2025-06-24 03:31:00

" 子どもたちの伸びしろは「聞く耳」から "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

夏至【げし】初候

 

七十二候

第二十八候  乃東枯【なつかれくさかるる】

二十四節氣は「芒種」から「夏至」へと移りました。

「乃東枯」は6月21日~25日ころにあたります。

 

乃東は「夏枯草」とも呼ばれる「ウツボグサ」の別名。

 

他の植物が夏の日差しを浴びて青々と生い茂る中で、

ウツボグサは冬至の頃に芽を出し夏至に花穂を枯らす姿が、

昔の人々の目に留まり、七十二候の一つとして選ばれたのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

今日の道場長の一日一心

 

『 こども たち の のびしろ は「き く みみ」から 』

 

 

 

 

" 成長の兆し、心構えが未来を拓く "

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場には、

最近、目覚ましい成長を遂げている

" 中学生 " や " 高校生 " が多くいます。

 

 

 

彼らの中には、

" 小学生低学年 " から、

 

いや、もっと幼い " 年中 " から

道場に通い始めた子も少なくありません。

 

 

 

この子たちに加え、

道場に通い始めて二、三年、

 

また、

数ヶ月にも関わらず、

著しく成長している小学生もいます。

 

 

 

師として、

これほど喜ばしいことはありません。

 

 

 

 

" 小さな差、大きな未来。

成長を分ける「心の姿勢」 " 

 

 

 

しかし、

同じくらいの年齢から

合氣道を始めた子どもたちの間に、

 

少しずつですが、

「明確な差」が見られるようになってきました。

 

 

 

それは、「話の聞き方」です。

 

 

 

その「心の姿勢」に違いが現れるのです。

 

 

 

 

私が同じ話をしても、

いつも " 初めて聞く " かのように、

 

「謙虚な姿勢」

真摯に耳を傾ける子どもたちがいます。

 

 

 

彼らは、

たとえ以前に聞いたことのある話でも、

 

そこから

何か「新しい発見」を得ようと集中します。

 

 

 

一方で、

「また同じ話か」とばかりに、

 

" よそ見 " をしたり、

" 上の空 " で聞いている子もいます。

 

 

 

 

このわずかな差は、

現時点では

些細なものに見えるかもしれません。

 

 

 

しかし、

この「心の姿勢」の違いは、

 

これからの彼らの " 成長 " に、

 

そして人生において、

" 大きな差 " となって表れることでしょう。

 

 

 

 

「学ぶ心」「素直さ」

そして、「謙虚さ」といった

内面的な資質が、

 

彼らの未来を拓く

鍵となると私は確信しています。

 

 

 

 

" 合氣道が育む、未来につながる力 " 

 

 

 

 

いつも言っていますが、

 

合氣道は、

単に技を習得するだけではありません。

 

 

 

合氣道琴心館寺崎道場では、

 

礼儀作法、集中力、

 

 

そして何よりも

「心を磨く」ことを重んじています。

 

 

 

道場での時間は、

技の鍛錬だけでなく、

 

「人としての土台を築く場」であるのです。

 

 

 

 

私はこれからも、

子どもたちが技だけでなく、

 

話を " 聞く姿勢 " や、

困難に立ち向かう " 心構え " など、

 

生きていく上で、

本当に大切な力を育んでいけるよう、

 

心を込めて

指導し続けていきたいと思います。

 

 

 

彼らが

それぞれの未来で、

 大きく羽ばたいてくれることを

 

 

鳥たちがさえずり始めた、

曙の空に、魂から願ってやみませぬ。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝