶん
これまで
経験したことのない
巨大地震なのだろう。
これも
天地大自然の営み
であるから
仕方のないことだ。
私達には
どうにも
することができない。
天地大自然から見れば、
地球も
生きているから
単なる
地球の
深い深呼吸
程度のこと
なのかも知れない。
それ自体に
良いも悪いもなく、
ただの
天地大自然の
営みなのだ。
あまりにも
その営みが
巨大で
想像すら
できないほどの
力を持っているため、
私達人間には
脅威なのだと思う。
この天地大自然の中で
生きているからには、
それも
受け入れなければ
ならない。
いついかなる
状況においても、
人間は
落ち着いているのが
当たり前なのだ。
重力の影響を
常に受けて、
私達は
生きているのだから、
物体の重みは下にある。
それが
天地大自然の中で
生きる
大法則なのであり、
落ち着きなのだ。
合氣道の稽古では、
いつも
その落ち着きを
稽古している。
合氣道寺崎道場の
門人においては、
子どもも
大人も、
それが
試されるときなのだ。
従って、
本日の
夜間稽古も、
お盆休み明けからの
稽古も、
今までと同様に
落ち着きの稽古を
しなければならない。
門人においては、
これまで以上に熱心に
稽古しなければならない。
巨大地震が
いつどこで
起こったとしても、
もし、
自分がこの世で
まだすべき重要なことが
あるのなら、
天地大自然は
自分を守ってくださる。
私はそう確信している。
常日頃から
自分のすべきことは
世のため、
人のためにあり。
それを
実践するならば、
安心して
天地大自然に
身を委ねよう。
それしかないのでは
あるまいか。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
道場長 拝