2025-06-20 03:21:00

" 不利益が利益に変わる「魔法の言葉」 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

芒種【ぼうしゅ】末候

 

七十二候

第二十七候  梅子黄【うめのみきばむ】

「芒種」は末候へと移りました。

「梅子黄」は6月16日~20日ころにあたります。

 

青かった梅の実がだんだんと黄色く色づき始める頃を指します。

これは、梅が収穫の時期を迎えるサイン。

 

梅干しや梅酒、梅のジャムなど、日本の夏には欠かせない、

梅の加工品づくりが盛んになる季節の到来を告げる候です。

 

 

 

 

 

今日の道場長の一日一心

 

 

 

 

『 ふりえき が りえき に かわ る 「まほう の ことば」 』 

 

 

 

 

暁の空が白み始める午前3時。

 

天地大自然に

今日も目覚めることができたことに感謝し、

 

「ありがとう」と心の中で呟くことから

私の一日が始まります。

 

 

 

そして神仏に手を合わせ、

「ありがとうございます」と声に出します。

 

 

 

 

このブログを

今、まさに書いているこの瞬間も、

私にとっては「有難う」なのです。

 

 

 

 

 

"「有難う」その言葉の深淵 "

 

 

 

 

ずいぶん昔、

合氣道に出会うずっとずっと前の話です。

 

友人が口癖のように言っていた

言葉を思い出します。

 

 

 

あえて、

ありのままに関西言葉で、

 

「最近な、" ありがたいことがない " から、

" ありがとう " って、ほんま言わへんわ」

 

 

 

当時の私も

「そらそうやな」と返したものです。

 

 

 

 

しかし、

合氣道師範として

日々「精神修養」を実践する中で、

 

たくさんの良い本に出会い

「ありがとう」という言葉の持つ

本当の意味に氣づかされました。

 

 

 

 

漢字で書くと

「有難う」は「有ること難し」

 

 

 

つまり、

「滅多にないこと」

「稀有なこと」という意味です。

 

 

 

 

今、

この暁の朝に、

 

私が

この「ぼくらの合氣道 道場長の一日一心」

というブログを書いていること自体が、

 

まさに「有ること難し」なのです。

 

 

 

この「滅多にないこと」

毎朝、続けられるのは、

 

他でもない、

" 今朝も目覚めることができたから " なのです。

 

 

 

したがって、

「生きていられること」

そのものが、「有難う」なのですね。

 

 

 

 

 

" 不利益さえも「ありがとう」に変える実践 " 

 

 

 

 

 

そう考えると、

当時の友人の言葉が

いかに表面的なものだったか痛感します。

 

 

 

たとえ、

自分にとってありがたくないこと、

不利益なことが起こったとしても、

 

それもまた「有ることが難し」

すなわち「ありがとう」になるのです。

 

 

 

 

どなたかの著書で

読んだ記憶がありますが、

 

 

「交通事故にあっても、その瞬間に " ありがとう " と言う」。

 

 

 

 

これを初めて読んだ時は、

ほんと驚きましたが、

今ではその真意が理解できます。

 

 

 

 

腹が立ったら「ありがとう」。

 

 

 

最近、不肖私、これを実践しています。

 

 

 

この言葉を心で強く思った途端、

不思議とそれ以上、

怒りが込み上げてこないのです。

 

 

 

「ありがとう」は、まさに魔法の言葉。

 

 

自分の心だけでなく、

周囲をも明るくする力を持っています。

 

 

 

 

 

"「ありがとう」を習慣にすることの力 "

 

 

 

 

私たちの日常には、

意識すれば「感謝」できることで

溢れています。

 

 

 

 

* 目覚めることができた朝に「ありがとう」。

 

* 食事ができることに「ありがとう」。

 

* 健康であることに「ありがとう」。

 

* 病や怪我に「ありがとう」。

 

* 不利益なことに「ありがとう」。

 

* 財布を落として「ありがとう」。

 

* 腹が立ったら「ありがとう」。

 

* 悲しみに「ありがとう」。

 

* 家族や友人がいることに「ありがとう」。

 

* そして、合氣道の稽古ができることに「ありがとう」。

 

 

 

 

些細なことにも

感謝の氣持ちを持つことで、

心の持ちようは大きく変わります。

 

 

 

そして、

不利益な出来事に対しても

「有難う」の心で向き合うことで、

 

 

その不利益が

"「それ以上の不利益」にならなくなる " のです。

 

 

そして、

新たな " 氣づき " や " 成長の機会 " と

捉えることができるようになるのです。

 

 

 

 

皆さんも、

今日から「ありがとう」

この " 魔法の言葉 "

口癖にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

素敵な週末をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝